オッレルスは北欧玉座の説明出来ない力を操り上条達を攻撃する、垣根が未元物質で防ごうとしてもそれを破り垣根を吹き飛ばし、見えない力を原子崩しで相殺しようとしても逆に押し切られ麦野も吹き飛ばされ、美琴も電撃のバリアを張るも破られて吹き飛ばされる…唯一削板のみその説明出来ない力をすごいパーンチで相殺することができた
「根性!根性でお前の攻撃を防いだぞ!」
「………いや、根性ではなく君の純粋な力で押し切ったのだと思うのだが…」
「御託はいい!さっさとかかって来い!」
「……レベル5と言うか…原石て凄いんだなぁ…」
削板はオッレルスの攻撃を自分の根性だけで防いだと言い切るがオッレルスがそれは違うと頭を振る…上条は削板に呆れながらも凄いと内心思いつつ、他のメンバーを見る…レベル5の面々やステイル、禁書目録、鏡花達は何とか立っているが、滝壺や絹旗…ここには居ない操祈があの攻撃を喰らえば骨が折れ戦闘が出来なくなると推察し舌打ちをする
「くそ…出鱈目過ぎるだろ…てか、操祈はどこ行ったんだ?」
「さてね、食蜂 操祈なら単独行動になった時に一番最初に消えていたよ!」
「…当麻、多分だけど操祈はオルソラさんを助けに行ってると思うわ…」
「本当か美琴…たく無理しやがって…早くこいつら倒して応援に行くぞ!」
上条は操祈はどこへ行ったのかと尋ねると美琴はオルソラを一人で助けに行ったというと上条は驚き急ぎでオッレルスを倒さなければと一層思い、オッレルスの方を向く…だがあの説明できない力をどう破ればいいのか分からない
「どうやって倒せばいいんだよ…」
「別に倒さなくていいわよ、操祈がオルソラて人の所へ行けば問答無用で私達の勝ちなんだから」
「はン?そりゃあどう言う意味だよ?」
「そう言えば操祈と浜面に秘密にしろって言われて黙ってたけど実は…」
「お喋りをしている暇があるのかい?」
美琴がそうボソッと言うと一方通行がどう言う意味かと尋ねてくるがオッレルスは喋る余裕があるのかと笑い説明できない力で敦を吹き飛ばす
「くぅぅ…!?」
「敦!?」
敦は空間移動で避ける間も無く説明できない力で吹き飛ばされ鏡花が心配するがオッレルがレーヴァテインから炎を放ち、鏡花は影を操ってそれを防ぐ
「くそ…せめて目に見える攻撃なら対処の仕様があるのに…!」
「私にも全く理解できないんだよ!原石はこれだから苦手なんだよ!」
(はぁ…何やってるんですか、これではオルソラを回収して殺せねぇです…科学の連中も役に立たねえでございますね)
アニェーゼはそう役に立たない上条達に毒を吐く…天草式と戦う時に自分の部隊から怪我人が出ない様に用心棒として科学の連中を雇ったというのにオッレルスに押されて自分達も天草式のメンバーに押されてオルソラを回収できず苛立っていた…まあ上条達がいなければオッレルスになす術なく倒されていたのだが…
「さて、このまま倒させて「そりゃあ無理だぜ」…来たか」
オッレルスは氷のハンマーを振りかざすが突如と来て飛んで来た銀色の物体をオッレルスは軽く飛んで避ける…浜面が投げた天草式から奪い取った剣を魔剣化した物だ、浜面と風斬達が上条達に合流する
「大丈夫か当麻!?」
「仕上か…遅かったな…随分遅かったな…待ちくたびれたぜ」
「悪い、レッサーて奴が俺を挑発して来てな…お仕置きしてたら時間経っちまって…」
「そンな理由で遅れたのかよ!こっちはチート野郎の所為で大苦戦してたンだぞ!?」
浜面は手を合わせてレッサーの所為で遅くなったというと謝ると一方通行が巫山戯んなと大声で叫ぶ…が浜面達が来たおかげで味方が増えたのは事実
「ともかく、さっきまでと一緒と思うなよ」
