ぐらんぶるwith比企谷八幡   作:元サッカー部

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どうも、元サッカー部です。
頑張って昨日に続き書いてみました。
いつもと違って後半だいぶ原作改変しています。
それでは11話です。お楽しみください。


やはり私が比企谷くんとバディを組むのは間違っているby千紗

side伊織

ピピピピピ バンッ

伊織「あ…今日って土曜日じゃん。全く静かに寝させてくれよ、今週は色々あって疲れてる上に…」

なぜか俺の部屋でサークルのミーティングが行われているんだからさ

 

時田「それじゃ、俺と寿は新入生の面倒を見るってことで。」

 

横手「俺たちは引き続き新人勧誘だな。」

 

寿「そろそろ解散するか。伊織も起きたみたいだし。」

 

 

side八幡

伊織「だからなんで俺の部屋に集まるんですか。」

 

時田「お前が来るまであの部屋は俺たちの部室扱いだったからな。」

えっ、グランブルーじゃないの?いつもここで全裸で飲んでない?部室そっちって今はじめて聞いたんだけど?

 

寿「今更お前の一存で場所を変えることはできん。」

 

伊織「俺の部屋は俺の一存で自由にしたいところですけどね!」

それは、まぁ、自業自得ってことだろ。

 

奈々華「おはよう、伊織くん。」

 

伊織「おはようございます。」

 

奈々華「今日は服を着てるんだね、偉い偉い。」

 

伊織「大変不本意な誉められ方です。」

 

「そりゃこの一週間を見ればそうなるよな…」

 

千紗「バカが」

 

登志夫「サークル活動か?」

 

時田「ええ、新入生と軽く何かやろうかと。」

 

奈々華「新入生って今年は何人入ったの?」

 

寿「今のところ四人っす。」

 

時田「新入生諸君、今日はよく集まってくれた。」

 

伊織「四人ってこの面子かよ。ってか何で耕平は真面目に参加してるんだ?」

 

耕平「会長から緊急招集が届いたからな。」

 

時田『今日はNoonに声優の水樹カヤちゃんがくるぞ。10時に店集合。』

 

「ウソだろ、そんなの。」

 

伊織「んなモン嘘に決まってるだろ。」

 

耕平「Really!?」

 

時田「うむ、嘘だ。」

 

耕平「……」

 

伊織「おいおい、いくらなんでもこんな嘘に騙されるなよ。」

 

耕平「………!」ボタボタ

 

伊織「え!?マジ泣き!?その年で!?」

 

「水樹カヤってこないだプリキュアの敵のゲストキャラに抜擢されてたな。」

 

伊織「確か紅白にも出た有名人だろ?そんな人が来るわけないだろうが。」

 

登志夫「カヤちゃんは最近特に忙しいみたいだから、当分は来られないだろ。」

 

「というと、よく来てたんですか?」

 

奈々華「ええ、来てたわよ。」

 

耕平「Really !?」

 

奈々華「うん、Really .」

 

登志夫「声優さんとか芸能人もよく来るぞ。」

 

耕平「いや、ウソだ。そう言ってまた騙す気に違いない。」

 

奈々華「あはは、嘘なんて言わないよ。」

 

耕平「証拠がなければ信じられません。」

 

登志夫「彼女のウエットスーツなら向こうにあるぞ。」

 

耕平「ふむ…ウエットスーツですか。ではテイスティング宜しいか?」

 

伊織「すげぇ…躊躇のない変態宣言だ。」ごくり

 

「ついていけん…」

 

時田「まずは味から入るとは、予想外のリアクションだ。」

 

「どんな予想をしてたんですか…」

 

時田「匂いぐらいなら嗅ぎに行きそうだと思ってたんだがな、外れたか。」

 

「そんなの当ててもなんの意味もないですよ…」

 

寿「今年の一年は逸材揃いだ。」

 

伊織「そもそもお前オタクやめたんじゃなかったのか?」

 

耕平「心配いらない。一般人としての普通のテイスティングだ。」グッ

 

伊織「広いなお前の中の一般人カテゴリ。」

 

登志夫「味見云々はともかく、ダイビングやってりゃ会うこともあるさ。」

 

