---おじいちゃん、なにかようじ?
「うむ、その前に、これからワシが言うことを守ると約束してくれるかの?」
---うん、やくそくするよ!
「よしよし、いい子じゃ。・・・・・・コンプ、この家から出ていきなさい」
---・・・・・・え?
「帰ってくることも許さん」
---な、なんで・・・?わたしわるいことしてないよ・・・?
「だからじゃよ、良い子はここにいちゃならんのじゃ。」
---じゃわたしわるいことする!だからそんなこといわないで!
「ダメじゃ」
---いやだ!!!
「出ていきなさい」
---イ゛ヤ゛タ゛ア゛ァ゛ァ゛!!!
「出ていけ!!!」
---う゛う゛ぅ゛ぅぅぅう!もうしらない!おじいちゃんのばか!しんじゃえ!おじいちゃんなんか、
だいっきらいだ!!
「・・・はぁ」
「そんなしょげるんなら言わなければいいものを」
「おぉ、フラッシュか・・・」
「俺たちロボットには人間の気持ち、はたまた親の気持ちなんか分かりませんが・・・あの娘も、わかる時が来るんじゃないですかね」
「そうだと、いいんじゃがの」
「・・・俺たち
「・・・そう、か。気を使わせたな」
「構いませんよ、博士は俺たちの親なんですから」
「・・・ふっ、そうじゃのぉ」
---願わくば、彼女の力で、幸あらんことを・・・
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目を開ければ知らない天井、なんてことも無く普通に目を覚ました私は、いつも以上に汗をかいていた。
「・・・はぁ、またあの夢か」
まだ10歳も行かない頃、私は育ての親であるおじいちゃんに強制的に家出をさせられた。
何故あんなに優しかったおじいちゃんがそんなことをしたのか、今では分かる。
私のおじいちゃんは世界的な指名手配犯だった。
罪状は世界征服未遂。なんとも大それた罪状だが、おじいちゃんが作り上げた88体のロボットたちの手によって各国が甚大な被害を被ったらしい。
そんな自分の元にたった1人の愛する肉親を置きたくなかったのであろう。しかし、私はそんなことどうでもよかった。おじいちゃんと一緒に暮らしたかった。その想いだけは未だに消えない。
まぁ感傷に浸るのはこれくらいにして、早く朝仕度を済ませよう。今日は雄英高校入試日、いつもより早くすませなければ私の気が済まない。
私は
まだまだ寒いなぁ。
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