深海棲艦が現れた世界。とある海域でヲ級を主力とする深海棲艦隊が最近確認された鎮守府を攻撃しようとしていた。
勿論鎮守府側も黙ってはない。艦娘を出してきたが出てきたのは軽巡天龍とその二番艦龍田と紳士的なスーツに身を包んだ男であった。
「ーーー」
ヲ級は構わず攻撃隊を出した。しかし、男は両手でフィンガー・スナップ(日本では指パッチン)をすると艦載機が真っ二つになった。
「ーーー!?」
驚くヲ級を他所に男は海上を走り出した。普通の人間には出来ない事である。だが男は海上を走っていた。それもヲ級達に向かって……。
「ーーー!!」
危険を感じたヲ級は駆逐イ級を楯に砲撃をした。しかし、砲弾はまたしても指パッチンで爆発をして駆逐イ級も指パッチンで真っ二つになった。そして男はヲ級の近くまで来ると立ち止まる。
「ほぅ……鎮守府を攻撃しようとしていたのか」
男は瞳孔のない冷たい瞳を持ち、初対面のヲ級でさえもこの男は危険と判断していた。
「手伝ってやろうか?」
男はそう言って指パッチンの構えをした。
「但し、真っ二つだぞ」
パチンとヲ級に指パッチンをしてヲ級を言葉通りの真っ二つにして倒した。
「おい提督!! また一人で深海棲艦を倒すなよ!!」
全てが終わったのを確認した天龍が男に文句を言うが男は一笑する。
「なに、敵が私より弱かっただけだ」
「提督も提督ですよ。でも無茶は駄目ですよ~」
「ふむ、善処しよう」
そして三人は鎮守府に帰還した。
「素晴らしきヒィッツカラルドの艦隊が全滅をさせたか」
「はい、皆さんも無茶はしないで下さいね。特にカワラザキさん」
「フフ、鳳翔に心配されるとは儂も年を取ったものだな」
鎮守府の提督室で二人の人間と一人の艦娘が話していた。
「我等がビッグ・ファイアのために深海棲艦とやらを駆逐せねばな」
「だがこの作戦を言い出したのは孔明だぞ樊瑞」
「分かっておる激動の爺様。暫くは孔明の指示通りに動いておこう。孔明の出方が分からん」
「そうする他あるまいか」
此処の鎮守府はただの鎮守府ではない。BF団(ビッグ・ファイア団)が偽装している鎮守府である。深海棲艦が現れてもBF団は十傑集が倒していたが策士・諸葛亮孔明が艦娘を使用して深海棲艦を倒すと言い出した。十傑集は拒否したがビッグ・ファイアの直属である孔明は「全てはビッグ・ファイア様の御意志である」と押し通した。
結果、十傑集も艦娘を使い深海棲艦を倒す日々を送っている。
「孔明め……何を企んでいる?」
樊瑞の言葉にカワラザキは何も言えなかった。
おまけーね
「次のイベントまで中条長官と呉先生の薄い本を作るわよ!!」
「燃えてきますねメロンさん!! ほら起きなさい巻雲!!」
「巻雲は限界です~」
国際警察機構が入るとあるビルの一室ではそのような言葉が交わされていたと言う。
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マスク・ザ・レッドは川内型三隻だよな。