いやぁ今回は色々とやり過ぎました。
前置きが長くても仕方がないので、本編をどうぞ。
〜IS学園 アリーナ観客席〜
〜貴洋 side〜
原作とは違い鈴との「アタシの料理が上手くなったら毎日あんたに酢豚作ってあげるから」とか言う言動をめぐっての論争が起きなかった……………訳ねえだろバカヤロー‼︎どこをどう勘違いしたら付き合い始めてから、んな論争が起きんだよ!
まじで、その朴念神と難聴系主人公みたいな行動取るなよ!俺にまで迷惑が掛かるんだっての‼︎
ハァ、ハァ、ハァ、取り敢えずすぐさま仲裁に入ったから良いものの、箒までお前から離れて行くぞ‼︎
という訳で、色々あり現在クラス対抗戦第一試合1組対2組の直前だ。取り敢えず飛び込む準備だけはしておくか。
と、その前に、時を遡るとしよう。
〜IS学園 学園長室〜
何故呼び出された?何かしたっけか、………いや、何もしてない筈だ。何だ、なんか嫌な予感はするが。取り敢えず入ろう。
コンコン
「どうぞ」
「失礼します」
ガチャ、キィー
ッ⁉︎織斑先生に裏のにして真の学園長である轡木十蔵まで、まさかとは思いたいが、このメンバーから察するに何らかの防衛に関する事の話かもしれない。気を引き締めよう。
「お呼びになっていると聞いて参りましたが、何のご用件でしょうか?」
「成る程、頭の回転が早いですね。流石、篠ノ之 束と対をなす天災と言われるだけはありますね」
「という事はやはり学園の防衛に関する事という訳ですか?」
「ええ、そうですよ」
やはりこちらの考えは読まれていると思ったほうがよさそうだな。しかし、俺が出張るとなると相当厄介な事に首を突っ込む事になると思うんだが。
「君に頼みたいのは学園の防衛における部隊の設立です。隊長は倉崎君、副隊長が千冬君と言ったところですかね」
「その意図は何なのでしょうか」
〜轡木 十蔵 side〜
やはりこちらの意図を正確に読んできましたか。彼は篠ノ之 束と対をなすとは言われていますが正直なところ、彼女よりも頭の回転が早く、正確に把握する能力が高いですね。
「君は千冬君よりも圧倒的に強いと千冬君本人からも聞いていますし、君ほどの子なら感情に左右されずに、僅かな時間で的確な判断を下す事ができるでしょう?」
「何故そうお考えに?」スゥー
ゾワゾワゾワッ‼︎
ッ⁉︎まさか、この私がこんな小僧の出す殺気に恐れを抱くとは。彼は普通とはかけ離れている。頭脳の篠ノ之 束、身体能力の織斑千冬、この二人を合わせたものなんかじゃない。これは、ソレを遥かに上回る化け物だ。
「別に責めてなどいません、ただ。何故そういった考えにたどり着いたのかを聞きたいだけです」
〜千冬 side〜
何て殺気だ。この私が息をする事すらままならないとは。貴洋、お前に一体何があった。どうしてこんな、………一夏もそうだが、此奴にも幸せに生きてもらいたい。できる事ならお前の奥深くにある心の闇を払ってやりたいが、どうすれば良いんだ。
〜十蔵 side〜
流石に煽りすぎましたかな。これ以上は千冬君だけじゃない、私も意識を保つ事が難しくなってくる。少し予定とは違いますが入って来てもらいますか。
「落ち着いてください。今その理由とも言える人を呼びますから」
「入って来てください」
〜貴洋 side〜
理由とも言える人?どういう事だ、第一答えになっていない気もするが、まあいい。俺の平穏を脅かすのであれば、ゼンリョクデタタキツブスダケダ。
「はいはーい♪私が天災の篠ノ之 束だよ〜♪たっくんお久しぶりだね〜♪束さんがいない間も元気にしてたかい?」
あっ、そういう。成る程、ならば納得だな。それにしても、相変わらず綺麗だなぁ」
「おっ?たっくんは私に惚れ直したのかな〜♪」
「惚れ直す?笑わせるな、俺の頭の中の99%は束の事で埋め尽くされている!」ドヤァ
何を当然なことを。俺はあの時から束がいなくなる何て事は考えてもいなかったんだから。
っと、話の途中だったな。
「轡木さん、理由に関しては理解しました。それで、その防衛隊と言うのは、どういった役割を担うのですか?」
そこが分からな話にならん。ただ、おそらく単純な防衛とセキュリティの向上といったところだろうが。
「なに、単純な防衛とセキュリティの向上ですよ」
「それで束をIS学園スタッフとして呼んだと?」
「ええ、そうですね。君と束くんの力を合わせれば何て事は無いでしょう?」
「了解しました。人選に関してはどちらで?」
「君に任せますよ」
「了解です」
〜束 side〜
ん〜、たっくんの匂いだぁ♪久しぶりで束さん眠くなっちゃうよぉ〜。それにこれからはたっくんと一緒に居られるんだもんなぁ幸せな限りだよぉ〜。
「ああ、それと倉崎君」
ん?まだたっくんを拘束するの?やだなぁ〜束さん怒っちゃうよ。
「君に、国家代表の就任依頼が来ているのですが。とうします?」
「了承しましたと返答しておいてください。それと、俺の平穏をあまり脅かさないで下さい。でなければ、アナタヲコロサナキャイケナクナル」スゥー
ゾクゾク!