「ふ、ようやく来たか…僕の狙いは君だよ浜面 仕上…あの魔神ヌァダが力を授けたその力を見せてくれ」
オッレルスはそう言うとレーヴァテインを振りかざすが浜面は右手を大地に触れさせ地面から銀色の土塊の剣がオッレルスを襲いレーヴァテインの炎を破壊しオッレルスに接近するがオッレルスは説明できない力で浜面を吹き飛ばす
「痛ぇ…!全身にくまなくダメージが来る様な痛み…マジでなんだよこの攻撃?!」
「多分僕らと同じ攻撃だよ浜面君!原石なんだ!彼は原石の魔術師なんだ!」
「マジか…原石の魔術師…あぁ…アテナさんが強いて言ってた理由が分かるわ…あんな化け物相手に出来るかよ」
浜面が敦が言った原石という言葉に納得するとアテナが言っていた通りにやりづらいと嘆いていると狼の姿から人間の姿になって現れる
「アテナだと…!そうかお前は知っているのだな!我が娘を!……くはは!なんたる奇縁か!」
「む、娘…?」
「そうだとも!オティヌスより若い魔神…それが我が娘サーシャ・デヤンスタール・パラス…まあ今は魔神アテナだが…私を超えて魔神となった…ああ素晴らしき日だ!我が娘の名が聞けるとは!」
「……確か魔神て長生きだよな?それの父親って一体何歳だよ…」
ヴォバンはアテナが自分の娘だと言って叫ぶと笑い始める…上条はヴォバンが一体何歳なのかと考える
「歳か?そうだな…三百年は超えただろう…何せ昔の事だ、忘れた…あぁパラス…我が自慢の娘よ…まあそれは置いておこう…興味が湧いた…オッレルス、パラスの話が聞きたいので浜面 仕上は戦いが終わったら寄越せ」
「やれやれ…子離れはしたほうがいいよヴォバン」
「黙れ、父親というのはな…一生子離れ出来ないのが心理なのだ」
「ンな心理知るかよ、親バカは帰れ」
ヴォバンを嗜める様に口調でオッレルスは話すがヴォバンは娘から一生離れれないのがこの世の摂理と返すと一方通行は冷たく返した
「つまりあの爺さんはアテナさんの親父さんで…オッレルスと同じ半魔神…ややこしいな」
「いや浜面 仕上、僕としては魔神に父親がいる事がおかしいんだけど…」
「愕然…魔神アテナには父がいたか…共にギリシャ神話の魔術と共通しているが…」
「そうだとも、ギリシャ神話の魔神は当時はまだ魔神がいなかった…故に私はギリシャ神話の魔術を使う魔神になろうとした…ギリシャ神話程強力な魔術を連想させるものはそうない…インドがやりやすいがあれは最古の魔神 ラーマが担っているのでな…だが娘に魔神になられて私は驚いたものだよ」
ステイルやアウレオルスがアテナに父親がいたことに驚くがヴォバンは昔を懐かしむ様に話し始める
「あぁ子離れできないのは分かるな…俺の父さんも俺の不幸体質を治すために色んなもの買って来てるし…」
「私の両親もこの歳になっても子離れしないしね…」
「そういえば木原くンもいつも俺の心配してくれてるなァ…」
「は、親とはそういうものだ…いつまでたっても子から離れられないものだ…」
「……いや貴方方は何を敵と喋っているのです!?」
ヴォバンとの会話に口を出し始めた上条達に苛立ったのかアニェーゼが苛立った声を上げる
「そいつらは敵ですよ!?何同窓会や友達と会話する感じで喋っていやがるんですか!?真面目に戦ってください!」
「あァン?テメェ…自分はこいつらと戦ってないから分かんねェだろうがなァ…こいつら滅茶苦茶強いんだよ!」
「それに勝つのが貴方方の役目でしょうが!だから極東の猿共は…」
「おいおい喧嘩するなよ…て、今このシスターさん極東の猿て言いませんでしたか?上条さんの耳が間違って聞き取ったのですかい?」
アニェーゼの言葉に一方通行が反論し上条が抑えるがアニェーゼの言った言葉に上条は戸惑ってしまう
