ご注文は奇妙な冒険ですか?   作:血の一族

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第三十八羽あついのは戦いの時だけでじゅうぶんだよ2

「億泰君!傷口をこれで押さえておいて!直ぐに彼奴を倒して仗助君のクレイジーダイヤモンドで直してあげるから!」

 

 

ココアは着ていたカーディガンを脱ぐと血で汚れる事も躊躇わずに億泰の傷口を押さえつけ、そして億泰を近くの電柱に寄り掛からせるとシャロに後を任せ仗助と共に明治と対峙する。

 

 

「奴のスタンドには物理攻撃は通じねぇ、かなり厄介な部類に入るスタンドだぜ」

 

 

そんな仗助のぼやきにココアは

 

 

「物理攻撃が通用しないなら、爆破攻撃こらどう!?〈ブレイクアウト〉!!」

 

 

ココアは〈ブレイクアウト〉の指先に爆破エネルギーを集めると爆発エネルギーをマシンガンの様に放って行く爆破エネルギーを受けた〈ロヴァート・デミラ〉は辺りへと飛び散って行く〈ロヴァート・デミラ〉のカケラが〈ブレイクアウト〉の身体や地面に引っ付くがダメージを受けた様子は全くなかった

 

 

「駄目だぜココア、奴には効いてねぇ!!」

 

 

「ふはははは!!俺のスタンドにそんな小細工が通用するかぁ!!〈ロヴァート・デミラ〉!!」

 

 

明治のその言葉と同時に〈ブレイクアウト〉の身体に引っ付いていた〈ロヴァート・デミラ〉のかけらが一気に〈ブレイクアウト〉の肉体を侵食し始めた。

 

 

「きゃあああああ!!」

 

 

身体中から出血し出したココアは一旦スタンドを引っ込める事で何とか〈ロヴァート・デミラ〉の攻撃から逃れるがダメージが大きくしばらく動けそうになかった

 

 

「物理攻撃も駄目、爆破エネルギーで吹き飛ばすのも駄目、一体どうすりゃいい!?」

 

 

仗助は頭を抱えた、今回の敵は自分とココアのスタンドとの相性が余りにも悪過ぎる。勝てる可能性がある青山は今は別行動中であり、億泰も先程のダメージが大きくまともに戦える状態ではない。傷ついたココアと億泰を連れて打開策が見つかるまで逃げるしかないのか?仗助がそんな考えに囚われ気を取られていた為に隙だらけとなりその隙を突こうと明治が〈ロヴァート・デミラ〉で攻撃を仕掛けて来ようとすると

 

 

「〈ラッキーストライク〉!!」

 

 

天々座タツヤが〈ロヴァート・デミラ〉に直接パンチを食らわせた

 

 

「おっさんは馬鹿か?物理攻撃は俺のスタンドに通用しねぇと」

 

 

タツヤのパンチを受けた〈ロヴァート・デミラ〉は不自然に吹き飛ぶと幸運にもそこにあったアイス屋の屋台に突っ込み、そこで売っていたアイスを大量に取り込んでしまった事で動きが僅かに鈍くなる。

 

 

「な、何だよあの吹っ飛び方はつうか飛んだ先にアイス屋があるなんて幸運過ぎだろ!」

 

 

「どうした小僧?俺のスタンド攻撃はまだ終わってないぞ?」

 

 

「〈ロヴァート・デミラ〉!!嫌な予感がする。其奴を近づけさせるな!!」

 

 

〈ロヴァート・デミラ〉はタツヤを近づけさせまいと攻撃を仕掛けるが動きが鈍くなっている為に攻撃をかわす事は容易くタツヤは素早く懐に飛び込むと〈ロヴァート・デミラ〉に強烈なアッパーを食らわせる。再び〈ロヴァート・デミラ〉は吹っ飛ぶと幸運にも近くの道路を走っていたトラックにぶつかるとその反動で近くの電線に引っかかり感電する。

 

 

「またか!!運良ぎるだろ彼奴!!〈ロヴァート・デミラ〉!!」

 

 

〈ロヴァート・デミラ〉は電線を電柱ごと吸収すると自分の元に〈ロヴァート・デミラ〉自分の元に戻す

 

 

「まだまだ行くぞ!」

 

 

スタンド能力を把握し切れずに攻めあぐねている明治にタツヤは一気に勝負を決めようと地面に攻撃を加える。すると今度は運良く近くにあった配水管が破裂し地面から大量の水が吹き出し明治に大量の水が降りかかる

 

 

「今度は此奴だ!!」

 

 

