兄は弟を守りたい。   作:夢食いバグ

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鍛練鍛練そして鍛練。


カリキュラムと不確定性

あの後は商店街がろくに、使えない状態のため。

 

急いでスーパーに向かい卵を買って帰ってきた。お一人様1パック物の特売品が買えてよかった。

 

弟は一足先に帰ってしまっているだろう……一人にさせてほしいと言われてショックだが。それでもついていくほど空気が、読めないわけではない。

 

「…………笑っててほしいな……」

 

最近笑ってくれるのが少なくなった気がする。義母さんは気づいてないようだが、幼稚園の時と大体同じようないやそれよりも酷いだろう………

 

爆豪は上手く隠蔽しているようで外からでは、中々証拠がつかめない。学校にカチコミしかけに行って、突撃するわけにもいかないだろうし……

 

外から望遠鏡で見て把握しようとすればこちらが、訴えられかねない。

 

俺が見た限り小学校は上手くいっていたようだが……中学校になって、どうしてこうなってしまったのだろうか。俺からヒーローの話をしても、前よりも何処か避けるようになってしまっていた。

 

一通りの見えていた、怪我や器物の破損の記録はしているので弟が証言するならばその助けぐらいにはなると信じたい……

 

あの隠蔽具合じゃ、服で隠れて見えないところの方の傷が確実に多いであろうが。

 

「…………難儀なものだな……」

 

何となく開いたスマートフォンには、卑怯にも人質をとったヘドロヴィラン平和の象徴オールマイトにより倒される!!とニューストップとなっていた。

 

もう夕暮れだ。

 

 

その2日後、弟が急にどっかに行った……

 

たしか約束だともしかしてえーとなんだろ、全く思い当たる節がない、遊びなら遊びって言うだろうし。ちょっと屋上に、来いてきなアレじゃないよねまさか無いよね?

 

用務員雄英高校募集してるかな………先生てっやっても直ぐに資格とれる訳じゃないし。用務員として入るしか無いよなぁ。一応ヒーローで食えなくなった時の為に、簿記とかの実務的な資格は所持してるしいけるか?

 

「弟は多分いや絶対に行けるから。

 

俺も雄英に行かないと………ヒーローとしてしか今まで活動してないけど大丈夫か?大丈夫話したり聞く力はある。」

 

一応プロヒーローとしての会話能力(状況に応じた型に沿った話術)はそれなりにあると自負するつもりだが。

 

普通の一般人としての話はどうか。今まで対人対応系の本は多く読み込んだが、まだまだ心配なところはある。

 

役を演じる(ヒーロー)か素で話すかとの違い。元々は人と話すのが苦手で、何とか矯正してこうなってる。

 

「あーとりあえず雄英的に求める条件調べて、早めに形作るか?校訓はプルスウルトラ……どんな人求めてるのか全くつかめない……」

 

採用とはあったものをとるものだ。己の姿を見せつけろーとか個性とか、実際にしたらうん……

 

出来る人は引き付けられるんだろうけど。自信がないから採用されている人物の共通点を見つけて、それに合わせる。

 

雄英高校のホームページを開き、教職員紹介のページに移動する。大体のヒーローは覚えているためわかるだろう……

 

あっアカンわこれ……

 

「性質的な共通点が全く見つからない。」

 

せいぜい多くの物がプロヒーローとしての免許を獲得しているぐらいしか思い付かねぇ!個性を使って個性豊かに活躍するヒーローだからなてっこのやろう。

 

自由もうたってるしな……個性豊すぎる……冷静に考えたら校長先生がネズミ?な時点でぶっとんでるしなこれが雄英高校。

 

「これはどうする、とりあえずヒーローとしての発言態度で大丈夫かな?傾向つかめればある程度の対策は効くんだけだなぁ……」

 

書類は確実に通ると勝手に確信して、面接は人と人勝手に判断して受からせたり落としたりするものだ。人にとって良い悪いは違うだから難しい。

 

「あーもう、どないすっかなー。」

 

この個性的な面々の中に入れるのか、用務員として採用されるのか少し不安を覚えた。

 

その後は何したのかあんまり覚えていないとるに足らないものだったのだろう。

 

多分体を動かそうと思って。軽くヒーローコスチュームをきてバールを持って、裏路地に向かっていき。見回りというなの犯罪者探ししていたと思う。

 

