ドールズフロントラジオ 銃器紹介コーナー 作:通りすがる傭兵
そろそろ高レアAR育成しないと枚数が......
「ガンスミスと」
「M1895ナガンの」
「「銃器紹介!」
ガンスミス
「このコーナーは銃についてあんまり詳しくない指揮官殿に銃器を解説する、というテイで銃を紹介、解説していくラジオ番組です」
ナガン
「偏見思い込み勘違い......そこは大目に見てほしいのう。間違いがあれば随時受け付けているのじゃ」
ガンスミス
「性能諸元はWikiを参考にしています」
「「それでは、スタート!」」
ガンスミス
「ジューンブライドとは言ったもんだけど、最近結婚の報告多いよね」
ナガン
「確かにのう。今は戦闘も大規模なものは起きてはおらぬ、落ち着いておるから丁度いい時期なのかもしれんな」
ガンスミス
「しかし結婚かぁ」
ナガン
「お主結構願望はあるのかの?」
ガンスミス
「無いとは言わねえけど......後輩ちゃんと指揮官がいつくっつくやら、の方が今んところ面白いからな。
何ヶ月後に結婚するかで賭けもしてるぞ」
ナガン
「バカなことをするものじゃのう......ちなみに、一番有力なのは何ヶ月後じゃ?」
ガンスミス
「なんだかんだ結婚しないが一番多かった」
ナガン
「......キッカケさえあれば結婚しそうなのじゃがのう」
結婚の報告......S09地区P基地やD08地区基地、D04地区基地など最近結婚ブームが相次いております。
この機会にぜひ結婚式を開くのはいかがですか?
なんと今ならウェディングドレスが1日借りるだけでこのお値段!
式場を貸し切るならなんと「放送ど真ん中で宣伝するなよカリーナ!」
ガンスミス
「今回のゲストはコチラ!」
イングラム
「イングラムです、よろしくお願いしますね......ふふ」
ナガン
「よろしく頼むぞ」
ガンスミス
「あんまり関わりはないけど気軽に接してもらって構わないから。むしろハイテンションでやっていこう!」
イングラム
「わかりました......では、そのように......」
ナガン
「......では性能諸元に入ろうかの」
性能諸元 イングラム ☆3 SMG
口径 9mm/45口径
使用弾薬 9×19mmパラベラム弾/.45ACP弾
装弾数 32発(9mm)/30/40発(.45ACP弾)
採用 アメリカ軍 他
開発経緯 目指せ新世代SMG!
ガンスミス
「この銃の開発は1964年、ゴードン・イングラムという銃器設計者が手がけたサブマシンガンの一つだ。
彼はWW2期間中、M3短機関銃に代わる新しいサブマシンガンを手がけていたそうだ」
ナガン
「その話がM3の回で出なかった時点で察して欲しいがの」
イングラム
「世知辛いものね」
ガンスミス
「とはいえノウハウ自体は蓄積されていたワケだ。
しかしながら彼が発表したこのイングラムM10は彼が手がけた銃とは似ても似つかないものだった」
イングラム
「資料によれば第3世界での販売を目的にしていたそうね。コピー生産なんかも考慮していたということかしらね、賢いこと」
ガンスミス
「その可能性は否定できないな」
M3短機関銃......第55回にて解説した、スーパー省エネSMG。外見からして別のものに思えるが口に出さないように。
第3世界......東西冷戦期において、どちらにも属さなかった新興国の事を指す。
南アメリカやアフリカ、アジア(インドなど)が該当すし、資料によっては中立を取り続けたユーゴスラヴィアもみなす場合があるらしい。
ここから独特の設計の銃が多数誕生している事を考えれば、銃に対する影響も大きかったのだろうか?
イングラムってどんな銃?
ガンスミス
「M3を彷彿とさせるようなプレス加工パーツが多くみられるのが特徴だ。とはいえこっちは箱型だから、外見イメージは大きく異なるけどな」
イングラム
「作動方式は単純なオープンボルト。機関部パーツも簡略化してあるから、生産性は高いの」
ナガン
「他に特徴的なのは小ささかの、全長は27センチと小型じゃ。スコーピオンと似たような感じじゃの」
ガンスミス
「まあ比較対象としては当然だな」
イングラム
「ですが設計思想は大きく異なってるんですよ......?
あちらは小口径化による安定性により、弾丸を集めて目標を殺す。私は大口径を短時間でばら撒き切ることで目標を殺す。
ワンマガジン打ち切るのに2秒とかかりませんもの、ああ、たまらないですねぇ」
ガンスミス
「他にはM3短機関銃のマガジンと互換性があったりと小技も併せ持ってるのが特徴といえばそうだな。
これは軍への売り込みを兼ねた仕様だろう、実際、少数とはいえ軍で運用されてるしな」
ナガン
「ふうむ、資料によればサプレッサーの取り付けが可能とあるが?」
イングラム
「小型軽量なこの銃、暗殺や潜入業務には最適だとは思いません?
特殊部隊の運用時のことを考え、専用サプレッサーの開発が行われたのです。
ベトナム戦争では試験運用されていた資料がありますね......どうだったのでしょう?」
ガンスミス
「他には競技用に『MP5レベルに精度を高める追加パーツ』なんてものがあったり。
まあデリケードだから戦場では使えんがな」
MP5......第42回にて解説。驚異の高精度を誇るSMGの皮を被った何か。 筋肉は正義だぜ!
まとめ
ガンスミス
「一時期は競合相手がいなかったとはいえ世界中から引っ張りだこだった銃だったりする。現在では高性能なMP5に取って代わられたが、このオンリーワンな性能に愛好家も多かったみたいだな」
ナガン
「作った会社が早々に倒産したのには驚きじゃが、現在でも生産が続けられておる以上、印象深い活躍だったということなのかのう?」
イングラム
「映画の中の話ですけどね......現実で活躍したいわあ」
ナガン
「よく言う、うちの基地の切り込み隊の1人はお前じゃ、頼りにしとるぞ」
イングラム
「あら、ありがとう」
ガンスミス
「というわけでまた次回、さらば!」
映画......ジョン・ウェイン主演『マックQ』
劇中での本銃の活躍が知名度を大きく広めたといっても過言ではない。
また主演のジョン・ウェインは西部劇に多く出演していた名俳優である。興味があれば是非に。
あとがたり
ガンスミス
「......といっても特にないんだけどな。ん、電話か? もしもし」
プログラマー
『聞いてよ聞いてよー、暇だったからIoP傘下企業のやばいデータベースの情報引っこ抜いて遊んでたんだけどさー』
ガンスミス
「またアホな事を......それで?」
プログラマー
『電子戦特化型戦術人形、欲しくない?
ちょうど後輩ちゃんあたりが欲しがると思うから、チョッチ話通しといてねん。
今なら格安で作ってあげるよー、んじゃ!』
ガンスミス
「電子戦特化型戦術人形......? 話くらいは通しといてやるか。
......ただ、やばいデータベースから引っ張ってきたって、お前なぁ......確実に厄ネタじゃないかよ」
イングラムちゃんキャラ掴めへん......ごめんよ。
あと今回で実装済キャラのリクエストは全て終わったはずです。
あとは未実装銃どうしたものか......
というわけでリクエストは再開しますが、なるだけ実装してる銃をおなしゃす。
追記)
忘れてただけでリクエスト結構あったわ。まあいっか
次の番外編のネタ(仮)
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後輩ちゃんと元指揮官の馴れ初め
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しぶとく生きてた死神さん家の娘
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料理下手を克服したいガンスミス
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そんなことよりさっさと解説しろ作者ァ!