「ガンプラバトル世界選手権、デュオ 本選トーナメント第1部を開始致します!!
ルールは単純明快、相手のチームを全滅させた方が勝利です!第1試合は日本第1ブロック代表「ジオン残党軍」とタイ代表「ソレスタルビーイング」です!」
「プリーズセットユアーガンプラ…」
「ナオ、グフ・ゾルダット改出ます!」
「レン、ジムジオン鹵獲機仕様出るぞ」
グフ・ゾルダット改 前面
背面
本選からは発射シークエンスも再現され臨場感が予選とは比べ物にならないほど感じられた
…「レン、確か相手のタイ代表はエクシアを使ってたっけ?」
「ああ、確かそのはず…所々改造はされてたけどな。」
「ならそのエクシアは僕が相手する、もう1人の狙撃機体は任せるね。」
「らじゃ」
今回のフィールドはコロニーか、機体の特性的には良いな…まぁそれは相手も同じだけど
熱源反応6、ミサイルか!
「くっ…」
あの光、GNミサイル!
手に持つガトリング砲で全て撃ち落とす、が
キラキラとしたスモークが辺りを包み始める
「ちぃっナノミラーチャフか」
レーダーにセンサーもダメか…だがここで迂闊に飛び出せばそれこそ危険だ。
どうする…そう言えば弾に爆薬が入ってるやつがあるはず…
ガトリング砲にサイドアーマーのドラムマガジンを装填し地面に向けて掃射する
地面に当たると弾薬が爆発しその爆風が辺りの煙を吹き飛ばす
「よし、」
それに伴い計器も正常に作動していき
「見つけた…エクシア!」
辺りのモヤが消え去り視界が戻るとその中に青と白の細身の機体が航空機を背負っているMSが見えた
エクシアと後ろに背負っているのはオーライザーか?
だからGNミサイルが、
その思考が巡らされている間にも機体は発進されている、有効射程圏内に入ると弾薬を通常弾に戻されたガトリング砲が火を噴き
ダダダダという発射音を響かせ高速で弾薬が発射されていく
「流石に本選まで来ると これでは殺れないか、」
シールドで防がれながら黒く幅広の刃が迫ってくる
それを抜きはなったヒートサーベルで受け止め押し込もうとするがそう易々と押し切れない
どうするか…
そう考えていると相手の背後から黒く光るアームが現れ肩のビームダガーに触れる
まずい!そう頭に警告が走る
咄嗟に相手のGNサーベルを受け流し、右手のシールドナックルで腹部を殴り飛ばす
…危なかった、ビームダガーをあそこで抜かれればなす術がなかった
だがサブアームか、なかなかに使えるのかもしれん…今度使ってみるか…
とりあえず今はこいつを片付けたいな、
しっかし硬いな直撃しても貫通しないとは
「だが、叩き切れば問題無い!」
機体を一気に加速させ決めにかかる
だがこの時忘れていた…あれの存在に
機体が赤く輝き粒子に包まれていく
そして気付けばもう目の前に…
「ぐ…」
咄嗟にシールドで機体を庇うが一太刀の元に上半分が切り飛ばされる
こいつは不味いな、
ガトリング砲を斉射、照準合わせ、斉射を繰り返し距離を取りつつどうするか思考を巡らせる
よく見るとオーライザーに傷が多い…
…こいつ…まさか…
斉射、カーソルを少し、ほんの僅かに前にずらす…
エクシアは砲身が回るのを見て加速し銃弾をかわそうとするがオーライザーに被弾する
やはりか、こいつオーライザーに慣れてないな
そう気づくや否や腰に付けておいたハンドグレネードを半壊したシールドナックルに取り付け投げつける
それに反応し反射的に斬り捨てるがグレネードが炸裂し視界を奪う
「普通はこれで終わりのはずなんだけどな、」
視界を奪っている隙にマガジンを徹甲弾の物に付け替え
スラスターをフルに使い飛び上がり上空から掃射
エクシアはGNソードを盾に突進し仕掛けようとする
自分よりスペックが下のMSを相手にしているのだ、誰でも仕掛けるであろう。だが今回はその慢心が仇となる。
いつもなら、その防ぎ方でよかった。いつものGNドライブのみのバックパックなら…しかし今は違う…
思わず口元がにやけてしまった…予想が当たったのだ。
本体ではなくオーライザーを狙った徹甲弾はその貫通力を存分に発揮し次々と穴を開けていく
オーライザーの耐久力が限界に達し太陽炉が不安定な状態となる。
機体を纏っていた粒子が散っていき、あからさまに機動性が落ちてゆく…
僕らは皆の目に止まらなくてはいけない、勝利してジオン公国の御旗を掲げなければならない、だから、僕は、
エクシアのトランザムが消えた最大のチャンスに相手が何を思っていようとも必ず殺ってみせる
スラスターを全開にして突進する
見ると不要になったオーライザーをパージさせていた、
伊逹に本選まで残っている訳では無いな…
だが、「お前より強い奴を僕は知っている!」
焦っていた強い、こいつは不味いぞ…折角本戦に出れたというのに、オーライザーを急ぎで作り上げ性能は格段に上がっていたはず…何故だ…何故弄ばれている気分なのだ…
何故なのだ!
右袈裟にヒートサーベルを振り下ろされるがGNソードで受け止める、
重い、一撃が重い、両手で受け止めなければ押し切られる
だが奴の隙を作った、今なら…
サイドアーマーでビームダガーを握り横一線に叩き切ろうとする…が、溶断される
こいつヒートホークも持っていたのか、
左手にはヒートホークが握られていた、そしてそれを…
「終わりだ、」
大上段から振り下ろし縦に溶断する
そして燃え上がる残骸となった白い機体と青く鈍い金属光沢を放つ兵器だけが、先程までの騒音が嘘のような静けさの中立ち尽くす
「レン、大丈夫かな…」
文法についてご教授頂きありがとうございました。
初心者の為まだまだ至らない点もあるかと思いますがこれからもご愛読の程宜しくお願い致します。