「し、シスターアニェーゼ…そ、その様なことを言ってしまっては…」
「黙りなさい!シスターアンジェレネ!この異教徒の豚達が役に立たないからシスターアニェーゼは怒っているのです!」
「し、シスタールチア…そ、そういう問題じゃないんですよ〜…こんな人達に勝てるわけないじゃないですか…」
アンジェレネは慌ててアニェーゼに喧嘩はしてはいけないと言いかけるがルチアが黙っていろと言い返しアンジェレネは下手にこの人達を怒らせるとダメなのに…と呟くが誰も聞こうともしない
「いいからさっさと倒し「はいはい〜、お遊びはそこまでよぉ〜」な!?」
「……遅いのよ操祈」
「ごめんなさいね美琴さん〜、でも私なりには早く行動したのよ〜?そこら辺は褒めて欲しいわ〜?」
「ん?食蜂 操祈か…て、オルソラ=アクィナス!?」
操祈が五和と建宮、オルソラを連れて漸くここに到着し美琴が遅いと呟き、浜面も漸くかと操祈を見る、ステイルはそう言えばいなかったな…と思い操祈を見ると自分達が探しているオルソラが横にいるのを見てはぁ!?と叫び声を出す
「愕然、何故ここにオルソラ=アクィナスがいる?それに後ろの二人は天草式と思うのだが?」
「ああ、それは俺から話すぜ、ローマ正教の本当の目的と一緒にな…」
「本当の目的?」
「そうだ当麻…こいつらローマ正教の本当の目的はオルソラて人を殺すこと…そう法の書の解読ができたオルソラを殺すのが目的なんだよ」
「「「「「はぁ!?」」」」」
「な、何故それを知ってるんですかい!?」
浜面が実はローマ正教がオルソラを殺そうとしていると答えると浜面、美琴を除いた学園都市のメンバーとステイル達は驚きの声をあげアニェーゼは何故それを知っていると驚く
「簡単さ…常盤台の女王様はな疑い深いんでな…ローマ正教の思考を能力で読んでたらオルソラを殺すのが目的で天草式はオルソラを守ろうとしているて分かったからな、それを俺と美琴に教えてくれたんだよ」
「ちょっと待て!なんで俺達にも教えてくれなかったんだよ!?」
「だってえ〜、上条さん達てそれを言うと顔に出そうだからよ〜…演技力がないから言えないのよ〜言ったらシスターさん達を殴りそうだし」
「あァン?そんな事するわけ………するな」
「するんだね…てミサカはミサカは呆れてみたり!」
浜面が何故知っているのかを言うと上条は自分達にも教えろと叫ぶが操祈は隠せないでしょ?と一蹴し一方通行がそんなことはない…と言おうとして無理だなと言った事により全員が無理だな隠せないわと確信した
「俺も…思わず顔面を殴っちまうな、割と本気で…そんな事のために折角の休みを台無しにされたのかと思うと…」
「僕も禁書目録をそんな事のために連れ出したのかと知ったらこのローマ正教の奴らを焼死体にしてやるところだよ」
「確かに俺も未元物質で愉快なオブジェにするなぁ…」
「私もこんな暇があったらシャケ弁食いたかった…よし殺すわ」
(ああ…バレてしまった…どうしよう私死んじゃう…)
全員が折角の土日の休みを邪魔されてまさか人殺しの片棒を担ぐ事になるとは思っても寄らず段々怒りゲージが溜まっていく…それを見たアンジェレネはもう駄目だと手で顔を塞ぐ
「ふん…バレちまったらしょうがないですね…お前達!ここで殺しちゃまいますよ!」
アニェーゼのかけ声と共にシスター達は武器を構えて上条達に襲いかかる…これで死んだだろうとアニェーゼが笑うと…シスター達が吹き飛ばされたり同士討ちをしだしアニェーゼは絶句する
「………へ?」
「心理掌握〜、これが私の洗脳力…同士討ちさせてあげるわ」
「俺達舐めてンじゃねェぞ?ここから先は一方通行だ、さっさとUターンすれば見逃してやる」
