艦これ×ガンダム ガンダムビルド艦隊これくしょん   作:黒瀬夜明 リベイク

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EP125 姉妹を助ける為に

ファバルクを撃破し安堵する時雨と夕立。エンドレインバレットとユニコーンガンダムパーティー・ザ・ナイトメアはゆっくりと地上に降り立った。そこへエクストリームアウェリアスと、GN-XV、パワードジムガーディアン、デスティニーガンダムリベリオンが集合した。

「夜空、大丈夫か?」

「もうエンドレインバレットは駄目だ。戦えないよ」

「わかった。なら撤退するぞ、このままここに居ても何も出来ないからな」

「待ってよお兄ちゃん!電と白雪を置いていくなんて―――」

「電と白雪はもうプラフスキー粒子の範囲外にいる。もう追うことは出来ない」

「え?それってどういう―――」

「とにかく撤退だ。ビスマルクとプリンツ、最上と俺で夕立と夜空を援護しながら撤退するぞ。よし、急ぐぞ」

「わかったわ!アドミラル、大船に乗ったつもりでいなさい!」

「ああ。頼りにしてるぞビスマルク」

そして深海たちは撤退を始めた。

 

一方、大鳳たちネェル・ミネルバより撤退した部隊メンバーは殆どがプラフスキー粒子精製工場の外への避難を完了していた。大鳳たちが撤退を完了してからしばらく経って、加賀や瑞鶴なども撤退を完了した為、明石は瑞鶴たちに掌サイズの「22号水上電探」の形状をした特殊電探を渡していた。

「明石さん、これは?」

「私が提督に頼まれて作った特殊電探です。有機生命体にのみ反応する電波を360度照射して、反応があればこのモニターに光点で表示されます」

そう言って明石は自撮り棒の様な手持ち部分と、先端に円形の画面が取り付けられて物を瑞鶴たちに手渡した。

「これがあれば翔鶴姉ぇを探せるんですね!」

「はい!でも、急いだほうが良いかもしれません。何か、嫌な予感がします」

「わかったわ!陽炎、不知火、急ぐわよ!」

「ええ!」「了解です」

「提督には私から伝えておくから、気を付けてね瑞鶴さん」

「ありがとうございます大鳳さん!行くわよ!」

そう言って瑞鶴と陽炎、不知火は再びプラフスキー粒子精製工場の中へと走っていった。

 

一方の深海たちは大破したエンドレインバレットを抱えたユニコーンガンダムパーティー・ザ・ナイトメアを護衛しながら出口を目指していた。

「夜空、夕立。出口に到着したら、明石から電探を受け取って白露たちを探しに行け」

「え?」

「その為にお前たちはここに居るんだろ?だったら、その心に従え」

「お兄ちゃん……わかった、ありがとう」

「夕立からもお礼を言うっぽい!深海提督さん、ありがとう!」

「気にするな」

(まったく、あんたは誰にでも優しすぎるのよ)

(そう教えてくれた奴が居るからな…お前じゃないけど)

とビスマルクと深海は心の中でそんな会話(?)をしていたのだった。

 

続く

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