今度はタツヤは近くのビルの壁を殴ると亀裂が入りそれがたまたま周りに必要以上の被害を出さずに崩壊を始め器用に明治と〈ロヴァート・デミラ〉のみを瓦礫の下敷きにした。

 

 

「ざっとこんなもんだろ」

 

 

一連の攻撃を終えると咥えていたタバコを吐き捨てて一息をつく

 

 

「すげぇ…タツヤさん、あんたのスタンド能力って一体何なんだ?」

 

 

「俺のスタンドの名前は〈ラッキーストライク〉自分の幸運を操る能力だ。幸運を操る事で俺に有利な状況に持っていく事が出来るんだ」

 

 

「マジかよ!じゃあ宝クジで一等を当てる事とか出来んのか!?」

 

 

タツヤのスタンド能力を聞いた仗助は思わずそんな事を言う。どうやら一年前に起きた宝くじを巡るとある騒動の事を思い出している様だがそんな事を知らないタツヤは仗助に呆れた表情を見せると

 

 

「そんな都合よくは行かないぞ。この能力は以外とトリッキーな物でな…」

 

 

タツヤがそう言い終わる前に瓦礫の中から巨大化した〈ロヴァート・デミラ〉と共に明治が這い出てきた。

 

 

「俺のスタンド〈ロヴァート・デミラ〉は対象の物を取り込む事で力を得る事が出来る。お前のお陰でダメージも回復出来たしパワーの補充も出来た。礼を言うぜ」

 

 

ドヤ顔でそう言う明治にタツヤは頭を抱える

 

 

「クソ!もう〈ロヴァート・デミラ〉のデメリットが…」

 

 

タツヤは悔しそうな表情を浮かべながら自分のスタンドのデメリットを仗助に説明する

 

 

「俺の〈ロヴァート・デミラ〉は幸運を操る事は出来るが操り過ぎるとその分の反動がデカイんだよ!」

 

 

「って事たぁ、運が良かった分不運が一気に来るって事かよ!」

 

 

そう、タツヤの〈ロヴァート・デミラ〉には幸運を操る事が出来る分その後幸運を操った分の不運が来てしまうデメリットがあったのだ。

 

 

「なるほど…そういうカラクリか…残念だったなぁ?俺を倒し切る事が出来なくて?〈ロヴァート・デミラ〉!!」

 

 

「グハァ!!!」

 

 

巨大化した〈ロヴァート・デミラ〉一撃を受けたタツヤは壁へと叩きつけられ気を失ってしまう

 

 

「タツヤさん!!」

 

 

仗助は壁へと叩きつけられてしまったタツヤに気を取られる。〈ロヴァート・デミラ〉今度はそんな仗助を狙おうとするが

 

 

 

「させないよ!〈ブレイクアウト〉!」

 

 

其処に何とか動けるようになったココアが〈ブレイクアウト〉の爆破エネルギーで〈ロヴァート・デミラ〉に攻撃する。先程と同じように大ダメージには至らないもののある程度動きを阻害する事に成功した

 

 

「助かったぜココア!」

 

 

仗助はココアに礼を言う。しかし明治に未だに大きなダメージを与える事は出来ていない上に先程のタツヤの〈ラッキーストライク〉で与えたダメージも瓦礫を吸収する事で回復されてしまった為、状況は不利なままであった

 

 

「小賢しいマネしてんじゃねぇよ!大人しく俺の〈ロヴァート・デミラ〉の餌食になりやがれ!」

 

 

「〈クレイジーダイヤモンド〉!!」

 

 

仗助は〈クレイジーダイヤモンド〉で〈ロヴァート・デミラ〉ではなく自分達の足元に転がっている瓦礫に殴打攻撃を仕掛けた

 

 

「何だ?トチ狂ったのかよ?」

 

 

「別にトチ狂ってなんかねぇよ。俺の狙いはコイツだ!!」

 

 

仗助は〈クレイジーダイヤモンド〉の能力で瓦礫から壁を修復したのだ。〈クレイジーダイヤモンド〉で殴った事で瓦礫はビデオの巻き戻しのように壁の形へと戻って行き仗助達は戻っていく瓦礫を掴んでビルの内部へと移動して行く

 

 

 

 

 

桐間紗路は仗助達の戦いを離れたところで見つめていた。

 

 

(アレがスタンド…そして私の目の前で行われているのがスタンド使い同士の戦い…ココア達はこんな戦いを何度も…)

 

 

シャロは改めてココアや尊敬しているリゼが立っている世界が自分とは違う事を実感する

 

 

(私もココア達を助けたい…でもどうすれば良いのよ…)

 

 