「俺の未元物質には常識は通用しねぇ…だが俺は常識はあるからな…」
「ざけんなよクソビッチどもが!私の時間を返せ!」
「……許さねぇ…俺を巻き込むだけじゃなくて皆を殺人の片棒させようとして…そんなお前らローマ正教の目的なんかぶち壊してやる!」
「上条 当麻…僕も協力しよう…禁書目録を危険な所へ連れてきた礼だ…ローマ正教に煉獄の片道切符をくれてやるよ」
「さて…あんた達覚悟しなさい!超電磁砲の恐ろしさ見せてやるわ!」
「嘘つきやがって!この卑怯者!お前らには根性がないのか!?」
「あれ、僕達のこと忘れられてる?」
操祈、一方通行、垣根、麦野、上条、ステイル、美琴、削板がシスター達を吹き飛ばし(操祈の場合は洗脳による同士討ち)、他のメンバーもよくも騙したなとばかりに怒っていた…オッレルスは自分達はもう忘れられてるだろうなぁ〜と呟く…それを見てアニェーゼが若干後退りする
「な、何ですこいつら…さっきまで苦戦してやがりましたのに…私の部下を丸で漫画の一コマで倒したみたいに…」
「残念だな…オッレルス達が強過ぎただけでこいつらは学園都市の最強クラスの猛者なんだぜ?」
「相手が悪かったとしか言いようがないですね…でも騙す方が悪いですよ?」
「く……アンジェレネ!敵側の近くにいるのなら早く一人でもいいから倒しやが…」
浜面と風斬が自分達のことを舐めすぎだとアニェーゼに言うと、アニェーゼはアンジェレネに向かって早く倒せと命じるが
「……(無言で首を横に振る)」
「な…シスターアンジェレネ!?裏切る気ですか!?」
(違います…絶対勝てないから戦いたくないんです…と言うか勝ち目のない戦いをしたくないです…こんな人達に勝てるわけないです…目的がバレた今…半魔神二人とこんな化け物共に勝てるわけがないです…)
ルチアはアンジェレネに対し怒るがアンジェレネは確かにアニェーゼに恩があるが死にたくない、それにこの人達は優しいから殺さないだろうと思い浜面と風斬の後ろに隠れる…プライド?何それ美味しいの?と言わんばかりの行動だ
「……いい選択だね、とうま達の実力をちゃんと測ってる」
「シスターアンジェレネ……こうなったら私とシスターアニェーゼだけでも!」
ルチアはそう言うと背丈程の大きな車輪を持ち上げ地面に叩きつけ爆散させ車輪の欠けらが弾丸の様に上条達に向かってくるが一方通行が上条達の前に立ち欠けらを跳ね返し、残りは禁書目録が風の魔術を酷使して吹き飛ばす
「…く!戻れ!」
「聖カテリナの『車輪伝説』をモチーフにした術式だね…でも車輪を壊せば使えない!ステイル!」
「ああ任せておけ!」
反射で自分の体に欠けらがいくつかささるがルチアは平然と車輪を元に戻す…自分の体に刺さった欠けらが抜けて血が出てきたが気にも留めない様でルチアがもう一度攻撃しようと車輪を爆発させるも禁書目録のかけ声でステイルが炎の剣から炎を飛ばして車輪の欠けらを焼き尽くす
「シスターさん達の方が悪者とは超分かりませんでした、でも敵なら倒しても構いませんよね?」
「があ…!?」
「シスタールチア!?」
車輪を燃やされたルチアは恐らく何か魔術を発動しようとしたのだろうが絹旗が一気に接近しルチアを殴る…と言っても窒素装甲が発動しているので窒素装甲でタックルしたと言うのが正しい言い方だろう、ともあれルチアは吹き飛ばされ気絶、アニェーゼはそれを見て蓮の杖を構える
「万物照応…五大の元素の元の第五…平和と秩序の象徴『司教杖』を展開…偶像の一、神の子と十字架の法則に従い、異なる物と異なる者を接続せよ」
アニェーゼがトンと地面を術式の発動により杖の先端が等間隔に展開された蓮の杖で叩くと絹旗が吹き飛ばされる
