ご注文は奇妙な冒険ですか?   作:血の一族

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第四十二話さようなら杜王町

 

チノがスタンドの矢をルビーラビットに突き刺した瞬間スタンドに変化が起きた。なんとルビーラビットの背中が縦に裂けたのだ。まるで蛹から蝶が孵る様に。ルビーラビットの中から現れたのは銀色に輝く髪をした美しい女性だった。チノはその女性の姿を見て絶句した。その女性はチノがよく知る女性の物だったからだ

 

 

「お母さん…?」

 

 

そう、ルビーラビットの中から現れたのはチノが幼い頃に病気で亡くなった母親である香風愛香(かふうあいか)にそっくりであったからだ

 

 

『おめでとう香風智乃。私の名前は〈ルビーラビット・レクイレム〉貴方の勇気が覚悟がこの私を現世に発現させたのです。さぁ、あの永遠の時を生き続ける哀れな男に引導を渡すのです』

 

 

チノのスタンドに起きた変化はカーズも目にしており自分の目の前で起きた事に自分の目を疑っていた

 

 

「何が起きた?あいつは一体何をやったのだ!?」

 

 

初めは取り乱したしたものの、歴戦の戦士であるカーズは直ぐに冷静になると自分の両腕を翼に変えると再び羽を弾丸の様に打ち出す。しかしカーズの攻撃はチノとルビーラビット・レクイレムに当たる前に全て消滅した。

 

 

「馬鹿な!!このカーズの攻撃が!?一体どんなカラクリを使ったというのだ!?」

 

 

カーズは今度は自分の流法〈輝彩滑刀〉でジョセフの義手を切り裂いたようにチノを切り裂こうとするがチノに触れる瞬間〈輝彩滑刀〉は先程と同じ様に消滅した

 

 

「馬鹿な馬鹿な馬鹿な馬鹿な馬鹿な、そんな馬鹿なァァァァ!!」

 

 

カーズは取り乱した。自分の理解出来ない現象が起きている事に自分の理解が追いついていなかった

 

 

『無駄です。この私がこの場に現れた時点で貴方の勝利という未来は真実は消え去りました。香風智乃、願いなさい貴方の未来を!真実を!私がいるこの空間では貴方の願いが全て真実となる。さぁ貴方自身の未来を真実を貴方自身が作るです!!」

 

 

ルビーラビット・レクイレムの言葉にチノの心は揺れ動く。しかしそれも一瞬の事、チノは一瞬目を閉じると直ぐに目を力強く開き自分が今1番祈っている事を心から祈った。

 

 

「私が今望む事…私が望む真実は!!」

 

 

チノがそう言い終わるのと同時に変化が起きた。顔が焼き爛れていた青山の顔が元の美しい顔に戻った。ココアとメグの身体に突き刺さっていた羽が消えふたりの傷も綺麗になくなった。毒蛇に噛まれていた仗助の傷も消えた。毒蛇の毒さえもそして仗助達は何事もなかったかの様にその場で寝息を立てながら眠っていた。

 

 

「連中の傷がなくなっただと!?死にかけていた筈だ!?何故だ!?何故なんだァァァァ!!」

 

 

『これがこの私〈ルビーラビット・レクイレム〉の力。私の力は真実の未来の創生。本体である香風智乃が望んだ事全てが真実となるのです』

 

 

チノは自分の願った通りにココア達の傷が治った事を確認すると再びある事を強く願った。すると今度は壊れていたホテルがビデオの巻き戻しの様に破壊される前の姿に戻って行く。そして数秒後にはホテルも何事もなかったかのように元の姿に戻っていた。

 

 

「ウグッッ…!!」

 

 

チノが呻き声を上げるとチノの顔に切り傷が現れその傷口から少なくはない血が流れ出る

 

 

『大丈夫ですか香風智乃?』

 

 

ルビーラビット・レクイレムはチノに寄り添うように近づくとそう言った

 

 

『やはり…レクイレムを発現させるのが少し早かった様ですね…本体である貴方がレクイレムのパワーに耐えきれてはいないようです』

 

 

