ザクが征く!!鉄血のオルフェンズ   作:イブ_ib

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大体五ヶ月程空きました。

オッゴ作るの楽しす、オッゴ可愛シャス。


CGS乗っ取り大作戦

ギャラルホルン火星軌道基地

 

アーレス

 

 

「指揮官であるオーリス・ステンジャが死亡、三割の兵とグレイズ一機を失い止むを得ず撤退を・・」

 

「そうか、御苦労だった」

 

コーラルは予想しなかった被害にいささか驚いてはいたが、かといって激昂する訳でもなく報告を淡々と聞いていた。

 

 

「しかし、ガンダムフレームがあんなところにあったとはな・・・」

 

 

コーラル・コンラッド

今でこそノブリス等の商人から賄賂ズブズブで正に汚れたギャラルホルンの象徴とも言えるような人物だが、伊達に叩き上げで火星支部の支部長になっておらず、かつて厄祭戦の事について書かれている書物を穴が開くほど読んでいた。

 

 

「・・・支部長、そのガンダムフレームに乗っていたのは・・・子供でした」

 

 

「厄祭戦の頃は兎も角、いま圏外圏で施術している阿頼耶識は子供にしか定着しないからな、ガンダムに子供を乗せるのも納得がいく・・・それよりもクランク、この緑色のMSは何だ?」

 

コーラルはタブレットに映る謎のMSの画像を見た。

 

「それが調べてみましたが、どのデータにも一致しませんでした。」

 

 

「民兵組織が独自に作ったとは考えにくいな、ギャラルホルン以外でMSを作れるのはテイワズぐらいなものだが・・」

 

 

コーラル、クランク共に頭を捻るが、それらしい答えは出て来なかった。

 

 

「兎も角、襲撃作戦を再度計画を一から練り直す必要が出て来た。

次の指揮はクランク、お前にやって貰う」

 

それを聞き、クランクは顔を強張らせる。

 

 

「なっ!先程言ったではないですか!

子供が戦っているのです。私が指揮すれば部下に子供を殺す様に命令することになります、それは出来ません」

 

クランクは迷いなく言い放つ。

 

「クランク、貴様はギャラルホルンに入って死ぬ事など無いと思った事はあるか?」

 

「そんなことはありません、軍人である以上 死と隣り合わせですから」

 

「彼等も民兵組織にいる以上その気持ちでいるのではないか?」

 

「・・・・・」

 

「わかったなら戻れ、命令は直に出す」

 

そう言って通信モニターが切られた。

 

◇◆◇◆◇◆

火星

CGS

 

逃げた1軍の内、ハエダらが帰ってきた。社長であるマルバはそのまま逃走し、現在ハエダらが暫定的にCGSのトップとなっていた。

 

オルガ達は、MW駐車場に集まってこれからの事を話していた。

 

「俺たちがCGSを?!」

 

「お前も前に言ってたろうが、ユージン。此処を乗っ取ってやるってよ。」

 

「そんな事は言ったけどよ!この状況でか?!参番組の奴らだって何人も死んでる」

 

「この状況だからだ、今トップにある1軍がこの会社をマトモに回せると思うか?このままじゃ奴らは確実に危険なヤマに手を出す。そうなりゃ俺らは確実に殺されるぞ。」

 

 

「かと言って、此処を出るにしても仕事なんてないし・・・」

 

ビスケットが悩んだ様子で言う。

彼の家は農場を営んでいるが、育てているバイオエタノール燃料用のデントコーンは二束三文で買い叩かれ、ビスケットの仕送りでなんとかなっているのが現状だ。

とてもでは無いがビスケットが農場で働いた所で事態は好転しない。

 

 

「選択肢はねぇって事か・・・と、マサキについては何か考えがあるのか?」

 

「あぁ、あのMSか・・」

 

マサキは確かに会社の書類上では1軍となっている。

しかし、いつも訓練以外の時も参番組の所にいたり、先日の襲撃の時も自ら出撃して参番組を守った。

 

オルガはマサキが1軍側に付く可能性は限りなくゼロに近いと考えている。

が、もし1軍の味方についた場合とても厄介な事になる。

 

