ワンピースの世界をはったりで乗り切る 作:にーと
船の中を物色。宝箱、武器、食料、キッチン、寝床、などなどを確認。海軍に海賊に間違われたら面倒なので、ドクロ関連を捨てて、酒や血が染み付いた汚らしい床やテーブルを綺麗にして、香水で匂いもすっきりさせておく。帆のドクロもインクを落とした。俺の能力で。
シャボンディ諸島まで来れた海賊だけあって、そこそこのお物は持っていた。お金は100万ベリー。宝はないが、ナイフ、剣、銃、砲弾、盾がたくさんあった。これらを売れば1000万ベリーくらいになるかもしれない。
これらを終えると、航海に集中。グランドラインの海流は恐ろしい。ちょっと目を離すと方向がずれたりする。だから素人はこまめに指針を見て帆の位置を調整しなくてはならない。また、海賊や海王類の襲撃が恐ろしいし、グランドライン特有の突然の嵐も恐ろしい。常に周囲を見張る役目が必要。
つまり、たった2人の航海では、エッチする暇が、ない……。
「お身体に触りますよ」
「ちょっ、うっ、き、気持ちいい」
でもお触りくらいならできる。
プルンプルンのゼリー腕でポーラの腰に腕を回し、抱きしめる。そうしながらエターナルポースを確認し、ゼリーの手で帆の操作もやる。能力様々だ。ロビンみたいに手がいくつも作れるしほんと便利。
ポーラは俺にいじられながら見張り中。
「エニエスロビーの近くを通るとウォーターセブンまで直線だし、海賊が少ない。だけど、海軍本部に近いから海軍や政府に見つかりやすい。遠回りすると魔のトライアングルに入りやすい。どっちにする?」
「あっ、あんっ。私は、どっちでもいいけど」
「まあ、たった2人だし、船もボロいから、エニエスロビー付近の直線コースにするよ」
「そう。ちょっ、くすぐったい」
俺は手からゼリーを伸ばし、帆を覆う。そしてゼリーをゴシゴシと当てつけ、ドクロのインクを落としていく。ほんと便利な能力だよね。
「食料はどうするの? ウォーターセブンまで持つかしら。腐るんじゃない?」
「大丈夫。俺のゼリーで纏っておけば、真夏でも2週間は持つ」
「へー、便利な能力ね。ちょっ、もう! えっち!」
などといちゃいちゃしていると、海軍の船を発見。向こうもこちらを見つけたようで、近づいてくる。俺はお触り中断を余儀なくされる。
「そこの船、止まれ。エニエスロビーに近づいているぞ。許可のない船は通航禁止だ」
「我々は商人です! 目的地はウォーターセブンです! 通航許可をください!」
向こうは拡声器で声をかけてくる。俺は頑張って声を張り上げて応じる。
「……中を調べさせてもらうぞ」
そうして海兵が船の中にぞろぞろやってきた。俺の知り合いもいた。
「お前、ドベのゲルマンじゃねえか! 海兵辞めたのか!」
「ま、妥当だわな。ドベのこいつじゃあ足引っ張るだけだ。つーかうぉっ、この姉ちゃんかわいい!」
「うわっ、マジだ! すげえいい! 何故だ! ドベにこんないい女が付くはずねえ!」
こいつら3人は俺が新平だった頃の知り合い。今の俺の噂は入っていないようだ。
「お前なんかズルやってんだろう! 騙したとか何か」
3人はぐいぐい顔を押し付けてくる。うっとうしい。あっ、1人俺の脛を蹴りやがった。まあゼリーだから傷みはないんだけど。
「ほお、お前、元海兵か。名と階級は?」
と、軍艦の代表らしき将校が出てきた。この顔は、ドーベルマン中将。顔怖っ。思わずピシッと敬礼しちゃったよ。
「はっ! ゲルマン少佐であります!」
「何ィ!?」
「お前が!」
俺が答えると、俺の近くにいた3人が驚いて飛び跳ねる。ドーベルマンは思案顔だ。
