ぐらんぶるwith比企谷八幡   作:元サッカー部

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一週間ぐらいで頑張って書きました。
自動車学校に通っているのでこれからも更新が遅れます。(自動車学校が終わると一週間と開けずに学校なのでその後もなかなか更新できない日々が続きます。お許しください。
それでは、十七話目です。お楽しみください。


やはり私がミスコンに出るのは間違っているby千紗

戸塚「ねえ、どこから回る?」

 

「俺は軽く何か食べたいな。」

流石にお好み焼き一枚だけでは少し物足りない。

 

千紗「私はこのジャグリングサークルの演目見てみたいけど……」

 

城廻「時間大丈夫なんですか?」

 

戸塚「結構ギリギリみたいだね……多分途中で抜けないといけないんじゃないかな?」

 

千紗「梓さんに連絡入れれば大丈夫だと思うけど…時間間に合いそうな催しってあるかな?」

 

「この脱出ゲームなんてどうだ?ゲーム自体30分ぐらいだぞ。」

 

戸塚「そんなのあるんだ!面白そうだね!」

 

千紗「それにしよっか。」

 

城廻「それじゃあ、脱出ゲームに向かってレッツゴー!」

 

戸塚「オー!」

 

 

 

脱出ゲーム終了後

戸塚「楽しかったね、八幡!」

 

「そうだな。」

 

城廻「難しかったですね~。」

 

千紗「うん。比企谷君よく謎解けてたよね。」

 

「あれぐらいならなんとかな。あれより難しいと多分無理だと思う。」

 

戸塚「それでもじゅうぶんすごいよ!」

 

「そ、そうか?ありがとな。」

少し照れ臭いが、褒められるのも悪くないな。

 

戸塚「そろそろ何か食べに行こっか?八幡お腹すいてるんだよね?僕もお腹すいちゃったし。」

 

「そうだな。何かいいのはあるか?」

 

城廻「二人はがっつり食べたいんですか?それとも軽食?」

 

「俺はがっつりいきたいですね。戸塚は?」

 

戸塚「僕は軽くでいいかな。」

 

千紗「あっ、サンドイッチとかは?何食べるかで変わると思うし。」

 

「珍しいな。大学祭でサンドイッチ売ってるってのは。」

 

城廻「確かにそうだね。でもいいんじゃない?競争相手がいないなら、そのぶんお客さんを独り占めできますし。」

 

「競争がないと独占状態により値段が吊り上がりますよ?」

 

戸塚「もう、二人とも!今は楽しもうよ!」

 

城廻「そうですね。」

 

「悪い悪い、すまんな。戸塚。」

 

戸塚「いいよ、それより早く行こ!」

 

「おう、そうだな。」

 

 

サンドイッチ屋

店員「いらっしゃい。何にする?色々あるよ。はい、これメニューね。」

 

城廻「たくさんありますねぇ。」

 

千紗「フルーツサンドまである。」

 

戸塚「何にしよう!」

 

「俺はカツサンドだな。戸塚は?」

 

戸塚「じゃあ僕はツナサンド!」

 

店員「カツとツナね。それぞれ三百円ずつね。」

 

千紗「うぅ、どうしよう…」

 

城廻「どうかしたの?千紗ちゃん?」

 

千紗「えっ、あ、いえ。なんでもないです…」

 

城廻「ほんとはフルーツサンド、気になってるんじゃないですか?」

 

千紗「はい、実は……でもあまり入りそうになくて…」

 

店員「はい、カツとツナね!カツ熱いから気を付けてね!」

 

城廻「それなら、店員さ~ん。フルーツサンドくださいな。」

 

店員「はいよ、フルーツ一つ!」

 

千紗「えっ!?」

 

城廻「二つ入りみたいですから。一緒にシェアしましょう。」

 

千紗「いいんですか?」

 

城廻「もちろんだよ~。私も気になってたしね。気にしなくていいよ。」

 

千紗「ありがとうございます。」

 

城廻「いえいえ、どういたしまして。」

 

店員「はい、フルーツね!隣にベンチおいてるからそこで食べな!本来なら食べ歩き推奨なんだけど、クリームが他の客の服に付いちゃ悪いからね。」

 

城廻「ありがとうございます。」

 

 

戸塚「美味しかった!」

 

「そうだな。三百円でもこの出来なら納得だな。」

 

城廻「フルーツサンドも美味しかったね、千紗ちゃん。」

 

千紗「はい、とても美味しかったです。」

 

「そろそろ時間大丈夫か?」

 

千紗「ええっと、うん。そろそろだね。一度テントに戻ってみる。」

 

戸塚「頑張ってね!僕、応援するから!」

 

城廻「頑張ってくださいね。」

 

戸塚「ほら、八幡も。」

 

「あっ、ああ。まあ、その、頑張れ。千紗なら一位取れると思う。」

 

千紗「う、うん。」

?顔が赤くなってるが大丈夫か?