「あ、いたいた」

 

そんな時タイミングよくマサキが現れる。

 

「今外の片付けが終わったんだけど・・・、どうした?揃いも揃って怖い顔して?」

 

「い、いやぁ、何でもないですよ」

 

そうは言うが、昔見た暁の蜂起の写真の士官学校生の目つきにそっくりだ。

 

「・・ハハァーン、クーデターでも起こす気か?」

 

マサキは半ば冗談めいた口調で聞くと、どうやら図星だったようで、皆の目が泳ぎ始める。

 

「・・・マジ?」

 

「マサキは1軍の奴らの事・・・どう思ってるんだ?」

 

オルガはマサキの目を見て問う。

 

(ヤバイ、返答次第では死ぬ奴だ)

 

しかし、オデッサの撤退戦を経験したマサキにとって、それぐらいでは冷静さを欠くことは無かった。

 

 

「1軍には思う所はある。

というか、実はこれからアイツらをどうにかしてやろうと考えていた」

 

そういうと、マサキはピストルを見せる。

 

敵前逃亡は銃殺刑あるのみだ。

 

◆◇◆◇◆

 

現在オルガ達は眠った1軍のいる倉庫の前にいる。

 

「そろそろ起きる頃だろ。よし、いくぞ。」

 

ピストルを持つ三日月とオルガ達は部屋に入る。

 

◇◆

 

「ん、あぁ?なんなんだコレは?」

 

ハエダが目覚めると自分は手足を拘束され、床に寝ていた。

 

他の1軍の奴等も似たような感じだ。

 

自分はついさっきまでベットの上で飯を食っていたはず、なのに何故・・・?

 

困惑しっぱなしの1軍であったが、その時入口のドアが開いた。

 

「おはようございます、薬入りの飯の味は如何でしたか?」

 

其処には参番隊のガキどもと、マサキが立っていた。

 

 

「薬だぁ?!」

 

「ガキどもなんの真似だ!?それにマサキ!テメェもなんで其処にいやがる!」

 

「はっきりさせたいんすよ、ここの1番が誰なのかをね。」

 

 

「それに、あんたら逃げたよな、仲間置いて、敵前逃亡したらどうなるか知ってるか?」

 

マサキはそう言うと、拳銃を取り出してハエダに向けて引き金を引く。

 

 

パァン

 

 

「ガァッ!!肩が!」

 

マサキはハエダの肩に向けて撃った、

そしてマサキはハエダの眉間に拳銃を押し付ける。

 

「ここから出て行くか?それともここで死ぬか。」

 

 

「わわわわわかった、わかった!だから銃を下ろせ!」

 

 

ハエダの股間が僅かに濡れているのを見ると、参番組の方から笑い声が聞こえる。

 

「・・・くそッ!」

 

マサキは銃を上げて、オルガにこれから1軍はどうなってもらうか説明してもらおうとしたその時であった。

 

「コイツゥ!!!」

 

ササイがいきなり立ち上がりマサキに体当たりをかました・・・が、手を縛られて立ち上がりにくい体制から立ち上がったばかりの奴の体当たりなどたかが知れている。

 

うっちゃりをかまして倒れた所に、銃弾を3発おみまいする。

 

 

「と、言う事で、これからCGSは俺たちの物になる。

さぁ選べ、俺たち宇宙ネズミの下で働くか、それとも此処から出て行くか?

嫌ならコイツみたいになってもいいぞ」

 

そう言いオルガは部屋の隅でゴミの様に丸まってるササイの亡骸を踏みつける。

 

皆が黙りこんでいる時、1人1軍の方で声をあげた人がいた。

 

 

「あのぉ・・・俺は、出て行く方で・・・」

 

眼鏡をかけた気弱そうな男がCGSから出て行くか旨を告げるが・・、その男に対しビスケットはこう告げる。

 

「あ、確かあなたは会計を担当している

デクスター・キュラスターさんですよね。貴方には残って貰います」

 

「ひえぇえぇえええぇぇえええッ!」

 

余りにも情けない叫び声が火星の大地に響き渡った。

 

 

 

 

 

 

 

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