あれから三日経った、三日何をしていたのかと言うと竜胆に俺が三年間暮らす。寮に案内された、そこは元遠月リゾートの所有物だった。中はなかなかよかった、一階は調理場で二階が部屋だった。そこに住むことになる、竜胆も元々居た寮を出てこっちに来た、それからは竜胆が俺に甘えてきたり竜胆に料理を振る舞ったりした。
そして今は始業式である、俺は舞台裏に向かった、そこには幸平もいた。そしてその後始業式が行われた。
「新一年生総代、薙切えりな」
えりな「はい」
司会者がそう言うと薙切えりなが舞台にあがった、それから少し過ぎ総帥の話が始まった
仙左衛門「諸君。高等部進学おめでとう。諸君らは中等部での三年間で調理の基礎技術や食材への理解を深めてきた。そして今、高等部の入口に立ったわけであるが、これから試されるのは技巧や知識だけではない。料理人として生きる気概そのものである・・・」
仙左衛門「そして諸君の99%は1%の玉を磨くための捨て石である、昨年の新一年生812名のうち、2年生に進級できたのは76名・・・」
仙左衛門「無能と凡夫は容赦なく切り捨てられ千人の一年生が進級する頃には百人になり卒業まで辿り着く物を数えるには片手を使えば足りるだろ、その一握りの料理人に君が成るのだ!」
生徒達『』ゾクッ
そう総帥が言うと生徒達に緊張が走った
仙左衛門「研鑽せよ!」
そう言うと総帥は去っていた
司会者「それでは、次に高等部から編入する、生徒二名の紹介です」
まずは幸平の挨拶から始まった
幸平「じゃあ手短に二言三言だけ。えっと、幸平創真っていいます。この学園のことは正直、踏み台としか思ってないです、思いがけず編入することになったんすけど客の前に立ったこともない連中に負けるつもりもはないんで。入ったからにはてっぺん獲るんで・・・・・三年間よろしくお願いしまーす」ペコッ
「ふざけんな!編入生!」
龍牙「お前、凄いな」
幸平「そうか」
龍牙「それじゃ次は俺だな。はぁ~面倒くさ」
司会者「それでは次の編入生の挨拶です」
やはり幸平が言った事で俺まで睨まれてるなまぁどうでもいいか
龍牙「どうも、姫羅義龍牙だ。ここにはお嬢に言われてロシアから戻ってきた、まぁ俺はてっぺんとかあんまり興味はないがお嬢が獲れっていたらとるつもりだ、まぁなんだ三年間よろしく。これで始業式を終わりにします」
龍牙はそう言うと舞台をおりた
司会者「勝手に終わらさないでください!」
司会者がなにか言っていたが無視をしたそしたら薙切と幸平がなにか揉めていた
幸平「おう、姫羅義」
龍牙「なんだよ」
幸平「嫌、お前ロシアから来たのか」
龍牙「世界中旅してたからな」
えりな「ねぇ、姫羅義君貴方の言っていたお嬢とはだれなの」
龍牙「いつか教える」
えりな「そう分かったわ」
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始業式が終わり最初の授業が始まった
龍牙「入学式が終わってすぐに授業か」
榊「ねぇ、君が私と同じくじの人だよね」
龍牙「お前が俺のペアか」
榊「そうだよ、私は榊涼子。貴方は姫羅義龍牙君だよね」
龍牙「ああ、よろしく」
榊「ねぇ、姫羅義ってどう書くの?」
龍牙「姫に修羅の羅で仁義の義で姫羅義だ」
榊「なんだか格好いいね」
龍牙「そうか」
話していたら講師が入ってきた
講師「今日の課題は桜えびを使った一品を作りなさい、では調理開始」
榊「どうしようか?」
龍牙「榊、卵を割っといてくれ」
榊「なに作るの」
龍牙「カルボナーラ」
榊「カルボナーラ?」
龍牙「ああ、さっき言った通り卵を割っといてくれ」
榊「うん、わかった。龍牙君は」
龍牙「桜えびの殻を剥くよ」
龍牙は桜えびの殻を剥きはじめたが凄い早さで剥いていくそれを見た他の生徒は驚いていた
榊「(凄く早い!こんなこと私ではできないよ)」
龍牙は次に桜えびの殻を砕いていった
榊「(何で剥いた殻を砕いているのかしら)」
龍牙「榊、卵を割っといてくれたか」
榊「うん、割っといたよ」
龍牙「それじゃ俺は麺を茹でるわ、榊は卵をといてチーズを用意しといてくれ」
榊「うん、わかった(どんなカルボナーラを作るのだろう)」
龍牙はパスタをゆで始めたそこに桜えびの殻を入れた、榊や周りの生徒も驚いていたが龍牙は気にしていなかったそして麺を茹でていた鍋をあけたすると桜えびの香りが部屋一杯に広がった。
榊「(なにこの香り!凄い優しい香りがする)」
龍牙「あとは俺がやって良いか」
榊「うん、良いよ」
龍牙は凄い早さでカルボナーラを作り上げた
龍牙「どうぞ、桜えびのカルボナーラです」
講師「では、頂こう!!うまい!桜えびの香りに甘みが引き立っている。何故ここまで桜えびの良さを?」
龍牙「パスタの麺を茹でるときに桜えびの殻を入れたからです、それによりパスタの麺に香りと旨味がパスタが吸収したのです」
講師「そんな事ができるとは、流石だな。神の料理人、姫羅義龍牙君」
周りの生徒が驚いていた
講師「姫羅義龍牙、榊涼子評価Aだ」
龍牙「お粗末だ」
その後に榊に色々聞かれた自分が神の料理人だと言うことにその日の授業はこれで終った