ザクが征く!!鉄血のオルフェンズ   作:イブ_ib

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かなり間が空いてしまいました。


敵の襲撃部隊を叩け!

「来やがった!」

 

 

マサキの目の前には3機のグレイズが現れる。

 

 

 

「・・・ここにMSがあるなんて情報は無かったのに・・!」

 

 

「だが向こうは1機、此方は3機!数においては此方が優勢!奴は私が仕留める、クランク、アインは支援しろ!」

 

「オーリス!迂闊な真似はよせ!」

 

「黙ってて貰おう、指揮官は私だ!」

 

クランクはグレイズ3機で囲みながら接近して攻撃する方法を進言するも、隊長のオーリスは自分一人で格闘戦を挑むと言って聞かなかった。

 

 

「これでも!喰らえぇ!!」

 

バトルアックスを構えたオーリス機は、バーニア全開でザクに向かう。

 

 

「正面からくるか!」

 

マサキは前方のMSに向けて、マシンガンをぶち込んだ。

 

 

◇◆◇◆◇

 

タタタタ!! タタタタタタ!

 

 

撃ち出された弾は全てグレイズに当たるが、被害を与えられている様子が無い。

 

「嘘だろ?!MS用弾だぞ?!」

 

 

「フゥーーハァハァハァハァ!!!!」

 

 

なおもグレイズは斧を構え、此方に接近してくる

 

 

 

「チッ! じゃあこいつでどうだ!!」

 

マサキはザクマシンガンを投げ捨て、

ヒートホークを構える。

 

 

 

「フゥハハハハ!!!これでも喰らえぇ!!」」

 

 

オーリスはバトルアックスを振り上げ、ザクに飛びかかった。

 

 

「り"ゃあああああーー!!!」

 

 

「何?!!」

 

 

振り下ろされたバトルアックスをヒートホークで真ん中をバッサリと斬り落とす。

 

そのままヒートホークを振り下ろすと

ショルダータックルの構えを取る、そしてバーニアを吹かし体当たりをかました。

 

ザクは凡そ60t、一方グレイズは30t

それらがお互い全速力でぶつかったらどうなるだろうか?

 

 

「う!うあっ!! コックピットが!!」

 

正面モニターが割れ、ひしゃげた操縦部がオーリスの脚を挟み、腹部を圧迫する。

 

 

「・・ガハッ! クソ、 クランク!アイン!助けてくれ!!」

 

 

「アイン! お前はそっちから奴を押さえ込め!」

 

「はっ!はい!」

 

 

グレイズの上に馬乗りになっているザクに、クランクはバトルアックスを構えて接近しようとするが・・・

 

 

「往生際が悪い!!」

 

マサキはヒートホークを再び構え、コックピット部分に押し当てる。

 

 

「オッ!オーリス隊長!!」

 

アインの悲痛な叫びが響く。

 

 

ナノラミネートアーマーのお陰なのか、派手に火花がバチバチとなっていたが暫くしてヒートホークはコックピットを貫いた。

 

 

「な・・・!オーリス!!」

 

 

クランクは絶句し、アインは・・・

 

「き・・・貴様あぁぁ!!!

よくも隊長をおぉぉぉ!!!」

 

 

アインは逆上してしまい、後先考えずに

ザクに突っ込んでいく。

 

 

「待て!アイン! 」

 

クランクの制止も最早彼の耳には届いてなかった。

 

◇◆◇◆◇◆

 

「もう来やがったか!」

 

マサキは再度ヒートホークを構えていると・・・

 

 

近くの地面に埋まっていた格納庫のハッチから砂塵を巻き上げて、1機のMSが飛び出して来た。

 

 

「アイン!退がれ!!」

 

「うわっ!!」

 

飛び出してきたバルバトスはメイスでアインを殴ろうとしたが、間一髪のところで避けられてしまう。

 

 

「マサキ、おまたせ」

 

「うい! それじゃあ行きますか!」

 

 

◆◇◆◇◆◇

 

「不味いな、2対2になってしまった」

 

クランクが渋い表情でモニターを見る。

 

 

「アイン! ここは一旦引くぞ、撤退するMW隊を援護しろ!」

 

 

「分かりました!」

 

アイン達は後退していくが・・・

 

 

「・・・逃すか!」

 

