神「特典内容は声優から選んでね」主人公「えぇ...(困惑)」 作:The shield
達也side
川端康成の小説「雪国」にはこんな一節がある。「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」と。そして、目の前の光景はそれを連想させるように真っ白だった。
「どこだ、ここは。」
などと考えていたら、突然目の前から全身真っ白な服を着た老人が出てきた、何故か土下座をしながらだが。そんな光景を目の当たりにして、どう反応すればいいのか困っていたが、老人が開口一番に
「この度は儂のミスで死なせてしまい本当にすまんかった。」
などと言ってきたので、詳しく聞いてみた所、
1.その日の神様は兎に角沢山の仕事をこなし、疲れてそのまま仕事場で寝てしまう。
2.その机には偶然にも俺に関する書類が置いてあり、あろうことかその紙を寝相を変えている間に破ってしまう。
3.その紙によって俺達人間は存在証明がされており、そんな大事なものを破かれた俺は呆気なく死亡。
「詰まるところ、俺は神様にミスで死んだのか。」
「うむ、返す言葉も見つからん...すまぬ」
実のところ、死んだ直前の記憶が全くないので、教えてもらった所、
1.その日は大学のサークル仲間と一緒に居酒屋で飲みに行っていた。
2.終電ぎりぎりまで飲み明かし、ルームシェアしている友逹3人と一緒に帰宅することになった。
3.帰宅途中に友達の一人が具合が悪くなったので、俺がコンビニに飲み物を買いに出たとたん、居眠り運転をしていたトラックに追突され即死。
という経緯らしい。.........おのれ、ゴルゴム!!ゆ゛る゛さ゛ん゛!!(違うそうじゃない)と心の中で叫んでいると、突然神様が
「おぬしは、本来だとあり得ない事で死んでしまったので、ここままじゃと、天国にも地獄にも行けぬ。よっておぬしには転生をしてもらう事になるだろう」
「輪廻転生の転生か?」
「ここでいう転生というのは、好きなアニメやラノベの世界に行けることなのじゃよ」
「へー」
「反応薄ッ!!大抵の奴は凄い喜ぶんだがなぁ~まぁ、よい。さぁ、お主が行きたい世界はなんじゃ!!」
「特に決まった世界とかないから神様の方で決めてくれ」
「...えっ、ほ、本当に良いのか!!今なら何でもOKだというのに」
「別に違う世界でもまたやっていけたらな、としか考えていないからな」
そんな俺自身、そんなアニメオタクていうほど観てなかったし、そんな事よりも部活や勉強だったからな、まぁそれにしっかりみたのは仮面ライダーシリーズぐらいだし
「お主がそう言うのならよい、転生先については儂の方で考えておくかの。おっと忘れるところじゃったわ。転生するにあたって特典というものが貰えるのだが...うむ…そのシステムがかなり特殊でな。好きなキャラクターの能力ではなくて声優が演じた事に関連したものが特典なるのじゃよ。例えば小野大輔だとすれば空条 承太郎のスタープラチナ、川澄綾子ならFateのアルトリア・ペンドラゴンという感じじゃな。でも、勿論デメリットと呼ばれるものある。例えば、引き当てた声優さんに合わせて性別も変化するとか。」
「ファッ!?うーん...(心停止)」
「つまり!!お前が女の子になるんだよ!!」
「イヤァァァァァァァ」
ふざけるなァァァァ!!何を考えているんだあのクソジジィはァァァァ!!こんなん誰得だよ!!TSとか絶対やだァァァァ!!
「おい、何して...あっ、勝手にくじを引こうとすんじゃねェェェェェ!!」
「いいや!!限界だ引くね!!今だ!!」
どっかで聞いたことのある台詞を叫びながら、神様にくじをひかれてしまった。まさに外道である。
「え~と、おお!!良かったの~おぬし。儂が引いたのは諏訪部順一じゃよ」
「勝ったッ!!第三部、完!!」
やった!!やったぞ!!誰か知らないけど多分男性だ!!
「ちなみに特典は3つまでだから、よ~く考えるじゃぞ」
「それはいいが...諏訪部順一って誰だ?」
そんな事を言った途端ガタンッ!!っと神様がドリフターズみたいな感じでぶっ倒れて
「ほ、本当に知らないのか…有名じゃぞ」
「何かすんません」
コレばっかりは俺の勉強不足だな。山寺宏一とか中川翔子なら分かるんだけど
「ほれ、これが彼が演じたキャラクター一覧じゃ」
スッと渡されたのは、諏訪部順一がアニメやゲームなどで担当したキャラクターがズラーッと記された紙だった。その中にはFateシリーズでお馴染みの英霊エミヤ、超次元バスケでお馴染みの黒子のバスケの青峰大輝、他にも自衛隊(公式)が病気なGATEの伊丹耀司、キャラの濃さが異常なジョジョ3部のテレンス・T・ダービー(もしかしてオラオラですかぁ~の人)etc...要するに兎に角人気の声優さんである(乱暴)
「さぁ、好きなのを3つ決めておくれ」
「とその前に、神様、俺ってどんな世界にいくのか決まった?」
「決まっておるぞ、おぬしが行く世界はインフィニット・ストラトスじゃ!!」
「どういう世界「そいつは俺の出番だな」...誰だよ」
うーん、帽子を被った金髪の...コイツはっ!!
