水神が海賊の世界で平穏に過ごしたいそうです 作:夜と月と星を愛する者
変更点:ステラの年齢を18から21歳に変更します
青い空、青い海、空を飛ぶ海鳥、そして……
「これで3隻目…」
海賊船
大きな海賊船の甲板で彼は呆れたように呟いた
シャボンディ諸島目前にして3隻目の海賊が襲っていたのだ、周りには覇王色の覇気で気絶した海賊たち
「お疲れ様ですマスター」
「そっちもお疲れ」
「それにしても血気盛んな海賊が多いですね。船を見つけたらいきなり襲ってくる海賊ばかりですし」
まぁ、3隻全てそれなりに大きな船で宝やベリーを沢山持っていたので根こそぎ奪ってるんですけどね
「これだけあれば暫くは金には困らないだろうな」
「大体5億は軽くありますね。かなり名のある海賊だったのでしょうか?」
「海賊名とかはわからないの?」
「わかりません。あ、でも最初に襲ってきた海賊団の船長の名前はわかりますよ?」
「どんな名前?」
「ブラック海賊団船長、殺戮鬼ブラックです。懸賞金は2億だったかと」
「わお、意外と大物…あれ?そんなのアニメにいた?」
「いませんよ?だって、原作より20年以上も前ですから」
「え?」
「そうしないと不遇キャラや可愛いキャラが死んじゃうじゃない。頑張って助けて☆と神からの伝言を預かってます」
「……ステラとかの天竜人に買われた人達も助けろと?」
「YES」
「まじかよ…」
「まぁ、お金は沢山あるので、それで天竜人に買われる前に買えばいいかと」
「まぁ、そうだな。どこの街?」
「さぁ?」
「………」
「………テヘ☆」
「無表情でやっても可愛いくねぇよ」
「そうですか…」
「場所もわからない。もしかしたら新世界かもしれない……どうやれと?」
普通の人だったら何の証拠もなくたった1人の人間を見つけるなんて無理だろう……神がいなければな!!
「あ、神から伝言を受け取りました…『面倒だからシャボンディ諸島のオークションで売られるようにしとくよ』…だそうです」
「キャラを助けろって言いながらそうやって運命変えれば簡単じゃね?」
「伝言です…『それじゃあ面白くないし』…だそうです」
「………」(#^ω^)
「では行きましょう。5億もあれば買えると思いますし…あ、あの天竜人みたいに言います?」
「遠慮しとく…」
シャボンディ諸島上陸
「画面で見るのと直で見るのとじゃやっぱり違うなぁ」
「私が言うのもなんですけど、この世界の植物や動物って一体どうなってるんでしょうね?」
「お前元はナレーターっていう無機物というより声だけの存在だしな」
「今は肉体もありますよ?なんなら触ってみます?熱もちゃんとありますから」
「では遠慮なく」
そう言ってリンデの手を握るとしっかり熱を持っており脈からドクンドクンと感じる
「どうでしたか?女性の体ですので柔らかいでしょう?」
「あぁ、スベスベしてる」
「そうですか、ではオークション会場に行きましょうか」
2人はのんびりと街をやる気マンマングローブを見ながらオークション会場に着くと、既にオークションは始まっていたのでこっそり入った
「では、この巨人は其方のご婦人が落札されました!」
「ふふ、丁度力仕事ができる奴隷が欲しかったところなのよ」
「またお前は奴隷を買いおって…」
そこにはこれどオークションと言わんばかりの奥の壇上でライトスポットに当てられている男と巨人族の男、会場にある席は全て埋まっており先ほど落札された巨人を手に入れる事が出来ず悔しがる者、次の奴隷を待つ者など様々な金持ち、貴族、海賊がいた
「では!次の商品に移りたいと思います!…こちらの人間は年は21、もちろん処女!そしてなによりその美貌で御座います!名前はステラ!さぁ!此方の人間を買う人は100万から!!」
「間に合ったようですね。これで道草してたり海賊がもう一隻来ていたらステラは他の人に買われる羽目になってましたよ」
「あぁ、良かった…まぁ、この後もやる事は色々あるんですがね」
「120万!」「150万!」「200万だ!」「500万!」「650万!」「700万出す!」
「マスターそろそろ買われた方がいいかと、ステラの顔と心拍数がまずい事になり始めました」
「それもそうか…テゾーロってどこにいるのかな?……2000万!!」
「な!?…んん!…2000万が出ました!他にありませんか!」
「チッ!2100万!」「2200万!」