バルバトスはスラスターを吹かして

アインに向かう。

 

「くそっ!このヤロッ!!」

 

 

アインはバルバトスに向けてライフルを撃つも、滑らかな動きでバルバトスは弾をかわす。

 

「なんという反応速度だ・・!」

 

 

アインはバトルアックスに持ち替え、白兵戦に挑むも、バルバトスのメイスにより手首ごと壊されてしまう。

 

 

「アイン! うぉ!!」

 

クランクのグレイズが強い衝撃で揺れる。

 

 

「どこを見てる!?お前の相手は俺だ!」

 

前方にはMSが斧を構えてこちらに向かってきているが、何故かバーニアを使わずに足を使って歩いてきているため遅い。

 

 

「くっ!!」

 

アックスを構え、クランクはバルバトスを襲う。

 

 

「あっ!待てコラ!」

 

そうしている間にもクランクのグレイズはバーニアを吹かし、バルバトスに迫っていった。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆

 

「これでアイツの武器を・・・!」

 

バルバトスがグレイズの、バトルアックスを手首ごとぶち壊した時に巻き上がった粉塵に紛れて、クランクのグレイズが

突撃し体当たりをぶちかました。

 

 

《どこから持ってきたが知らんが、ヘンテコリンなMSと旧型のMSでこのギャラルホルンのグレイズの相手が出来るとでも!?》

 

 

グレイズとバルバトスの鍔迫り合いにより接触回線となり、お互いの通信が筒抜けとなる。

 

 

《でも、そのヘンテコリンな奴に一人殺されたみたいだけど?》

 

ミカがそう喋った瞬間、クランクの顔が強張る。

 

 

《そっ!その声・・・貴様、もしかして・・子供か・・・?》

 

《そうだよ・・・、あんたらが殺しまくったのも・・・》

 

そう言うと、バルバトスは踏ん張りグレイズを押していく。

 

《なっ!押し負ける!!》

 

《これから あんたを殺すのも・・・!!》

 

 

◆◇◆◇◆◇

 

その頃 マサキは・・・

 

「待ってろー三日月ーすぐいくぞー!!」

 

先ほどの戦闘で投げたマシンガンを回収して、三日月の元へ向かっていた。

 

◇◆◇◆◇

 

更にグレイズを押し、バルバトスに倒されそうになる。

その時であった。

 

《クランク二尉!!》

 

バルバトスのコンソールから警報が鳴ると同時に、三日月はクランクのグレイズから勢いよく離れた、それと同時にバルバトスの目の前に弾が飛んでいく。

 

その後もアインは撃ち続けるも、その全てを躱される。

 

《くっそ!!!》

 

《なんていう反応速度だ!!》

 

 

バルバトスは背を下にして飛んでいたが、突然スラスターの調子がおかしくなった。

 

「スラスターが・・・燃料は、切れてる」

 

バルバトスのモニターにはスラスターの燃料切れを告げる警告が出ていた。

 

そんな時

《三日月ー!!大丈夫かー!》

 

やっとマサキが戦場に到着した。

 

《!!クランク二尉!3時方向から丸い奴がきます!》

 

 

《くそ!来たか!》

 

(厄介な奴が増えた)クランクはそう思った。

 

 

「うぉおおおおお!!死ねぇええ!!!!」

 

ザクマシンガンから対MS用弾が放たれる。

 

《来るぞ!》

 

《ぐぉ!!!》

 

アイン機に襲いかかった弾は先ほどの戦いで、ラミネートアーマーが削れたグレイズにダメージを与える。

 

すると、アインが怯んだ瞬間に三日月が

姿勢を最大まで低くし、アイン機の下に滑り込むようにして迫り、メイスでグレイズの顎をついた。

 

 

頭が吹き飛んだグレイズを見てクランクは即座に撤退を判断する。

 

そう判断するや否や、スラスターを全開にしてアイン機を抱きかかえるようにして全速力で戦域を離脱する。

 

 

マサキは滑るように逃げていく二機を見ながら深追いする事もないと、それを眺めていた。

 

 

《いっちまったな》

 

《・・・だ・・、》

 

《ん?どした?》

 

《まだだ・・・》

 

《おい? 深追いは・・・》

 

《まだっ・・・ぐっ・・・》

 

そこで三日月は鼻血を出して気絶してしまった。

 

 

 

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