自分もココア達の力になりたい。しかしどうすれば良いのか一向に良い考えは浮かばなかった。そんな時ふっと自分が誰かに見つめられている感覚を味わい周りを見渡すと近くの電柱の背後に此方をずっと見つめている銀色の女性の姿があった

 

 

「あの…其処の私の事をずっと見つめている貴方は誰なの?」

 

 

シャロは警戒心を悟らせない様に冷静にその女性を見つめる

 

 

『まだ私の存在に気づいてくれないのですか?私はずっと貴方の事を近くで見つめていたというのに』

 

 

「私の事をずっと見ていた?気づいて欲しい?何を言ってるのよ。私は貴方の事は何も…」

 

 

シャロはそこまで言うと言葉が途切れた。自分は彼女の事を知っている?自分の胸の中に浮かんでくるこの感情は何だ?まるで生き別れの姉妹に再会出来た様なこの感情は?

 

 

「…私は貴方の事を知っている?生まれた時からずっと貴方は私の側に居た?」

 

 

…本当は最初から気づいていた。生まれた時から彼女はずっと私の側にいた事を

 

 

「…そっか、貴方はずっと私の側にいてくれたのね…そうでしょ?〇〇〇〇?」

 

 

シャロはいつのまにか自分がある名前を口から呟いていた事に気づくそして其れこそが彼女の名前だと本能的に気づいていた。その女性は静かにシャロの元に近づいていきシャロは彼女が差し出した手をしっかりと握り締めた

 

 

 

 

 

 

「無駄だ!!大幅にパワーを得ている今の〈ロヴァート・デミラ〉には壁の一つや二つ関係ねぇ!」

 

 

〈ロヴァート・デミラ〉は〈クレイジーダイヤモンド〉が修復した壁を易々と突き破り其処に居た仗助達に狙いを定めた

 

 

「へへへ…今回ばかりはグレイトにヤベェぜ…」

 

 

仗助は引きつった笑みを浮かべココアは再び出血しだしたのか顔色が悪くなっていた

 

 

「もう逃げ場はねぇぜ?〈ロヴァート・デミラ〉こいつらにトドメをさせ!!」

 

 

明治の言葉に〈ロヴァート・デミラ〉は仗助達を捕食せんと近づいたその時何処からか銀色の女性のヴィジョンが現れると仗助達を守るかの様に間に立つ

 

 

『これ以上我が主の友に酷い事はさせません』

 

 

銀色の女性のヴィジョンは凛とした声でそう言った

 

 

『私の名前は〈ブルー・アウィナイト〉…我が主桐間紗路様の願いにより今この場に現れた」

 

 

〈ブルー・アウィナイト〉のその言葉を聞いたココアは驚きの表情を見せるとココアは〈ブルー・アウィナイト〉に話しかけた

 

 

「貴方はシャロちゃんのスタンドなの?」

 

 

『はい。私はずっと主の側にいたのです。主が生まれた時からずっと。しかし主はつい先程まで私の存在を知覚する事が出来なかったのです』

 

 

「そうか、だからシャロには俺達のスタンドが見えていたんだな」

 

 

仗助はシャロが何故自分達のスタンドを見る事が出来ていたのかその理由を知り納得の表情を浮かべた

 

 

『さて、我が主の仇なすものを戦闘不能にするとしましょう』

 

 

〈ブルー・アウィナイト〉は銀色のオーラを出すと〈ロヴァート・デミラ〉へと攻撃する。

 

 

「駄目だ!奴には物理的な攻撃は通用しねぇぞ!!」

 

 

そんな仗助の言葉に〈ブルー・アウィナイト〉は

 

 

『問題ありません。それでは私の能力に関してお話し致しましょう』

 

 

〈ブルー・アウィナイト〉が仗助達に自分の能力を説明する前に〈ブルー・アウィナイト〉の攻撃を受けた〈ロヴァート・デミラ〉に変化が起きる。〈ロヴァート・デミラ〉の色がくすみ形を保てずにまるで真夏の中放置してしまった為に溶けかけたゼリーの様な状態へと〈ロヴァート・デミラ〉は変わってしまった。

 

 

「なっ!?俺の〈ロヴァート・デミラ〉が!テメェ俺のスタンドに何をしやがった!!」

 

 

『私は対象の生命エネルギーを吸い取る事が出来るのです。幾ら物理攻撃を無効に出来たとしても生命エネルギーを吸い取らてしまえばひと溜まりもないでしょう」

 

 

生命エネルギーを失った〈ロヴァート・デミラ〉は形を保てずに地面に広がって行く

 

 