「絹旗!?」
「…超痛いですね…私の窒素装甲の守りを無視するとかどう言う原理ですか?」
「は!甘いんですよ!この魔術は空間を直接攻撃する…つまり防御不可でやがります!」
「偶像の理論の応用…日本でいう呪いの藁人形に近い術式…杖の象徴するエーテルが万物に似ていると言う特性を生かし、空間そのものに作用…杖を傷つけると連動した他の物体を傷つける…多少のタイムラグはあるみたいだけど…」
アニェーゼの魔術は空間を直接叩けるため、鎧のような防具を無視して直接ダメージを与えられる…つまりは…窒素装甲であれ電磁バリアを張ろうが空間に直接攻撃するため意味はない…しかもオッレルスと同じく軌道が見えないため幻想殺しでも防御は困難を極める
「こんなに人数がいるから勝てると思いましたか?残念、そんな幻想は終わっちまったようで?」
「く…!」
「一方通行!?」
アニェーゼが嗜虐性を含めた残酷な笑みを浮かべて杖を叩くと一方通行が吹き飛ばされる…一方通行の反射をもってしても防げなかったのだ…更にアニェーゼはその力をフル活用し垣根、麦野、敦、アウレオルスを吹き飛ばす
「どうですか!私の力は!どんなに貴方達の街でその力をチヤホヤされようが上には上がいるんですよ!異教の豚が身の程を知れです!」
「…あぁ…シスターアニェーゼのSが覚醒してしまいました…不味いです…このまま調子に乗ると本当に殺されますよ…」
アニェーゼは自分の力が上条達に通用するも知るや否や自分のドSな本性を剥き出しにして蓮の杖で攻撃しナイフで蓮の杖を切り鏡花や美琴、操祈を斬り裂こうとするが間一髪で避け服が切られるだけで済む
「危ないわね…!このドS女…!」
「ほらほら!口だけは達者ですねえ!」
アニェーゼは蓮の杖を舐めると美琴の首が舐められた気がした…これも再現できるのかと美琴が苛立つなかアニェーゼは再び杖を地面に落とすとステイルが下半身を抑える
「ぐはぁ……!あ、あの女…急所を狙いやがったね…」
「ステイル!?無事か!お前も息子も!?金的を狙うとは…なんて魔術なんだ!」
「俺の未元物質よりもあいつの方が常識がねえよ…金的を狙うとか…」
「俺達も下の方の攻撃に気をつけるぞ!」
「男子下品よ!女子の前で金的金的言うな!」
アニェーゼがステイルの金的を狙いステイルが苦しむのを見るとほぼ全員の男性が下半身の心配をする…アニェーゼはそれを見てまた杖を振りかざすが何かが飛んできて杖が二つに分かれる
「……はい?」
「終わりだ…お前の魔術はその杖がないと意味がないんだろ?」
浜面が爪楊枝を投げて蓮の杖を破壊しアニェーゼは途方にくれるが上条とステイルは二人で駆け出す
「さっきはよくもやってくれたね…!流石のあれは一番効いたよ!」
「お前らの勝手で人を殺そうとしやがって…それがお前らローマ正教の目的なら…そんな幻想ぶち壊す!」
ステイルと上条の拳がアニェーゼの顔面に炸裂しアニェーゼは吹き飛ばされ宙を舞い地面に落ちた…アンジェレネがそれを見て駆け出してアニェーゼの安否を確認する
「あ、あの…シスターアニェーゼ達の事ですが…」
「…別に殺さねえから安心しろよ…なあ当麻」
「ああ、別にオルソラて人は死んでねえし命を取る必要もねえしな」
「まあ僕としては急所を攻撃された恨みもあるが…禁書目録の前だ…殺しは控えるさ」
「あ、ありがとうございます!」
アンジェレネはそれを聞くと頭を下げて感謝する…そうしているとオルソラ達が近づいてきた
「君がオルソラ=アクィナスか…それに君が天草式の教皇だな?間違えて攻撃してしまって申し訳ない」
