「くっそぉ、ほんと運わりーよなあいつらと当たるなんてよ」
「それはそうだけどよ、あいつらを倒せたら…俺らの株は大きくあがるぜ」
「確かに…よっしゃやってやろうぜ!」
「おう!」
「来たよ、北西に2機。前後に並んでる、距離は…約2000m」
「了解」
「チャージ容量的に一機撃破かな…」
「十分だ」
敵が接近するのが思ってたより早いな…まぁ来たものはしょうがないな
カーソルを敵機に合わせ躊躇なく引金を引く
太い黄色の光の線が走り機体の腹部に突き刺さる
「一機殺ったよ、あとよろしくね」
「任せて」
「な、…まじかよ」
隣で移動していた機体が光に貫かれ撃破されたのだ…驚くのも無理はない。しかし悪い出来事は2度3度続くもの…
「行くよ、バルバトス」
ギョロりとしたモノアイが原形よりもより一層恐怖を見る者に与え、その機体が猛スピードで接近してくる。
「狙撃銃が効かなくともこれなら」
実弾が止められてもビームなら
そんな淡い期待で高エネルギービームライフルを撃ち込む…が、黒く鈍く光る腕甲に当たるものの効いている様子はない…
「この悪魔が!!」
ビームライフルが効かないことを悟るとアロンダクトを握り締め迎え撃つため機体を発進させる
そしてアロンダイトを大上段から振りかぶるが白く異形な機体は焦りを見せることなく背中のメイスを手に取り振り下ろされた大剣を下から打ち弾く
火花が散り金属音が鳴り響き
大剣は手から離れ宙を舞う
「なぁ、…」
嘘だろ真上から振り下ろしたんだぞ、それをこうも容易く…
この隙を逃すはずも無く、振り上げたメイスの力を使い右袈裟から振り下ろす
その暴力の塊は装甲をを容易く破壊し
後に残っていたのは辛うじて人型だった事が分かる残骸のみだった…
「流石だねミカ!」
「相手が弱かっただけさ」
「だとしてもあの動きは凄かったよ」
「…ありがとう」
「やっぱり強いね…」
「ああ、バルバトスの機体と相性がいいんだろうな。そうでなきゃあんな動きは出来ねぇ」
「…僕は勝ちたい…彼らに勝つことが出来ればジオンの兵器の力、実弾兵器の力を証明出来る」
「そうだな、おれらは勝たなきゃ行けねぇんだ。何としても…」
「俺らはあいつらに勝つ、」
イオリ模型店
「本当に助かってるよ、ナオ君達の作業スペースを設けてくれて」
「いえいえ、大会の間ナオさん達も集中して作る場所は必要でしょうし。それにしても凄いですねガンプラバトルを始めたのはまだ数年ですよね?」
「彼等はゲーマーだからね。バトルに関しては強い…それに勝つ事に理由がある者は戦いにおいて有利なのだよ。」
「…」
「少し難しい話だったかな…そのうち分かる時が来るさ」
「なぁ、今回の戦闘で思ったんだが」
「ん、なに?」
「今強化すべきなのは索敵じゃないか?って」
「何で?」
「…俺の機体は中遠距離の火力重視にお前は近距離重視…この2機の機体特性を生かすなら索敵能力を高めて先に見つけ先に撃破する戦法が1番だろ」
「確かにそうかも…僕が見つけて殺れるなら殺って、無理そうならレンくんの支援砲撃…これなら自分達が優位な状況を作り出せる」
「それなら俺は砲撃をすればいい…その役割なら得意だぜ」
「なら僕は突撃兵みたいなものかな、FPSゲームと同じだ!」
「そういやお前凸りまくるもんないつも…」
「レンくんは芋砂だもんねー、いっつも後ろからなんだもん」
「いいんだよ、キルは取れてんだから。それにずっとそこにいる訳じゃないだろ」
「まぁ、役にはたってるけどさ…遠くから撃たれて即死するとあんまりいい気分ではないね」
「遮蔽物に隠れてないお前の注意不足だ」
「…ノーコメント」
「まぁとりあえず次はこの方向性でいいな?」
「うん、賛成」
「よし…ならグフの索敵能力上げとけよ」
「分かってるって」
「あ、そういやバルバトス戦に向けて作ってるザク進んでんのか?」
「んー、まぁね…パワーと火力、推力の全てを強化されたMSってなるとやっぱりゴテゴテしてるけどね…」
「まぁしゃあないさ、宇宙世紀物ならどれでも最終的にはそうなってるしな」
「まぁフルアーマーになっていくよね」
「せめて準決勝までには作っとけよそれ。決勝の前に1戦はしときたいからな」
「了解」
さぁて…俺はどうするかな…