ココア達は大型連休を利用し仗助達が住んでいる杜王町へと遊びに行く事になった。メンバーはココア、チノ、マヤ、メグにユラと麻里、ミロとシャロ、杜王町に住んでいた仗助と億泰、康一、露伴、保護者として青山と凛、リゼの父親である天々座タツヤが同行する事になった。リゼと承太郎、ポルナレフは知り合いの私立探偵と会う為に今回は同行せずにジョセフは後でココア達と合流する事となっていた。
「やっと着いたよ杜王町、此処が仗助君達が住んでいた町なんだね!」
「本当なら帰る予定はなかったんだが、たまには家に帰って来いって電話でお袋がうるさかったからよぉ、今回の休みに里帰りする事にしたんだぜ?」
「本当に私達もついて来て良かったの?ココア達だけで楽しんだ方が良かったんじゃ?」
「もう!麻里ちゃんもユラちゃんもそんな事を気にしなくても良いんだよ?私達は仲間なんだから!」
「ココアちゃんは本当に良い子だね〜麻里ちゃんも折角だから私と一緒に楽しもうよ〜」
「私はユラ先輩みたいに何も考えないって事は出来ないんですが…」
「この人達って何時もこんな感じなのかマヤ?」
「まぁね、でも一緒にいると退屈はしないよ?」
「杜王町…素晴らしいところですね、新しい小説のネタが浮かびそうです」
「ネタが浮かぶのは良い事ですが締め切りだけは守って下さいよ翠ちゃん?」
「久しぶりに帰って来たというのに騒々しい奴らだ…」
駅の前でそんな会話を繰り広げているココア達、大人数である為に人目をかなり引いているが当人達は全く気づいてはいない、そんなココア達と距離を取ろうとチノとメグ、シャロと康一は離れたところで立っていた
「全く、ココアさん達ははしゃぎ過ぎです!一緒にいるこちらが恥ずかしいですよ」
「まぁ、賑やかなのは良い事だと思うよ?」
「リゼさんもお兄さん達も一緒に来られれば良かったね?」
承太郎達やリゼと一緒に旅行に行く事が出来なかった逃した余程残念なのかメグは落ち込んだ様子でそう言う
「メグちゃんが気にする必要はないわよ、私なんて完全に部外者よ?そんな私が一緒に旅行に行くなんてユラ先輩や麻里ちゃんじゃないけど可笑しいじゃない?千夜も旅行に来てないし」
シャロが一緒に来る事のなかった幼馴染に対して思っているとレンタカーを借りて来たのかリゼの父親であるタツヤと億泰が大型のバンに乗ってココア達を迎えにやって来る
「遅くなってすまない、車を借りて来たからみんな乗ると良い」
ココア達全員が乗り込むとバンは杜王町の町内に向かって走り出し車の中ではココアさんは杜王町の名所や名物の話で盛り上がっている
「へぇ、杜王町にそんな面白い所があるんだ?チノ、メグ明日一緒にそこに探検しに行こうよ!」
「ちょ、勝手に人の予定を決めないで下さい!』
チノの口調は厳しい物があるが本心は誘って貰えて嬉しいのが見て分かった
「私はこの素晴らしい杜王町の事を作品のネタ探しの為にもしっかりと見て回りたいですね、露伴さんと一緒にどうですか?露伴さんの作品にも良いネタが見つかるかも知れませんよ?」
「断る、僕は元々杜王町の住人だぞ、此処ら辺の地理は知り尽くしている。今更見て回る必要なんて無い」
「そうですか…それはとても残念ですね…」
露伴に断られた青山はショボンとしまるで捨てられた小動物のオーラを出しておりそんな青山を見た露伴にはもう選択肢は一つしかなかった
「わ、分かった!一緒に回れば良いんだろう!だからそんな目で僕を見るな!」
「翠ちゃんと露伴さんだけでは心配なので私もついて行きますよ」
「真手凛、それは僕に対してではなくふらりと居なくなる青山に対してだろうな?」