「いやいやいいのよな、俺達も女教皇の教えに従ったまで…それに教皇ではなく代理よな…俺達はいつでも女教皇の帰りを待っているんでな」
「かおりの…今度あったら来るよう伝えておくんだよ」
「そうかい、嬢ちゃんありがとなのよな」
アウレオルスが代表して敵と勘違いして攻撃してしまってすまないと謝るが建宮はそれを怒るようなことはせず笑う
「あなた方も私を助ける為協力してくれてありがとうございます」
「……別に私はアレイスターの野郎に頼まれただけだ…感謝を言われる資格はねえよ」
「見て見て滝壺!絹旗!麦野がデレてるて訳よ!」
「超珍しいですね」
「ん…麦野が照れてる」
オルソラが上条達に感謝するなか麦野はそんな事を普段言われないので顔を後ろへ向けてオルソラと顔を合わせないようにする…それを見て珍しいと笑うフレンダ達…漸く戦いは終わった…そう思った時だ
「おや…もう終わっているみたいですねぇ〜」
「!?新手か…!?」
「び、司教(ビショップ)ビアージオ?」
現れたのは神父服の男…ではなく片眼鏡に燕尾服を着た謎の男性…ビアージオ=ブゾーニが現れる
「ううん…私はビアージオ=ブゾーニであってビアージオ=ブゾーニでない…」
「何言ってんだこのオッさん」
麦野はビアージオを疑惑の目で見る…全員がビアージオをそう言った目で見るがビアージオはただ笑うだけ…そして口を開く
「私はビアージオ=ブゾーニではない…サンジェルマン、魔神に並ぶ程の実力を持っていながら魔神にならなかった者だよ…と言っても私がサンジェルマンであるかも悩ましいがね」
その男…ビアージオ=ブゾーニ改めサンジェルマンはそう言うと浜面が目を見開く
「…おい、サンジェルマンて俺でもオカルトで聞いたことあるぞ…確か五百年も生きてるとか言われてる侯爵だろ?…表向きは」
「その通り…と言ってもそれすらも嘘かもしれないがねぇ…だが君は魔神から私のことを聞いてるんだろ?」
「まあな…何度位相を操作して世界を改変しても、必ずどこかのタイミングで自然発生してくる厄介な存在…て僧正さんは言ってたよ…もしかして…お前がこの事件の黒幕か?」
「お生憎だが…私は所詮前座だよ、まあ確かにオルソラ=アクィナスを殺すと言う命令を出し君達を誘い込んだのは私だ…もし君達の目の前でオルソラ=アクィナスが殺されれば…幻想殺しを持つ上条当麻の性質が歪むからね、それに他のメンバーも性質が歪む…魔神にとってもアレイスターにとっても大誤算で面白そうだからね…くはは!」
ビアージオ…いなサンジェルマンはそう言って笑う…つまり自分の魔神やアレイスターの嫌がらせのためだけにオルソラをシスター達を操って殺そうとしてのだ…その発言に全員が怒気を孕ませる…こんな外道を許しておくべきかと
「テメェ…俺が出会った中で一番の外道だよ…そんな幻想ぶち殺してやる…!」
「はは、やってみたまえ」
サンジェルマンはそう呟くと十字架を取り出しいつでもビアージオの魔術が使えるようにし上条達も構える…サンジェルマンはそれを見てニヤリと笑い十字架を空に投げた
ビアージオだと思った?ビヤージオに感染したサンジェルマンでした!…いや分かるかこんなの…でもサンジェルマンが言っていた通りサンジェルマンそのものではなく何者かにより歪まされビアージオに取り憑かれたもよう…一体誰の仕業なんだ?…ヒントは垣根の時にも暗躍してたあの魔人
ビアージオが「思想と信念があまり共感できない」なキャラなら、サンジェルマンは「思想や信念そのものが支離滅裂」なキャラ…どっちらもとあるでは珍しい魅力のないキャラ…なのでこの二人を複合させたら面白くね?と思い書いてみた…作者はもうダメかもしれない…さて次回でオルソラ編は終わりですかね