艦これ×ガンダム ガンダムビルド艦隊これくしょん   作:黒瀬夜明 リベイク

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EP126 トリニティVIとtheレプリカ

そこでは、赤い閃光と紫の閃光が何度もその光をぶつけ合っていた。紫の閃光から放たれた無数の黄色い光弾が赤い閃光を追いながら飛び、赤い閃光が赤紫の光線でそれを焼き払う。そして再び―――

 

イナヅマガンダム・トリニティVIとガンダムレギュルス・theレプリカが激突する

 

「はああー!!」

「墜ちろぉー!!」

イナヅマガンダム・トリニティVIのアウェリアスサーベルとビームサーベルモードのtheレプリカライフルがぶつかり合う。

「何故なのですか!なんで電たちは分かり合えないのですか!」

「無駄な質問だな電!オレと貴様は対の存在。分かり合うことなど出来ないのだ!」

レギュルスtheレプリカはイナヅマガンダム・トリニティVIを押し返し、すかさずtheレプリカビットを展開。ライフルモードのtheレプリカライフルをイナヅマガンダム・トリニティVIへ向け、theレプリカビットの突撃に合わせて連続射撃をしてきた。しかしイナヅマガンダム・トリニティVIも押し返された直後に方向転換、光の翼を展開しtheレプリカビットから逃げた。しかししばらく行ったところでもう一度方向転換し、レインバレットキャノンとヴェールフェニックスライフルを同時に撃ち返した。レインバレットキャノンのビームに飲み込まれた多数のtheレプリカビットが爆発を起こす中、イナヅマガンダム・トリニティVIのヴェールフェニックスライフルとtheレプリカライフルのビームがいくつもぶつかり合い激しくスパークを起こして爆発を起こす。しかしそれでも、2機が止まることはない。レギュルスtheレプリカはその爆発の中へと自らの身を突っ込ませ、イナヅマガンダム・トリニティVIを追いかける。

「逃げんじゃねぇー!」

レギュルスtheレプリカは右腰からtheレプリカビームサーベルを抜き放ち、theレプリカビットを展開、イナヅマガンダム・トリニティVIへ向けて発射した。

「電は負けないのです!レ級と分かり合えるまでは絶対に!」

再びレインバレットキャノンを発射し、多数のtheレプリカビットを撃ち落とす電。そしてイナヅマガンダム・トリニティVIは背部右側からビーム対艦刀「イナヅマ」を右側へと抜き放って光の翼を展開。theレプリカビットの光弾が舞う中、レギュルスtheレプリカへ向かって行った。

「「はああぁぁぁッー!!!」」

バチィッ!バチィッ!バチィッ!とすれ違いながらぶつかるイナヅマガンダム・トリニティVIとレギュルスtheレプリカ。そして何度かぶつかり合った後、大きく弧を描いて方向転換したイナヅマガンダム・トリニティVIは両手でビーム対艦刀「イナヅマ」を握ると、それを右上段で構え―――同じく弧を描いて戻ってきたレギュルスtheレプリカはtheレプリカビームサーベルとtheレプリカライフルを持ち替え、theレプリカビームサーベルを右上段で構えた。そして2機の剣が同時に振り下ろされて、ぶつかり合う。

「そうだ、それでいい!そうやって自身の力をぶつけろ!それがオレたちの定めなのだからな!」

「電はそんな…そんなこと思ったりしないのです!」

「流石偽物は甘ちゃんだな!オレたちは戦うために生みだされた命。故にこの瞬間が、オレと貴様の存在の証明なんだよ!」

「そんなことはないのです!電は…電は戦うためのだけの人間じゃないのです!」

「いいや違うな!オレたちは戦うことしか出来ないんだよ!そして―――」

レギュルスtheレプリカは再びイナヅマガンダム・トリニティVIを押し返し、直後に胸部中央のクリアパーツ「theレプリカビームバスター」をイナヅマガンダム・トリニティVIへ向けて放った。

「オレは今日、貴様を越えるッ!!

紫色のスパークを纏った赤紫のビームがイナヅマガンダム・トリニティVIへ向かって行く。

「なら電も、全力でレ級を止めるのです!

