ご注文は奇妙な冒険ですか?   作:血の一族

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第二十羽 タイトルならリゼと一緒に逃げたよおいかける?1

天々座理世はSPW財団の職員である。彼女はスタンドこそ持ってはいないが財団の職員として色々な裏の事情に関わっており、過去にも多くのスタンド使いと出会っていた。しかしそれはあくまでも裏の顔であり普段のリゼはミリタリー好きな女子高生でありそして男勝りな性格のおかげで多くの生徒達に慕われている良き生徒であった。

 

 

「リゼ先輩!!一緒お昼食べませんか?」

 

 

「リゼさん、今日の放課後他校との練習試合があるから助っ人に来てくれないかしら?」

 

 

授業が終わると何時もの様に自分を慕っている後輩や同級生達が沢山声をかけて来る。リゼは一つずつ丁寧に断るととある人物と食事をする為に用務員室へと向かいそのドアを開けると

 

 

「おっ、来たかリゼ。丁度コーヒーを入れたところじゃお前も飲むか?」

 

 

「世界的にも有名なジョースター不動産の社長がまさかこんな何処で用務員をしながらコーヒーを飲んでいるなんて誰も思いませんよ」

 

 

「確かにこんなナイスガイな用務員は他に居ないじゃろうな」

 

 

ジョセフ・ジョースターは現在リゼの通っている学校で用務員をしている。情報収集の為には街に溶け込むのが一番という事でジョセフ達はこの街で適当な職に就く事にした。そしてジョセフが仕事先に選んだのがリゼの通っている学校の用務員であり学校の生徒達からは歳に比べて若々しいという事で一部の生徒達からは隠れファンがいる程だった。

 

 

「この学校に用務員として働き出してからしばらく経つが女子校というのは中々慣れんのう」

 

 

「ジョセフさんなら大丈夫だとは思いますがウチの生徒に手を出さないで下さいよ?もしそうなったらスージーQさんに報告しますから」

 

 

「ははは、リゼは冗談が上手いな」

 

 

ジョセフはリゼの言葉を軽くスルーすると真面目な顔をして話を始める

 

 

「しかし風野千歌か…一体何者なのかのう…」

 

 

「財団の聴取よると財団からスタンドの矢を盗んだのも其奴で間違いないかと、奴がそれで大勢のスタンド使いを生み出しそして何を狙っているのかは不明ですが」

 

 

「ふむ、承太郎が言っていた通りこれ以上の情報を得るのは無理か何か一つ奴らの目的が分かる手掛かりがあればいいのじゃか」

 

 

話に夢中になっていたリゼとジョセフは用務員室のドアを叩いている音に気付く事は無かった。ドアを叩いていた主はじれったくなったのかドアを勝手に開けると会話に夢中になっている2人に近づいていく

 

 

「あの〜さっきからずっとドアを叩いていたんですけど気付いていなかったのかな?」

 

 

「うひゃあ!!」

 

 

話しかけられた事でびっくりしたのがらしくない声を上げるリゼ、ジョセフは声こそあげなかったが目を見開いて声の主を見ていた

 

 

「やっとこっちに気づいたね〜真剣そうに何を話していたのさリゼ?」

 

 

「びっくりさせるなユラ!」

 

 

「お前さんは確かリゼと同じクラスの」

 

 

「私は狩手由良(かるでゆら)、貴方は最近用務員になったジョセフさんだよね?よろしく〜」

 

 

のんびりとした様子で自己紹介するユラ

 

 

「随分とのんびりと嬢ちゃんじゃの、それでわしらに何の用じゃ?」

 

 

「実は吹き矢部のドアの調子が悪くて用務員さんに見て貰いたいと思ってね〜」

 

 

「そういう事ならこの老いぼれに任せておけ」

 

 

ジョセフはそう言うと近くにある作業棚から修理に必要な用具を手早く用意していく、その様子を見ていたユラはリゼに感じていた疑問を投げかけた

 

 

「ねぇ、リゼって用務員さんとはどういう関係なのかなぁ〜?」

 

 

「どんな関係ってお前はなを言ってるんだ!」

 

 

「だって、結構親しそうに話していたし少し気になってね、もしかして人に言えない関係とかじゃないの〜?」

 

 

「んな訳あるか!色々と仕事を手伝う事が多いから話をしているだけだ!」

 

 

「リゼがそう言うなら別に良いけどね〜」

 

 

「お前な…」

 

 

リゼはユラに呆れた様子でそう言うと準備が出来たジョセフと共に吹き矢部の部室へと向かって行った。

 

 

吹き矢部の部室に着くとジョセフは部室のドアを調べ始めた

 

 

「見た所可笑しなところはないのう」

 

 

一通りドアを調べ終わったジョセフはユラにそう言うが

 

 

「あれ〜?確かに調子が悪いと思ったんだけどな〜?でも折角来たんだから私と吹き矢で勝負しない?」

 

 

吹き矢をする為の矢を手に持ちながらリゼ達を勝負に誘うユラ

 

 

