「良くも…良くも凛ちゃんをやりましたね!」
青山は静かに凛を床に寝かせるとこれまでの余裕のある態度が嘘ように怒りの表情を見せ片手をあげるとこれまでとは比べ物にならないくらい巨大な氷を作り出してココアのいる3階の足場に振り下ろした
「ちょ、ちょっとそんなのあり!?」
ココアは素早く3階から飛び降りると近くの足場に着地した、高さがそんなになかった為ココアに大きな怪我はない
「絶対に、絶対に許せしません!」
青山はそう言うと2階の足場を支えている支柱に触れ2階の足場ごと凍結させてココアを捕縛するがココアは(ブレイクアウト)で氷をを破壊し素早く拘束から脱出するとポケットの中なからチューイングガムを出し其れを口に含み数回咀嚼する、其れを口から出し(ブレイクアウト)で爆弾に変えそして近くの柱に貼り付けた能力で爆発させる、その爆発がトリガーとなり青山の周辺の足場や鉄柱などが青山に向かって倒れて来る、しかしココアは青山の様子を見る事もなくそのまま無事な階段を使って3階へと上がっていくココアには青山があの程度で倒せない事を分かっていたからだ
「青山さんが冷静さをなくしているおかげで動きが単調になって読みやすくなって来たよ、後は青山さんのスタンド能力の弱点が分かれば私に勝てるチャンスがある」
そう言いながらココアは走り続けると足元が凍りつきココアは其れに足元を取られてしまう、そしてその時に沢山の氷の塊がココアに直撃してココアは足場からおちてしまった、ココアは咄嗟に片手を手すりに捕まるとと落ちる勢いを利用して近くの休憩室の窓をぶち破って中に入った、勢いがあった為床を転がり壁に背を強くぶつけてしまった
「はぁ、はぁ、はぁ・・・」
ココアは壁に背を預けながら切れた息を整えこれまでの青山の攻撃を思い返していた、自分の居場所を察し追跡していたのは凛のスタンドで間違いない、青山のスタンドは間違いなく冷気を利用した物の筈だ、でもそんな物か本当に無制限に使えるものなのか?ココアが考えているとココアは青山は動きにとある違和感を感じた
「此処に居たんですね・・・ココアさん」
「青山さん・・・」
多少の衣服の破れがあるものの青山に大したダメージはなかった
「どうして、どうしてこんな事をするんですか?私は青山さんに何か恨まれる様な事をしましたか?」
「ココアさんには恨みはありませんがでもあのお方の命令なので」
「あの方?あの方って一体誰なの?私が知っている人なの!?」
ココアは必死に青山に問い詰めるが
「ココアさんが其れを知る必要はありません、それでは今度こそさよならです」
青山は手に持てるサイズの氷を作り出すその氷をスピアーの形に加工して鋭利になった氷をココアに向けるとココアは小さく笑い始めた
「どうしたんです?もしかして殺されてしまう恐怖でおかしくなりましたか?」
「違うよ、ようやく分かったんだよ、青山さんのスタンドの弱点が」
「なら答えて貰いましょうか?私のスタンドの弱点を」
ココアは立ち上がり青山のスタンドの弱点を語り始める
「ます青山さんのスタンド能力は冷気を操る物じゃないかな?空中の水分を凍りつかせて武器を使ったり其れを利用して壁を凍りつかせた後スタンドで破壊したりしていたからね当たってる?青山さん」
「その通りです、確かに私の(セイント・スノー)は冷気を自由に操る事が出来ますが、しかしそれを知ったところでココアさんが此処で私にやられる運命は変わりませんよ?」
青山は(セイント・スノー)を出すと空中の水分を凍りつかせてつぶてを作り出すと手に持っていた槍を一度破壊すると今度は鉄球サイズの氷がついた遠投型の武器を作り出すと大きな氷の塊を取り付けてモーニングスターに似た武器を作りだす、そして其れをココアに向けて思いっきり叩き付ける付ける遠心力を乗せた一撃は重くココアが咄嗟に左腕で庇っていなければ腹部に見事に決まり内蔵破裂を引き起こしていただろう。ココアはさっきの一撃で骨折してしまった左腕を庇いながら再び立つと(ブレイクアウト)で床を爆発させ下に青山を自分ごと落とすそしてココアは(ブレイクアウト)の姿を隠すと青山を倒す為ある仕組みを仕込んだ