なんで裏路地かって?表で動くのはなんか個人的にやりにくい一般人が集まってくるので。夜が一番楽なんだけどね犯罪発生率高いし、見つかりにくいし。

 

「でどうしようこの状況。」

 

遠くから、たぶん犯罪者同士の縄張り争いであろうか6人いや10人程度の怒号が聞こえてきた……

 

ヒーローとしてはここで突っ込んでボコすべきである、だがわざわざ争ってお互い同士消耗してくれるなら狩りやすいし待つ方がいい。

 

「じゃあ、こうしようか…………」

 

そのまま突っ込めば、私は今現在一人であり取りそのままでは数人逃がす可能性がある。

 

だからヴィラン同士の抗争で逃げた相手から、鎮圧していき最後に消耗した相手を対応する。勿論近隣にいるヒーローには警察から要請をお願いする。

 

そうして自らの思考にヒーロー(正義)としての考えを擦り合わせた。

 

「もしもし、ヒーロー名ディサンドです。えぇヴィラン同士の抗争を発見いたしましたのでお伝えします……

 

現在個性は不明、人数はおおよそ8~10名程度。場所は居酒屋が目印で路地裏です。

 

ヴィランの詳しい情報はわかり次第お伝えいたしますので連絡はそのままにしておきますでは。」

 

さて最初の準備もすんだしじゃあ犯罪者を狩りにいこう(ヴィラン退治をしよう)

 

まずは抗争現場が見える位置に向かう……この時点で気づかれたら探知系がいることの確認になる。

 

いたとしても抗争に集中していて気づかない可能性もあるが、只個性をそのまま振るう者が多いため使い方が荒いのが殆どを占めるし。

 

「……………」

 

今の時点で見えるのは、9つか個性がはっきりわかるのは7つそれ以外は現在アンノウンとしておく。

 

簡単に言えば触手とサルと刃物と首長と物を動かすと巨腕と指銃だ、つけっぱなしのスマホを持って。

 

「現在確認できるのは9つ個性判明7つ、

 

赤シャツ腕が触手中距離型一気に接近するか遠距離から一方的に。

 

サルは身体能力が高いだけど動きが単調と思われるので、拘束型はやり易いと思います。

 

 

痴女は体から刃物を、出現させるものです。放射もおこなうので防御力に自身のあるかたなら、封殺できると思われます。

 

首長は赤シャツと同じような対応を。

 

巨腕はパワーがあるので、拘束が解かれる可能性が多いので意識を失わせるなどの対処を。

 

ハゲは指から空気を出す物です、拳銃ぐらいの威力はあると見ます。

 

目隠れは物を動かす物ですが、制限があるようですので半端な攻撃ではなく必殺を。

 

後二人はオールバックと短パンでアンノウンとさせてもらいます。

 

触れるだけでアウトのものも、あるので注意を。ヴィランの名称が口汚いのはすみません。

 

それがわかりやすいと思ったもので。」

 

と軽く特徴を流す、応援が来てくれると嬉しいが………来ない場合の対応策も考えなければならない。

 

まぁ、逃がさないように逃げたやつから鎮圧していくが……

 

「了解した、いまヒーロー数名がそちらに至急向かっている何か報告することがあればまたお願いする。」

 

ヒーローはきちんとこちらに来てくれるようだ、ヴィラン見たら突っ込むタイプが一人いてくれるとありがたい

 

こちらへの警戒が薄くなって、襲撃がしやすくなる。目の前のヒーローから逃げることに必死になっているだろうし…………

 

おっと今一つ逃げたサルか、ハゲで左肩とわき腹の負傷か。

 

今ちょうどこっちに来た、反対側だったらまだ長く逃げられたのかも知れないのにね。

 

少し倒したときに声を上げられても大丈夫なように音の出にくいように、走って一旦距離をおく。

 

そのまま一直線に逃げてきたサルの前に飛び出し、叫ばれる前に喉にすべての指の第二関節を曲げ親指を内部に押し込める、グニュと感覚が伝わった。

 

食べたばっかりなのか黄色の粘着質な液体を嘔吐しながら。混沌した様子でサルの頭が下がる。

 

その瞬間首に向かい45℃を保ちながら、強く殴打すると暫く痙攣したのち動かなくなったので。

 

床に置いてから。足は折る必要は無いため、四肢の関節を軽く外していきその後に拘束をかけた…………。関節なら直ぐに戻せるから、足折りよりも問題にならないはず。

 

「まずは1。」

 

後8……1は転がしておいた。そうすると誰かが走って声をかけてきた。追加の敵襲かヒーロー………

 

「ヴィランはどこだ。」

 

あっどうやらヒーローのようだ、接近戦型かな?