「そんな事を言ってまた私を吹き矢部に誘おうとする魂胆じゃ」

 

 

その時リゼは自分の目を疑った何故ならユラが手にしている矢は非常に見覚えのある物だったからだ、それはジョセフも同じだった。

 

 

「ユラ…お前が持っている物がなんなのか分かっているのか?『ソレ』はオモチャじゃない、それをこっちに渡すんだ」

 

 

「それは無理な相談かなぁ〜私にはやらなきゃいけない事があるからねぇ〜」

 

 

ユラはそこで言葉を切ると

 

 

『2人が持っているSPW財団の情報を大人しく教えてくれるかな?」

 

 

ユラの言葉を聞いたジョセフとリゼは警戒態勢を崩さずに戦闘態勢を取る

 

 

「嬢ちゃん…それをどこで知ったのかな?出来ればレディに手荒な事はしたくない、大人しく諦めてはくれないだろうか?」

 

 

ジョセフの忠告に対してユラはおっとりとした雰囲気のまま休日の朝にテレビてやっているスーパーヒーローに良く似た装甲を出現させそれを全身に身に纏った

 

 

「やはり嬢ちゃんもスタンド使いか!」

 

 

「そっちの用務員さんは情報通りスタンド使いだったみたいだけど、リゼの方はスタンド使いじゃないみたいだね〜」

 

 

「そこまで知られているのか…確か私はスタンド使いではない。でもユラ…お前はいつからスタンド使いになっていたんだ?」

 

 

「私に勝てたら教えてあげるよ〜」

 

 

鼻息を鳴らしながらそう言うとリゼ達に攻撃を仕掛けた

 

 

「行くよ〜〈アンリートゥン〉!!」

 

 

〈アンリートゥン〉を身に纏ったユラはリゼ達に標的に捉え移動し出した、すると突然部室のスプリンクラーが作動し水が噴射され部室が水浸しとなった。ユラはいきなりスプリンクラーが作動するとは思わなかったしのか仮面越しでも分かるぐらいの戸惑っている雰囲気を出していた

 

 

 

「リゼ!こっちじゃ!!」

 

 

ジョセフはリゼの手を握り水浸しの部室から飛び出した、部室から飛び出したジョセフはリゼと共に踊り場にある階段の丁度死角になる辺りに身を隠した

 

 

「ジョセフさん、貴方一体何をしたんですか?」

 

 

「大した事はしとらんよ、奴が会話に夢中になっている間にわしのスタンドでスプリンクラーを作動させただけじゃ」

 

 

ジョセフは水が滴る髪をかきあげながら今の状況を分析する

 

 

「まさか、こんなところに待て敵スタンド使いが現れてしまうとは…リゼよユラは最初からスタンド使いだったのか?」

 

 

「いえ、私が知る限りユラはスタンドを持ってはいませんでした。ユラの奴は何時のまにスタンドを…其れにどうして私達を襲うんだ」

 

 

冷静さを保っている様に見えても幼馴染であるユラの行為にショックを受けているリゼ、落ち込んでいるリゼの頭を撫でながらジョセフは

 

 

「リゼ、もしかしたら今回も青山や真手の時と同じかも知れんぞ」

 

 

「同じってもしかしてユラも青山さん達の時と同じように?」

 

 

「その可能性が高いじゃろう、だから此処で彼女を倒すぞ!リゼ」

 

 

その時カシャカシャと誰かのの歩く音がジョセフ達の耳に入って来た、ジョセフが首だけを出して廊下を見ると先程と姿を見て変えた装甲を来たユラが廊下を歩いていた

 

 

「アレはさっきの嬢ちゃんか?何故さっきと姿が変わっているんじゃ?」

 

 

装甲を着たユラはジョセフ達を発見すると握り拳を作ると目にも止まらぬスピードで間合いを詰めてくる

 

 

「いかん!リゼ!」

 

 

ジョセフは咄嗟にリゼを庇うとユラのストレートパンチが背中に命中した。

 

 

「ジョセフさん!」

 

 

「ぐっ…儂は大丈夫じゃ!次が来るぞ!」

 

 

ユラはリゼがいつのまにか落としていたモデルガンを持つとモデルガンが『回転式多銃身機関銃』の名をしめす機関銃・ガドリング銃へと変わりユラはガトリング弾をリゼとジョセフに向かって発射した、リゼは思わず目を瞑るが覚悟していた痛みは来なかった。不思議に思ったリゼが目を開けるとそこにはガトリング弾がまるで何者かに直接『掴まれた』かの様に床に転がっていた

 

 

「?」

 

 

思わず首を傾げるリゼであったがユラが目の前に現れた事でその疑問は頭から消えた

 

 

「やっと追いついたよ〜おふたりさん?」

 

 

装甲を解除するとスプリングクラーを浴びた事で全身を濡らしたユラが目の前に現れた。

 

 

「ユラ…私達が必ずお前を正気に戻してやるからな!」

 

 

果たしてジョセフ達はユラを正気に戻す事が出来るのだろうか…?

 

To Be Continued…

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