「俺は、お節介役のスピードワゴン」
「あっ、ふーん(察し)」
解説王 スピードワゴンside
『舞台は近未来の日本、そこでは女性にしか反応しない世界最強の兵器「インフィニット・ストラトス」通称「IS」と呼ばれるものが存在し、その事が原因で世界の風潮は男尊女卑から女尊男卑へと移り変わっていた。そんな中、世紀末並みに鈍感な主人公の織斑一夏は高校受験のために会場に来た際に色々あって「IS」を起動してしまう。彼は男なのにも関わらずだ。その後、一夏はISの操縦者を養成をする教育機関「IS学園」強制入学させられ、「世界初の男性操縦者」である彼に学園中の女子生徒は興味津々。様々な出会いや再会、そして、「IS」を巡る戦いに一夏は巻き込まれていく...まぁ、ざっくりと説明するとこんな感じだぜ』
流石は解説王だ、要点がしっかりとまとめられている。
「成る程、参考にする」
つまり、主人公がホモなんじゃないかって思うぐらい鈍感で、常に修羅場ってわけか(なぜそうなる)
~少年思考中~
「よし!!決まったぞ!!」
今回、選択した特典がこちら↓
1.青峰 大輝の容姿・身体能力
2.黒のセイバー(ジークフリート)の能力・スキル
3.仮面ライダークロノスの能力・アイテム(バグルドライバーⅡ、ゲーマードライバー、マスター版ライダークロニクルガシャット×3)
「この3つで頼む」
「ああ問題ないぞ、ついでに今ならもう1つあげられるがどうするかの」
「そうだな...それなら、俺の両親を幸せにしてくれないか。今まで、普段の生活や部活、予備校なんかで色々と迷惑かけて、でも突然死んで、自分の両親悲しませてだけだしな、結局、親孝行とか何一つしてやれなかったからさ。これは、俺の勝手な思い込みただので押し付け過ぎないけれど、せめて、両親には幸せに暮らしてほしいんだ。」
「わかった、その願い必ず儂が果たそう」
「ありがとう、恩に着る」
これで、両親の事について安心だな。これで思い残すことは何もない
「さてと、転生先も特典決めたところで、いよいよ転生の儀式を始めるとするか」
「おっ、いよいよだな。それで、これからどうするんだ?」
「そうじゃ...だがしかしッ!! ただ、普通に転生するだけでは、面白くない!!」
いや、知らないし。後、普通が何なのかは知らないが、あいつがロクでもない事を考えているのはわかる
「さぁ、見よ!!これが今回の転生装置じゃ!!」
突然、目が眩む程の光が発生し、目の前から現れてきたのは、赤い落とし穴にMONOMANEとかかれた電光掲示板、そして謎のスイッチ......えっ?
「...とん○るず?」
「Exactly(その通りでございます)」
「」
「今回の転生の儀は、モノマネ芸をして面白かったら下の落とし穴が開いて、無事に転生出来るというわけじゃ」
「ちょっと何言ってるか分からないです」
「さぁ~楽しみじゃの~(ニヤニヤ)」
やるしか選択肢がないパターンですね、コレは...さて、何をするか...
~少年思考中~
「おっ、やるみたいじゃな」
「え~、1977年8月2日に日本武道館で行われた格闘技世界一決定戦にて、ザ・モンスターマンにトドメをさす、アントニオ猪木」
「マジかww」
~モノマネ中~
「おいおいこいよお前オラッ!!」
と挑発し相手のハイキックを回避し、裏手に回って胴に抱きつき
「い゛ぃ~ヨイショッ!!」
と角度をつけたパワーボムを、相手の背中を叩きつけ、そのまま
「おしゃッ!!」
と気合いを入れ、高く飛び上がり、相手の喉元目掛けてギロチンドロップを食らわせたその瞬間、足元の落とし穴が開いて落下、そして達也は無事転生するのであった.......そして、神様は一言
「無音落下...これ即ち能の世界なり」
それはそれは、見事な無音落下だったという...
Q.ザ・モンスターマンって誰?
A.全米プロ空手世界ヘビー級王者の格闘家です。アントニオ猪木には負けましたが、フィラデルフィアで行われた大会では坂口征司を相手にKO勝ちを収めました。
Q.能の世界とは...
A.関根勤に聞いて下さい。