銀河酔人伝説   作:悠久なる書記長

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ようやく一区切り着いたので改めて設定を紹介します。
書いていくうちに勝手に生えてきた設定がたくさん出てきたので・・・


設定紹介2

人物紹介

主人公:グレゴリーカーメネフ

同盟議会代議員議員であり国防委員を務める現在三期目の若手成長株。政策立案力は当選一年目に比べればかなりマシになったがそれでも落第生の扱いを受けるも、素直さと人懐っこさで党派思想を超えた人脈を築くコミュ力お化けのアル中。自覚はないが観察眼は鋭く、今後の同盟政界のカギを握る。

 

ヤン・ウェンリー

エル・ファシルの英雄と呼ばれる同盟軍人。元々コミュ障の権化のような人間だったが、コミュ力お化けのグレゴリーとの思想を超えた付き合いのおかげで最低限のコミュニケーション力は付いた模様。なので原作よりは多少の礼節は持っている。

 

ホアン・ルイ

最高評議会人的資源委員長と社会改革党書記長を務める政治家。グレゴリーを見出し、様々な教育を施すも政策立案力はあまり上がらず呆れている。しかし彼のコミュ力と行動力と実直さは高く買っており、なんだかんだで可愛がっている。

 

ジョアン・レベロ

最高評議会財務委員長と同盟民主党代表を務める政治家。「自主自立」を掲げるハイネセン主義の非戦派の代表格でグレゴリーとは対立関係にあった。しかし旧知のホアン・ルイの仲介で彼の教育の世話をする事になり、付き合っていくうちに蟠りはなくなっていった。彼の実直さを気に入っており思想を超えた関係を築く。

 

ヨブ・トリューニヒト

最高評議会国務委員長を務める自由共和党所属の政治家。国家革新同友会という右派系派閥を率いており、世間からの人気も高い。しかし敵対者達からは「タカ派のドン」と見られており、反発も強い。本人はその立場を活用して権力を握ろうと画策していたようだったが、グレゴリーと付き合っていくうちに手段を切り替えた模様。現在は極右勢力との差別化を図っている。ある意味主人公の影響を最も強く受けた存在。

 

ネグロポンディ、ウォルター・アイランズ

自由共和党所属の政治家。国家革新同友会に所属しておりトリューニヒトからの信頼も厚い。グレゴリーとは選挙区も近いこともあって共同歩調をとることが多く、党派を超えた同志ともいえる。

 

コーネリア・ウィンザー

最高評議会情報交通委員長を務める自由共和党所属の政治家。自由共和党主流派でありながらスタンドプレーが多く批判は多い。しかし弁舌が上手く、サンフォード政権の後継者とみられているため味方も多い。グレゴリーとは同盟議会で幾度も激論(物理)を交わした宿敵ともいえる存在。

 

政党紹介

自由共和党

長年にわたり与党に君臨する中道右派政党。数は多いが派閥も多いため統制は取れていない。しかし個々の議員が選挙に強いため第一党を維持し続けている。現在は主流派とトリューニヒト派による対立が起きている。

 

同盟民主党

野党第一党。過去には与党経験もあるが、ハイネセン主義的政策に拘るあまり地方からの反感に遭い、長期低迷に陥っている。同盟内の政党の中では比較的統制は取れているが現体制に不満を持つ層が一定数存在する。

 

社会改革党

野党第二党。同盟民主党とは対自由共和党で共同歩調を取っているが社会保障や国防で対立することもあり現在は亀裂が生じている。しかしレベロとホアンが旧知の仲であるため最小限で済んでいる。左翼政党を標榜しているが対帝国戦略を巡り統一した行動はとれていない。

 

憂国地球党

新興宗教である地球教と憂国騎士団が共同で設立した新興政党。地方ではそれなりの勢力を持っているが、あまり過激なため人気はない。

 

制度紹介

最高評議会

同盟内における最高機関。メンバーは同盟議会代議員から選出され、委員長ポストには野党枠(現政権ではレベロとホアンが該当)が存在する。そのため評決は多数決で決められ、結果は公表される。

 

同盟議会

同盟内における立法機関。任期は4年だが解散総選挙が頻繁になされる。最高評議会の決定・法案を改めて協議するとしているが実体は評議会のカーボンコピーであり「同盟市民を納得させるプロレス劇場」と揶揄される。一応議員立法な提案できるが殆どなされない。

 




本編を書いていてかなり説明不足な所もありますが、その辺はそういうもんだとご了承ください。
次回から原作本編に突入します。

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