ハルケギニアの英雄   作:雛月 加代

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第六章:復活

「うそでしょう?」

 

私の顔は、一瞬で蒼白になった。ギーシュのゴーレムに蹴られ、吹っ飛ばされる私の使い魔。

 

(あ・・・・・・あ、あああ!?)

 

急いで駆け寄り、脈を探る。

 

(へっ!?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

脈がない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

死んでる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

死んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

死んでしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

幾たびの失敗の果てに、やっと召喚した使い魔が

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まだ契約もしていないのに

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私に召喚されたばっかりに・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わああああああああああああああああああーん!!!!!

 

 

 

 

 

 

その場で私は泣き出してしまった。

 

 

 

 

 

 

私がもっと早く止めていれば・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私がもっと早く謝っていれば・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

そもそも平民は貴族には勝てない・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

勝てるわけがない・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

そんなこと分かっていたはずなのに・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私のバカ・・・・・

 

 

 

 

 

 

ごめん・・なさい、本当にごめんなさい!!!!

 

 

 

 

 

他の女子たちも同様に悲鳴をあげたり、気絶したり、泣きじゃくる。

 

 

「平民が貴族に本気で勝てると思っていたのかい?」

 

 

 

 

 

 

 

 

するとキャンチョメは勇敢に立ち上がり、ギーシュを睨みつけながら叫ぶ。

 

「当たり前だ!このキャンチョメ様は王様になるんだぞ!」

 

「『「『・・・・・・・・・・・・・・・。』」』」

 

しばしの沈黙の後

 

「ブぁアハハハハハッッ!!ハッハハハハハッ!!ギャハハはひハハ!!!」

 

 ギーシュは笑い転げていた。涙を流して腹を抱えて。 周囲の男子たちも爆笑に包まれていた。

 

ムッ

 

「お前たち、フォルゴレを舐めてるな!よし、教えてやろう!フォルゴレが無敵の戦士である事を!!!!!!!」

 

そう言いながらキャンチョメは拳をグッと握りしめる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜♪

 

どこからともなく、音楽が流れくる。

 

 

「!?」

 

ギーシュを含む男子生徒たちは目を細め

 

「『「!!!!!」』」

 

キュルケは口を押さえ、タバサは顔に出さないが唖然としている。

 

 

 

 

 

 

鉄のフォルゴレー !無敵フォルゴレー!

 

鉄のフォルゴレー !無敵フォルゴレー!

 

すると信じられないことが起こった。今まで死んでいた私の使い魔が・・・・フォルゴレが生き返った。まるでバネのようにその場に立ち上がった。しかも何事もなかったかのように歌を歌っている。

 

 

「『「『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。』」』」

 

これには見ていた観客全員が唖然とし、言葉を失う。

 

(生き返った・・・・・・・・?)

 

(嘘・・・・・そんなことが・・・。)

 

(彼は一体・・・・?)

 

(きっと亜人だ。もしくは人間そっくりなゴーレム。)

 

様々な疑問が観客全員の頭を横切る。

 

「ハハハハッ!どうだ、驚いたかい?無敵の英雄、それが・・・・・」

 

「パルコ・フォルゴレさ!」

 

そう言いながら二人は自身満々に声をあげる。

 

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