ご注文は奇妙な冒険ですか?   作:血の一族

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第十三羽 ティースタンドは始まりのベルを鳴らす

ココアはチノが持って来た代わりの服に着替えた後チノの連絡を受けてやって来た仗助と承太郎に気を失っている青山と凛を背負って貰いラビットハウスへと帰っていく、ラビットハウスに着いたココア達はチノの案内で空いている部屋に2人を寝かした後仗助に自分の怪我を直して貰った後一階に降りていくそこには連絡をした仗助と承太郎以外のメンバーが全員集合していた。

 

 

「ココア、青山さんと凛さんもスタンド使いになっていたって本当か?」

 

 

ラビットハウスを一時閉店にすると先程までラビットハウスで勤務していたリゼがココアに確認を取るかの様にそう言う

 

 

「うん、そうだよ。でもあの時青山さん達は何処か様子が可笑しかったていうか正気じゃなかった気がするんだよね?」

 

 

「様子がおかしかったってのはどういう意味だ?」

 

 

ココアの連絡を受けて康一と共にラビットハウスにやって来た億泰がココアにそう質問する

 

 

「あの時の青山さん達には自分の意思?自我がなくなっていた様な気がするんだ、まるで何者かの意思に操られている様な・・・そんな気がする」

 

 

「でも操っているとしたら一体誰が?何のために?どうしてココアさんやチノさんを狙ったんだろう?ココアさん達はそんな人物に心当たりはないかい?」

 

 

康一がココアに青山達を操りそして襲撃させた人物に心当たりがないのかと質問するが

 

 

「悪いけど私には心当たりは無いしそんな恨みを買う様な事をした覚えも無いよ」

 

 

「私もですね」

 

 

康一の言葉を直ぐにココアとチノは否定する

 

 

「しかし人の意思や自我を支配し操るスタンドね・・・『彼奴』を思い出すな・・・」

 

 

そう言うポルナレフが遠い目をしながらそう呟く、その場に居たジョセフも承太郎も何かを思い出しているのか考え込む表情を見せている

 

 

「承兄にポル兄、ジョセフの爺ちゃんもなにを考え込んでいるのさ?もしかして前にそういうスタンド使いを見た事があるの?」

 

 

「ああ、昔色々あったんだ、本当に色々とな・・・」

 

 

承太郎の言葉にマヤは自分達には理解出来ない物を背負っている事を感じた、そしていつかは承太郎達が背負っている物を知り一緒に背負って行きたいとマヤはがらにも無くそう思った。

 

 

「皆、青山君と真手君が目を覚ましたよ」

 

 

ラビットハウスから自宅に繋がる扉を開けたタカヒロがそうココア達に話すと後ろの方から申し訳なさそうな表情を浮かべている両手にティッピーを抱えた青山と凛が姿を現した。

 

 

「青山さん、凛ちゃんさん、いきなりで申し訳ないですけどおふたりはどうやってスタンドを手に入れたんですか?」

 

 

「申し訳ないですがここ数日の記憶は曖昧なんです、確か何時ものように凛ちゃんに追いかけられていた事までは覚えていますがそれ以降の事は…でもココアさんにとてもひどい事をしたというのは何となくですが覚えています、ココアさん本当に申し訳ありませんでした。チノさんにも怖い思いをさせてしまいましたね」

 

 

「私も何とお詫びを言ったら良いか・・・ありきたりな事しか言えない自分が情けないですが申し訳ありませんでした」

 

 

「私達に出来る事があるなら言って下さい、何でもさせて頂きます」

 

 

青山と凛は深く深く頭を下げた其れを近くで見ていたマヤ達にも青山と凛が心の底から申し訳ないと思っているのが伝わって来た。

 

 

「青山さん、凛ちゃんさんも頭を下げて下さい」

 

 

ココアは優しく青山と凛にそう言うと2人を気遣う様に静かに言った

 

 

「悪いのは青山さん達じゃなく、青山さん達を操っていた人だよ。だから青山さん達は責任を感じる必要はないんだよ」

 

 

「そうですよ、今回の事件もある人達の仕業かもしれないのですからむしろ青山さん達は被害者です」

 

 

ココアもチノも気にしていないと言っている

 

 

「何故ですか?何故そこまで平然としていられるのですか?普通そんな事いえませんよね?」

 