「嘘だ! 嘘に決まってる! ドーベルマン中将! こいつ訓練学校にいた時はドベでしたよ! 見得張って嘘ついたんだと思います!」
「こいつ! この女の子も嘘ついて誑かしたんだな! お前はどうせ三等兵か二等兵だろ!」
2人がそう言うと、ドーベルマンの顔がさらに怖くなる。殺気はやめてくれー、何も嘘ついてないのに。
「お前、嘘ついたのか?」
中将が凄みながら言う。
「いえ、本当のことです! 私は元少佐です! 少佐のノルマン・ゲルマンです! シャボンディ諸島に配属されていました!」
「お前、確認しとけ」
「はっ」
ドーベルマンが部下にそう言い、再び俺を睨む。
「嘘だったなら、どうなるか分かってんだろうな?」
などというやり取りはあったが、俺は嘘をついていないし、船にも怪しいところはない。商船にしては武器が多いし人が少ないし商品に偏りがあるが、それも俺が元海兵であり商売の素人だと言えば怪しくはない。ポーラも特に怪しくはない。しかし、エロ海兵は調査などと言ってポーラの身体をまさぐっていた。むしろ海兵の方が怪しいと言える。こんな状況だが、俺もポーラも何も抵抗しなかった。怒らせれば通航許可がもらえないかもしれない。戦闘になったらさらにまずい。
しばらくして、俺が元少佐との確認が取れ、船内の物色も終わった。通航許可はもらえた。
「ふん、まあいいだろう。海軍から逃げるような臆病もんは目障りだ。とっとと消えな」
そうしてドーベルマン達と別れた。腹が立っただけだった。
少し落ち込む俺とポーラ。自由を求めて海に出たのに、こんなにみじめな思いをさせられるとは。幸先がよくない。
「迂回ルートの方がよかったかもね」
「しょうがないよ。今の俺達の実力じゃ、安全な航路を通るのが正解だと思う」
「……ハンコックさん達がやってた修行、私もやっとけばよかったな」
「ま、俺達若いしさ。これから強くなればいいよ」
「そうだね。夜、修行やる?」
「……うん」
夜はできるだけセックスに使いたかったが、仕方ない。修行も体がまぐわると思えば性欲発散もできるかもしれない。
しばらく進むと、今度は海賊船が見えた。ただしボロボロだ。この海域だし、海軍にこっぴどくやられたのだろうか。彼等もこちらを発見したようで、真っ直ぐ進んでくる。戦闘する気だな。あっ、大砲撃ってきやがった。下手糞だけど。
「大砲撃ってもいい?」
ポーラが聞いてくる。
「砲撃得意なの?」
「やったことないから分からないわ。でもあなたは、ゼリーで船を守る必要があるでしょ? だから空いてる私が」
「うーん。まあそれでもいいけど、ちょっと待っててね」
「えっ、ちょっと」
俺は一旦船の中に隠れる。そしてゼリーの能力を使い、巨大な人間を身に纏っていく。巨人の半分くらいの大きさの人間だ。これで敵を脅してみる。
「てめえらあああああ! 死ぬ覚悟はできてんだろうなああああ!」
素っ裸の恐面の大きい人。全力で叫んで威圧する。ゼリーの震えも使って声を大きくしている。
敵の海賊は、砲撃を止めて180度旋回。逃げていった。
「ふーん、そういうこともできるのね」
「戦いたかった? あの海賊と」
「少しね。さっきの海軍のこともあって、むしゃくしゃしてたし。修行にもなるかなって」
その後、海軍に2回職質され、1度海王類から逃亡する。この海王類、初めは戦っていたのだが、俺のゼリーパンチも船の砲弾も効かなかった。よって巨大毒蛇(ゼリー)による脅しを使った。九蛇海賊段の真似だ。これも効かなかったらいよいよヤバいと思ったが、逃げてくれた。ギリギリだった。
そんなこんなで、もうすぐウォーターセブン。しかし、ここでまたしても強敵現る。なんと5つもの大型の海賊船。しかも新品。ウォーターセブンで新調したのかな?
