各回答
出久「ボールはあって、専用の靴が欲しかったから?」
樹「ボールが新品じゃなくて中古だったからか?」
安理「少年の足が無かったからでしょうか?」
オリ主「安理ちゃんご名答」
安理「えっ」
出久・樹「はぁ!?」
オリ主「だってヒントでこれサイコパス診断の問題っていったでしょ」
安理「・・・・・・」
オリ主「無自覚サイコだったね・・・シャルル=アンリ・サンソン」
安理「シャルルじゃなくて山村です」
そのうちオリ主も出る・・・と思う。
僕は自室のベッドの上で目を覚ます。
ついに運命の登校日。
教室に入ったら皆はどんな反応をしてくれるのだろうか。
無視?
挨拶?
嫌悪?
少なくとも。いい反応はあまり期待するべきではないだろう。
壁にかけられた時計を見る。短針は5を、長針は6を指していた。
5時半か。7時には出るべきだろう。
一瞬視界が暗転した気がした。
そして次に私がいたのは玄関前だ。
・・・ああ、またか。
いつもの
足元を見れば手提げバッグがあった。
起きて時間を確認したところで交代になるのは一体なんでなのだろう。
まあ、腕時計は丁度7時を指しているのだからいいか。
「いってきます」
返事は返ってこない。きっとまだ寝てるのだろう。弔兄さんの体内時計は昼夜逆転してるし、起きるのは多分昼くらいか。
発車のアナウンスが流れる前に、電車に駆け込む。
電車の中の席は全て満席。僕はぎゅうぎゅうの車内で、扉近くの手すりに寄りかかる。
まだいつもの声は聞こえない。目的地の駅に着く頃には、セクトニアたちも起きてることだろう。
ああ、こういう時に交代してくれたら嬉しいけどなあ・・・
無意識にバッグを置き、スカートのポケットに手を突っ込むと、カサッと音がした。
何か入ってるみたいだ。僕はポケットの中身を取り出す。
入っていたのは、くしゃくしゃに丸められた拳大の紙切れ。
破れないように開くと、しわしわの紙面に文章が綴られていた。
『おはよう緑谷出久。緑谷出雲だ』
『これを貴様が読んでいる時はおそらく雄英高校への初登校前だろう。』
『さて貴様。ここからは真剣な話だ。』
『おそらく雄英高校にはあの爆豪も合格しているはずだ。貴様のことだ、どうせ腐れ縁で同じクラスになっているだろうな。私には教室に貴様が入って早々爆豪に暴言を吐かれて落ち込む貴様が目に浮かぶぞ。』
『ああそうだ貴様。安心しろ。まだ貴様への印象は完全に確定したわけじゃない。まだ巻き返せるはずだが、私は人と話すのは得意ではないからな。そこは貴様の努力次第だ。』
『貴様が眠っている間に、色々調べておいたから、ここに記録してやる。感謝しろ。』
『まずは【ウィッチ】・・・樹のことからだ。樹は貴様のクラスの副担任となった。姿はおそらくヒーローコスチュームだろうな。あの容姿は刑事ドラマの主人公にありそうだと思わないか貴様?』
『次にオールマイトのことについてだ。あの男、教師に赴任したようだ。おそらく貴様と接触を図るだろうし、そのときは素直について行くべきだろう。』
『最後に貴様の個性についてだ。さっき書いた、オールマイトが貴様に接触を図るというのは、おそらく貴様が個性を受け継いでしまっているからだ。見ただろう、あの大蜂が金色の糸らしきモノを口にしたところを。あれ、オールマイトの髪の毛だったんだろうな。髪の毛のDNAうんぬんであの大蜂が個性を受け継ぎ、その後に貴様の血肉となった。故に貴様へと個性が渡った可能性があるのだ。』
『まだこの事については完全に調べきっていないから、概ねの情報を獲得した後に貴様に教えよう。』
『色々調べたとはいっても、情報量が膨大すぎるから日に日に流すことにするぞ。一度に言ったって前世の貴様はバカだったんだからキャパオーバーするだろうしな』
一瞬この紙を破り捨てたいという欲求が頭をもたげたが、ぐっとこらえる。
『これで現時点で貴様にいうことは大体言ったぞ。』