 

「まぁ、それには色々理由があるからね」

 

 

そしてココアは青山と凛に説明した、今この街で起きている事、スタンド使いの事、ジョースター家の事、タカヒロとリゼの家がスピードワゴン財団の関係者である事財団に保管されていたスタンドの矢が何者かに盗まれその犯人がこの街にいる可能性がある事をそして今回の青山達の件もその事件の関係者が引き起こしたかもしれない事を全て説明した其れを聞いた青山達は納得した様子を見せるものの完全には納得出来ないのか更に食い下がろうとする青山をポルナレフが静かに窘める

 

 

「お嬢さん、俺もかつては敵として承太郎達の前に立ちはだかった時があった。けど承太郎達はそんな俺を仲間として受け入れてくれた。なら、お嬢さんがすべき事は少しでも自分がやるべきを見つける事じゃないですか?」

 

 

「俺もよぉ最初の頃は仗助達とは敵同士だったんだぜ、でも今じゃそんな仗助達と親友同士になれてんだ。気にすんなとは言わねぇよ、でもいつまでもウジウジしてても仕方ないだろ」

 

 

ポルナレフと億泰の言葉に青山と凛は自分達の中の深い霧が晴れる様な気がした、そしてポルナレフと億泰の言葉の通り今自分達に出来る事を少しずつやって行こうと強く思った

 

 

「ありがとうございます…おふたりのおかげで少しは気が晴れました、これからは私も皆さんに協力します。少しでも罪滅ぼしがしたいですし何よりもこの街に住む人間として放ってはおけませんから」

 

 

「翠ちゃんだけにそんな事をさせませんよ、私も協力します。いやさせて下さい!お願いします!」

 

 

そんな青山と凛の強い頼みを否定する理由はココア達には無かった、するとポルナレフが青山の元に近づき、紳士のオーラを出しながら

 

 

「勿論、歓迎しますよお嬢さん、早速ですがお茶でも行きませんか?じっくりと情報交換をしましょう。ふたりっきりで」

 

 

ポルナレフが紳士の様な素振りを見せているが、その実青山をお茶に誘おうとしている姿に女性陣であるココア達は呆れた表情を見せ男性陣である承太郎達は苦笑いを浮かべる

 

 

「あ〜あ、折角見直してたのに仕方ないなぁポル兄は」

 

 

「私も少しガッカリしたかな?」

 

 

「男の人って皆さんあんな感じ何でしょうか?」

 

 

ポルナレフを非難する視線で見ているマヤ、メグ、チノだかポルナレフはそれに気付いてはいない、その様子を腹を抱えて爆笑している仗助と億泰、そして笑いを堪えているココア達を離れたところタカヒロとティッピーそして承太郎とジュセフは見つめていた

 

 

「しばらくは賑やかになりそうだな親父」

 

 

「ラビットハウスは隠れ家的な店を目指していたんじゃか・・・仕方ないのう」

 

 

「がははは、たまには良いじゃろうよアキヒロ」

 

 

「ああ、爺さんの言う通りこういうのもたまに悪くねぇな」

 

 

こうして青山と凛が新生スターダストクルセイダーズの仲間になったのだった。

 

 

To Be Continued…

 

 

 




スタンド名/セイント・スノー/本体/青山翠(あおやまみどり)22歳小説家


破壊力C/スピードD/射程距離B/持続力B/機密機動性A/成長性C


メモ/雪女の姿をしたスタンド、冷気を自由に自由に操る事ができる。空中の水分を凍らせてつぶてを作り出す事もそして単純な構造の武器ならば作り出す事も可能、また触れた物の温度を奪い凍りつかせるという芸当も出来るしそれを利用した足止めも出来る、しかし使い過ぎると本体の体温が低くなり動きが鈍くなりスタンドを使えなくなるという弱点が存在する


スタンド名/ザ・ユニバース/本体/真手凛(まてりん)21歳青山の担当編集者


破壊力D/スピードA/射程距離A/持続力B/機密機動性C/成長性C


メモ/ドーベルマンの姿をしたスタンド。匂いを覚えた対象を何処までも追跡する、対象が何処を通って逃げたのかも特定可能である。しかし追跡するのはあくまでも匂いを覚えた対象だけの為相手が複数いる場合や罠がある場合などは対処しきれない場合がある。

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