そして電の左眼が深紅へと変わった。

「行くぞなのです、電!」

「はい!ぷらづまちゃん!」

イナヅマガンダム・トリニティVIは咄嗟にアカツキビームシールドを展開し、theレプリカビームバスターを防いで見せた。そして両肩のビームブーメラン「アーチャーエッジ」を掴むとビーム刃を展開しレギュルスtheレプリカへ向け投擲した。

「くらえなのです!」

両手から投擲されたアーチャーエッジは弧を描いてレギュルスtheレプリカに迫ったがアーチャーエッジへ向けtheレプリカライフルを発射した。

「そんなもの!」

しかし、放たれたビームはアーチャーエッジの基部に命中した瞬間打ち消された。

「なにっ!?」

「ブーメランはよく撃ち落とされるから、対ビームコーティング処理をしたのです!そう簡単には壊せないぞなのです!」

「チッ!」

そして2方向から同時にアーチャーエッジがレギュルスtheレプリカに迫った。しかし、アーチャーエッジの同時攻撃に合わせてイナヅマガンダム・トリニティVIがヴェールフェニックスライフルを撃ちながら迫ってきた。しかしレ級はtheレプリカビットを自機を中心に円を描くように展開。そのtheレプリカビットでヴェールフェニックスライフルの攻撃を防ぐと同時に、theレプリカライフルと尾部のtheレプリカキャノンを左右に向け連続で撃った。その放たれたビームはアーチャーエッジのビーム刃の部分に命中し、その軌道を逸らした。アーチャーエッジは軌道を逸らされてレギュルスtheレプリカに命中することなくイナヅマガンダム・トリニティVIの手元へ戻ってきた。

(あの短時間でアーチャーエッジの軌道を逸らすなんて、流石レ級なのです!)

「沈め!」

続けてtheレプリカビットをイナヅマガンダム・トリニティVIへ向けたレギュルスtheレプリカは、theレプリカライフルを放ちながら左手に握られたtheレプリカビームサーベルを出力し、イナヅマガンダム・トリニティVIへ斬りかかってきた。右手で回収したアーチャーエッジをマウント位置に戻し、左手で回収したアーチャーエッジはそのまま左手で保持したままレインバレットキャノンを発射。theレプリカビットを無数に撃ち抜き、爆炎の中から斬りかかってきたレギュルスtheレプリカのtheレプリカビームサーベルを、アーチャーエッジを正面に掲げて受け止めた。

「裏の人格と力を合わせたとて、オレは止められない!」

「いいや止めてやるのです!ワタシの想いは、電の想いと同じ。ならワタシは、電の想いに応える力になるのです!」

「フンッいいだろう…ならその想いごと踏みつぶして…オレは貴様らを越える!」

「そんなこと、絶対にさせないのです!」

今度はイナヅマガンダム・トリニティVIがレギュルスtheレプリカを押し返した。少し弾き返されたレギュルスtheレプリカに向け、左手で保持していたアーチャーエッジを再度投擲した。しかしレ級は慌てることなくtheレプリカビットを周囲へ展開し、連続のビーム攻撃でアーチャーエッジの破壊を狙ってきた。しかし電は、投擲したアーチャーエッジへ向けヴェールフェニックスライフルを3点バーストで発射した。

「やった!ビームコンフィーズ成功なのです!」

「なんだと!」

アーチャーエッジのビーム刃に命中したヴェールフェニックスライフルのビームはその周囲を薙ぎ払うようにビームの波を生みだし、周囲にいたtheレプリカビットを全て爆散させた。電自身も、初めて試みたビームコンフィーズを成功させたためとても笑顔だった。そしてレ級もまた、驚きを隠せなかった。しかし、レ級は驚きはすれど動揺はしなかった。すぐさま再びtheレプリカビットを射出し、直後にtheレプリカビームバスターを撃ってきた。

「墜ちろぉ!」

回避行動を取るイナヅマガンダム・トリニティVIを追うように照射ビームで薙ぎ払いを行うレギュルスtheレプリカ。だが、このままでは命中させられないと判断したレ級はtheレプリカビームバスターの照射を止め、追撃を開始した。theレプリカビームサーベルを再度出力し、逃げるイナヅマガンダム・トリニティVIを追った。

