U.C.0079年
12月24日
ソロモン
その基地の一角のハンガーにいるザクに
乗っているパイロットの名は、
マサキ・サヤマ(22)
彼は元々宇宙攻撃軍におり、ジオン地上軍にくっついて行った後、地上軍が敗退し、その後ソロモン防衛隊に編入された。
つい先程、連邦軍艦隊を察知した為
モビルスーツ内で待機していたのだが……
「なんだ……?」
突如遥か向こうのほうから、太陽の様な光が差し込んできた。
「いや、これ何? ……」
段々と光は強まっていき、地球にいた頃に見た赤道直下の太陽を思い出させるほどの光量となる。
すると
「伍長!! 攻撃だ! 連邦軍のッ! ……」
突如こんな通信が入ったと思ったらすぐに切れてしまった。
「おう!? どうした?! ……畜生……なんだよ……」
手に汗が滲む
本当なら今すぐここから飛び出したいが、待機命令が出ている以上変な行動はできない。
ビッー! ビッー! ビッー!
コンソールから、異常を知らせる警告が鳴り響く、見てみると機体の表面温度が見る見るうちに高くなって行く。
《やっ、ヤバイ!?! ギャアアア! ……》
いきなり隣のハンガーで待機していた僚機からこの様な無線が入り、それが最後になった。
機体が突如何かに押される様に後ろへ下がり始め、後ろで待機していた僚機に激突する。
計器から悲鳴が上がり、機内温度も上昇する。
ボンッ!!!
目の前で爆発が起こった、どうやらマシンガンの弾倉に引火して誘爆したらしい。
凄まじいショックがザクを襲い、マサキは頭をぶつける。
あまりの高熱でザクのカメラが溶け、映像も不鮮明になった映像からは眩い程の、其れこそ目が潰れてしまうほどの光が溢れていた。
マサキはその光に包まれる様に、意識を手放した。
U.C.0079年
12月24日
ジオン公国軍MSパイロット
マサキ・サヤマ伍長(22歳)
ソロモン攻略戦での
ソーラーシステムにより戦死。
◇◆◇◆◇◆◇
P.D.32?
? 月? 日
CGS
「このッ!! クソ! このタイミングでかわすかぁ!!」
赤茶の荒野の中で、二台のモビルワーカーが闘っていた。
◇◆◇
「凄かったな今日の模擬戦、ミカはやっぱりすげぇよ」
「別に? 普通でしょ」
などというたわいの無いやり取りをしていると、なにやら向こうが騒がしい。
オルガは近くにいたビスケットに声をかける。
「なんだ? 何かあったのか?」
「あ…… オルガ、……なんか見たことが無いMSが見つかったんだって」
「はぁ? なんだそりゃ?」
◇◆◇◆
CGSの面々が、不思議そうに眺める先には、焦げ茶色の荒野に横たわるザクの姿があった。
異世界オルガから入って、原作を知らないまま書かないということで、漫画版を買って来ました。