艦これ×ガンダム ガンダムビルド艦隊これくしょん   作:黒瀬夜明 リベイク

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EP3 衝突とか気を付けますね

「じゃあ早速ガンプラバトルするっぽい!」

「!?」

夕立の言葉にビクッとした電は、身体を震わせながら俯いて、目に少し涙をためていた。夕立はそんな電のことを気にかけている様子はなかったが、その表情を見た時雨は電の肩に優しく手を置いて顔を覗き込んで口を開いた。

「大丈夫だよ電。僕たちがバックアップするから」

「し、時雨さん…」

「夕立、新入部員の初バトルなんだからはしゃぎ過ぎないでね」

そしてニコッと笑顔を作ってみせた。その笑顔に電は励まされたのか、目にためていた涙を拭くと大きく頷いた。三人が部室中央の台の前に立つ。システム音声がガンプラバトルの準備を始める。

「Gun-pla Battel stand up! Model damege level set to C.」

ガンプラバトルの内容設定が行われる。練習を兼ねた今回のバトルはガンプラが一切のダメージを受けないレベルである「Cレベル」にセットされた。

「Please set yuar GP base」

システム音声の指示は続き、3人がガンプラバトルをするのに必要なアイテム「GPベース」を台座から飛び出た部分にセットする。

「Begining Plavsky particle dispersal. Field 04 City!」

台から幾百万のプラフスキー粒子があふれ出し、バトルフィールドを形成する。今回は高いビル群が立ち並ぶ街がフィールドとして選択された。

「Please set yuar Gun-pla」

そして、その音声と共に3人はそれぞれのガンプラを目の前の台座にセットする。システムが3機のガンプラを読み込み、ガンプラのメインカメラである眼が光を放つ。3人の前にホログラフィーで再現された球体操縦桿と正面と左右のカメラモニタ、残弾数や各部のダメージ表示を示すメモリなどが映るモニタが現れる。球体を3人が握り、そして―――

「Battel start!!」

バトルスタートの合図が鳴り響く。台座にセットされたガンプラの周囲がカタパルトで覆われ、ガンプラが膝を曲げ発進体制に入る。

「い、電。イナヅマガンダム、出撃です!」

電の掛け声とともに高速で動き出したカタパルト、イナヅマガンダムがフィールドへ向け出撃した。

街の中央、広場となっていたそこに2機のガンプラが降り立つ。1機は長大なライフルと、バックパックに大きなシールドを2枚背負った紺色と白色のガンプラ。もう1機は全身黒色で肩に装備された大きなビーム砲と、ビーム砲と同じくらいの2枚の長刀とブーメランを装備した金色の一本角を持つガンプラ。

「…電ちゃん、来ないっぽいね」

先に口を開いたのは黒い一本角のガンプラの操縦者、夕立だった。夕立の操縦するガンプラ「ユニコーンガンダムナイトメア」はRG(リアルグレード)のユニコーンガンダムの赤いサイコフレームとバンシィの外装を用いて作られたガンプラである。特徴は両肩部に装備された大型のビームサーベルを展開できるビームキャノンと、ソードインパルスガンダムのバックパック、そしてRG(リアルグレード)の特性を生かしたデストロイモードならぬナイトメアモードへの変形だ。そしてもう1機のガンプラの操縦者である時雨が今度は口を開いた。

「迷ってはないだろうけど…」

時雨の操縦するガンプラ「ガンダムレインバレット」デュエルガンダムをベースに肩部のシヴァとミサイルをセンサー類に換装し機体各所にもセンサーを増設しそれを強化したガンプラだ。その特徴は右手に持つ長大なビームライフルと、バイポットを兼ねたシールド、フェネクスのバックパックを流用した大型シールド、頭部にある自分の髪留めを模したセンサーだ。

「でも、流石に遅すぎ―――」

その時出撃してきた方向とは逆の方向のモニタから接近警報が鳴り響いた、2人はその方向に目を向ける。

「敵さんの登場っぽい?」

「いや、今回は出ない設定のはずだけど…」

何かが物凄いスピードで接近してきた。2機のガンプラが身構えたその時、その声が響くと共にそれは来た。

「はにゃぁぁー!!」

「「え―――」」

 

 

ガシャーン!!

 

 

イナヅマガンダムが2人のガンプラに物凄い勢いで衝突したのだった。

 

続く

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