 

「千紗?顔が赤いが大丈夫か?熱でもあるのか?」

といい、手を額に持っていく。するとさらに顔が赤くなっていく。

 

千紗「ひゃっ!だ、大丈夫だからっ!もう行くね!?」

そういい足早に去っていった。

 

「?俺何か悪いことしたか?」

 

戸塚「悪いことってわけじゃないけどね。変わってないね、八幡は。」

 

城廻「女の子は比企谷君が思ってる以上にデリケートなんだから。優しく丁重に接してあげないと。」

 

「俺は普段からそうしてるつもりなんですけど。」

 

戸塚「いやいや。」

 

城廻「さっきのを見ちゃいますとねぇ。」

 

戸塚「そうは見えないよ。千紗ちゃんのことを考えての行動ってのはわかるけどね。」

 

「解せぬ。」

 

戸塚「まあまあ、八幡がしてることは親しい人ならちゃんと理解してくれるさ。」

 

「その理解してくれるまでが長すぎるんだが。」

 

城廻「そうかな?同じサークルの人ならもう理解してくれていると思うよ?少なくとも千紗ちゃんと梓さんは。」

 

戸塚「それに僕たちもいるからね!辛いことがあったら、今度はちゃんと頼ってよ?」

 

城廻「もう生徒会長でも、同じ大学でもないけど、私たちは比企谷君の味方だよ?」

 

「そうすっか。ありがとう、ございます。」

 

戸塚「あっ、八幡。赤くなってる!」

 

城廻「比企谷君も熱があるんですか?測ってあげましょうか?」

 

「だ、大丈夫でしゅ。」

 

戸塚「あはは、焦ったらかむ癖は治ってないんだね。」

 

城廻「ごめんね?比企谷君。」

 

「い、いえ。大丈夫です。」

 

戸塚「先にミスコンやるステージに行こっか。」

 

「そうだな。」

 

 

 

 

 

ステージにて

戸塚「いっぱいお客さんがいるね!」

 

「昼のメインだからな。夜には男コンがあるしな。」

 

城廻「比企谷君は出るんですか?」

 

「不本意ながら。」

 

戸塚「不本意ながらって……でも、八幡も頑張ってね。」

 

「頑張れって言ってもな……賞金目的の不純な動機だぞ?」

 

城廻「動機はなんにせよ、比企谷君には勝ってほしいかな。」

 

「まぁ、できる限りはあがいてみますよ。」

 

戸塚「頑張ってね!あっ、始まるみたいだよ!」

 

司会「それではみなさんお待ちかね!ミスコンを始めたいと思います!それではさっそく、一番の方から、お名前をどうぞ!」

 

女「はい。~~です。」

 

司会「それでは、あなたの特技はなんですか?」

 

女「はーい。さくらんぼの茎を舌で結びまーす。」

マニアックだな。

 

司会「えぇ!そんなこと出来るの?今出来る?」

 

女「もちろんですよ~。ちゃんと準備してますから。」

 

司会「そうですか。それではお願いします!」

 

女「は~い。モグモグモグ……出来ました~!」

 

司会「はやいね!ほんとにできてる?」

 

女「できてますよ~!確認、してくれますか~?」

 

司会「あーほんとだ。ちゃんとできてるね。お客さんにも見せてあげたら?」

 

女「は~い。どうですか~?」

 

客「出来てるよー!」

 

客「可愛いー!」

 

客「エローい!」

 

山本「俺と付き合ってくれー!」

 

野島「やめとけ、山本!」

 

藤原「お前じゃ文不相応だ!」

 

御手洗「そうそう、せめて俺ぐらいじゃないと。」

 

山本「お前ら少しは俺のこと擁護しろや!?」

 

司会「おっーと!まさかの告白だー!お返事の方はいかがいたしましょうか!?」

 

女「ごめんなさい!」

 

司会「フラれたー!」

いや、当然だろ。たぶん同じ学科だか、あいつと付き合ってもいいって言うやつたぶんこの大学にいないぞ。

 

戸塚「あはは、すごいね、いろいろと。」

 

「主に客の反応にだけどな。飛び入り参加ありなら城廻さんも参加したら優勝候補だったんじゃないですか?」

 

城廻「やめてよ~比企谷君。恥ずかしいよ~。」

そういうところが男心を鷲掴みにするんだけど、無意識なんだろうな。

 

司会「それでは、どんどん参りましょう!次の方お名前をどうぞ!?」

 

女「はーい。吉原愛菜でーす。」

 

司会「すごい化粧だね!?どしたの、それ!?」

 

吉原「これぐらい普通ですよ!」

 

司会「そ、そうですか。」

 

客「愛菜ちゃーん!」

 

客「可愛いよー!」

あいつら、笑ってやがる。いい笑いじゃなくて、バカにした笑いで。

 

司会「ありがとうございましたー!では、続きまして、お名前をどうぞ!」

 

千紗「ピーカブーの古手川千紗です。」

 

