ハイパーダンガンロンパ   作:ゲップ助かります

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やっと全員出せましたあ!!


希望に満ち溢れた入学式と自己紹介 part3

それじゃあ残りは隅っこに居る五人だな。俺達はまず背の低い泥だらけの野球のユニフォームを着ている男子に話し掛けた。

 

「よう、俺は予備学科の砂糖太朗だ。さとうって漢字は甘い調味料の砂糖を使うからな。よろしくな」

 

「僕は龍野 竜斗です。よろしくお願いします」

 

「……」

 

あ、あれ? 聞こえてないのか? ならばもう一回言ってみるか。

 

「ゴホンッ! あー俺は予備学科の砂糖たろ『聞こえている』う…なんだよ、聞こえてんなら何で返事くれないんだよ」

 

「はぁ、目が覚めてからこんな訳の分からない事態になっているのに初対面の奴等を信用するわけにはいかないからな」

 

「確かにそうだけど少なくともここに居る人達も同じ境遇だし自己紹介ぐらいはした方が良いんじゃない? 」

 

龍野がそう言うと近くにいた女子が話し掛けてきた。

 

「あ、君達無駄だよ? そこの人には何人かが同じこと既に言ってるけど意見は変わらずだったし」

 

「チッ…またお前か。俺のところに誰か来る度に何故いちいちフォローをいれてくる、そんなものは要らない」

 

「いやいや、そう言っても同じ教室で目覚めた仲じゃない? それに湯上(ゆかみ)は家の弟に似てるからさー」

 

「ん? こいつの名前は湯上って言うのか? 」

 

「そうそう! 湯上はね、超高校級の野球選手なんだよ! 」

 

「よく教えてくれたな」

 

「フン! 勘違いするなこいつが何度も何度もしつこく聞いてくるから仕方なく教えてやったんだ」

 

 

 

 

超高校級の野球選手 湯上(ユカミ) (ケン)

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野球部が無名の学校でエースで四番を務め、チームメイトと協力して無名校ながら甲子園にて大活躍をしそのずば抜けた野球センスを見せプロ入りは確実と言われているのだが当の本人を見ると瀬戸内とはまた違ったイメージ違いのやつだな。

 

「そんな性格でチームメイトと上手くやってこれたな。チームメイトもよく愛想つかさないな」

 

「…おい、お前如きが俺のチームメイトを馬鹿にするなよ? あいつらは俺と同じ志を持ち互いに支え合い高め合いながら甲子園まで行ったんだ。あいつらが俺を見放すわけがない」

 

俺の発言を聞いて湯上は俺を睨み付けながら言った。

 

どうやらチームメイトには信頼を置いているらしいな。でも信用出来ない相手にはとことん警戒心むき出しにするっぽいな。

 

「ああ、分かった分かった、悪かったよ」

 

「フンッ! 分かれば良い。なら早く離れてくれ」

 

生意気な奴だな。それじゃ湯上の事はこれで放っといて次にこの女子と話すか。

 

「あ、次はアタシだね、アタシは超高校級のアルバイターの妻夫木(つまぶき) 弥生(やよい)! 君達も何かバイトがしたかったらアタシに言いなね! 良いところ紹介するよ」

 

「それは有り難いな! 」

 

妻夫木は満面の笑みを浮かべながら言った。

 

 

 

 

超高校級のアルバイター 妻夫木(ツマブキ) 弥生(ヤヨイ)

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様々なバイトを掛け持ちしその仕事ぶりは正確無比、快刀乱麻の働きぶりで売り上げは必ず倍近くアップしているとの事。

 

「まあ今のところはバイトの予定無いから機会があったらお願いする」

 

「僕も今のところは無いかな」

 

「OK、OK! 任せといてっ! 」

 

妻夫木は底抜けに明るいな。こんな状況でも明るく天真爛漫にしてくれてるとこっちまで沈んだ気持ちが明るく照らされるな。

 

「あ、後残ってる人にも気を付けてね? 湯上と同じ感じが居るから」

 

げっ! マジかよ。湯上と同じようなのがまだ居るのかぁー。とりあえず残ってる奴等の所に行くか。

 

次に俺達は背が高く髪色が艶やかな橙色で顎に髭を少し生やしている男子に話し掛けようとしたが俺は相手の顔を見て誰かが分かり感激した。

 

「!? ハァ!? マジかよ、あんたも希望ヶ峰に来てたのか!? サイトにもスレにも無かったのにっ! 」

 

「…砂糖君、彼を知ってるの? 」

 

「何だよ、龍野は知らねぇのかよ! あの日本が誇るトップネット配信者ヴィクト(・・・・)を! 」

 

