「そういえばさっきとは違う格好をしていますけどいつ着替えたんですか青山さん?
青山の服装は先程の物とは違いアダルトな大人の女性の雰囲気が煽れる物へと変わっている。
「ついさっきまでの服はどうしたんだよ?青ブルマ?」
「えっと…実は先程転んでしまって、そう!転んでしまって汚れたので着替えて来たんですよ!」
マヤの質問に答える青山だが妙にたどたどし所が目に付きその場にいるマヤ達は首を傾げる
「万年筆も見つかった事だし、あた…私はこれで失礼す….しますよ」
そう言って青山は早くラビットハウスから出て行きたいのか、早歩きで出口に向かって行こうとするが
「待って下さいよ、青山さん折角ですからまたコーヒーを飲んでいきませんか?」
ココアは青山を引き止めるかの様に青山に声を掛けた。
「い、いえ結構です…私、急いでいるので…」
ココアの誘いを断り一刻も早くラビットハウスから出て行こうとする青山
「青山さんよぉ、何をそんなに焦ってやがるんだ?コーヒー一杯ぐらい飲んで行く時間ぐらいあるだろ?それとも少しでも早くラビットハウスから出て行かないといけない理由でもあるのかよ?」
仗助は疑いの眼差しで青山を見つめるすると
「そ、そんな事は有りませんよ!じゃ、じゃあ、少しだけコーヒーを飲ませて頂きますね」
そう言うと青山は近くの席に座る、メグや仗助が疑いの眼差しで見つめて来るが青山は目を逸らす
(クソ、意外とカンの良い奴ばかりじゃないか、早いとこ怪しまれない様に青山って奴の振りをした逃げねぇと…)
そうこの青山は綾が自分のスタンド〈ルーザー〉の能力により青山の姿に変身していたのだ。しかし青山の性格や普段の服装を熟知している訳ではない為に普段の青山とは大分違う雰囲気となっていた。
「どうぞ青山さん♪」
綾が席に座って数分もするとココアがコーヒーを持って来て綾は軽く会釈をすると一刻も早くラビットハウスから出て行きたい為にコーヒーを早く飲み干そうとする
(ウゲェ…コーヒーが苦くて飲めない、あたいはコーヒーには砂糖とミルクを入れないとのめないんだよ)
綾はコーヒーを飲む為に近くにあった砂糖とミルクをコーヒー大量に入れるとそのコーヒーを一口飲む
「アレ?青山さんっていつもはコーヒーにミルクや砂糖をそんなに入れませんよね?今日はどうしたんですか?」
チノは綾に向けてそう言うすると
「ブバ!!!」
綾は飲んでいたコーヒーを思い切り吹き出した。その様子を見ていた仗助は汚な!叫ぶ
「ちょ、青山さん大丈夫ですか?」
「え、ええ、少し器官に入ってだけだから…」
綾は心配しているココアを安心させる為にそう言っているが言っている途中に少し巣に戻ってしまっている
「あ、あたい、やっぱり帰る!そ、それじゃあ!」
綾は急いで立ち上がると出入口に向かって急いで歩いて行く。しかしドアに手を触れようとした時にまた新たな来訪者がやって来る
「こんちにわ、ココアちゃん。今日はお仕事がお休みだからコーヒーを飲みに来たわよ」
(嘘だろ〜!!!)
綾は思わぬ来訪者に青褪める
「あれ?青山さん、今日は随分とらしく無い服装をしてるのね?イメチェンでもしたんですか?」
来店した千夜は今の青山の服装にそう指摘する
「は、はい、少し気分を変えようと思いまして」
綾は誤魔化す為に必死にそう言うが
「さっき、服が汚れちゃったから着替えたって言ってませんでしか?」
メグがすかさずそう突っ込むと
「アレ?そうだったけ?あ、あははは!」
綾は頭をかきながらそう言う
「なぁ、本当に大丈夫か?今日のあんたなんだか本当に様子がおかしいぜ?」
流石に綾の様子に不信感を覚えたのか、仗助やメグ、チノも綾に疑いの眼差しで見つめ始める
青褪めた綾は必死に状況を打開する為に頭を回転させるが残念な事に打開する策を思い付く事はなかった。こっそりとラビットハウスの中を伺っている弟分である明人も顔を青褪めて見つめているだけであった。
綾は仕方なく席に戻り疑いの眼差しで見つめてくる、仗助達から目を逸らす
「青山さん、今日もあの特技を私に見せてくれないかなぁ?」
「と、特技?」
メグの突然の発言に綾は思わず聞き返す
「青山さんは火のついた煙草を5本くわえつ手を触れずに唇で口の中にひっくり返していれることができるんだよ?しかもそこから火を消さないでジュースを飲めるんだよ」
「はぁ!?」
綾は思った、そんな事を出来る奴は居ないとしかし本物の青山は其れが出来るらしい、綾にはもう選択肢はなかった
「父がバータイムでの仕事の時に吸っているタバコがここにあります。どうぞ」
チノが取り出したタバコの箱を震えた手で受け取るとタバコを5本取り出して震える口に咥えて火をつけるとチノが瓶に入ったコーラを持って来る
(大丈夫、大丈夫、落ち着いてやれば上手くやれる)
綾は深呼吸し、そして一気に唇でタバコをひっくり返そうとするが
「アッチィィィィィ!!!!」
綾は悲鳴をあげながらタバコを吐き出して口を冷やす為にカウンターの中にある水道迄走って行き水道水で口を冷やす
「青山が失敗するなんて珍しいじゃねぇか?お前、本当に青山なのか?」
仗助が綾に対して疑いの表情を更に深めていく、それはチノやメグも同じである
(コイツらマジヤベェ!マジであたいを疑ってやがる、こうなったら強行突破しかない!)
