「くそっ、なんだってんた」
アサルトライフルを構え滑走する
「何でビットが来るのに本体が見えねぇ!」
もう何度目かしれないビットの軍勢が細いビームを乱射しながら追いかけてくる
このビットの形はケルディムガンダムだよな…
だが本体を見つけなきゃジリ貧だ…
しかし…どうすっかなぁ…
シールドとライフルで相手をしながら考えを巡らせる
電波を吸収、視認できない…光学迷彩か?
だとしたら…
80cm列車砲を上空へ向け構え数発発射する
ビットやファンネルの類は遠距離まで飛ばすことは不可能、そして光学迷彩は衝撃に弱い…ならば
そしてその後をマイクロミサイルが追尾し榴弾に当たる…空気を伝ってとてつもない衝撃波が地上を襲う
「ぐっ」
自分でやったことではあるが衝撃が凄いな…
スラスターを反対方向え噴射させ何とか吹き飛ばされないよう耐える
そしてレーダーには…
「見つけたぞ、ガンダム!」
照準を感覚で合し3発、発射する
ガスの火を吹き発射された砲弾は音速を超え大気を切り裂きながら突き進みシールドピットに衝突するが、口径80cmの砲弾を防ぎきれる訳もなく、爆散する
「ちぃっ逃げたか…」その隙に避けていたようで地面にはクレーターだけが残っていた
「あっぶねぇ、なんなんだよアレ…シールドピットが爆散するとか聞いたことないぞ」
…どうするかな、あの爆風で光学迷彩が解けちまったし…あれ粒子結構喰うからあんまり連続で使いたくはない…
あの機体ジムベースだし粒子残量足りなくてトランザム使えないけど、あれなら接近戦でいけるでしょ…
レーダーで補足出来るな、だがこの距離で榴弾を使うと巻き添えを喰らうかもな…
弾薬を榴弾から徹甲弾に替え狙いを定める
重い発砲音を鳴らし飛んでいきシールドピットを貫通し当たったかと思われたが…
「あっぶねぇ、」
「ちぃ!榴弾にしときゃよかった!」
破壊されたシールドピットの横から緑色の機体が突進してくる
「おりゃぁぁあ!」
GNビームピストルを乱射しながら近付こうとするものの思っていたように距離が詰められない
おかしい、フルで推力を使っているのに距離が狭めれない…あの機体で何故…でももう突っ込むしかない!
どうするかな、この距離でこれ撃つわけにいかないし…あ、そういやナオがあれを…
「これでおわりだあぁあ!!」
両手に持ったビームピストルがアックスに変形する
「そーいやそんな武器だったな!」
振り下ろされたアックスを盾で受け流す
そして右手に持った棒の先に円筒状のものが着いたそれを突き出す
「レン、これ持ってきなよ」
「あ、?…パンツァーファウストか?」
「ガンダムの世界ではシュツルムファウストね」
「そーいやそうだったな、まぁ有難いんだが…」
「なんでそれを?って思ってるでしょ」
「まぁ…それ当てずらいし」
「それは…現実の使い方に引きずられてるからだよ。
現実なら対戦車兵器だから隠れて撃って逃げるだけどさ」
「おう…」
「ここはガンダムの世界なんだからこの威力を生かせる使い方をすればいいんだよ」
「なるほど…」
「実弾兵器の威力を味わいやがれ!!」
パンツァーファウストはWW2の時にドイツが連合軍の強化された戦車を歩兵が破壊できる兵器を求めて作った物である為射程は短いが尋常ではない破壊力を持つ…
それを直で喰らえば…
発射された弾頭は腹部を軽々貫通し爆発
内部での爆発は機体を粉々にする
そしてその爆風は当然撃った側にも襲いかかり吹き飛ばされるが各部に付けられたブースターで姿勢を保つ
gameEND
WIN ZION残党軍
「そんな、こんな武器に…こんな旧型機に…嘘だろ…」
「はぁ、はぁ、はぁ、…ヒヤヒヤする…だから接近戦好きじゃねぇんだ…」
でもあいつはそれがいいって言うんだよな…ほんと可愛いキャラしてるが、とんだ戦闘狂だよ…
てかこれ弾頭むき出しだからここ狙われたら終わるよな…アイツとんでもないもん持たしやがった…
まぁ役に立ったからいいけどさ
「やったねレン!」
「あぁ、俺達の勝ちだ」
「まじかぁ…こんな旧式MSに…俺のエクシアが…」
「帰ろう……そしてまた戻ってくるんだ、この地に」
「…ああ、絶対にだ」
パンツァーファウストはWW2の時にドイツ軍が開発した画期的な使い捨て式の無反動砲で威力は高いんですがね…その分至近距離で使うとレンのように自分も吹き飛ぶのでMSで運用する時も気をつけましょう。
拳の弾薬はパンツァーファウストの別称です。