突然のルビーラビット・レクイレムの宣告にチノは戸惑いの表情を浮かべるがすぐに表情を引き締めると次の願いを自分が望む真実を強く願う。だか今までとは違って何も変化は起きる事はなかった

 

 

「どうしてですか!?どうして何も起きないのですか!?」

 

 

『私が出来るのは失われる前の真実の未来や望みを現実とする事だけです。失われてしまった命に関してはどうする事も出来ません』

 

 

先程チノが願った事はこの戦いによって失ってしまった人々の命を取り戻す事だった

 

 

「何故ですか!?この戦いで死んでしまった人達は本当ならばまだ死ななくても良い人達だった筈ですよ!?」

 

 

『そんなのは人間の勝手な理屈です。私が出来るのは貴方が望む真実を作り出す事。既に完成されてしまった真実を捻じ曲げる事は出来ません、真実とは人間達が思っている以上に重くそして尊い物なのです。こんなのは真実ではない、真実であっていいはずが無いというのは人間の傲慢、そんなのは真実を自分勝手な線引きで選んでいるだけなのです。我々の戦いで失われてしまった命には気の毒ですがそれが運命であり真実だったのです…香風智乃よ貴方は其れを知った上で私の力を持ってしても救えない物があると知った上で何を望みますか?』

 

 

ルビーラビット・レクイレムはチノを諭すように問いかける。そして見届けようとしているチノが選ぶ真実を

 

 

「…貴方の言う通りです。確かにそんなのは真実をえり好みして選んでいるだけですよね…なら私は前を向いて行きます。失われてしまった命の事を引きずって後ろを向いて生きるよりも前を向いて生きます!過去を引きずって生きるぐらいなら目の前にある未来を掴みます!其れは生きる者の傲慢かもしれません。ですが、其れが失われてしまった命達に対して私達が出来る唯一の事ですから!」

 

 

チノの言葉を聞いたルビーラビット・レクイレムは笑みを浮かべるとこちらを睨みつけているカーズに目線を移す

 

 

『見せて下さい香風智乃。貴方が作り出す失われた過去よりも素晴らしい未来を!真実を!』

 

 

「カーズ…貴方は哀れな人です…でも私は貴方を救いたい。救える存在が目の前にあるならば私は全力で手を差し伸べします!!」

 

 

チノの言葉に反応する様にルビーラビット・レクイレムの周囲の空間がカーズを巻き込んで歪んで行く

 

 

「何をしようがこの究極生命体であるカーズが負ける道理はないわ!!サテラの為にも60年前に死んで行ったワムウやエシディシ、サンタナの為にも絶対に負けんわ!!」

 

 

カーズの覚悟に満ちた言葉を聞いていたのかチノの言葉が聞こえてくる

 

 

「やはり本来の貴方は優しい人だったんですね…仲間を失ってしまった悲しみが身の丈以上の力を手に入れしまった事が貴方を変えてしまったんですね…失われてしまった仲間や命を取り戻す事は出来ませんが…貴方が望んでいた真実を見せる事が出来ます。貴方が本当に心の底から望んでいた真実を…」

 

 

チノの言葉と共にカーズの周囲が闇に包まれた。カーズは直ぐに追撃出来る様に構えていたがその態勢はカーズの目の前に現れた存在を見ると直ぐに崩れる事となる。

 

 

 

カーズの目の前には消滅した筈のサテラが居た。サテラだけではない、ワムウやエシディシといった60年前に失った仲間達もサテラと一緒に立っていた、そしてサテラは優しい笑みを見せるとカーズに手をさしのばす。カーズは少し躊躇した表情を見せたが直ぐに笑顔になるとサテラの手を握ったその時のカーズの表情は彼の事を知っている者が見たら驚いてしまう程優しい物でありそしてカーズの目から一筋の涙が流れるとカーズは光に包まれて静かに消滅したのだった。

 

 

究極生命体/カーズ再起不能(リタイヤ)

 

 

 

「一体何が起きた?カーズは一体何処に行ったんじゃ?」

 

 

ジョセフは戸惑っていた自分達はカーズに追い詰められていた筈なのにいつの間にかカーズの姿は消えていた。その上切られた筈の義手も服も元通りに戻っていた。ジョセフは必死にその直前まで何が起きていたのか必死に思い返していると不思議な現象が起こる直前にチノがスタンドの矢をルビーラビットに突き刺した事を思い出した

