第一章 (非)日常編 1
モノクマからの突然のコロシアイを宣言された俺達は一旦落ち着いて現状を確認するためにモノフォンに記された食堂に来た。
食堂の真ん中の大きなテーブルにバラバラに座った。食堂の奥には調理室と食在庫が合った。
俺の近くには龍野と百澤と瀬戸内が座った。湯上と鷹倉と藤はそれぞれ離れた所に一人で座って後は各々近くで座った。最初に沢風が話し出した。
「それじゃあ今から現状を確認してみようか」
「現状をって言っても拉致されて訳分からんロボットにここで永遠に暮らすか殺し合えとか言われてる事位が今の現状じゃないか?」
「瀬戸内、そんなズバッと言うなよ、ここは明るい話でもした方がいいんじゃねえか?」
「つってもよ、今のまんまじゃ明るい話なんざねえんじゃねえか?」
「いや、そないなこともあらへんやろ。少なくともあの妙なモノクマゆうロボットは俺達に危害は加えんし」
「なんで和良井はそんなこと分かるんだ?」
そう聞くと和良井は笑いながら隣の鈴木崎を指差しながら言った。
「ああ、それはやな。鈴木崎から聞いたんやけどモノフォンで色々見てたら校則を見つけてな、そこに書いてあってんやて」
「ちょっと和良井、指を指さないでよ」
指を指された鈴木崎は不愉快そう眉を顰めながら言った。
「こりゃすまんすまん」
「まあ良いけどさ」
「まあとりあえず皆モノフォンの校則を確認しよや、気になることも書いてあったし」
和良井に言われて皆はモノフォンを操作し校則と書かれた所をタップした。
するとモノクマとモノソノがドット絵で現れてきた。
『やあ、オマエラ。校則が見たいんだね?』
『良い心懸けですね、ここでは校則こそが守るべきルールですのでしっかりと確認するように』
ドット絵でもイラつく奴等だな。こいつらは無視してとっとと校則を確認しよう。
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~絶望ヶ峰学園 校則~
一.生徒達はこの学園内だけで共同生活を行いましょう。共同生活の期限はありません。
二.夜10時から朝7時までを"夜時間"とします。夜時間は立ち入り禁止区域があるので注意しましょう。
三.就寝は寄宿舎エリアに設けられた個室等決められた場所でのみ可能です。他の場所での故意の就寝は居眠りとみなし罰します。
四.絶望ヶ峰学園について調べるのは自由です。特に行動に制限は課せられません。
五.校長ことモノクマへの暴力を禁じます。学園内の重要な物の破壊を禁じます。《監視カメラ等》
六.校長、教頭は生徒に危害を加えることを禁じます。加えた場合校長、教頭による罰を与えます。
七.仲間の誰かを殺したクロは"卒業"となりますが、自分がクロだと他の生徒に知られてはいけません。
八.校則は随時追加されます。
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一通り読んだが一番気になる所は…。
「……皆、校則の七を見たかい?」
沢風に問われ一同は頷いた。
「ンー、つまり誰かを殺めた場合は誰にも知られてはならないと言うことですな」
「しかし誰かを殺してそれで終了とは思えないけどね」
「確かに~、これ程徹底した作戦を~殺人一つで終わりにするとは思えないな~」
「そ、それに三の故意の就寝の罰も気になりますね…」
影山の言う通り罰とは何なのか気になるな。爆弾を平気で使うような奴等だし…。
「……でも殺人なんて起こさなくても大丈夫さ…」
「あァ?何でンな事分かんだよ?」
「だって俺達は希望ヶ峰学園に入学する超高校級の生徒たちだ。話題の高校生たちがこれだけの人数行方不明になったんだし家族や警察が捜索してるだろうし…」
