感想の如何によっては削除し今作は無かった事としてテニスへ、もしくは作り直す、のどちらかにしようと思います。お許しくださいませ。
それでは22話目です。お楽しみください。
時田「それじゃあ、今日は昨日言った通り、ペアになって軽く潜ろうと思う。」
寿「ペアは事前に決めてあるから今日はそれで潜ってくれ。」
その結果俺は奈々華さんと、千紗は北原とペアになった。
奈々華「それじゃまずは水着に着替えましょうか。」
愛菜「えっ!?」
伊織「あれ?水着なんですか?」
耕平「ウエットスーツは?」
奈々華「愛菜ちゃんが初めてだし、潜る前にちょっと説明とかしようと思って。」
伊織・耕平「なるほど。」
耕平「じゃあ着替えますか。」脱ぎ脱ぎ
時田「そうだな。」脱ぎ脱ぎ
寿「水着を着るのは久々だ。」脱ぎ脱ぎ
伊織「いつもは全裸ですもんね。」脱ぎ脱ぎ
「ちょっとは自重しろよ。」
愛菜「ここで着替えるの!?」
伊織「固い事言うなよ。」
耕平「今更気にする事もあるまい。」
愛菜「そういう問題じゃなくて!」
奈々華・梓「しょ……っと。」脱ぎ脱ぎ
愛菜「ーーーッ!!?二人とも何してるんです!?」
奈々華「え?」
梓「着替えてるんだけど?」
愛菜「人前なのに!?そして外なのに!?古手川さん!何か言ってあげて!」
千紗「皆そういう感覚がマヒしちゃってるから……」
梓「あれ?ちーちゃんはここで着替えないの?前まではこっちで着替えてたのに。」
千紗「その……八幡君と付き合ってから、恥ずかしくなって……」
時田「水着で照れるとは初々しいな。」全裸
寿「全くだな。」全裸
梓「二人とも可愛いねえ。」下着
伊織「先輩方はもうちょい初々しくても良いですけどね。」
愛菜(もういやこの人たち……っ!!)
愛菜「とにかく更衣室で着替えましょう!」
奈々華・梓「え~~」
梓「潜るの久々だよ。」
時田「俺は先月以来だな。」
伊織「寿先輩はどうするんですか?」
寿「そりゃあ潜るに決まってるだろ。全体の監督兼撮影だ。」
耕平「吉原のやつ、やけに時間がかかってるな。」
奈々華「ちーちゃん、念のために見てきてくれる?」
千紗「うん、わかった。」
奈々華「八くんはちょっとこっち来て。」ゴゴゴゴゴゴ
何故だろう。後ろに阿修羅が見える。断りたいけど断ったら命がない気がする。何なら潜ってる最中にも気を抜けない気がする。
「ワカリマシタ。」
外に連れ出されたはいいものの、何も言われることがなくただ時間だけが過ぎていく。こちらからは奈々華さんの纏う雰囲気が恐ろしすぎて話しかけることすらままならない。
奈々華「ねえ、八くん?」
「はっ、はい。」
奈々華「ちーちゃんと付き合ってるのって本当?」ゴゴゴゴゴゴ
「っ!はい、報告が遅くなってしまい、申し訳ありません。奈々華さんのおっしゃる通り、千紗とはお付き合いさせていただいています!」
奈々華「ふーーーん。本当だったんだぁ。」ゴゴゴゴゴゴ
怖い、とにかく怖い。
奈々華「ねぇ八くん、本当に千紗ちゃんと、ずっと一緒にいてくれる?」
怖かった雰囲気がいきなりなくなり、むしろ少し悲しそうな雰囲気に変わる。
「はい、もとよりそのつもりです。」
物理的には当然無理だが、気持ちでは、付き合っていくという意味では別れるつもりは当然ない。別れる前提で告白なんてしないだろう。
奈々華「そっか。正直に言ってくれてありがとね。でもね、八くんには悪いけど、お姉ちゃんとしてはやっぱり心配になるの。千紗ちゃんね、一時期いじめられてた時期があったんだ。」
っ!?千紗が、いじめられていた?
奈々華「千紗ちゃんからは聞いてない?」
「はい、全く。」
聞いてない。そんな雰囲気は全く感じさせていない。
奈々華「八くんも知ってるとは思うけどね、千紗ちゃん不器用だし、周りと比べて趣味も違うからって一人でいることが多かったんだ。高校入って少ししてから、ちーちゃんが告白されるようになって、でも、ちーちゃんは相手の人の事知らないから断る、そんなのが続いて、いじめの標的になったの。私も、梓も、本当に追い込まれるまで気付けなくて、助けを求めたくても、求められない。そんな状況が続いて、二年の時にいじめが、止まって、私たちもそれで終った。そう思ってた。」
「ということは、また……」
正直に言えばあまり聞きたくはない。けど、本人の口からは恐らくこの事は一生聞けないことだろう。
奈々華「うん、2ヶ月ぐらいしてまた、そのいじめが始まったの。止んだときに助けてくれた人がいたらしいんだけど、その子もいじめに加担してた子で、結局学校側が気付くまで私たちはもう卒業してたから、メンタルケアはできても、いじめ自体の解決はできなかった。だから、もし八くんと別れたらって思うと、たぶん千紗ちゃんは今度こそ壊れると思うの。ねぇ八くん、本当に千紗ちゃんと別れないって約束できる!?」
「はい、俺は絶対に千紗と別れないし、他の男に取られるつもりはありません!」
奈々華「そっか、信じて良いんだね?」
「はい。」
梓「お二人さ~ん。そろそろみんな来ると思うからそこら辺にしときなよ~。」
「梓さんっ!」
奈々華「あら、いつから聞いてたの?」
梓「ん~?ついさっきだよ?いや~八くん、かっこよかったね~。」
「……っ!さっきのはみんなに……っ!」
梓「大丈夫、大丈夫。流石に言わないから。これで脅す気もないから、安心して。」
「やめてくださいよ、本当に。」
奈々華「それじゃあ、みんなに合流しましょうか。」
After diving
愛菜「す……っごい楽しかったっ!!」
梓「気に入ってくれたようだね。」
愛菜「ハイッ!」
奈々華「良かった。」
耕平「俺も写真撮ってみたいです。」
時田「耕平はカメラ派か。」
寿「まずは潜るのに慣れてからな。」
千紗「八幡君はどうだった?」
「ああ、楽しかったぞ。奈々華さんも楽しめるように色々見せてくれるように潜ってくれたからな。」
千紗「そう。伊織も、楽しかった。?」
伊織「ああ、勿論だ。」
千紗「そう……良かった。」
伊織「いやーそれにしても流石は奈々華さんの妹だな。」
千紗「何が?」
伊織「後ろから見ていて思ったんだが、尻のラインが見事だった。」
……こいつ殺していいよな?殺気を後ろから感じ振り返ると梓さんは目を閉じて手を合わせ、奈々華さんはぶち殺せと思われるハンドサイン(notダイビング用)を送ってくる。何なら速足で近づいてくる。なんでこれだけ離れてるのに聴きとれたのかは訊いてはいけない。しいて言えば姉妹故になせる業なのだから。とりあえず許可はでたのだ。気兼ねなく
「おい、北原、ちょっと来てもらえるか?千紗は悪いが吉原たちと先に帰っててくれ。」
千紗「うん、よろしく。」
その後北原の姿を見たやつはいなかった。
ごめんなさい。
過去編は奈々華さんの千紗に対する愛情(シスコン)の自己解釈になります。
感想・改善点・誤字報告・番外編案待ってます。