「待っていたよ、ヒーロー…社会のゴミめ。」
現在の状況は、こちら側の切り札が来たが逆に相手の目的をある意味達成させてしまった状況だ。
正直いって展開としては、不味い。
うん?たしか相手、 超再生 ってばらしてたよな?異形型じゃないのか!?だけど明らかに姿は異形型だし、相澤先生の個性でも力を消せてない。
まさかっ!
「この鳥頭、恐らく複数の個性持ってますっ!気を付けてっ!」
本来であれば、あり得ない可能性だが。
前弟に突然現れた個性を調べた、その時に見つけた一蹴された学説。個性を譲渡または奪う個性、その存在。
複数の個性を与えるすべを相手側は、持っている確実に!!
「そうか 分かった、だがまずは!」
風が吹き抜ける、その瞬間に ヴィランが吹き飛ばされていた。殴ってすらいない
それでこの、風圧だ。いや風圧だけで、このヴィランは十分と言うところか。
次に見えたのは、相澤先生を助け出す様子動きが早すぎて乱雑なぶつ切りのビデオを見ているようだ。
そして次にきたのは何かに持ち上げられるような、衝撃……衝撃というよりは皮膚に物が触れるような感覚だろうか。
「皆入り口へ、相澤先生を頼んだ。
ここは私が行く。」
地面に足がつく、軽く回りをみれば……敵地への離脱が終わっている。
……一度に5人を運ぶなんて、どんな持ち方をしているんだいったい………いやこれは今考えることじゃない。
俺の火力としては、相手の
もしオールマイトの物が通じなかった場合に、一つの手段ぐらいにはなるそう確信していた。
「失礼ですが私は、残らせてもらいます。
足手まといであろうが何であろうが、 視る 位は出来ますので。」
本来オールマイトが現れた時点で安心してもいいはずなのに、不味いような弟の反応も気になるし。
何より相手の目的はオールマイトである、対策を練っていなければ可笑しい。
いやそもそも真正面から倒そうとしていようとしている時点で、ここにいるヴィランの脳みそは狂牛病のようにすかすかなのかも知れないが。
そうやって、前を見れば。
手一杯さんの頭の手が、落ちていて拾っている所だ……その声は先程までとは大分違うように見える。さながら精神安定剤に近いものか………
近くにいたら、水辺の方にいくように蹴りあげられたのに……相手の大事な物はさっさと壊して
こっちだって、
「CAROLINA SMASH!!!」
オールマイトが立ち上がったヴィランに向かっていく、当然そのままではなく鳥頭が立ち向かう………
普通ならば、早さにより凝視できないが……
相手を一定の位置に固定が出来る。
「………信じてますよ……貴方の事を。」
これは二つの意味、
視るのは頭いや……首、生物的に共通している神経がもっとも集中している部分ここなら最小限の破壊でダメージをもっとも与えられる。
………本当ならば、足と腕四本もぎ取っておきたかったけど……再生するならば
「少し、お休みになられては?」
オールマイトは、脳無を留めている。攻防事態はあまり見えないが問題ない……
曲がれ、おもいっきり曲がれ後の事などはその時に考えればいい……鳥頭の頭が後ろを向く。ゴギィッと足とかを曲げたときに、よく聞く音を捉えた。
オールマイトは止まっている、驚いている訳では無いだろう……きっと次への警戒をしてくれているのだ。
その後にニジュリと生肉が動くような雑音が混じっていたから……再生は行われているのだろう……放置してはいけない。
捻り切らないと……
「………正気かよ、コイツ。」
ゴトリと一つ音がした。
頭って言うものは案外重い物体なのだな実感できる……たしかキャベツ1個分の重さだったであろうか?
腕を捻った時の違和感はあったが血などは出ない……いや体液が外部に流出する前に再生がおこなわれるから。
そう勝手に納得して、相手の方に向いた……どうやら頭の方から再生が発動するように見える。
だが頭以外すべてが再生の対象になる……時間が掛かると判断して行動に移したが思ったより再生スピードが早い。
やるなら
手一杯が何かを言っている、
「えぇ至って正気です、ヒーローは生かすものですよ?なに言ってるんですかヴィラン。
ここまでやってもパアですし……私は何もしていないのと同じです。」
再生されて意味の無くなった、元の首以外の脳無の肉体を少し見て思ったことをそのまま話した。
本当に相手の言っていることの訳が分からなかった、再生するならば、どれだけの負傷を負おうが結局は0なのにどこを気にする必要があるのだろう?
個性の使いすぎか、またはヴィランへの対応に疲れてきたか又はその両方か頭が痛くなっている……
「黒霧……少し手順を変える……まず、あいつから潰す。ワープゲートは使えるか?あのまま放っておけば、ゲームの後衛と同じだ、脳無が無力化され続けられ無い。」
……いや何でこっちに注目向くの……軽く絶望してるんだよ超再生が超再生過ぎて……もう少し、再生による時間稼げると思ったのに。
目的のオールマイト目の前にいるよ?