 

「ヴィランはあっちに進んだところにいますよ、私は残党狩りをしていますのでよろしくお願いいたします。」

 

とヴィランの集まりに、そのヒーローは突っ込んで行った……混乱するだろうし。逃げる人も多くなるから、逃がさないようにしないと。

 

逃げると……蟻みたいに、集まってきてこっちが襲撃受ける可能性あるし。

 

「………次はあっち、首長か……」

 

と戻って様子を見るとヒーローが現れた瞬間首長が逃げたので追う。反対側なので走らなければいけない……足の早さはこっちの方が分があるようで。追い付いていっている。

 

「なんなんだっお前は!!」

 

首長が走りながら後ろを見てしまう、そのまま逃げてくれれば楽だったのに…………

 

「何ってヒーローだよ?」

 

そうやっていつものように笑って事実をいった、バール届くかな長い首ぶんまわして邪魔してくるけど………

 

そのまま殴打すると下手したら、即死しちゃう可能性あるからな。

 

殺人はヒーローとして不味い。

 

「なんなんだよおぁお前はわぁぁ」

 

と錯乱し出す、滑稽だなと軽く思いながら胴体に膝蹴りをしてから倒す。

 

関節をはずしても無駄なので、押さえるために上に乗って。首筋にスタンガンを、気絶するまで押し付ける。

 

悲鳴とかは首が長くて布咬ませる余裕がないので、無視した……。気づかれてももう、プロヒーローが突撃してるしねあんまり変わりはないかな?

 

「静かに………直ぐに気絶してくれると、私は嬉しいのですが?」

 

中々気絶しない、うっかりしないように弱い電流に設定してもらったが。大体スタンガンを、2~3回ぐらい当てれば普通は終わるはずなんだけど。

 

途中で目覚めたりして、5回かかってしまった。タフネスだけはあったようだ。

 

「……………後7つ、戦況はどうなってるかな?」

 

泡を吹いて気絶した首長を、見てまた関節を外してから拘束をした2つ目。

 

「あっヒーロー増えてた………だったらこれで終わりかな……?」

 

そこには7つが3人のヒーローに、倒される光景が広がっていた。

 

 

その後は、そのまま報酬分配を纏めた俺は最初の一人だけ貰うことにした。ヒーローが登場してからの逃走で、拘束したものは、増援の3人のヒーローでそれぞれ分配だ。

 

裏路地という目立たないところに、わざわざ来てくれて感謝する。連絡したけど、全く来なくて一人で何とかしたことも何度があったし………

 

また一緒に仕事するかも知れないし、連絡先と名刺をお互い交換した。

 

お家に帰ろう……ご飯食べたい、お昼カロリーメイトですましちゃったし。

 

「ただいまー。」

 

あれ?弟が疲れた様子で、義母さん何か見せてる………料理メニューかな。

 

「おかえりなさい、出久がねトレーニングメニュー持ってきたのよ凄いわよ!食事まで。」

 

義母さんがいった後、直ぐに弟が焦ったように。

 

「ちょっとえっ。」

 

俺は近づきトレーニングメニューを覗き見た。それは過酷だった………勉強する時間あるのか?

 

4時おきで寝る時間まで決まってるけど……オーバーワークには気を使っているのかなそうだよね?

 

「頑張れっ勉強はこっちが支える。」

 

すぐさま、自室に戻る……体力的なものはあちらに任せよう。こっちは学力いや、雄英高校合格できる勉強の道をつくってやるっ

 

義母さんによると、その時の弟は口をポカンと開けて魂が抜けたようだったと話していた。




曲は確実に犯罪者を追い込もうとしだすのでよくヒーローにしては珍しく警察にもヒーローにもよく頼りますし、獲物が奪われたとかも思いません見つけたのでどうぞ取ってください半額セールですよ(出所後の報復の可能性もどうぞ)。

普通のヒーロー ヴィラン発見!>討伐
曲の場合 ヴィラン発見!>直ぐに対応しないといけない危険が無ければ警察報告(現在わかっている情報)>討伐
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