 

 

「チノ何処にいるんじゃ!!」

 

 

ジョセフが慌ててチノを探すとすぐ近くに顔から血を流し倒れているチノを見つけるとチノの側に走り寄る

 

 

「チノ、無事か!?何という無茶をしたんじゃ!?」

 

 

温厚なジョセフにしては珍しく激昂してチノに詰め寄るがチノは冷静だった

 

 

「心配してくれてありがとうございます…でも、もう大丈夫ですよ。私のルビーラビットはレクイレムになりました…その能力でココアさん達の傷や破壊されたホテルを直しカーズさんも浄化させる事が出来ました」

 

 

チノの言葉にジョセフは自分の耳を疑った

 

 

「お前さんがレクイレムを?カーズを浄化したとはどういう事じゃ?」

 

 

どうやらジョセフはルビーラビット・レクイレムを認識していないようだった。チノは説明する事にした。自分のレクイレムの事を、自分が体験した事を

 

 

「儂が気づかない間にそんな事が起きていたとは信じらないのう…」

 

 

(スタンドを体得してすぐにレクイレムを発現させるとは全く末恐ろしい奴じゃよ香風智乃という人間は…それにしても考えた事はなかったのう…カーズを救うという事は)

 

 

そんな事を考えながらジョセフはチノを見るとレクイレムを使った影響なのかチノは意識を失っていた。ジョセフはチノの近くに落ちていたスタンドの矢を回収しそしてチノを背負おうとした時にチノの手にミイラの右手らしきものが握られているのを発見する。ジョセフは何故こんな所にミイラが?と考えながらもそのミイラをスタンドの矢と共に胸ポケットにしまうとチノを背負い意識を取り戻したココア達の所へと向かった

 

 

「怪我が治ってる…どうなってるの?」

 

 

ジョセフやココア達の怪我が綺麗に無くなっていた。青山の顔も元の美しい顔に傷だらけであったココアとメグの傷も仗助の爛れた頬と毒ヘビに噛まれた傷もそして毒さえも消えていた

 

 

「私達だけじゃないよ、壊れていたホテルも綺麗になってる。まるで最初から何もなかったように」

 

 

「ジジイは何か知ってんだろ?何せ最後までカーズと対峙してやがったんだからよ」

 

 

「いや、儂は何もしておらんよ。カーズを倒したのは…チノじゃ」

 

 

ジョセフはそう言うと自分の背中で意識を失っているチノに顔を向ける

 

 

「チノちゃんが倒したの!?一体どうやって?」

 

 

「チノのスタンドは戦闘向きじゃなかった筈だろ?」

 

 

ジョセフの言葉を信じられないのかココアと仗助は困惑の声を上げる

 

 

「儂も信じられなかったが事実じゃよ。チノはスタンドの矢で自分のスタンドをレクイレム化させる事でカーズを倒したんじゃ」

 

 

「レクイレムってジョセフさんが言ってたスタンドの更なる境地の事だよね?じゃあチノちゃんはそのレクイレムの力でカーズを倒したんだ。チノちゃんが気を失っているのもそのレクイレムを使った影響って事?」

 

 

ココアの言葉にジョセフは頷いた

 

 

「チノはスタンド使いになってからまだ日が浅いそんな状態でレクイレムを使ったんじゃこうなるのはある意味当然じゃよ」

 

 

ジョセフの言葉によりチノが意識を失っている原因がスタンドのレクイレム化による物だとココア達は確信する。そんな中レクイレムに興味を持ったのか仗助がジョセフに口を開いた

 

 

「オイジジイ、あの時は詳しく聞けなかったけどよぉ、レクイレムって奴はスタンドの矢を使えば誰にでも使えんのか?」

 

 

仗助は自分でもレクイレムを使えるのではないかという期待を込めてジョセフにそう言うがジョセフは仗助の言葉に対して首を横に振った

 

 

「レクイレムは誰にでも使えるという訳ではない。経験を積みそしてスタンドの矢に認められなければレクイレムを使う事は不可能なんじゃよ」

 

 

 

