第一話
ゆっくりと慣れ親しんだ坂道を下る
中1としてこの坂を下るのは今日で最後
明日から中2か
もう、一年経ったのかとしみじみと思う
俺は
クラスのなかで妙に目立っている男子だ
彼女?は?
俺にできるわけないじゃん
一応気になっている人はいるけど、ね
気になっているのは、
どんな人かだって?
まあ、楽しみに取っておこうぜ、な?
春休みが来た訳だが、やることがない!
暇なんだよ!
霊華に何かきっかけみたいなものを作って告白することも考えたけどあえてやめておく あえてだからね!?
と、なんやかんやしているうちに入学式の日が来たんだよな
二年生は生徒会に入ってるやつ以外全員休みだったから今日もまったり過ごす
始業式
俺はA組、霊華はB組かよぉマジかー
と、ガッカリしててもしょうがないな
次の行事 宿泊学習までに何かあればいいけどなー
と、思っていたらなんと!霊華と同じ班になれたんだよ!
その後、班ごとに寺社を回る[寺社巡り]のための下調べ活動が始まった
移動手段はまさかのタクシー
うちの学校は太っ腹だなぁ
彼女との会話は寺社巡りについての会話だけ
会話が弾まねぇよぉ
で、会話が弾まないまま宿泊学習当日
一日目は面白いことが無かったから割愛
喋るのめんどいもん
と、メタ展開が多い(という俺の勝手な思い込みだが)この小説だがいよいよ恋の予感が出てくる(語彙力糞という)
二日目は寺社巡り
ひとつ目
「雰囲気凄いな、、、」俺が呟く
そのあと黙々と現地でひたすら見学
いや何か起きないのかよ!
みんな忘れてるかもだけど、タクシーで移動してるんだよね、てことは、近いんだよ!霊華が俺の隣に座ってるんだよ!
で、俺が居眠りしまくって会話が、、、
いや、俺が霊華にいじられまくったんだよ
俺って癒し系キャラとして見られてる?
で、何事もなく最後の善光寺
「これが例の暗い回路か?」俺は同じ班の班長である
「そうみたいだね」裕太はこう答える
で、その暗い回路というのは、、、あれだあれ、善光寺でお馴染みの奴だよ(語彙力)
俺たち四人は一緒に入る、、、が、もう一人の班員の
仕方なく裕太も礼仙と一緒に残ることになった
つまりな、この空間にいるのは二人だけ
俺と霊華だけだ
や っ た ぜ
通路の中に入ってみると、本当に真っ暗!
正直俺も怖かったけど、霊華が、
「零、怖いから手を繋いでよ」と言ってきた
願ったり叶ったりじゃん!と思いつつ離れないように強く手を握る
どれくらい進んだのだろう?
ようやく目当ての錠前(だよな?)にたどり着いた
手を握ったまま、霊華の手を錠前に触れさせる
、、、こんな時間がいつまでも続けばいいのに、、、
そう思いながら