「あ、あいたたたた、な、何だか、お、お腹が痛いです」
非常にわざとらしくお腹を抱えてそう言う綾
「ちょ、ちょっとトイレに行って来ますね」
綾は早歩きで出入口に向かって歩いて行く
「何処に行くんだよ青ブルマ?トイレなら直ぐ其処にあるじゃん」
マヤが指指した先には客専用のトイレがあった
「い、いえ、私は外のトイレを使いますので…」
冷や汗をダラダラと流しながら綾が言うがココアは其れを本当に体調が悪い物だと勘違いをし
「そんなに冷や汗を流している青山さんを放って置けませんよ、遠慮せずにラビットハウスのトイレを使って下さい!」
服を引っ張ってでも綾をトイレに連れて行こうとするココア
「ほ、本当に大丈夫だって!すぐに戻ってくるから!だから外のトイレに行かせてぇ!!」
綾はココアを引き離すとラビットハウスから飛び出すと近くに潜んでいた明人と合流し町外れに向かって走って行く
「あ、危ないところだったね、アネキ!」
「じゅ、寿命が百年ぐらい縮まったよ、でもあたい達の勝ちだ!!」
町外れの高台に着いた綾達はラビットハウスのある方向を見つめながら身につけていた腕時計型の起爆装置を作動させる為のスイッチを押したその時、ラビットハウスに仕掛けていた筈の爆弾が綾達の足元に転がって来た
「ふえ?」
綾の口から思わずそんな言葉が出るのと同時に爆発が起きて2人を黒こげにした
「どぼしで〜?」
「アネギ〜」
ボロボロになり涙目でそう言っている綾達の前に仗助とメグが歩きながら姿を現した
「爆弾なら俺達が外して置いたぜ?」
「私達を爆弾で始末するつもりだったんだろうけど思惑通りに行かなくて残念だったね?」
「あ、あたい達の変装を見抜いていたというの!?」
「見抜くも何もバレバレだったぞ、お前ら?」
「自分の事あたいって言ってたし、後タバコの隠し芸も成功させようとしたしね」
「ちょ、ちょっとまて、その言い方だと本物の青山はあんな隠し芸をしないって事か?」
「当たり前だよ、あんな隠し芸をやったら口の中火傷しちゃうもん」
「なんてこたぁ!!」
綾は頭を抱えた、正体がバレないように必死に誤魔化していたというのに最初から全て相手にバレバレだったのだから
「正体に気づいていなかったのはココアちゃんとマヤちゃんだけだったと思うよ?チノちゃんや千夜さんだって様子がおかしい事に気づいていたから」
メグがそこまで言うとメグは〈ラブ・ドパーズ〉を仗助は〈グレイジーダイヤモンド〉をそれぞれ出すと綾と明人に近づいて行く
「ま、待て!お、大人しく降伏するから!お願いだから許してぇ!!」
綾は恥も外見も投げ捨て、青山の姿で土下座する。明人も綾と同じように土下座して謝るが…
「ダーメ❤️」
メグが可愛らしくそう言うのと同時に〈グレイジーダイヤモンド〉は拳を握り締めながら〈ラブ・ドパーズ〉は風を拳に集中させながら2人に振り下ろす
「「イヤァァァァァァ!!!!」」
綾と明人はお互いに抱き合いながら悲鳴を上げたのであった
「えええっ!?あの青山さんは偽物だったの!?」
ラビットハウスに戻ってきたメグと仗助はココアとマヤに先程の事を説明する
「ココアお前、やっぱり気づいていなかったんだな」
呆れ顔でココアにそう言う仗助
「わ、私はちゃんと気づいたよ、相手を油断させる為にわざと騙されたふりをしただけだもん!」
マヤはそう言っているがメグはそんなマヤに優しい笑みを見せながら頭を撫でている
「私はちゃんと気づいていましたよ?挙動不審なところが多かったですから」
スタンド使いではないチノさえもあの青山が偽物であった事に見抜いていた事に更なるショックを受けるココアとマヤ
「今回は相手が馬鹿だったから助かったがもしも頭の冴える奴だったら、結構危なかったかもしれねぇな」
仗助の言葉にメグはうんうんと頷く、すると其処に本物の青山と凛がラビットハウスにやって来た
「あら?皆さん、一体何を話していたのですか?」
青山はいつも通りの笑顔を浮かべ仗助達にそう言い、そして凛は世間話をするかのようにラビットハウスに来る途中に見かけた物について話し始めた
「そう言えばラビットハウスに向かってる途中に救急車が走っていましたよ?何でも高台の方に酷い怪我をした人達が居たらしいですけど」
青山と一緒にいた凛の話を聞いた仗助達は笑い声をあげ青山達はそんな仗助達に対して困惑していたのだった。
To Be Continued…
スタンド名/ルーザー/
破壊力E/スピードE/射程距離E/持続力 A/精密動作性D/成長性B
メモ/他人の姿に変身できるスタンド。声紋や指紋までもその人物に変身することが出来る、しかし異性や人間以外の生物に変身することは出来ない。変身したとしてもその人物の癖や言動をしっかりと把握していないとその人物の知り合いに怪しまれてしまうことがあるので注意が必要である。
スタンド名/ラプス/
破壊力E/スピードE/射程距離A/持続力A〜E精密動作性E/成長性D
メモ/日記型のスタンド、日記に描いたことを現実に起こすことが出来る、人物の行動もある程度は操ることができるが行動を100%操れる訳ではない、予想外の出来事が起きてしまうと描いた未来がガラリと変わってしまい、其処から先は描いた本人にも予想は出来なくなる。