「まただ!!生命エネルギーを奪われたならばまた回復すれば良いだけの話だ!!」

 

 

イレギュラーの事態に冷静さを失くした明治は辺りに散らばっている瓦礫や木材を片っ端から吸収して行く。しかしその途中に突然形が再び崩れ中から〈ロヴァート・デミラ〉に吸収していた瓦礫や木材が飛び出して来ては引っ込んでいるという異常状態…所謂スタンド暴走状態となってしまった

 

 

「しまった!〈ロヴァート・デミラ〉の許容範囲を超えちまったのか!!」

 

 

「今だよ!!」

 

 

ココアはその隙を見逃すに〈ブレイクアウト〉の爆破エネルギーを際限なく〈ロヴァート・デミラ〉に打ち込む、爆破エネルギーを際限なく打ち込まれた〈ロヴァート・デミラ〉はひとたまりもなく辺り一面に飛散してしまった。生命エネルギーを吸われ上に暴走状態となっていた〈ロヴァート・デミラ〉は力なく地面や壁に引っ付いており、直ぐには回復出来ない事は明白であった。そして本体を守るスタンドがなくなり一時的に無防備になった明治を仗助とココアは見逃す訳もなく一気に間合いを詰めると〈クレイジーダイヤモンド〉と〈ブレイクアウト〉のストレートパンチを明治に食らわせる。ストレートパンチを顔面に受けた明治は鼻血を吹き出しながら外へと吹き飛んで行った。

 

 

「〈ブルー・アウィナイト〉!みんなは無事なの?」

 

 

そう言いながらシャロは明治が吹き飛んで行った壁の穴から中へと入り仗助達の元に駆けつける。そして血塗れとなっているココアに肩を貸すと半壊したビルから外へと出た。するとビルの外に鼻血を流しながら伸びている明治がおり、明治が意識を取り戻し何とか起き上がると自分が仗助達に包囲されている事な気づくと

 

 

「ひぃぃぃぃ…す、すいませんでした!出来心だったんです!許して下さいぃぃぃ!!」

 

 

「あっ?」

 

 

明治のいきなりの土下座に毒気を抜かれたのか気の抜けた声をあげる仗助、ココア達も明治のいきなりの豹変に戸惑っているのが伝わる

 

 

「貴方様の家来になります靴も舐めます!お願いします!助けて下さい!」

 

 

「「うわぁ…」」

 

 

ココアとシャロは明治の行動にドン引きした表情を見せると明治からこっそりと距離を取る

 

 

「あー、何だ?もう俺達の邪魔をしないならば今回だけは見逃してやるからとっとと消えてくれねぇか?」

 

 

仗助もこんな無様な敵に追い打ちをかける気は無いのかそれとも殴る価値は無いと判断したのかはわからないがとりあえずは明治を見逃す事にしココアと億泰を〈クレイジーダイヤモンド〉で治療すると明治に目を向ける事なくその場から去ろうとするか…

 

 

 

 

(ククク…馬鹿な連中だ…背後がガラだぜ?)

 

 

明治は先程とは違う卑劣な表情を見せていた。どうやら仗助達に見逃して貰っておきながらその恩を仇で返すつもりらしい

 

 

(この俺に情けをかけるから悪いんだぜ?…死ねぇ!!!)

 

 

明治は回復していた〈ロヴァート・デミラ〉をこっそりと出すとまだ気づいていない仗助達の背後に忍び寄らせてから一気に襲いかかろうとしたその時

 

 

 

山吹色の波紋疾走(さんらいといえろーおーばーどらいぶ)!!」

 

 

「あばばばばっ!?」

 

 

そんな声と同時に謎の攻撃を受けた明治はその場に倒れこむ

 

 

「な、何だ、今のは?一体誰がやったんだ?ていうかこの茨は何だ?」

 

 

明治の身体にはいつの間にか茨が巻きついておりそれが自分の動きを阻害し攻撃を加えて来た事を理解する

 

 

「やれやれ…折角仗助達が見逃そうとしてくれた恩を仇で返すとはのう…本当に救えない奴じゃ」

 

 

明治の背後にいつの間にか立っていた老人…ジョセフジョースターがそう言い終わるのと同時に仗助とシャロ、ココアがスタンドを出して明治の元に戻ってくる。明治は身体中に茨が巻きついている為にまともに動く事が出来ずにその場で芋虫のように這いずる事しか出来なかった

 

 

「ちょ、待てって。俺はもう戦う気は無いんだぜ?まさかお前らは戦う気のない俺を攻撃するつもりじゃないよな?」

 

 