相変わらず凄まじい殺気だね〜たっくん!それでこそ束さんが愛する男だよ。……それにしても、たっくんを怒らせるなんて。なにを言ったんだろう。
何時もは怒っているように見えて全然怒って無いけど、ここまで怒りを顕にしたたっくん何て初めて見た。
本当にお願いだからたっくんの逆鱗に触れないでね。もしそうなったら、世界が滅んじゃうから。
〜十蔵 side〜
漸く、息を入れる事が出来る。あの歳で、どれだけの修羅場を潜って来ているのか。見当もつきませんが、彼はおそらく心に相当大きな闇を抱えているのでしょう。
「千冬君、彼は今まで君の前で怒りを顕著に表したことがありますか?」
「いえ、私も、初めて見ました、ハァ、ハァ」
千冬君までもがこうなってしまうとは。ただ彼は何か、何かに疲れている様な、そんな感じがしますね。出来れば彼の心の闇を取り払ってあげたいところですが。
「千冬君、彼は過去に何があったのです?何かしらあったからあそこまで、心の闇が大きくなってしまったのでしょう?」
〜千冬 side〜
「彼奴は、4歳の頃両親に海外のスラム街に捨てられています。そしてそこで6歳の頃までその日の食料などの為に邪魔なものを殺したり動けない様にしたりと色々と悲惨な生き方をしていたそうです」
「その後は如何なったのです?」
「その後、偶然それを見つけた束があの子を拾ってきて、色々と勉強を教えたり、学校に通わせたりとしていたらしく、最初に会ったのは、同級生だった私の弟である一夏からではなく、束が自宅の地下に作っていたラボで束と共に色々なものを開発している時でした」
「その時に束から、あの子の素性を聞いて色々と心の闇を払ってあげようとしたのですが、なかなか心を開いてはくれず今に至っているのです」
〜十蔵 side〜
思ったよりも事は深刻ですね。普段、普通に会話ができている千冬君ですら心を開かれていないとは。ですがこのままでは何れ彼は壊れてしまう。
「彼の心の闇は如何やったら取り払えるでしょうかね」
「全くです」
〜貴洋 side〜
とまあ、こんな感じのことがあった。いやまあ、ある程度穏便に済んで良かったわ。
現在俺は緊急時におけるISの無断展開が容認されている。まだあの人は信用できないが、千冬さんがいいと言っているなら、という感じだ。今度、千冬さんと腹を割って話をしよう………。
おっ!そろそろ始まるな。俺の膝を枕にして寝ている此奴を起こさなくちゃなあ!
ツンツン、ツンツン
グニグニ、フニフニ
グリグリ、グリグリ
「んぅ〜。むにゃむにゃ」
ブチン
「オラ!」
ガシッ‼︎ギュー‼︎
「ああぁ⁉︎頭が、頭が割れるぅ〜‼︎」
「割れちまえ‼︎」
ギューグググ‼︎
スル!ササッ‼︎
「もう痛いじゃ無いかたっくん。束さんの頭が割れたらどうするんだい!」プンプンッ!
知らんがな。ていうか。
「ヴェーダによって今日事件が起こることが分かってるのに何で熟睡してんだ!」
「だって〜、最近寝てなかったんだも〜ん。たっくんの膝枕が使える時くらい熟睡しても良いじゃ〜ん」
はあ〜。相変わらずというか、束に甘いのは変わっちゃいないみたいだな。
「まあ、それは俺としても嬉しいし、ウェルカムではあるが」
ガシィッ‼︎
グギギギギ!
「あだ!あダダダダダッ!」
「仕事と私事の区別くらいつけろバカ」
「バカとは何さバカとは〜。⁉︎アダダダダダダッ‼︎」
「それと、頼むから無茶だけはしないでくれ。束がいなくなったら俺は………」
「あっ、ごめんねたっくん。たっくんの為にって頑張ってたけど、たっくんに悲しい思いをさせちゃだめだよね」
「分かればいいよ」ニコ
「はぅ⁉︎」
ドゴォォォンッ!!!!