「まあ確かにそやなー。見つけてもらえんのも時間の問題やろし」
「ならとりあえずは安心ですかね?」
木枯はホッと息を吐いて安心したみたいだ。
「…でもこんままで良いんかねー?」
唐突に鷹倉がやっと安心した空気を出した食堂に水を指す一言を言った。
「それはどういう事だい?鷹倉」
「いやーだってこんな大々的に事件起こした奴等がそんな簡単に見つかるようにしてると思うかー?」
「ま、確かに実況者の言う通りだな」
鷹倉の言った事に湯上も賛成した。
「フムー、確かにそち等の言う通りであるな。しかし我が居るので心配は無用でござろう」
「剣のその自信は何処から来るの?」
「おい、百澤。それは言わない方が良いぞ」
でも俺もそう思い出した。確かに簡単には見付けてはくれなさそうだしな。なら俺はと考えた事を皆に提案をした。
「なあそれならさ、俺達でこの学園を調べようぜ?もしかしたら脱出出来る抜け穴があるかもだしよ」
「確かに砂糖君の言う通りこのまま何もしないよりは何かしらして見付けてくれるのを待つ方が良いかな」
「でもそんな気軽にこんな得たいも知れない場所を調べても大丈夫か?それにあいつ等が何か邪魔とかしてこねえか?」
俺の提案に龍野が乗ってくれたが瀬戸内が不安をこぼすが瀬戸内は校則を良く読んではないようだな。
「いやそれは大丈夫さ。校則の四にはここを調べるのは自由らしいし六に書いてある通りこちらに危害は加えないって書いてあるし」
沢風が瀬戸内や校則を良く読んでない人等に説明した。
「んんーなら大丈夫か?ならとりあえず今から調べっか!」
「うん、なら善は急げだな、何人かで集まってこの学園を調べてみよう!」
泊が元気良く言った。
「…なら20人だし5人組を4組作って探索する?」
「悪いが俺は勝手に調べさせてもらう…」
「…なら俺も大勢とかだりぃんでー」
「…なら私も」
そう言って湯上鷹倉藤の協調性無い三人がサッと席を立ち食堂から出ていった。
「あ、ちょっ、君達!待ちたまえ、おい!」
泊が呼び止めるが鷹倉藤は止まらず出ていき湯上はため息を吐きながら立ち止まり俺達に背を向けたまま喋りかけた。
「…お前らお人好し達と捜索しても良い情報が出てくるとは思えんから一人の方が効率が良い」
そう言うだけ言って今度こそ終わりだと湯上は食堂を出ていった。
食堂には気まずい空気が流れた。そんな中沢風妻夫木泊が喋った。
「いやでもこんな場所に一人は危ないからな、誰か一人でも着いていった方が良いだろう」
「うん、そうだよね!なら私は湯上を追い掛けて一緒に探索しとくね」
「なら俺は鷹倉君と共に脱出口を探そう」
「ふむ、なら藤には同性の方が良いかな、誰か行ってくれないかな?」
「なら私が行こうか?」
「それは良かったありがとう、熱宮さん」
沢風が提案すると熱宮が挙手をした。
これで湯上には妻夫木が鷹倉には泊が藤には熱宮が追い掛けて探索をすることになった。
そして話し合いの結果。
俺、龍野、木枯、嶋野。
沢風、剣、猫屋敷、シャル。
瀬戸内、百澤、鈴木崎。
和良井、桃瀬、影山のメンバーに別れて探索となった。
ー登場人物ー
【予備学科生徒】
【超高校級の???】
【超高校級の芸人】
【超高校級のリア充】
【超高校級のメカニック】
【超高校級の交通委員】
【超高校級の努力家】シャルロット・ド・ベルジック
【超高校級の幸運】
【超高校級の放送部】
【超高校級の名探偵】
【超高校級の???】
【超高校級の氷彫刻家】
【超高校級のゲーマー】
【超高校級の僧】
【超高校級のモブ】
【超高校級の野球選手】
【超高校級のアルバイター】
【超高校級のネット配信者】
【超高校級の折り紙講師】
【超高校級の保険委員】
生存者人数 20人
探索はスパーッと終わらせたいですねー。まあごたごたするんでしょうがね!