戸塚「表情固いね。」

 

城廻「千紗ちゃん本人も服装も可愛いんですけど、固すぎますね。」

 

「緊張してんのか?」

 

戸塚「緊張?」

 

城廻「それであそこまでなりますか?」

 

「たぶんですけどね。俺たちが頑張れとか応援するってのも枷になってんのかもしれませんしね。」

 

戸塚「そんな……どうすれば!」

 

「こればっかりはここからじゃどうすることもできないしな。」

 

城廻「そうですね。お声をお掛けしても逆効果になり得ませんから。」

まさしく万事休す。なすすべなし。そう思っていると、千紗の顔が急に不機嫌になった。あれは人前でしていい顔じゃないだろう。

 

戸塚「えっと、八幡……」

 

「いや、あれは俺に聞かれてもだな……」

恐らく後ろでPaBの人たちがなんかしているんだろうけど、それをこの二人に見せるわけにもいけないしな、見てはダメだ。と思っていると、今度は顔が無になり遠くを、まるでゴミを見るような表情だ。司会の人もどうすればいいか相当迷っている。

 

耕平「いっせーのーーせっ!!

 

伊織「どぉりゃああああ!!!

後ろでバカ二人の大声がしたので嫌々後ろを振り向くとなぜか伊織だけが何かを投げ終えたフォームで佇み、他の人たちは今村を含め全員が数歩後ろに下がっていた。

 

司会「おおっとこれは!?」

司会の声に思わず前を向くと、千紗のスカートが何かに持ち上げられるように捲り上がっていた。

 

耕平「よし、良い感じだ!」

 

時田「畳み掛けろ!」

 

伊織「おうっ!」

 

千紗「……っ!!……っ!!」

 

客「うおおおおお!」

 

城廻「これも千紗ちゃんのパフォーマンスなんでしょうか?」

 

戸塚「えっと、城廻先輩?」

 

「流石にそれはないでしょうよ。」

この人天然もここまで来ると呆れを通り越して尊敬するぞ。

 

寿「ナイスコントロールだ、伊織!」

 

時田「やはりこんな事できるのはお前しかいない。」

 

伊織「はははー任せて下さ………い……?」

 

司会「え、えーと、大丈夫でしょうか……?」

 

伊織「……な……なんで皆投げてないんですか!?」

 

時田「お前は悪いヤツだな、伊織。」

 

耕平「小学生みたいな悪戯しやがって。」

 

寿「後で千紗ちゃんに謝れよ?」

 

伊織「キサマらぁあ~~~~っ!!!

 

客「うおおおおおおっ!」

 

司会「ダイビングサークル、ピーカブーの古手川千紗さんでしたーー!!」

 

客「ワアァァァ!アンコール!アンコール!」

 

山本「俺と付き合ってくれーー!!」

 

野島・藤原「しつこい!もう諦めろ!!」

 

戸塚「なんかもう、色々すごかったね。」

 

「あのサークルに入ってることをここまで後悔する日が来ようとは……!」

 

城廻「それじゃあ、戸塚くん。私たちはそろそろ帰りましょうか。」

 

「もう帰るんですか?」

まだ4時ぐらいだ。一般公開終了まで二時間はある。

 

戸塚「本当はもっといて八幡の男コンの応援もしたいんだけどね、お母さんが四時過ぎにはこっちをでなさいっていう条件で今日は来てるから。もう帰らなきゃなんだよね。」

 

城廻「私も同じです。夜遅くに女の子が一人で出歩くなんてって言われてますし、戸塚くんがいなければ来ることさえ出来なかったですし。」

 

「そうなんですか。なら仕方ないですね。」

 

戸塚「直接その場で応援はできないけど、男コンがんばってね!」

 

城廻「応援してますから。」

 

「はい、頑張ってみます。」

 

戸塚「でも、その前に千紗ちゃんが大丈夫かちゃんと見てあげてね?」

 

「あぁ。それは言われなくてもわかってる。」

たぶん飲みの席には来るだろうからそっちで待ってみるか。

 

城廻「それじゃあね、比企谷君。今度は私たちの大学の学園祭にも来てね。」

 

戸塚「そのときは僕たちが案内するから!」

 

「おう、わかった。」

 

城廻「千紗ちゃんにも連れてきてくださいね。またお話ししたいですから。」

 

「はい、だぶん言えば来てくれると思いますから、ちゃんと声は掛けますよ。」

 

戸塚「それじゃあね、八幡!元気でね!」

 

城廻「また今度、比企谷君。」

 

「はい、二人とも、また今度。」

さて、この後の男コン、どうなるのやら。

その前の飲み会で飲みすぎないようにしないとな。




ありがとうございました。
脱出ゲームとサンドイッチは適当に考えました。私自身が脱出ゲーム未体験なので詳しく書くことができず、本当に申し訳ありません。
感想・改善点・誤字報告・番外編案待ってます。
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