「う、うんごめんね、知らないや」

 

「……うるせぇ…黙れや…」

 

 

 

 

 

超高校級のネット配信者 鷹倉(タカクラ) ルゥ ヴィクトー

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動画投稿サイトでゲーム実況、歌ってみた、顔出し配信等々ネットですることは大体網羅しその全てで人気を取ってきたトップネット配信者。最近はテレビにも露出が増えてきていた。

 

「ヤベーヤベーよ、お、俺ヴィクトの動画いつも笑いながら見てるんだよ。歌ってみたは格好いいし上手いし大好きだ! 」

 

「…ああ、どーも………」

 

「……あれ? なんか動画とか生配信と違う感じ? 」

 

ヴィクトは和良井に負けず劣らず明るくボケながら話し歌うときはそれが嘘のように歌手顔負けの歌声を披露するのに。

 

「テメーあんなんが俺の素だとでも思ってんのか? なら大分頭湧いてんな。あんなもん動画の為のキャラに決まってんだろ…。早くどっか行ってくんない? 俺もあの野球選手と同じ意見だからさ………それと気安くヴィクトって言うな…」

 

これはまた湯上に負けず劣らずの近付くなオーラ出してるなぁ~。これはあまり話しても冷たい態度しかとられないな…。仕方ない、諦めて他の奴の所に行くか。

 

「よう、ちょっと自己紹介良いか? 」

 

「……別に勝手にすれば? 」

 

……こいつも同じにおいがするなー。

 

「えー…と…俺は砂糖太郎だ。希望ヶ峰には予備学科生徒として入る。因みに砂糖の感じは調味料のあまーい砂糖の方だ」

 

「僕は龍野 竜斗です。…才能とかは聞かないで欲しいな」

 

「ああ、あっそ。なら私も最低限は言っとく…。(ふじ) 織姫(おりひめ)、折り紙講師」

 

 

 

 

超高校級の折り紙講師 (フジ) 織姫(オリヒメ)

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彼女が折る折り紙は正に匠の技であり大会に出せば優秀賞確実だが何故か大会には作品は出さずにいるらしい。

 

「はい、名前も肩書も言ったしこれで満足でしょ? ならまだ挨拶してないあの男の所に行ったら? 」

 

「え、あ、ああ……分かった」

 

どうやら藤も湯上やヴィク…鷹倉と同じで初対面には警戒心ばりばりらしいな…。

 

気を取り直して最後の男子に話し掛けようとしたがその男子の雰囲気が丸っきりヤンキーのそれだった…。

 

(おいおい、白衣着てっけど髪型は荒々しい赤色だしメリケン付けてるし、服装は医者だけど見た目的に超高校級の暴走族か? )

 

「アァ? 何ガンくれてんだよテメェ…やんのか? 」

 

!? 見てただけでそんな漫画のようなことが起きるとは! 急いで誤解を解かないと!

 

「ああ、いや違う違う! あんたの服装とか見てただけだよ! 」

 

「あん? そうなんか。まあイカすだろうから見惚れるのも仕方ねェか! ハッハッハァ! 」

 

いやいや、今の時代にそれはイカすとは思えない! …がそんなこと言ったら何されるか分からないから言わないでおこう。

 

「んで? オメェらは誰だ? 」

 

「あ、ああ。俺達はあんたと同じ今日希望ヶ峰に入学する新入生だ。と言っても俺は予備学科に入学予定だけどな。名前は甘い調味料の漢字を使った方の砂糖 太郎って言うんだ」

 

「僕は龍野 竜斗です。よろしくね、えっと…」

 

「おう! 砂糖に龍野な、俺は桃瀬(ももせ) 一護(いちご)だ。超高校級の保険委員として入学するから怪我ァしたら俺に言やァ、一発で元気になっから遠慮なく言ってくれ! 」

 

 

 

 

 

超高校級の保険委員 桃瀬(モモセ) 一護(イチゴ)

【挿絵表示】

 

 

 

 

 

こいつが超高校級の保険委員!? スレとかでは豊富な医療知識で的確に怪我、病気等を治す。治した後もアフターケアを忘れず真摯に対応し患者の心のケアも忘れないとのことだか見た目は完全に暴走族だ…。

 

「桃瀬君の格好的に暴走族とかかと思ったよ」

 

龍野はなんで物怖じせずにそんなこと言えるんだよ!