「これ、戦うの?」
「逃げてばかりじゃ、強くなれないじゃない。それに、脅しが通用するとも思えないわ」
相手の海賊船。つい先日まで俺は海兵だったので、よほどの無名海賊以外はドクロマークで判別できる。あれは確か、アヤメ海賊団。剛力のストロングとかいう力自慢が船長で、懸賞金5500万ベリー。この男は近接戦闘にはもっぱら強いが、頭が悪く、すぐに自分の海賊船を壊してしまうらしい。また、能力者かどうかは分からないが、ストロングは泳げないらしい。等々、ポーラに説明する。
「ってことは、落とせば勝ちってわけね」
「ひとまずね」
「情報って便利ねえ」
などと話していると、一番大きな敵船の甲板に人がわらわら出てきた。ストロングらしき大男もいるぞ。デカい。身長5mくらいあるし筋肉がモリモリ。だけど顔が思ったよりかわいい。だからアヤメなのか?
「へっへっへ。あり金全ていただくぜ。抵抗しなければ命までは取らねえが」
「船長、あっちにいい女がいますぜ!」
「やっちゃいましょう!」
「へへっ。悪いな。部下たちは男盛りでよう。大人しくしてても無事は保障できないかもな」
などと言っているのだろうか。遠すぎて聞こえない。
5つの船が砲台をこちらに向けている。射撃戦は不利か。近接も不利だとは思うが。
「撃ち合いましょ。こちらにはゼリーの壁がある」
ポーラは砲台の前で構える。
「実は俺、砲撃の名手なんだ。ゼリーは自在に動かせるから、砲撃しながらガードもできると思う」
俺がそう言うとポーラは露骨にガッカリする。
「ええー、それじゃあ私の出番がないじゃない」
「船の操舵をお願い」
「うーん。あっ、そうだ」
ポーラは突如笑顔になって、舵輪へと走っていった(この船の舵輪は甲板にある)。防御用にゼリーで周囲を囲っているが透明なので景色を見る分には問題ない。
「よし! 俺達初のまともな海戦だ!」
まずは砲撃戦。向こうは余裕こいて近づいてくるだけなので、十分に狙いを定めて、こちらから先制攻撃。
「て、てめえ! 撃ちやがったな! 生きて帰れると思うなよ!」
砲弾は敵船の1つに命中。大爆発を起こし、海賊達が吹っ飛ぶ。マストが折れてくるくる回転する。もうあの船は使えまい。これで1対4だ。
「撃て! 海の藻屑にしてやれ!」
敵の4つの船から砲撃が飛んでくる。それらのうち、こちらの船に当たりそうな砲弾にめぼしをつけて、ゼリーの弾丸を放つ。いくらかはゼリーに当たり、海に落ちていく。いくらかは外れて、そのままこちらの船へ。しかし、船に近づけば能力の範囲内。簡単にゼリーで捉えられる。撃ち落したのは視界の邪魔になるからだ。危険はない。
向こうの砲弾は完全無効化。こちらの砲弾は当たれば爆発。1対4の数の利ではなく有対無という絶対的な差。向こうの船だけが沈んでいく。そしてストロングの乗る船だけが残る。
実は俺、ストロングのいる船だけは意図的に狙わなかったんだ。俺の経験上、こいつくらい強くなると生身で砲弾を防いじゃうから。この船のように1発ずつ撃つ攻撃では効かない。だから撃つだけ砲弾の無駄遣い、お金の無駄になるのだ。
試しに砲弾を撃ってみると、やっぱり塞がれた。ストロングの持つ巨大な盾に。ダメージはほぼ無しって感じ。
「ポーラさん、この船、敵船に真っ直ぐ突っ込んでるんだけど」
「体当たりよ。それしか勝機はないわ」
「何故?」
「知らないの? 船と船がぶつかったら、衝撃で上に乗ってる人は吹っ飛ばされるの。ストロングも海に落ちるわ」
「でも、船が壊れちゃうよ。お金やブランド品もなくなっちゃう」
「船を壊さないとストロングがまた戻っちゃう。船は仕方ないわ。金目の物は、全部は無理だけど今から取ってくる」
ストロングは見た感じ格上。正面から戦うのは危険。ゼリーでなんとか落とす、とか考えてたけど、ちょっと博打か。体当たりの方がリスクは少ない?
