ザクが征く!!鉄血のオルフェンズ   作:イブ_ib

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劇的に短いです。


勇魚取り①

「コーラル司令、捕獲部隊がクーデリアを取り逃がしたと報告が入りました。」

 

「うむ、解った。部隊は速やかに帰投し指示があるまで待機せよと伝えておけ」

 

「はっ」

 

 

(奴らを取り逃がしたか・・・、しかし

セブンスターズの倅どもの顔に泥を塗った以上逃してはくれないだろう。奴らに対して執拗に追いかけていくはずだ。

しかし次に会敵するとなると火星圏内となる可能性は遥かに低い、確実なのは地球降下時で管轄は地球外縁軌道統制統合艦隊。つまり我々火星支部はお役御免となる訳だ・・・)

 

「新江、諜報部隊に連絡して失踪したクランクを捜索する様に命じろ。」

 

「了解しました。」

 

「全く・・・手間をかけさせてくれる・・・」

 

◆◇◆◇◆◇

トドはマサキに猿回しの様に繋がれながら、今回の件について弁明していた。

 

「つまり、今回のオルクスの件は向こう側が勝手に情報をGFに売った訳であり、

トドはむしろ被害者であるというわけであってだ」

 

「そ、そうだ!オルクスの奴らが勝手に裏切ったんだ!酷いやつだろぉ!」

 

「本当なのかマサキ、まさかお前もトドに加担してるわけじゃねぇよな?」

 

「そんなわけない、加担してたらあの時点でオルクスを攻撃する訳がない。」

 

「あ、ああ。それもそうか」

 

シノは納得する。

 

「兎に角だ。裏切るようだったらノーマルスーツ一丁でコイツを宇宙に放り出すつもりだからよ、安心しろ」

 

オルガは目を細めながらトドとマサキを交互に見る。

マサキは信用できるにしても、トドが不安だと思っているのだろう。

 

 

 

「わかった、マサキの事を信じる。トド、お前は当分倉庫番だ。」

 

「そうだぞ、しっかり働けよトド!」

 

「へ、へい。団長・・」

 

オルガとシノに対し、トドは弱々しく答えるのであった。

 

 

◆◇◆◇◆◇

トドを倉庫に押し込んだ後、マサキはビスケットにイサリビを案内してもらっていた。

 

「ここが医務室です。ここに包帯、消毒液があります。」

 

「了解了解・・・それで医師は何処に?」

 

「船医は・・いません」

 

「え、じゃあ戦闘の時どうするんだい。」

 

「CGSの時は一軍の詳しい人がやってたんですが・・・、火星の戦闘で死んでしまって」

 

「医師不在かぁ」

 

◆◇◆◇◆◇◆◇

 

ヴゥーー!!!ヴゥーー!!!

 

 

ビスケットの案内が終わった後、マサキはザクの補修作業をしていた。

 

「敵か?! 雪之丞さん!ちょっと艦橋にいってくる!」

 

「おう! って、おい!工具投げんな!」

 

◆◇◆

 

「団長、どうしたって・・っておうっ?!」

 

「やい!オレの船を乗っ取りやがって!

オルガ!オルガを出せ!!」

 

 

「マッ、マルバ社長?!!?」

 

マサキが艦橋に来て真っ先に目に飛び込んできたのは、GF襲撃時に財産を持って真っ先に逃げたCGS社長。マルバ・アーケイであった。

 

 

 

 

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