「ココアさん、いい加減諦めて貰えませんか?あ、もしかして1人で死ぬのは嫌なんですね?安心して下さい貴方を始末した後チノさんの方もちゃんと消してあげますから」
「今だよ!!(ブレイクアウト)!!」
近くに潜んでいた(ブレイクアウト)が青山の武器のみを破壊した
「本当にしぶといですねぇ、でも今度こそ終わりです!」
しかし青山はその時に自分の身に起きている異変に気がついた
「か、身体が上手くうごきません!ココアさん何かしたんですか!?」
「私は何もしていないよ、どうやら青山さんは気付いてはいなかったみたいだね、自分の能力の弱点を」
「ど、どういう意味ですか?」
「青山さんの攻撃はいわゆるゲームとかのヒットポイントと同じなんだよ、無制限に使える訳じゃ無くてゲームでヒットポイントが尽きたら魔法や攻撃、行動が出来なくなったりする様に青山さんのスタンドにも同じ様な制約があったんだよ自分の身体をみてみたら青山さん?」
青山が自分の身体をみて見ると自分の身体の至る所に霜が貼っており動きが鈍くなっていた、その上体温が低いのか酷い寒気を感じていた
「青山さんは自分の能力を過信したんだよ、それは長年スタンドを使っている人間ならばありえないミス、青山さんは恐らくつい最近スタンド使いになったんじゃないの?だからまだ完全にスタンド能力を理解はしてなかったんだよ」
「ま、まだです!まだ終わっていません!」
青山は諦めずに攻撃で繰り出そとするが身体が上手く動かない
「もう、終わりだよ…青山さん」
ココアがそう言うと(ブレイクアウト)は沢山のカプセルを青山の足元にばら撒いた、そうココアは(ブレイクアウト)の姿を隠させた後大量のカプセルを回収させ其れを爆弾に変えた上で自分のところに戻って来させたのだ。そしてその大量のカプセルを青山の足元で一度に爆発させた、その衝撃は倉庫全体を震わせココア達がいる足場の鉄骨が痛み足場全体のバランスが崩れた
「きゃああああああ!!」
青山はバランスを崩して足場から落下しそうになるが片手で手すりにつかまり何とか耐えるそして(セイント・スノー)の能力で安全を確保しようとする青山の目に飛び込んで来たのはココアが(ブレイクアウト)の姿を隠した時に仕込んで置いたもう一つの仕込み爆弾に変えておいたチューインガムだ、青山の表情が青ざめると同時にチューインガムを爆発をさせる爆発をまともに受けた青山は気を失いそのまま落下するが落下した地点はダンボールの山だった為怪我はない、ココアはゆっくりと一階に降り青山が気を失っている事を確認する、すると青山の肩から蜘蛛が落ちるとその蜘蛛は煙りの様に消えた
「今のは・・・って、それよりも今はチノちゃんに電話しないと」
ココアはスカートから携帯を取り出してチノに連絡をする
「ココアさん!?良かった無事だったんですね!」
「うん、青山さんも凛ちゃんさんもちゃんと倒したよ、2人をラビットハウスまで運びたいから男の人を呼んで貰えるかな?」
「何故凛さんが居るのかは分かりませんが分かりました。仗助さん達を呼んで来ますね」
「詳しい事はちゃんと後で話すから頼んだよ。あ、その前にチノちゃんにもう一つ頼みたい事があるんだけど」
「何です?」
「戦いでラビットハウスの制服がボロボロになったから着替え持って来てくれるかな?」
「分かりました、急いで持って来るので場所を教えてくれますか?」
ココアはチノに倉庫の場所を教え携帯を切った後脱力しその場に尻餅をつくと深いため息をついたのだった
To Be Continued…