イタリカと協定を結び、レレイたちも翼竜の鱗を売り、イタリカを後にした第3偵察隊。
伊丹
「はあ、何で鱗を売りに来ただけでこんな事に巻き込まれたかなー…」
倉田
「イタリカとの安全は保証されたんですからいいじゃないですか。」
伊丹
「俺達は攻められても痛くも痒くもないんだけどな…」
倉田
「隊長!前方に煙を確認!」
伊丹
「またかよ…」
倉田
「金髪です!」
伊丹
「金髪!?」
倉田
「縦ロールです!」
伊丹
「縦ロール!?」
倉田
「後方に美人多数!」
伊丹
「薔薇だな!」
倉田
「薔薇です!!」
薔薇が停止している第3偵察隊の隣で止まる。
ボーゼス・コ・パレスティー
「何者だ!どこから来た!」
富田
「あー…アルヌスから…」
ボーゼス
「アルヌスだと!?貴様ら敵か!」
隊員が一斉に銃を構える。
伊丹
「射撃待て!あー、私の部下がどうか…」
ボーゼス
「お黙り!」パァァン
伊丹
「あはぁーん」
ボーゼスが伊丹をビンタする。
倉田
「隊長!…羨ましいっす!」
伊丹
「お前ちょっと黙れ!早く逃げろ!俺の事はいいから!」
倉田
「隊長…すみません、これはせめてもの抵抗です!」ギュン
第3偵察隊が高速で飛び去り、ソニックブームが発生する。
伊丹
「うわっ!」
ボーゼス
「キャッ!」ヒヒーン!
伊丹たちが吹き飛ばされる。
伊丹
「クソ、何でソニックブーム発生させてったんだ!」シャキ
伊丹が剣を突きつけられる。
伊丹
「あれ?これまずくね?」
イタリカ
ピニャ
「なんてことしてくれたんだ!」ドゴォグシャア
ボーゼス
「ふぇ?」タラー
ピニャ
「結んだその日に協定破りとは…」
グレイ
「これを口実に戦争…帝国がよくやる口ですな。彼らが同じことをしないとも限らない。」
ハミルトン
「伊丹殿!伊丹殿!」
伊丹
「あ…ああ…」バタッ
ハミルトン
「伊丹殿ー!」
伊丹
「んあ?」
メイド長
「お目覚めですか?」
伊丹
「ここは…」
メイド長
「現在伊丹様をこのような目に合わせたものには叱責を行っております。」
伊丹
「あー…べつにいいっすよ。そこまでしなくても。」
メイド長
「もしこのまま帝国を滅ぼすのであればそちらへ加担する所存です。」
伊丹
「まあいずれ降伏させる予定ですがまだ滅ぼしませんよ…」
メイド長
「ありがたきお言葉…伊丹様のお世話はこの者達が行います。」
メイド達
「よろしくお願いします、ご主人様。」
伊丹
「あは、あははは…」
イタリカ付近
栗林
「隊長、今頃死んでたりして。」
倉田
「縁起でもないこと言わないで下さいよ。」
栗林
「でも途中酷い目にあってたし…」
倉田
「隊長の事ですから多分喜んでますよ。」
栗林
「なるほど。」
富田
「いや、納得するなよ…」
桑原
「これよりイタリカ突入作戦を実行する。総員連携し、敵味方死傷者0を目標に行動せよ。」
偵察隊
「了解!」
イタリカ
伊丹
「ん?」
メイド長
「どうされましたか?」
伊丹
「いや、仲間が接近してきてる反応が…」
メイド長
「何故わかるのですか?」
伊丹
「人体改造の能力の1つで…」
メイド長
「人体改造…ですか…そちらの世界はこちらの世界よりも進んでいるのですね。」
伊丹
「まあ、日本基準で600年弱離れてますから。」
富田
「隊長!」バーン
倉田
「ご無事でしたか!?」
伊丹
「おっ、思ったより早かったな。」
倉田
「なっ!隊長がケモ娘に囲まれてる!?羨ましいっす!」
栗林
「はー…心配して損した…」
廊下
ボーゼス
(何故私がこんな目に…しかしこれもピニャ殿下の御命令。帝国を、イタリカを守るためにも私の身体を犠牲に…!)ガチャ
アハハハウフフフキャイキャイキャピピキャピピピピック
ボーゼス
「ここまで来るのにどんな思いでいたか…」
伊丹
「えっ?」
バシィン!
伊丹
「アアン!」
倉田
「羨ましいっす!」
伊丹
「黙れえええええええ!!」
ピニャ
「一度のみならず二度までも…」
ボーゼス
「うう…」
伊丹
「あー…」
富田
「あの、そろそろ隊長連れて帰りますんで後のことはそっちで…」
ピニャ
「いや、待ってくれ!えと…そうだ!一緒に朝食でもどうだ!?」
倉田
「それが隊長、国会から参考人招致受けていて、国会で答弁しなければなんないんですよ。」
レレイ
「伊丹は日本の元老院で報告を求められているらしい。」
ピニャ
「元老院!?」
富田
「それじゃあ、そういうことで…」
ピニャ
「待ってくれ!」
ピニャ
「妾もついて行く!指揮官の者にしっかりと謝罪をしておきたい。」
倉田
「どうします隊長?」
伊丹
「inじゃねーの?」
倉田
「軽いっすね…」
外
伊丹
「よし、みんな乗ったな!出発だ!」
ボーゼス
「どうされました?殿下。」
ピニャ
「敵国の指揮官と会うのだぞ!緊張しているのだ!伊丹の発言次第では帝国は滅ぼされる…何とか説得しなくては…」
ボーゼス
「と、とりあえず着くまで時間はありますから心の準備を…」
伊丹
「よーし、着いたぞ!」
ピニャ
「えっ!?もう!?」
ボーゼス
「そんな…!馬で急いでも数時間はかかるのに!」
ピニャ
「なんて恐ろしい乗り物なんだ…!」
次は早めに出せるよう頑張ります。