耕平「俺、やる気出てきました。ダイビングの事教えてください!」

 

「なんて現金な奴だ」

 

時田「そういうな。」

 

寿「今日はその為に集まって貰ったんだからな。」

 

千紗「それは私も参加しないといけませんか?」

 

時田「ん~…経験者の千紗ちゃんには必要ないなあ。」

 

千紗「それなら私は不参加で。」

 

登志夫「折角なんだし、千紗も参加しなさい。」

 

千紗「なんで。」

 

登志夫「インストラクターを目指すのなら、初心者の挙動を勉強するのは大事だぞ。それに、先生二人に対して生徒三人というのは、ダイビングをする上でどうかと思うぞ。マンツーマンの指導の方が良いだろう。」

 

千紗「そこまで言うなら…」

 

伊織「俺は見学でいいですか?」

一人だけサボる気か?

 

時田「なんだ、体調不良か?」

 

伊織「いえ、俺、泳げないんですよ。」

 

時田「そうだったのか。」

 

伊織「なので俺の事はほっといて。」

 

時田「そんな事は気にするな。」

 

伊織「いや、気にしますって!」

 

寿「泳げないダイバーだって結構いるんだぞ?」

 

伊織「え?海に潜るのに?」

 

耕平「それ大丈夫なんですか?」

 

時田「泳げるに越した事はないが。」

 

寿「それほど大きな問題ではないな。」

 

時田「じゃあその辺の説明から始めるか。」

 

寿「そうすっか。」

 

 

表に出てから説明が始まった。

伊織「なんで海に入るのに泳げなくても問題ないんですか?」

 

時田「それは水泳とは状況が全く異なるからだ。ダイビングをする時に担ぐタンクだ。耕平、持ってみろ。」

 

耕平「はあ…おっ…」グッ

あまり持ち上がらない。

 

耕平「結構重い。」

 

寿「10㎏以上あるからな。」

 

寿「水中では浮力が働くから、重さはそこまで気にならないが、背中に担ぐとかなり動きづらいぞ。」

 

「クロールは出来そうにないな。」

 

時田「そもそも泳げない人の大部分が苦手なのは息継ぎだ。息継ぎをしなくていいダイビングは勝手が違う。」

 

耕平「なるほど、水泳の技術はほとんど関係ないですね。」

 

寿「まあ、何らかのトラブルが原因でタンクを外して水面を泳ぐ状況もありえなくもないが、そういう時は下手に動かずBCDに空気を入れて、おとなしく救助を待つべきだ。」

 

時田「だから伊織。」

 

寿「泳げないからって遠慮する事はないぞ。」

 

伊織「いや、でも…」

 

時田「やってみる前からそこまで否定するな。」

 

寿「もったいないぞ。」

 

伊織「そういう事なら、ちょっと参加してみます。」

 

 

 

時田「…というわけで、今日はレクリエーションも兼ねた水泳の練習を行う。」

 

伊織「えっ、さっき泳げなくてもいいって言ってたのに?」

 

時田「泳ぎの技術自体はさして重要じゃない。水に慣れておくのが重要なんだ。」

 

寿「そういった意味では水泳は大事だな」

 

八幡・伊織・耕平「「「?」」」

 

時田「んじゃ、さっさと水着になるぞ。」

 

side千紗

伊織たちは時田さんに連れていかれている。

千紗「私も着替えるんですか?」

寿さんにそう聞いてみる。

 

寿「そりゃそうだろ。千紗ちゃんには八を任せるからよろしく頼むな。」

 

千紗「なんで比企谷君なんですか?」

 

寿「伊織はあれだし耕平は会ったばっかだろ。一週間だけども同じ屋根の下で暮らしている奴の方がやり易いだろ。」

 

千紗「それなら分かりました。」

 

side八幡

着替え終わって古手川さん以外は皆プールの中に入っている。

寿「よし、始めるか。八、お前は少しだけ待機な。」

 

「何でですか?」

 

寿「お前の事は千紗ちゃんに任せようと思っているからな。まだ着替え終わってなくて、来てないみたいだからな。」

 

「分かりました。古手川さんが来るまで軽く泳いでみます。」

 

 

side千紗

千紗「……ダイビングの時ならともかくプールで水着ってなんか…」

(しかも比企谷くんを担当するなんて…急に恥ずかしいこと言ってくるし…対応できないよ…)ポッ

千紗「ラッシュガードだけでも着とこっか」

千紗(…仕方ないか、皆も同じ水着姿なんだ…し…?)