「船長! あいつら船ごとぶつかる気ですよ! 特攻かける気です!」
「ほう、その意気やよし! 打ち砕いてくれる!」
「ダメですって、こっちの船も壊れちゃいます!」
「なぬ!? それはいかん! だがこちらが避けるのも気に入らん! どうすればいいんだ!」
「船長、向こうの船までジャンプして壊してきてください!」
「ほう、お前頭いいな!」
と、向こうのやり取りが聞こえてきた。距離はまだ100mくらいあるが、安心できない。この世界の化け物は、これくらいの距離飛んでくる。
「ゲルマン! 金とブランド品は持ってきたわよ!」
ポーラが大声で言う。背中にブランド品を詰め込んだ袋を担いで。
「ポーラ! 作戦変更だ! この船は自爆させる!」
「えっ」
ポーラは驚いて一瞬固まるが、そうしている間にもストロングがジャンプの体勢に入り、膝を屈曲している。あの雰囲気は、ここまで届く。
「ストロングがジャンプしたタイミングで、この船を壊す! 砲弾に火! いや、間に合わっ」
喋っている間にも、ストロングがとんでもない跳躍をしやがった。放物線を描き、間違いなくこの船に着地するだろう。俺は急いで砲手をゼリーで塞ぎ、その上で大砲に引火する。こうすれば大砲は自爆する。でも、船を完全に壊すには足りない。
「くっ、なら能力で!」
「きゃっ」
俺はポーラを抱え、海へとジャンプする。ジャンプしながらゼリーの能力を最大限に出し、巨人を作る。この世界の巨人よりやや大きいくらいだと思われる。そして、先ほどまで自分達の物だった船に、巨大な拳をたたきつける。
「てめえ! 何をしてやがる!」
巨人の手と砲弾の爆発でベキバキとひしゃげる船。そこにストロングが着地。その勢いでさらにひしゃげる。だが、完全に木っ端微塵とはいかない。ストロングの足は海に届いたかもしれないが、上半身は海面より上に残った。
そして次に、俺たちが海に落ちる。
「はっはっは! バカめ! 能力者が海に飛び込みやがった!」
水しぶきの奥から、ストロングの笑い声が聞こえる。だけど残念、俺は着水前に全身にゼリーを纏っていた。この状態ならば海水判定は出ないのだよ。かなり息苦しいけどね。いつもと違って呼吸の穴を空けてないから。
さらに、海の中で、空気を多く含んだゼリーを出していく。10m立法くらいの大きなゼリー。このサイズになれば、余裕で海に浮くし、俺たちが上に乗ることもできる。
「はあ、はあ。一応、船は壊せたわね。でも、まだストロングは戦えるわ」
俺と共にポーラもゼリーの上に立つ。こういうゼリーを使った海上戦の練習はシャボンディでの修行でやっていた。海軍時代に実戦で使ったこともあった。だから慣れたものだ。
「なっ! てめえら! 海面に立てるのか!?」
ストロングが驚いて言う。
「俺から逃げるただの意気地なしと思ったら、イカすじゃねえか」
「船長、よく見たらゼリーの上に乗ってます! あの男の能力でしょう!」
「へっ、ゼリーは水の上に浮くのか。知らなかったぜ」
好戦的な笑みを浮かべ、構えるストロング。俺とポーラも構える。
「船長! ゼリーに突っ込まないでくださいよ! こっちから砲弾で撃ち落としますから!」
「バカ野朗! 俺は逃げるのが嫌いなんだよ!」
「でも船長、海が!」
「海が恐くて海賊がやれるかよ!」
互いにいかに海に落ちないか、という頭脳戦が始まるのかと思ったら、そんなことはなかったぜ。ストロングは沈みかけの船からジャンプし、ゼリーの島に突っ込んできた。
ポーラがゼリーの島から飛ぶ。俺はそれを待ってからゼリーの島を解除。操りやすいぬるぬる状態にして、ストロングに対する盾とする。
ぬるぬるゼリーとストロングがぶつかる。衝撃で巨大なゼリーが完全に弾けとび、俺も飛ばされる。なんてパワーだ。ゼリーがなければ即死だった。俺は海面に落ちる前に再びゼリーを身に纏う。