「でも、チノはつい最近スタンド使いになったばかりだぜ?そんな奴がスタンドの矢に認められたって事かよ?」

 

 

「普通ならばありえん事じゃよ。もしかしたらチノのスタンドには我々は勿論彼女自身知らない秘密があるのかも知れんのう」

 

 

ジョセフがそこまで言い終わるとタツヤと露伴の連絡を受けてやって来た財団の職員達と一緒にやって来た処理班に後の事を任せるとチノを街にある財団が運営している病院へと連れて行く事にした。しかし流石に事件自体を隠蔽する事は不可能であった為に青山や凛、ミロといった一部のメンバー残してその場に残して病院へと移動した。そのあと病院にてチノの診療が行われチノ身体には顔の切り傷意外には異常がない事が分かり後は病院にてチノの目が醒めるのを待つ事となった。ココア達はチノが目覚めるまでの時間潰しの為にテレビを見ているとホテルでの戦いの事が報道されていた。屍生人となってしまった人々の死体は日の光により灰となって消えてしまった為行方不明扱いとなったが屍生人にならずに死んだ人々の死体は消滅せずにそのまま残ってしまっていた。その上沢山の無関係な人々の目撃者がいた為にテレビでは国際的なテロ組織の仕業ではないかといった話も上がっていた。しかし世間には詳しい真相が上がる事は決してないだろう。スタンドと柱の男の存在を知らない人々には理解する事などは不可能なのだから。

 

 

 

 

 

「ここは…」

 

 

チノが目覚めたのはそれから3日経った後だった。

 

 

「チノちゃん!!」

 

 

目が覚めたチノの目に飛び込んで来たのは自分に抱きついて来たココアの姿だった。抱きついて来たココアを引き離した後チノが周りを見渡すと自分は今の病院のベッドの上に寝ている事を理解した

 

 

 

「チノちゃん、あのカーズを倒したのは本当にチノちゃんなの?」

 

 

「はい。彼を倒したのは間違いなく私のスタンドです」

 

 

あっさりと言ったチノの言葉にココアは言葉を失った。やはりチノはジョセフが言った通りはスタンドをレクイレム化させる事でカーズを倒したのだ。ココア達はそう確信する。

 

 

「ねえ、チノちゃん。チノちゃんのスタンドがレクイレムになった時、一体何が起きたのか良かったら説明してくれるかな?」

 

 

「分かりました。でも私自身何が起きたのかははっきりと分かってはいないので詳しくは説明出来ませんよ?」

 

 

「それでも構わないよチノちゃんが分かる範囲で教えて」

 

 

ココアの言葉に頷くとチノははっきりゆっくりと話し始めた。自分のレクイレム…ルビーラビットレクイレムの能力で瀕死のココア達の傷を治した事、半壊したホテルを修復した事、そしてカーズはその能力により無事に浄化され現世から旅立った事を分かる限り詳しくココア達に説明した。

 

 

「…レクイレムの能力ってとんでもなく凄いんだね…」

 

 

「ココア達の怪我や壊れた建物は直す事は出来たのに死んじゃった人を生き返らす事は出来なかったの?」

 

 

「私のレクイレムは私が望んだ事を真実とする能力ですがでも既に失われてしまった事を捻じ曲げる事は出来ません。いや、してはいけないんです。それって結局は自分の尺で真実をえり好みしているだけ…そんな風に自分にとって都合の悪い事を否定する事は許されないんです、其れをしてしまったら私は只の身勝手な外道に落ちる…そう私は確信しているんです…だから」

 

 

「もう良いんだよチノちゃん」

 

 

話しているチノを優しく抱きしめ話を中断させたのはメグであった。

 

 

「詳しくは知らないけどチノちゃんがやった事は間違いでは無いと思うよ?人の生死を自由に出来るなんてそんなのはもう神の領域だもの」

 

 

メグがチノの言葉に同意するようにそう言うとその場に居たココア、仗助、マヤ、ジョセフも頷く。すると仗助がチノの顔にある傷跡を指差し

 

 

「ところでよぉ、お前の顔の傷、俺の能力を使えば綺麗に治せるが治せなくても良いのかよ?」

 

 