いや……脳無がそのオールマイトを狙うための要石だったから、その要石に少しでもひびを入れられる存在として危険視されてしまった感じか……
相変わらず、オールマイトは再生した脳無の足止めだし……向かってくるのは手一杯さんと真っ黒くろすけの二人がかりになるかな……
手一杯さんはなんとかなるとして……こっち側として一番厄介なのは真っ黒くろすけだ、ワープして場所離されたり……落下死レベルの高さからおとされされかねない。
「ディサンドくん!」
いや……どうやら、こっちの認識が間違っていたようだ。オールマイトの叫ぶ声が聞こえる、目の前にはワープゲート……そのなかには脳無がいた曲げようと思っても先にはオールマイトがいた。
脳無がそのままならば問題はないが……ワープゲートの中にいるからしまわれたら延長線にいるオールマイトを攻撃をしかねない。
……異常なまでの攻撃力を相手に逆手に取られた感じだ、何度かこう言うことはあったが……規模が違いすぎた。
「後は、お願いしますね……平和の象徴。」
そのまま目閉じる、髄骸が軋むような幻覚を覚えた……別にそのまま諦めている訳ではない、俺は
それに、死にはしないだろう……だって相手はオールマイトが目的なのだから生かさず殺さず。精々挑発の材料ぐらいにするはずだ。
まぁ読みが違っていたら、笑っておこう。
「突っ立ってんな!!馬鹿がっ!」
「ゴベラッ!?」
えっ?横から衝撃がきた、なんか殴られた声は認識出来なかったが……
「モヤモブがあっ!さっきはやってくれたなぁ!!」
爆破の音。
「お前らごときに平和の象徴は潰されねぇ、そして俺たちも負けはしねぇ!」
目の前の何かが凍りつく音。
「クソッ良いとこねぇー!」
「かっちゃん!みんなっ!」
目開くとそこには、これからを担うヒーロー達の姿が見えた。
俺は真っ先に反射的に言葉を発する。
「超再生のスピードは早い、どんな怪我でもすぐに復帰すると思った方がいい。油断せず離れてっ!
後殴るのは流石に酷くないか?」
殴られた箇所正直にいって結構痛い、個性使わない時の全力で殴って無かったか弟?
助けるための強制移動の理由以外にも何か入ってそうだったぞ。日頃の恨みか?ストレスか?大丈夫か?
「危険なときにぼーと突っ立てたのが悪い。」
うん、切り捨てられた悲しい……たしかに今言うことじゃないと思うけど……もう少しフォローほしかったな……
一応、頑張ったんよ……ヴィランに変に警戒されて脳無けしかけられたけど……
「へっ このうっかり野郎め。やっぱ思ったとおりだ!
モヤ状のワープゲートになれる箇所は限られてる。そのモヤゲートで実体部分を覆ってたんだ。そうだろ?
全身モヤの物理無効人生なら危ないっつう発想が出ねぇもんな。…動くなっ!俺が怪しいと思ったら即座に爆破する!」
「ぬうっ……」
少し回りを確認すれば、生徒の一人がヴィランを一人取り押さえていた……だが他にもヴィランはいる……やっぱり特に面倒なものは……
脳無と呼ばれる鳥頭……命令範囲外に出すのが一番いい方法か……
「ヒーローらしからぬ言動。」
その発言は俺にも効く……いや、こっちに言っている訳じゃ無いんだろうけど、わざとじゃないんだよ頑張ってるよ。
いや………少し要らんこと考えすぎてるな…。
「攻略されたうえに全員ほぼ無傷。すごいなぁ最近の子供は。恥ずかしくなってくるぜヴィラン連合」
そうやって手一杯さんが言っている、うちに凍結した部分が砕け新たな腕や足が出てくる。
「もうばらしちまったが、超再生だな。脳無はお前の100%にも耐えられるよう改造された超高性能サンドバッグ人間……お前を殺すための代物さ」
そうやって笑う、遊びはまだまだこれからだと言うようにちらっと一人の生徒に捕縛されたヴィランを見て。
「まずは出入り口の奪還だ。」
………ヴィラン側の出入り口って……
まさかっ!
「爆豪くん、そのヴィランをはなせっ!」
その瞬間、衝撃が来た。
後に見えるのは……無傷の生徒と地面に衝撃を受けたような跡がついているオールマイト。
恐らく……いや確実に、脳無の攻撃から生徒を守ったのであろう。
「子供相手に加減を知らんのか!」
そうオールマイトが口を開いた……それから察するに子供がまともに受けていたら、ただじゃすまなかったのだろう……オールマイトでも地面に跡をつけるぐらいの衝撃だったのだ。
「仲間を助けるためさ しかたないだろ。」
オールマイトの言葉に、手一杯さんは笑いながら口を開いた……なぜかその言葉の一つ一つに不快感しか感じることが出来なかった。
曲くんの内心とフリガナが酷いのは平常運転。
…………コイツ何でいままでヒーロー出来てるんだろ………やっぱり優秀な外付け回路(ヒーローと法律)とブレーキ(弟と義母)がいるからかな……