男物の水着?

伊織が全裸でプールに浸かっている。お風呂に入っているように。

 

寿「どうだ、伊織?」

 

伊織「うーん、なんとも…」

あっ、こっち気づいた。

 

伊織「いや待て、違うんだ。これは水に慣れる為の訓練なんだ。ですよね先輩?」

 

寿「しかしお前も脱ぐのが好きだよな。」

 

千紗「…変態。」

 

伊織「先輩ィィイ!?」

 

伊織「俺に露出の趣味はない!わかってくれるよな、千紗。」

 

千紗「それで、何をやってるんですか?」

 

寿「伊織を水に慣れさせる特訓中だ。」

 

伊織「なぜ俺の話を聞いてくれないんだ、千紗!!」

 

時田「どんな感じだ?」

 

寿「芳しくないな。」

 

時田「そうか、お前と千紗ちゃんの二人でもダメなのか…」

 

千紗「やめて下さい。あの変態の奇行と私は無関係です。」

 

伊織「俺は変態じゃないのに!」

 

千紗「とりあえず、私はあっちで比企谷くんを見てますんで適当に頑張って下さい。」

 

寿「さ、伊織、続けるぞ。」

 

時田「水の中を楽しむ為に頑張ろうぜ。」

 

伊織「水の中?…いえ、正直もう水の中なんて興味が失せたというか…」

興味が失せた…ね。

 

伊織「どうした、千紗?」

 

千紗「…別に。」

後でお姉ちゃんに頼んでみよう。

それはそうと、比企谷くん、どこだろう?

千紗「あっ。」

いた。ずっと泳いでたのかな?もうちょっと早く着替えた方が良かったよね。ちょっとイタズラしてみよ。

千紗(作戦はこう。あと10メートルくらいまで来たらバレないようにゆっくりと入水。反応を見る。たったこれだけ。)

そろそろかな。

 

千紗(やっぱ4月だしまだ冷たい。比企谷くん、全く気づいてない。えっ、なんで?待って、止まって)ムニュ

 

「なんか、柔らかい。」揉み揉み

 

千紗「ちょっ、ひっ、比企谷くん。」

 

「ん?」

 

side八幡

今起こっていることを簡単に説明しよう。

俺、クロールで泳いでたはずが古手川さんの胸を鷲掴み

古手川さん、俺に胸を鷲掴みされている。

 

「す、すいませんでした!」

俺の声が反響しまくる。

「ごめんなさい、奈々華さんには言わないでください!」

 

千紗「う、ううん。イタズラしようと思った私が悪いし…」テレッ

 

「いや、俺が」

 

千紗「ううん、私が」

 

「いやいや、俺が」

 

千紗「ううん、私が」

がお互い何度か続き、

 

「もうやめよう、何か言うこと聞くからそれで勘弁してくれ。でないと全く先に進まない。」

 

千紗「ならさ、私のこと名前で呼んでくれない?」

 

「えっと、それは…」

 

千紗「ダメ…かな?」うるうる

そんなの反則だろ

「わ、分かった。それじゃあ、よろしく千紗さん。」

 

千紗「さん付けいらないよ。千紗って呼んで。」

 

「わかっにょ、ちしゃ。そろそろ練習しみゃせんか。」

 

千紗「なんかちゃんと言えてないっぽいけど、納得してあげる。練習だけど、さっきクロールで泳いでたよね。体力的には大丈夫?」

 

「ああ、大丈夫だ。」

 

千紗「良かった。それで、泳ぎ方なんだけど、平泳ぎはできる?」

 

「多分、泳ぐだけならできる。」

 

千紗「あおり足っていう泳ぎ方があるんだけど、それがほぼほぼ平泳ぎだからそれの練習しよっか。」

 

「わかった。」

それからしばらく平泳ぎをして今日の練習が終わった。

 




ありがとうございました。
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