「はい。顔の傷はこのままで大丈夫です。この傷は私が成長した、一歩前に進む為に結果的に切り捨てる事になった人々達に対する贖罪みたいな物ですから…」

 

 

チノの言葉を聞いた仗助は納得した表情を見せると今度はチノのベッドの枕元に置いてある物について質問する

 

 

「なぁ、あのミイラの右手みたいなのは一体何なんだ?ジジイの話だと倒れた時にずっと右手に握っていたみたいだが」

 

 

チノは枕元にあったミイラの右手を取ると

 

 

「このミイラを何時手に入れたかは覚えてはいないんです。気がついたら私が握りしめていたみたいで…」

 

 

チノかそう言うと気味が悪い表情を浮かべていた仗助が

 

 

「チノが覚えがないってこたぁ、コイツはマジて誰のミイラなんだぁ?出来るならとっとと捨てて欲しいが呪われでもしたら怖えしよぉ〜」

 

 

「へぇ〜仗助って怖そうな見た目してる癖に怖がりなんだ〜」

 

 

「んだと!?コラァ!!」

 

 

揶揄う様な表情を見せそう言うマヤに仗助が怒りの表情を見せてマヤを追いかけ回す。其れを見ていたココア達は笑顔を浮かべジョセフは呆れた表情を見せていた。その後警察の取り調べから解放された青山達と彼女達の身元引受人として警察に行っていた露伴達が病室へと入って来る。本来ならばそのまま杜王町から出発する予定であったが取り調べが思っていた以上に時間がかかった影響で疲れていた青山達に気遣ってもう一泊杜王町に泊まると次の日の朝一番に杜王町の駅へと向かった

 

 

「もう少しゆっくりしていっても良いと思うわよ仗助?」

 

 

「悪いなお袋、また今度時間があったら帰ってくるからよぉ、その時はゆっくりとさせて貰うぜ」

 

 

「その時はココアちゃんも連れて来るのよ、お父さんの仏壇にあんたの彼女の事を紹介しないとならないんだから」

 

 

「だから!ココアとはそんな関係じゃねぇって言ってんだろ!」

 

 

「仗助!ココアとの結婚式にはちゃんと読んでよね♩」

 

 

「マヤ!!この野郎!!」

 

 

仗助はふざけた事を言ったマヤをふん捕まえるとマヤの頭を拳でぐりぐりする。マヤは痛みの余りに涙目で悲鳴をあげるがメグもミロもそしてチノも呆れた表情を浮かべながら笑っていた。そして電車がやってくる事を知らせる放送が入るとココア達はホームへと移動する。そしてココア達はやって来た電車に乗り込むと電車は駅を出発する。すると瞬く間に杜王町は小さくなって行きあっという間に電車は石畳みと木組みの街へと到着したのであった

 

 

 

 

 

 

 

ここは木組みの街の何処にある洋館、その中にあるとある部屋に場にそぐわないひとりの少女…風野千歌がいた。

 

 

「予定通りに香風智乃はスタンドとレクイレムを身につけたわ、これで計画をもう一段階上に進行させる事が出来る…」

 

 

千歌は意味深な笑みを浮かべ意味ありげにそう呟くのであった。

 

 

To Be Continued……

 

 

スタンド図鑑

 

 

スタンド名/ルビーラビット・レクイレム/本体/香風智乃(かふうちの)14才中学生

 

 

破壊力?/スピード?/射程距離?/持続力?/精密動作性?/成長性?

 

 

メモ/香風智乃がルビーラビットにスタンドの矢を突き刺した事で進化したスタンド。能力は未来の真実の創生。本体である智乃が望んだ事が全て真実となる。智乃が自分には勝てない、自分には攻撃が効かない、自分の攻撃は必ず当たると望めば必ずその通りになる。しかし人の命といった失われたら二度と戻らない物に関した物に関してはレクイレムを使う事は出来ない。そしてその代償にレクイレムを使うと3日間は意識不明になる上にスタンドパワーに本体が耐え切れずダメージを負ってしまう。そして智乃自身がまだ未熟である為レクイレムも自由に使えるという訳ではなく本当にギリギリの状況に追い込まれた時にのみ発現する様になっている

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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