ドールズフロントラジオ 銃器紹介コーナー 作:通りすがる傭兵
お久しぶりですね
「ガンスミスと」
「M1895ナガンの」
「「銃器紹介!」
ガンスミス
「このコーナーは銃についてあんまり詳しくない指揮官殿に銃器を解説する、というテイで銃を紹介、解説していくラジオ番組です」
ナガン
「偏見思い込み勘違い......そこは大目に見てほしいのう。間違いがあれば随時感想欄などにて受け付けているのじゃ」
ガンスミス
「性能諸元は主にWikiを参考にしています」
「「それでは、スタート!」」
ガンスミス
「いやはや久しぶりですね」
ナガン
「本当にその通りじゃ。戦線も膠着状態が続きそうじゃし、嫌になる程訓練日和じゃ」
ガンスミス
「そんなわけで新兵ちゃんが忙しくなる前に、リクエストを消化しておかないとね」
ナガン
「ほう、最近配属された面子にリクエストか......一体どいつじゃ?」
ガンスミス
「ドイツじゃなくてアメリカなんだなぁ......ではどうぞ!」
パイソン
「あんたが私の新しい『獲物』か?
ふふっ、冗談だ、気にしないでくれ。コルト・パイソンだ。よろしく頼む」
ガンスミス
「こちらこそよろしく」
ナガン
「ほーう
ガンスミス
「訓練話は後にしてくれ。
というわけで今回はコルト社製リボルバーパイソンがゲストだ。では性能諸元にいきましょう」
パイソン ☆5 HG
口径 .357口径(約9mm)
使用弾薬 .357マグナム弾/.38スペシャル弾
装弾数 6発
採用 民間
開発経緯 ダークヒーローの懐刀
ガンスミス
「この銃の開発は1950年代、戦争も終わってちょうど世界経済が回り出した頃。コルト社のセールスマンが射撃競技会に顔を出したのが始まりと言われているな」
パイソン
「そこで素晴らしい『カスタムリボルバー』を見た。記録にはそう残っているが写真はない」
ガンスミス
「それを踏まえて、射撃競技向けの高級リボルバーとして開発がスタートしたわけ。ここで拘られたのは精度。
パーツ単位から職人が拘って製作、一丁一丁を丁寧に調整仕上げることによって素晴らしい外観と精度を手に入れたんだ。
価格はそれに応じて高く、高級車になぞらえられることもある。それだけ美しく高級だったわけだ」
パイソン
「私の名前の由来はニシキヘビの英語名。その名に恥じぬよう獲物の喉元を喰いちぎるような、華々しい戦果を期待してくれたまえ、
ナガン
「ほーう、面白いことを言う......」
ガンスミス
「はーい喧嘩しない。次がメインなんだから気合を入れなおしてほらほら」
パイソンってどんな銃?
ガンスミス
「特徴的なのはそのフレーム強度だ。9mm口径弾の中で威力上位に位置する.357マグナム弾を発射するにはそれ相応の強度が必要になる。
9mmリボルバーの中では大型規格のフレームを用いてていることがその証左だ。警察官御用達のポリススペシャルのものより2ランク高い規格を使っているわけだ。その分重量はあるけど」
パイソン
「他には、この上部放熱板。これは銃身加熱により生じる陽炎を抑え正確な射撃を可能にするとして付けられたが、実のところ効果があるかはわからない。
スコープマウントとしては役に立つが、よくわからん」
ガンスミス
「やっぱり人形てのはロマンがわからないのかねー?
んなもんかっこいいからに決まってるだろ」
ナガン
「たまに馬鹿をやるのが人間という生き物じゃ。もし獲物にとるなら頭の片隅に入れておけ」
ガンスミス
「余談だが、コルト社のライバルS&W社のリボルバー機構の方が完成度が高く不評だった、しかし銃身周りの精度は先述した通りのトップクラス。
ということで、同じ.357マグナム弾を用いるS&W M19のフレームとパイソンの銃身を組み合わせた通称『スマイルソン』『スモルト』と呼ばれたカスタムモデルが製作されたこともあるんだ」
銀幕のスターとして
ガンスミス
「しかしこのパイソン、どっちかと言えば映画やドラマで聞いたことがあるリスナーも多いと思う。
見た目の素晴らしさと.357マグナム弾を使う派手さから好まれたんだろうな。
パイソンといえば当然あの作品なんだが知ってるかい?」
パイソン
「知っているさ。『シティーハンター』だろう?」
ガンスミス
「知ってるとは驚きだ。他には『ダーティハリー』。日本では『西部警察』『あぶない刑事』といった警察組織が登場する作品で多くの登場人物が携帯しているんだな」
パイソン
「あの作品はハードボイルドがなんたるかを教えてくれたものだ。作品での俳優の名演は素晴らしいものだった」
ガンスミス
「......あれ、アニメじゃなくて?」
パイソン
「いや、実写の映画だったが」
ナガン
「......それ本当に同じ作品かの?」
シティーハンター......北条司による漫画/アニメ作品。
殺し、ボディーガード探偵などを請け負うスイーパー『シティーハンター』冴羽 撩の活躍を描く作品。
世界5000万部を売り上げる人気作であり、19年に実写映画も製作され大ヒットした。
まとめ
ガンスミス
「と、いうわけで如何だったでしょうか。一部では知名度も高いこの銃の魅力は、多分これだけでは伝わらないかと思います。もし機会があればパイソンが活躍する戦場を見て、生で魅力を実感するべきだと思いますね!」
パイソン
「指揮官、あんたは『獲物』を用意してくれるだけでいい。この私の牙がそいつを食い破ってみせるさ」
ナガン
「獲物に迫るにはひとりでは難しい事もある、時には仲間と協力する事も胸に刻めよ若人。
と、いうわけで久しぶりの銃器紹介、如何だったじゃろうか。ちとブランクを感じるような内容ではあったが......これからもよろしく頼むぞ」
ガンスミス
「と、いうわけでまた次回!」
今回はリハビリも兼ねてあっさり目。しばらくキャラや言い回しを思い出すのに苦労しますね