「なぁ、仗助よぉ、あいつら本当は付き合ってるんじゃねぇのか?なんか見ているコッチがイライラして来たぞ?」
「安心しろ、あいつらはそんな関係じゃねぇよ」
側から見ればカップルのそれを醸し出している青山達に対して嫉妬に近い感情を覚える億泰と青山達の性格を知っている為そんなんじゃないと感じている仗助だった。
「麻里ちゃんは明日は私と一緒に町を回ろうねぇ〜康一君も一緒にね?」
「ええ!?僕も一緒に行くんですか?」
「だって、私も麻里ちゃんも杜王町には詳しく無いし康一君みたいに地理に詳しい人が居たらユラちゃんとしたらすっごい助かるんだけどなぁ〜」
「広瀬君、諦めたほうが良いわよ、こうなったユラ先輩は人の話を聞かないから」
麻里の言葉を聞いた康一は諦めたのかがっくりとうなだれてしまったのであった。
「ところで仗助君の明日の予定はどうなってるのかな?」
「取り敢えず明日はお袋の所に顔を出す予定だ」
仗助の明日の予定を聞いたココアは弾けるような人懐っこい笑顔を浮かべ
「じゃあ、明日私も一緒に仗助君の家に遊びに行くよ!普段お世話になっているお礼もしたいから!」
何のためらいもなくそう言うココアにチノ達はギョッと驚いた表情を見せるが仗助は
「安心しろ、こいつは別にそんなつもりで言ったんじゃねぇょ、なぁココア『友達』として俺の家に行きてぇんだよな?」
「もっちろん!仗助君の『友達』として遊びに行きたいんだよ!」
はっきりとそう言い切るココアに周りは仗助に対する同情や安堵が入り混じった表情を見せた
「…あいつとの付き合いもそれなりに長いからな、そういう所があるって事を痛いほど経験してんだよ…」
疲れた表情てそう言う仗助に周りは何も言えなかった…
「そういえばこれで俺達綺麗にグループ分けが出来たんじゃねぇの?」
「そういえばそうですね、私とマヤさんメグさんの班、ココアさんと仗助さんの班、青山さん、凛さん、露伴さんの班、康一さんユラさん、麻里さんの班の計4グループになりました。残りの人達はどうするんですか?」
「私はこの町の歴史に興味があるから明日は図書館に行こうと思ってるわ」
「なら明日は俺が図書館まで案内してやるよ、一緒に行こうぜシャロちゃん?」
「まぁ、良いですけど…」
明日図書館に行くつもりだと言うシャロに億泰がついて行く事となり
「じゃあ、俺は麻里さんだっけ?の班に入れて貰おうかな?この町には色々と興味があるし」
ミロはユラ達の班に入る事となり
「それじゃあ俺は杜王町の美味い酒を飲む事にするか」
タツヤは杜王町の美味い酒を飲み歩く事になった
メンバー全員の予定が決まった頃に杜王町のホテル、杜王グランドホテルに着きフロントでチェックインを済ませると部屋割りをすませホテル内のレストランで絶品と評判の牛タン料理に舌鼓をうちその後プライベートビーチで軽く泳ぎ夜に温泉に入ると明日に備えて就寝したのであった。
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ココア達が寝静まってから数時間、草木も眠る時間帯5人の人影が杜王町全体を見渡せる鉄塔に音もなく現れるフードを被った者の素顔は誰にも見えずに五人組のリーダー格と思われるフードを被った少女が言葉を発した
「ここにあの男の血を受け継ぐ人間達がいる…○○様が味わった苦しみを何倍にもして返してあげた…楽しみに待ってなさい」
月日に照れられ一瞬だけ見えた少女の素顔は1週間前にメキシコの遺跡にて発見され何者かに盗まれ行方が分からなくなっていた少女の石像にそっくりであった…
To Be Continued……