艦これ×ガンダム ガンダムビルド艦隊これくしょん   作:黒瀬夜明 リベイク

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EP123 快晴への一撃

僅か数秒でゼラクスとディノーバの2機を一刀のもとに倒してしまった深海に、流石の深海雨雲姫も動揺を隠せなかった。

「な、何が起きて―――」

「教えてやるよ深海雨雲姫」

「!?」

 

 

 

その程度の心理攻撃など無意味だ

 

 

 

「な…なんだと」

「さあ、終わらせるぞ」

深海はヴァリアブルライフルをガムルトへ向けると、そのまま引き金を引いた。ヴァリアブルライフルの黄色いビームがガムルトへ向かって飛んだが、ガムルトの右前脚の装甲の表面を少し溶かしただけとなった。しかし、深海はそこで止まらなかった。エクストリームアウェリアスをガムルトへ向けて突貫させたのだ。

「ちょっ!深海提督!?」

「どけ最上!」

最上のデスティニーガンダムリベリオンを強引にどかせた深海はアウェリアスウイングを展開し、ヴァリアブルライフルに取り付けた。そして、暴れ回るガムルトの零距離まで接近すると片手で構えたヴァリアブルライフルを、先程装甲表面が少しだけ溶けた部分へ向けた。そして躊躇うことなく引き金を引いた。装甲の薄くなった部分へアウェリアスウイング装備ヴァリアブルライフルの零距離射撃を受けたガムルトの装甲は耐えられず遂に貫通を許した。ヴァリアブルライフルのビームは右前脚から、左後ろ脚へ向かって貫通したが、既にその場にエクストリームアウェリアスの姿はなくガムルトの上空で再びヴァリアブルライフルの引き金を引いた。そのビームは先程の右前脚から左後ろ脚へ貫通し膨れ上がった背中の装甲へ向かって行き、再び貫通。今度は背中から腹部まで貫通し、ガムルトはその巨躯を大爆発させ爆散した。しかしその時既に、エクストリームアウェリアスの姿はガムルトの上空にはなかった。

「何処に―――」

深海雨雲姫はエクストリームアウェリアスの姿を一瞬のうちに見失ってしまった。直後、GN-XVとパワードジムガーディアンが同時に全ての射撃武装をタツミネに向けて放った。

「まったく!またあいつの手伝いをされるなんて、腹立つわ!手柄寄こしなさいよ!」

「でも、こうすることしか出来ませんよビスマルク姉さま!」

「わかってるわよ!」

GN-XVとパワードジムガーディアンの全射撃武装による一斉射を受けた苦しみにもがくタツミネは、爆炎の中へ消えていった。するとGN-XVはGNビームサーベルを抜くと、ビーム刃を形成させずに空へと放り投げた。

「ほら使いなさいよ!」

「流石だなビスマルク、プリンツ。後は任せろ」

そこへ上空の雲を突き抜け、1機のガンプラが降りてきた。

 

 

エクストリームアウェリアスだ

 

 

エクストリームアウェリアスは地面すれすれの所で一気にGN-XVとパワードジムガーディアンの方向へ方向転換し、GN-XVが放り投げたGNビームサーベルを掴むとそのままビーム刃を出力。その出力を暴発一歩手前まで上げた。エクストリームアウェリアスの握りしめたGNビームサーベルは長く非常に太いビーム刃を形成し、エクストリームアウェリアスはそのGNビームサーベルを大きく振りかぶると、そのまま右上段から一気に振り下ろした。そのビーム刃は爆炎すらも斬り裂いて、タツミネを頭から尻尾の先までを斬った。そして振り切ったと同時にGNビームサーベルを手離したエクストリームアウェリアスはそのまま空中で身を捻りながら飛ぶとヴァリアブルライフルを出力最大でタツミネの上空で薙ぎ払った。GNビームサーベルによる両断と、ヴァリアブルライフルの薙ぎ払いをくらってしまったタツミネはそのまま姿を残すことなく消滅してしまった。エクストリームアウェリアスは、そのまま地面に着地すると上空のファバルクを見据えた。

「あとはお前たち2人の戦いだ」

この間、僅か1分の出来事だった。

 

続く

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