『最後に一言物申そう。』
『私は朝の電車みたいなところは嫌いだ。』
一言余計だっての・・・
「机に足をかけるな! 雄英の先輩方や机の製作者に申し訳ないとは思わんのか!」
「思わねぇよ! テメーどこ中だよ? 端役が!!」
ついに雄英高校へと到着。
僕の組は1年A組。今はその教室の前にいる。
あーやっぱり居たか。聞きなれた声が、教室の外にも漏れていた。
僕は意を決して扉を開き、中に入る。
「なんで居やがんだよクソデク!!」
「悪かったねここに居て!」
あいさつより先にガン飛ばし。
やっぱりいた爆豪は、机の上に足を乗せていて、いかにも真面目そうな容姿をした二人の男女に囲まれ、注意されている。にもかかわらず、体勢を崩そうとはしない。
「んな体制してたらひっくり返るよ?ドーンって」
「うるせぇ!余計なお世話だ、まな板デク!」
まな板デク。
・・・・・・・・・・・・
僕は静かに自分の席へ向かう。
「うわ・・・爆豪くん最低・・・」
「女子に向けてそれは無いんじゃないか・・・」
「は?ホントのこと言っただけだろ。あいつの胸無いってこと。っていうかなんであいつ女装なんかしてんだ?」
あいつの胸無い。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
泣くな、僕。今ここで泣いたらもっと言われる。
「貧乳はステータスだよ!っていうかあれ女装じゃないでしょ」
「はあ?あいつ中学まで男子の制服着てたんだからな?しかもあの体型で女って」
「僕は女子だって言ったよ!でも信じてくれなかったんだよ!僕は諦めずに何度も言った!けど、嘘つくなって一蹴された!しまいにはそんな些細なことにネチネチ頓着してたら嫌われるぞって言われたんだよ!」
思わず僕は口を挟む。そして返って来た返事は。
「いやテメエの身体が貧相だったのが悪いだろ」
一刀両断。
かっちゃんのばかああああ!!(1回目)
『あー・・・どんまい、デク君』
慰めないでもっと虚しくなるから!
「それは無いわぁ・・・絶対爆豪くん将来彼女できないわこりゃ」
「ンだとコラまるがお!」
「まるがお!?」
「君は礼儀を知らないのか!?どう考えてもその言葉は酷すぎるぞ!」
「嘘を
「だとしても言い方というものがあるだろう!!」
歯を食い縛って泣くのを耐える。
ふと黒板側の扉を見ると、そこから顔を覗かせている樹の姿があった。なぜか眼鏡をかけている。
樹はけっこう気まずそうな表情を僕に向けていた。
〈助け舟、いるか?〉
〈大丈夫じゃないけど大丈夫。いらない〉
もうすぐ朝礼の時間だ。それまで耐えれば・・・
「個性も身体もモブ以下のクソナードの何が間違ってんだよ!?」
かっちゃんのばかああああああああああああ!!!!(2回目)
涙腺が崩壊寸前の時、ついに救世主が現れた。
「喧嘩をする元気があるなら先に進めてしまっても構わないか・・・?」
『うわ!?』
教室のドアの前。いつの間にか寝袋に入ったまま立っている男性がいた。
男性は器用に壇上まで歩いていき・・・
「ハイ。静かになるまで8秒もかかりました。時間は有限だ。君達は合理性に欠けるね」
やっと全員静かになったので男は名乗りを上げる。
「俺は相澤消太・・・このクラスの担任だ。よろしくな・・・さて、早速だが体操服を着てすぐにグラウンドに集合だ。急げよ? 時間はすぐに減っていくんだからな。あと爆豪。着替えたらちょっと来い」
僕とかっちゃん以外の全員が何かを察したような表情をした。
またサイコパス診断テスト。
「なにあれうそでしょ・・・!?え、なんで指をこっちに・・・・・・まさか!」
バルコニーにいたあなたは、外で男が人を殺すのを目撃してしまいました。
そのあと男はこちらを向いて指を一定方向に動かしています。
男の意図は何?
次回、正解発表。
体力テストは次に持ち越し。
誤字脱字あったら報告お願いします。