ご注文は奇妙な冒険ですか?   作:血の一族

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第七羽 結成!新生スターダストクルセイターズ!!

ココア達はリゼ達と一緒に警察署からラビットハウスへ移動しそこで詳しい話をする事となった、ココア達がラビットハウスに入ってくるなり(看板ウサギ?)であるティッピーが何時もの様にチノの頭の上に乗ると

 

 

「おかえりチノ、どうやら色々と大変だったみたいじゃの」

 

 

と何時もの様に話す、仗助、億泰、康一は突然ウサギが喋り出した事に驚いていた

 

 

「オイ!今このウサギ喋らなかったか!?此奴は新手のスタンド攻撃かもしれねぇ(クレイジーダイヤモンド)!!」

 

 

スタンドを出し戦闘体制に入る仗助達だがココア達はひどく冷静だった

 

 

「仗助君、ティッピーはスタンドじゃないよティッピーはチノちゃんが可愛がっているウサギでさっきのはチノちゃんの腹話術なんだよ」

 

 

「チノの腹話術ってホント上手いよね〜」

 

 

「私、ティッピーが本当に喋ってるんじゃないかと思う時があるもん」

 

 

「いや、アレはどう見ても女の声じゃねぇだろ!!」

 

 

腹話術という言葉を信じ切っているココア、メグ、マヤに対して仗助のツッコミが飛ぶそんな中ジョセフと承太郎だけは冷静な様子を保っていた

 

 

「ヤレヤレ、相変わらずじゃのアキヒロ、かれこれ50年ぶりじゃろうか?」

 

 

「ふん、お前さんの方は昔と対して変わっとらんなこれも波紋(はもん)のチカラかの?」

 

 

「そういうお前さんは50年前に比べて随分と可愛らしくなったのう」

 

 

まるで長年の友人の様に軽口を言い合う1人と一羽そんなジョセフ達の様子にココア達は理解が及ばず困惑していると承太郎が2人の関係を補足するかの様に説明をはじめた

 

 

「ジジイとこの家の爺さんは古くからの友人で50年前に起きたとある戦いの時ジジイと一緒に戦い、戦いが終わった後はSPW(スピードワゴン)財団の職員としてジジイとは時々連絡を取り合ってたんだとよ、因みに今はウサギの姿をしているが昔はジジイと肩を並べるぐらいの波紋使いだったらしいぜ?とはいえまさか本当にウサギの姿になっていたとは思わなかったが」

 

 

ココア達は自分達の耳を疑った、ティッピーの正体が人間だった事も衝撃的だったが承太郎の口から出たスピードワゴンという言葉に対する衝撃の方が大きかった

 

 

SPW(スピードワゴン)財団は医療、自然保護、政界、ボランティア活動などの分野に関わっている世界的にも有名な組織だったからだ、言葉は失礼だか目の前にいる承太郎達がSPW財団の関係者だとはココア達にはとてもではないが信じられなかった

 

 

「いや、彼らは本当に財団の関係者だ、私が保障するよ」

 

 

ココアはリゼの言葉に違和感を覚えた、リゼの言い方だと自分も財団の関係者みたいな口ぶりだ

 

 

「もしかしてリゼちゃんも?」

 

 

「ああ、お前達の思っている通り私も財団の職員だ、勿論私の親父もそうだ、表向きは軍の人間だと思わしていたが、私の家はずっとSPW財団の職員として働いていたんだ、チノ、お前の親父さんも元財団の職員だ」

 

 

ココアにはリゼが嘘を話している様には見えなかった、リゼが本当に財団の関係者であり普段一緒に働いていた仲間に裏の顔がある事を信じるしかなかった、その上チノにとってはリゼの他に自分の祖父と父親の裏の顔も同時に知ってしまったのだった・・・

 

 

「財団の設立者のロバート・E・O・スピードワゴンはジョセフさんの祖父ジョナサン・ジョースターと親しい友人関係にあり、彼が亡くなった後に起きた戦いの時もジョセフさんのサポートをしていたんだ、そして亡くなる時の遺言によりジョースター家とその関係者を全面的に援助する事になったんだ」

 

 

そこまで説明を終えるリゼは近くの空いている席に座りチノが用意したコーヒーを一口飲んだ

 

 

「リゼさんが嘘をついていない事は分かりました、正直な話ですが色々な事がいっぺんに起きて理解出来ないのが本音です、でも私とマヤさんは目の前で実際に不思議な戦いを見てしまいましたからね」

 

 

「私とチノにはそのスタンドって奴は見えないけど普通じゃない事が起きた事ぐらいは分かるよ、もしかして承兄がこの町に来たのはそれが関係しているんじゃないの?」

 

 

「じょ、承兄だと!?」

 

 

戸惑っている承太郎を尻目に笑いを押し殺すジョセフとポナドルフ、そんな2人を承太郎は睨み付けると気をとりなおしてココア達に話を続ける

 

 

「マヤといったか、中々いいカンしてるじゃないがマヤの言う通り俺達がこの町に来たのはメグの事以外にもう一つある」

 

 

承太郎はそこで一旦言葉を切ると写真を2枚取り出した、その写真には石で出来た仮面と古ぼけた矢が写っていた

 

 

「これは一体何ですか?」

 

 

チノが承太郎に質問するが承太郎は答えなかった

 

 

「悪いが話せるのはここまでだ、確かにチノ達をこちら側の戦いに巻き込まれてしまったがあくまでお前達2人は一般市民だ、これ以上巻き込む訳には行かない」

 

 

思わぬ承太郎の言葉にマヤは黙っている事は出来なかった

 

 

「何さ!自分で話して置いてそれは無いんじゃないの!承兄!」

 

 

