できるだけグフカスタムの原型は壊さ無いようにしたいいけどバックパックの改造は推力を上げるために致し方ない。しかし、バックパックだけでは少し心配だ。この前みたいにストライクフリーダムなどの機体について行かなければいけないんだ。
地上戦で高機動と言えば地上の名機であるドムに装備されている熱核ジェットエンジンを利用したホバー移動が有名だけど、安易に付けると大変なことになる。それは慣性の法則の影響からくる格闘戦における自由度の低さがあるからだ。
ホバー移動は常に浮いているので急停止が出来ず、踏み込むことも出来ない。一撃離脱戦法しか出来ないから一対一での格闘戦には向いていない。
しかし、ジェットエンジンの使い道はホバーだけでは無い。ガンダムの胸部ダクトからジェットが出ている場面を見たことは無いだろうか。あのダクト型のものは継続的な噴射は出来ないが追加スラスターのような大きさが要らず邪魔にならないためこの機体にあっている。よし、これでいこう。
射撃武装はどうしようか、ガトリングはカッコイイけど取り回しが悪い上に瞬間火力は低い。使い道は格闘戦になる前の牽制となる、フィンガーバルカンで十分だろう。後は瞬間火力の高いミサイル兵器が欲しいな。
しかし装弾数の少なさから起こる継戦能力の低さは大問題だ。グフカスのマガジンはボックス型で長方形のはず…いっその事ザクマシンガンの物にするか。携行する上でも簡単だし何より入手しやすい。これで行こう。
後は…メインの格闘武器はヒートサーベルと、もしもの為に今まで使ってきたヒートホークも装備しよう。
後は今まで通り関節を流体パルス駆動からフィールドモーターに組み変えて…
一通りはこんなもんか、構図は出来たな。
ん?「レンからか、」
グフ乗りのめっちゃ強い人見つけたから力になってもらえよ?ネットで知り合ったのか?…取り敢えず連絡取ってみるか。
「初めまして、ナオです。今まではザク改や旧ザクを改造して乗ってきました。この度グフカスタムに乗る予定です。」
「おお、ナオ君初めましてラル、35歳だ。君の友人、レン君から話は聞いている。次の大会に向けて指南してあげよう。よろしく頼む。」
「ラルさん、ありがとうございます。オフで会いますか?」
「ああ、そうだな今度会って手合わせ願おうか。それまでにガンプラは完成させておいてくれよ。」
「はい、よろしくお願いします。」
ネットでも初対面の人は苦手だ…レンは気が強いからいいんだろうけど。
その点MSを操縦している時は心地いい。何か地面に縛り付けられている足枷が外れる様な感覚がする…
ガンプラバトルを始める前は色々な種類のゲームをプレイしてきた。特に好きだったのがVRのダークソ〇ルとFPSゲーム、バトル〇ィールドシリーズも結構やりこんだ。高校生になってプレステーションの据え置きゲーム機を買ってもらってから泥沼にハマったのだ。それでも偶に作りたくなってガンプラも作ったけどね。
その事から実弾兵器での戦いには違和感なく扱えた。エイムも直ぐにコツが掴めたし、格闘戦もそこまで苦手ではなかった。でも射撃メインの機体だったから近付かれるのは怖かったけどこれから乗るのは格闘メインのMSだ、大丈夫だろう。
レンの乗っているMSはジムのジオン仕様という設定でバイザーの中にはモノアイがある。
あいつは根っからの大口径主義者で今は口径80CMという頭のおかしい巨大ライフルを使っている。タ〇ヤのミリタリープラモデルから持ってきたそうでほぼオリジナルで作ってた。
ちなみにザクキャノンが搭載しているのが180mmキャノンで18cm、口径80cmのイカレ具合がよく分かる。有効射程は47㎞、MSなら一発で撃破、榴弾を使えば拠点ごと破壊できる。だがその分取り回しも悪い。一長一短の火器だ。
それに、レンの狙撃技術は目を見張るものがある。安心して突っ込めるので有難い。
しっかし、ラルさんって本当に腕がたつんだろうな…レンが適当に話をつけてきていたりしていないだろうか…
レン天然も入ってるからな…
……まぁでも流石に強いらしいってだけで会おうとかそういうことは無いよね…流石にそれは…ちょっと心配だな…大会近いのに大丈夫かな…
グフ・ソルダット ソルダットはドイツ語で軍人
正面
背面