ともかく、浮き島だったゼリーは砕け散った。ストロングは海に落ちるのみ。
「へっ、勝ったな。てめえらぁあああ! 俺を助けやがれぇええええ! あばばばばば」
「せ、船長ぉおおお!」
ストロングは溺れ、仲間が急いで船を近づける。その時、ジャンプを終えたポーラがストロングの顔面に着地する。カカトから勢いよく。
「ぶへえ」
その蹴りを受け、ストロングは深く沈んでしまう。反対にポーラは再度飛び上がり、敵船の甲板へ。
「てめえ! クソあま!」
「待て! 全員で戦うな! 船長の救出が先だ!」
「おう!」
ポーラと敵の戦闘が始まる。しかし、ストロング以外の船員はそこまで強くない。20人くらいでポーラを囲んでいるが、ポーラが優勢。
その間に、俺はゼリーを人魚型にしてまとい、敵の船へと泳いでいく。近づくと、泳ぐスピードを利用して、イルカのようにジャンプ。甲板へ着地する。
「くっ、海賊を舐めるな」
「ぐっ」
ポーラ優勢だが、銃も使う多数を相手に無傷とはいかなかったか。しかし、俺も加わった。多対一だろうとも雑魚相手には完勝してしまう俺が。
固めのゼリーで大きめの拳を作り、敵に叩きつける。
「ぐわあっ」
「くそっ」
ストロングの部下だけあって、筋肉のゴツいやつが多い。あまりダメージないな。でも、動きが遅い。落とせば勝ちだ。
「オラオラオラ!」
「くそっ」
「はやっ、でかっ」
「避けられん」
ゼリー攻撃で敵はあっという間に船から落ちていく。勝ったな。
船上に残り5人となった時、敵はとうとう降伏した。
「すいません。見逃してください。なんでも言うこと聞きますから」
海兵の時は、降伏したならロープで縛ったり手錠をかけて補導だったが、今回は2人しかいないからなあ。隙を見て逃げられそうだし、そもそもストロングをロープとか鎖で押さえられるとは思えない。
「どうするの? こいつら。ぺっ」
傷だらけになっているポーラが血の唾を吐く。
「船医だけ残しておくか。後は放置で。あっ、でも女の子は助けてもいいかもなあ。後々のことを考えると船員2人はしんどいし」
「……そういうことするなら、私も気に入った子は助けるわよ?」
「え? ……うん、どうぞ」
そうして、俺とポーラは海面に落ちている男女を物色。気に入った女や男を船に上げたのだった。ポーラはストロングもイケメンかもと言ったが俺が許さなかった。あんなのがいたら気が休まらない。
さて、俺が助けたかわいい女の子達は、1人を除き筋肉派だった。俺みたいな頭を使う男は嫌いらしい。まあそうか。ストロングに惚れ込んでたもんな。残りの1人は、おもしろければ頭がよくてもいいらしい。名前はポルチェと言い、鼻が尖がっている。とても若い。というか13歳くらいの童女。これは匿うしかなかろう。ポーラが指名した男の中になんと魚人がいた。名はカポーティ。ポルチェよりさらに鼻が尖っている。こちらも若い。15歳くらいか。アーロン戦を見据えて仲間にしてもよかろう。
この2人は古くからの知人で仲がいいらしい。生活に困って海賊になっただけで商人でもなんでもいいらしいとか。ストロングに義理はあるが筋トレ強要されるから嫌いとのこと(ポルチェのみ。カポーティはトレーニング好き)。だから俺の仲間になってくれるとさ。カポーティはポーラがかわいいから仲間になってくれるとさ。口では「ま、負けた側が従うのは当然だろう。そ、それだけだ!」とか言っているがバレバレだ。思春期だな。
しかしこの2人、原作で見た気がするんだが、忘れた。たぶん若過ぎるからだと思う。原作の時期になれば大人の身体になって見知った顔になると思う。
仲間にならない捕虜と仲間になる捕虜と共に、ウォーターセブンへと航海。人数が多い分船の操作は簡単だ。楽々進んでいった。よって俺とポーラには暇ができ、えっちしたりして楽しんだのだった。
ポルチェとカポーティはウォーターセブンあたりの住人かなあと