「ありゃ、これで全員諦めると思ったのにな……面倒だな。これで終わりにしよう……5000万!!」
「…………5000万出ました…他にはありませんか?」
「チッ」「クソが」「何処の馬の骨だ…」「後であいつを襲うか…ギュヘヘヘ」
「そ、それでは!この人間は其方の方が5000万で落札です!」
「ふぅ、何とかなったな」
「あ、マスター。神からもうちょっとそこにいた方が良いよと伝言が」
「ん?」
彼が疑問符を浮かべていると、オークションは次の商品に移行した
「では!今回のオークションの目玉商品!悪魔の実です!」
「まじかよ!」
「神がいた方が良いと言ったのでそれなりに強い悪魔の実かと」
「此方の悪魔の実はまだ名前はわかりませんが、悪魔の実は泳げなくなる代わりに超常的な力を得ます!さぁ!此方の悪魔の実を買う方はいらっしゃいませんか!」
運ばれてきたのはガラスに覆われたハート型の悪魔の実…
「ん?…ハート型の悪魔の実…どっかで見たな…」
「オペオペの実ですよ。マスター」
「な!?確か昔オペオペの実を食べた医者が食ったはずだが、形は知られていなかったのか?」
「ただ、単に知らないだけかと…オペオペの実は強力なのでここで手に入れておいた方が良いかと思いますよ」
「そうだな。心臓取られたり体を何分割もされたりしたら溜まったもんじゃない」
「2000万!」「2100万!」「2500万!!」「3000万!!」「4000万だ!」「5000万!これでどうだ!!」
「ステラの時より熱狂ですね」
「悪魔の実は誰でも欲しいだろうからな」
「もしかしたら今世間で大物のゴールド・ロジャーや白ひげのような能力が手に入るかも知れないですしてね。ヤミヤミの実は強すぎだと思います。ですので私はマリーフォードで黒ひげを見つけ次第56します」
「何でそこまで黒ひげ嫌いなの?」
「見た目的に、性格的に、生理的に、言動的に、過去の行いも全て嫌いです」
「そ、そうか…(20年後に黒ひげが死ぬ事が今決まった…南〜無)」
「おや、話し込んでる内に悪魔の実が1億突破しましたね」
「おっと、それじゃ俺も参戦するかな…1億5000まん!!」
「ま、また…これ以上の方はいませんか!?」
「い、1億5500万!」「1億5800万!!」
「1億8000万」
「………」「……また、あの小僧か」「あいついくら持ってんだ」「貴族にも海賊にもあんな顔は見た事ないぞ」
「そ、それでは!悪魔の実はこれにて落札です!!」
「やれやれ、本当に襲ってくるとはな」
「やはり赤髪や白ひげ、麦わらのようにまともな海賊も少ないですね。海賊にまともはおかしいですけど」
ステラと悪魔の実で2億3000万を払いオークション会場がある所から隣のマングローブの所でオークション会場にいた海賊達が襲ってきたのだ、彼の手元には悪魔の実、リンデの隣にステラがおり、船に戻ろうとしているところだったのだ
「……」
「詳しい話は船に戻ってからするから、それまでは大人しくしといてくれ」
「……はい」
ステラは顔色も悪く、元々は綺麗な金髪だったであろうが、くすんで色が濁っており、精神的に参っているのだろう
「いつかはあいつの元に送るからな」
「え?」
「マスター、海賊達の船は私達が船を停めてる所からあまり離れていないので、ステラを船に送ったら海賊船から金品を奪いましょう」
「逞しいというか、野蛮というか…」
「この世界ではこうしてないといけないんです。金はあっても困りませんから」
「少し減ったとはいえそろそろ船の宝を置いてる部屋が埋まりそう…宝やお金の重さで沈まないよな?」
「それならシャボンディ諸島を出た後はウォーターセブンに行きましょう。白ひげ並みの大きい船にしましょう」
2人の会話についていけないステラはオロオロと2人を見ていた
「わかったから、落ち着け」
「失礼、つい興奮しました」
ステラを連れて船を停めてる場所に戻ると2人はステラを見ると手を差し出し
「改めて自己紹介をマスターのサポートをしてるリンデです」
「そのマスターの“グラン・D・デルタ”だ、よろしくなステラ」
「は、はい、よろしくお願いします。リンデさん。ご主人様」
「ご主人様なんてやめてくれリンデと同じように呼んでくれて良いよ」
「わ、わかりました。デルタさん」
最初のクルー(仮)・ステラ
ふぅ、前話で出なかった、この世界での主人公の名前です。因みにFateの冠位を見てて思いつきました、デルタは何となくです
普段はグランド・デルタと名乗ります