 

「へへっ、まァな。俺は反り血のイチゴって呼ばれてる暴走族ではあるぞ。だが父親が医者なもんで小さいときから医療の勉強はしてたからな」

 

「家がお医者さんなのに何で暴走族に? 」

 

「アァ、そいつはだなァ。俺がガキの頃に勉強が出来たから周りの奴等からいじめられてな。それに反抗してたらいつの間にか喧嘩が強くなって暴走族にも目を付けられてそこでも喧嘩してたらトップになってたんだよ」

 

まるで漫画のようだ! そして龍野は暗い癖に桃瀬には積極的に絡むな。俺はビビって怯むなー。

 

「ンン? 砂糖ーそんなにビビんなよォ。別に簡単に拳は振るわねェからよォ。仲良くしてェしな」

 

何だ、見た目で判断してしまったけど結構フレンドリーで良かった。

 

「ああ、悪かった桃瀬。俺もビビらずに接するようにするよ。だから怪我とか病気の時は頼りにさせてもらうぜ! 」

 

「おォう! どんとこいだァ! 」

 

桃瀬とは仲良く出来そうだな。

 

 

 

 

 

これで全員と自己紹介出来たな。

 

「フム…これでひとまず自己紹介はひと通り終わったけど入学式はまだかな? 」

 

「そろそろ何じゃない? きっとサプライズでしょ! 」

 

「…どうだかな。希望ヶ峰と言ってもこんな犯罪まがいの事をするか…」

 

「もう、湯上はすぐにそんなこと言うんだからっ! 」

 

「まあまあ、お二人さんは落ち着きなはれや。一旦落ちつこやぁ」

 

すると突然。

 

 

 

ヂリリリリリリリリリリリッ!

 

「うわぁ!!? なんだなんだ!バグかあ!?」

 

キ~ンコ~ンカ~ンコ~ン。キ~ンコ~ンカ~ンコ~ン。

 

各々が入学式の事を話題にしていると突然耳障りなチャイムが鳴り出した。

 

「……何かが始まる…」

 

ブツッ! 『えーテステース、テステース。聞こえますか~オマエラ? それではこれより入学式を始めま~す。ウプププッ』

 

何だやっと始まるのか。にしても俺達しか居ないが良いのか?予備学科なんて俺しか居ないじゃないか。

 

「んだァ? 誰もこねェじゃねェか! センコーはどうしたァ!? 職務怠慢かァ? 」

 

「確かに教師が一人も居ねえままで入学式始めるかー? 」

 

『んー? 教師ならここに居るよー? 』

 

「…どこだ? 」

 

「そうであるぞ! 何処にも居ないではないか! 拙者らを謀りおったなぁ!? 」

 

『分かんないかなー? こ、こだよ。こ、こ! 声の聞こえる方! 』

 

そう言われて全員は声の聞こえる壇上の方を見た。するとそこからは……。

 

『イヤッホォォォォイッッ! オマエラー! おはようございます! ウプププッ、ウププププププッ! 』

 

変なぬいぐるみが、……いや。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……俺達にとって絶望が現れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー登場人物ー

 

【予備学科生徒】砂糖(サトウ) 太郎(タロウ)

 

【超高校級の???】龍野(タツノ) 竜斗(リュウト)

 

【超高校級の芸人】和良井(ワライ) 笑平(ショウヘイ)

 

【超高校級のリア充】沢風(サワカゼ) 俊也(シュンヤ)

 

【超高校級のメカニック】鈴木崎(スズキザキ) 美佳子(ミカコ)

 

【超高校級の交通委員】(トマリ) (ススム)

 

【超高校級の努力家】シャルロット・ド・ベルジック

 

【超高校級の幸運】木枯(コガラシ) (ナエ)

 

【超高校級の放送部】嶋野(シマノ) 恵子(エコ)

 

【超高校級の名探偵】(ツルギ) 星光(セイコウ)

 

【超高校級の???】猫屋敷(ネコヤシキ) 狛犬(コマイ)

 

【超高校級の氷彫刻家】熱宮(ネツミヤ) 燐火(リンカ)

 

【超高校級のゲーマー】百澤(ヒャクザワ) 成八(ナルハチ)

 

【超高校級の僧】瀬戸内(セトウチ) 太陽(タイヨウ)

 

【超高校級のモブ】影山(カゲヤマ) 琥珀(コハク)

 

【超高校級の野球選手】 湯上(ユカミ) (ケン)

 

【超高校級のアルバイター】 妻夫木(ツマブキ) 弥生(ヤヨイ)

 

【超高校級のネット配信者】 鷹倉(タカクラ) ルゥ ヴィクトー

 

【超高校級の折り紙講師】 (フジ) 織姫(オリヒメ)

 

【超高校級の保険委員】 桃瀬(モモセ) 一護(イチゴ)




これから始まりますが見切り発車で出発したのでチマチマとやっていきます。
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