「「⁉︎」」
漸くか‼︎
「束、やっこさんのお出ましだ。抜かるなよ‼︎」
「天災であるこの束さんに不可能は無いのだ‼︎」
〜IS学園 アリーナ〜
〜一夏&鈴 side〜
「よく逃げずに来たわね一夏‼︎」
「逃げる訳が無いだろ!大切な人との思い出を勘違いして踏みにじってしまったんだから。誠意を見せて謝るためにも‼︎」
「⁉︎もしかしてちゃんと理解したのかしら?」
「ああ、貴洋に聞かされてだけど。それでも、そのことに対するちゃんとした返事もできていないからな」
「フンッ。ならちゃんと戦って示しなさい。口だけじゃ無いってことを!」
『試合開始』
「うぉらぁ‼︎」ビュン‼︎
「⁉︎やるじゃない!でもこれならどう‼︎」シューーン!
ドォォォン
「なっ‼︎あっぶねえ、何だよそれ銃口が見えなかったぞ」
「龍砲を初見で躱すなんてやるじゃない。てか、あんた本当に初心者なの?」
「まあ、あんな鬼みたいな奴がトレーナーやらゃこうなるわな」
「まさかそれって……」
「貴洋だよ。凄え厳しかったけど初めよりも格段に強くなってるのが分かるくらいに一気に伸びたぞ」
「相変わらずの鬼ね彼奴は」
「そうだな、違いない」
ビュン‼︎シュッ!ギュイン‼︎
シューーン!
ドォォォン‼︎
「ラァ‼︎」
「フッ‼︎」
「オラァ‼︎」
「はあぁ‼︎」
ダンッ!
ヒュン‼︎
「ハァ、ハァ、やっぱり鈴は凄いな」
「アンタこそとんでもなく強くなってんじゃない、試合開始直後何て目じゃないくらいに」
「そう言ってくれるのは嬉しいが」
「そうね。そろそろ終わりにしましょう」
((今だ‼︎))
ドゴォォォンッ!!!!
「「なっ!!!?」」
〜IS学園 アリーナ管制室〜
〜千冬 side〜
「アリーナの警戒レベル4まで上昇、全隔壁が封鎖されています!!!!織斑先生!どうすれば‼︎」
「安心しろ、この学園には、あの天災がいる」
「あっ、全隔壁ロック解除⁉︎それにアリーナの警戒レベルまで!いくら何でも早過ぎます!どういう事なんですか⁉︎」
「倉崎と束だ。彼奴らがやった。だからこそなんだ」
〜IS学園 アリーナ観客席〜
〜貴洋 side〜
「束、秒間パス頼む‼︎それとヴェーダによるカウンターアタックを‼︎こっちで分間パスと敵メインコンピュータのハッキングをやってある!」
「了解だよ〜!たっくんとの憩いの場所を奪う奴らに容赦はしないしねぇ♪」
流石束だ。それでこそ俺が愛する女だ!
「束!俺は一夏達の援護に向かう!終わったら適当に相手の情報を探っててくれ!」
「ラジャー♪」
「千冬さん!これから一夏達の援護に向かいます!千冬さんは他の専用機持ちと一緒に避難誘導をして下さい!」
『貴洋、それは生徒としてか?それとも友人としてか?それとも………』
「隊長としてです!頼みましたよ!」
『了解した』
〜一夏&鈴 side〜
「厄介ねこれ、動きは速いし攻撃は重いし」
「ああ、でもやるしかないだろ!それに、後で話したい事もあ『バカみたいに死亡フラグ立ててんじゃねえよ‼︎』ッ⁉︎」
ドゴォォォンッ‼︎
「お待たせ〜い‼︎」
「「た、貴洋‼︎」」
「皆んな纏めて吹き飛ばすからお前等はとっとと下がれ‼︎」
「で、でも!」
「良いから退がれ」スゥー
ビグゥ‼︎
「「は、はいぃ!」」
〜貴洋 side〜
ふぅ。これで戦いやすくなったな。
「さてと、GNツインバスターライフル、ターゲットロック、リミッター解除。」
本当に腹が立つ、これを改造した奴らはISなんだと思っていやがる。
「ISってのはなぁ!世界に良いように使われるために造った訳じゃねえんだよ!ISは、俺と束の夢を実現する為に造ったんだ!それを純粋な兵器にしようとしやがって!」
こっちも限界なんだよ‼︎
「俺と束の夢を邪魔する奴絶対に許さねえ‼︎」
邪魔すんじゃねえ!!!!
「消えてなくなれぇ!!!!」カチッ
ヒューゥッ、ドォーーーーーー!!!!
シューゥ
「俺と束の邪魔をするなら容赦はしない、覚えておけ!」
今考えると、主人公の束至上主義ハンパないですね。
作者は、束好きなのでこうなってしまったのかなぁと思います。
それでは、次回もお楽しみに!
see you next time.