「逃がす訳ないだろ!」

「させないのです!」

右中段からの払い斬りをアカツキビームシールドで受け流し、レギュルスtheレプリカと入れ違ったイナヅマガンダム・トリニティVI。だが入れ違ったのと同時に、レギュルスtheレプリカは振り返りながらtheレプリカビームサーベルを投擲した。高速で回転しながら迫るtheレプリカビームサーベルに電は左手の「ナイトメアフィオキーナ」を発動させ、手を正面へ勢いよく伸ばした。

「うおぉぉぉー!」

ナイトメアフィオキーナはtheレプリカビームサーベルのビーム刃を捉え、弾き飛ばした。出力されたビーム刃が消失し、宙を舞うtheレプリカビームサーベルのグリップ。だが、電の耳に直後ロックオンアラートが届いた。場所は正面。

「これで終わりにしてやる!」

直後、レギュルスtheレプリカはtheレプリカビームバスターを最大出力で発射した。紫色のスパークを纏った赤紫のビームがイナヅマガンダム・トリニティVIに迫ってきた。

「電、レインバレットキャノンで相殺するのです!」

「了解ぷらづまちゃん!いっけぇー!!」

回避が間に合わないと判断したぷらづまが、電にレインバレットキャノンを発射するように促した。それに応えた電は迷うことなくレインバレットキャノンを発射。2門の砲口から放たれた赤紫のビームは、吸い込まれるようにtheレプリカビームバスターの発射されたビームと激突。高出力ビーム同士の激突は、巨大な衝撃波と電撃の奔流を生み出し2機をその爆風で吹き飛ばした。だがイナヅマガンダム・トリニティVIとレギュルスtheレプリカの2機は、同時に姿勢を安定させ、同時に相手に向かって突撃していった。

 

レギュルスtheレプリカはtheレプリカライフルを連射しながら

 

イナヅマガンダム・トリニティVIは単発でヴェールフェニックスライフルを放ちながら

 

 

 

 

 

電ぁぁぁー!!!

 

 

 

 

 

レ級ぅぅぅー!!!

 

 

 

 

 

2機は同時に剣を抜いた。

 

イナヅマガンダム・トリニティVIはアウェリアスサーベルを

 

レギュルスtheレプリカはtheレプリカライフルビームサーベルモードを

 

 

 

 

 

そして、右上段から互いに繰り出された袈裟斬りがお互いの正面でぶつかり激しいスパークが起こった。2機と2人をその光が照らしだす。

 

 

 

 

 

 

うおおおぉぉぁぁぁー!!!!!

 

 

 

 

 

 

叫ぶ2人。より一層踏み込んでいくイナヅマガンダム・トリニティVIとレギュルスtheレプリカ。スパークはより一層の激しさを増し、剣を握る2人の腕は激しく震えた。

 

 

オレは負けない!止まらないッ!お前を越えるその時まで…絶対になぁッ!!!

 

 

電も負けない!負けられないッ!レ級を止めて、もう争わない為にッ!!!

 

 

閃光が2人を包み込んでいった。

 

続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だがその時だった――――

 

 

2人の耳がロックオンアラートを捉えたのだ

 

 

「ロックオンアラート!?」

「っ!?全方位だと!?チィッ!」

直後、2機はお互いを弾き合い距離を取った。そしてその瞬間、先程まで2機がいたエリアに12本の青白い細い筋が四方八方から降り注いだ。

「っ!このビーム、もしかして―――」

「クソ野郎が…オレの戦いを邪魔しやがって―――」

 

 

あーあ。躱されちゃったかぁ

 

 

2人の耳に聞き覚えのある声が届いた。電は少し焦った表情になり、レ級は怒りのあまり歯ぎしりをした。

「纏めて沈められると思ったんだけど…残念だね」

 

広間の奥

 

その扉の闇から

 

 

 

異形の左腕でガンダムホワイトボトムサウンドの頭部を鷲掴みにしたガンダム・アイアンボトムサウンドと、狂気が纏わりついた笑みを浮かべた―――

 

 

 

 

そろそろ、終わりにしようかっ

 

 

 

 

 

深海吹雪が現れた

 

 

 

 

 

 

本当に続く

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