折角の仗助達の恩を不意打ちという形で仇にしようとしておきながら見苦し過ぎる言い訳を言う明治に心底呆れた表情になる仗助達は見下した表情で明治に

 

 

「どうやらテメェにはあれぐらいじゃあ足りなかったみてぇだな?」

 

 

「もう徹底的にやって良いわよね?」

 

 

「それじゃあ、三人で一緒にやろうよ!」

 

 

『ドラララララララララララァ!!』

 

 

『無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!!』

 

 

『WRYYYYYEEEEAAAAAAAAAッ!!』

 

 

「クボラシャャャャャャャ!!!」

 

 

〈クレイジーダイヤモンド〉、〈ブレイクアウト〉、〈ロヴァート・デミラ〉のラッシュ攻撃を受けた明治は悲鳴をあげるとそのままきりもみ回転をしながら地面に激突すると明治は白目を向いた状態で気を失っていた。

 

 

 

 

秋元明治(あきもとめいじ)スタンド名ロヴァート・デミラ再起不能(リタイア)

 

 

「全く、油断し過ぎじゃぞ!儂が居たから良かったものを」

 

 

「済まねぇなジジイ。あんたの言う通りだったぜ、俺達が甘かった」

 

 

「私がついて居ながらこの体たらく本当にすいませんでした。ジョースターさん」

 

 

 

 

怒りの表情を見せているジョセフに頭を下げて謝る仗助とタツヤ。そしてそれを見ていたココアはふたりを庇うように間に入り

 

 

「結果的には何とかなったんですからもう良いじゃないですか。この人達は私とシャロちゃんの事を守りながら戦ってくれたんですよ」

 

 

そんなココアの言葉を聞いたジョセフは怒りの表情から一転孫娘に叱られたお爺ちゃんの表情へと変わり

 

 

「ココアがそう言うならば仕方ないのう…儂は可愛い子ちゃんには弱いんじゃ」

 

 

口ではクールに決めているが実際には孫娘みたいに思っているココアからの言葉に焦っているのが丸わかりである。

 

 

 

「そういえばジョセフの爺さんが遅れた理由って何なんだよ?爺さんが持ってるそのアタッシュケースと関係あるのか?」

 

 

ジョセフの持っているアタッシュケースを指差しながらそう言う億泰

 

 

「コイツについてはホテルについてから話す。スタンド使いであるお前達には知っておいた方が良い話じゃからな」

 

 

何時ものニヒルな笑みをみせずに真剣な表情を見せるジョセフにココア達はとある違和感を感じるが何もそれ以上は言わずにそのままジョセフと共にホテルへと戻って行ったのだった。

 

 

 

To Be Continued……

 

 

スタンド図鑑

 

 

スタンド名/ラッキーストライク/本体/天久 々タツヤ《ててざたつや》38才SPW財団職員

 

 

破壊力A〜E/スピードA〜E/射程距離A〜E/持続力A〜E/精密動作性A〜E/成長性C

 

 

メモ/グローブの型の幸運を呼ぶスタンド。幸運を操る事が出来る。数多の幸運により自分の有利な状況に持って行く事が出来るが幸運になり続けてしまうとその幸運度が下がって行ってしまい。スタンドの効力が弱まって行く。その為に非常にトリッキーなスタンドだと言えるだろう。

 

 

スタンド名/ブルー・アウィナイト/本体/桐間紗路15才高校生

 

 

破壊力B/スピードA/射程距離B/持続力A/精密動作性C/成長性A

 

 

メモ/生命エネルギーを奪い去る能力。無機物ならば直ぐに錆落ちて朽ちて行き、生物ならば死には至らないものの弱体化させる事が出来る。しかし何度も生命エネルギーを奪われてしまうとその生物は死に至る。その性質を上手く利用すれば大きなダメージを与えなくても敵を無力化出来る。しかし生物エネルギーを奪う為には対象に直接攻撃しなければならない。

 

 

スタンド名/ロヴァート・デミラ/本体/秋元明治《あきもとめいじ》30才サラリーマン

 

 

破壊力C/スピードD/射程距離A/持続力B/精密動作性A/成長性E

 

 

メモ/緑色のスライムの姿をしたスタンド。スライムの性質上打撃攻撃や殴打攻撃などは効かずに爆破したとしても飛び散るだけで決定打にはならない。更に殴った対象に取り付くなども出来るし取り付いた対象を取り込む事でパワーやスピードを得る。弱点は熱エネルギーや冷気である。それ以外にも取り込んだ物がスタンドの許容範囲を超えてしまうとスタンドが暴走してしまう。

 

 

 

 

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