「承兄はやめろ、今回話したのはあくまでも例外だ、こちらの不注意で巻き込んでしまったんだ、だから最低限の事ぐらいは話してやろうと思っただけだ」

 

 

マヤは食い下がろうとするが承太郎のひと睨みに竦んでしまう、しばらくするとマヤはチノを連れてラビットハウスから飛び出していってしまった

 

 

「承太郎さん、もう少し優しく言えないんすか?」

 

 

すっかり静かになってしまったラビットハウスの店内に仗助の言葉が響く

 

 

「済まないな、俺は不器用なんだ」

 

 

承太郎は深くため息を一つつくと改めて写真の方に視線を移す

 

 

「話を戻す、二つの写真の内の一つは財団の研究機関に保管されていた矢だ、勿論普通の矢じゃない、この矢に刺された人間はスタンド使いとして覚醒する、この矢でこれまで沢山のスタンド使いが生み出された、10年前のエジプトでの戦いと一年前に杜王町と呼ばれる町で起きていた連続失踪事件にもこの矢で生み出されたスタンド使いが関係していた。そしてもう一つは財団が行方を調査中の石仮面というものだ」

 

 

ココア達は夢の中にでもいる感覚だった、確かに一年前ぐらいに杜王町で起きていた連続失速事件はテレビで見ていたから知っていた、しかしそれがスタンド使いの手による物だとは思っていなかったからだ

 

 

「石仮面については儂から説明しよう、石仮面は簡単に言えば人を吸血鬼にする道具じゃ、そして儂らジョースター家を含め多くの人々の運命を狂わした」

 

 

そしてジョセフはゆっくりとココア達に説明した50年前に起きた石仮面を巡る戦いの歴史をそしてジョースター家と今は亡きとある男との因縁の歴史を

 

 

「石仮面は全て50年前に破壊したと思っていたんじゃがどうやら裏ルートで幾つか残っているらしい、矢の方も10年前のエジプトでの戦いの時の物と杜王町の時の物もまとめて回収していたんじゃ」

 

 

「しかし、何者かに盗まれてしまった、保管されていた矢が全て、財団が犯人を追っているが手かがりは一つも見つからなかったしかし爺さんのスタンド紫の隠者(ハーミット・パープル)の能力のおかげで盗んだ犯人がこの町に潜伏していて其奴らがこの街で大きな災いを起こす可能性がある事に気付いた、それが俺達がこの町にやって来たもう一つの理由だ」

 

 

承太郎達がこの町にやって来た理由を知ったココア達そしてリゼはココア達に対して頭を深く下げ

 

 

「ココアとメグにこんな事を頼むのは友人失格だと思っているがその上でお前達に依頼する承太郎さん達と協力してこの町に起きようとしている災厄を食い止めてくれ!!」

 

 

リゼの言葉には大切な友人を危険な戦いに巻き込む事の申し訳なさが滲み出ていた

 

 

「顔を上げてよ、リゼちゃん私達は友達でしょ?大切な友達が困っている時は協力するのが当たり前だもん!」

 

 

「私も戦える力を得られたのなら私も戦いたいよ、大切なみんなを守る為に!」

 

 

ココアとメグの言葉には強い覚悟が溢れていた、感極まって涙が流してしまうリゼの肩を承太郎は優しく叩いた

 

 

「素晴らしい仲間を持ったな、リゼ、大切にしろよその絆を」

 

 

そう言う承太郎の言葉には重みがあった、恐らく承太郎にもいるのだろうそんな仲間が

 

 

「勿論、俺達も協力するぜ!お前達もそうだろ?康一、億泰!」

 

 

「僕達に何か出来るのかは分かりませんが出来る事があるなら全力で頑張ります!」

 

 

「このまま黙って帰るのは男が廃るってもんだ!」

 

 

康一も億泰も協力する気満々の様だ、仗助は自分もココア達に劣らないぐらい素晴しい友を持ったと誇らしい気分になった、そしてリゼはこの場を纏めるかの様に大きな声で宣言した

 

 

「今、この瞬間から私達はチームだ!私も全力でお前達のサポートをする、だから頼む!この町を守ってくれ!!」

 

 

こうして木組みと石畳の町を守る為にチーム新生スターダストクルセイダーズが結成されたのだった

 

To Be Continued……

 




スタンド図鑑


スタンド名/ブレイクアウト/本体/保登心愛(ほと ここあ) 15歳高校生


破壊力B/スピードC/射程距離B/持続力C/隠密機動性C成長性/B

メモ/うさぎが擬人化した様な容姿をしたスタンド、爆発のエネルギーをスタンドの指先に収集させて放つ事ができ離れた場所からでも物を爆発させる事が出来る。爆発のエネルギーを物に込める事で簡易的な爆弾としても使用可能尚爆発の威力はコントロール可能


スタンド名/ラブ・ドパーズ/本体/奈津恵(なつ めぐみ)14歳中学生


破壊力A〜C/スピードD/射程距離A/持続力B/隠密機動性D/成長性C


メモ/白と黒のメイド服を着た少女の姿をしたスタンド、風を自由に操る事が出来る、風を圧縮させ放つと分厚い壁を打ち抜く事が出来るし圧縮した風を拳に纏わせる事で近距離用の武器としても使用可能である。因みに攻撃やダメージを受ける度にメイド服が黒く変色していき、完全に変色した時何がか起きるかもしれない・・・


スタンド名/スタープラチナ/本体/空条承太郎(くうじょう じょうたろう)21歳海洋研究員


破壊力A/スピードA/射程距離C/持続力A/機密機動性A成長性/C


メモ/人間をはるかに超えた力とスピードに加えて機械にも勝る機動性を併せ持ち(軌道が分かっていれば)弾丸を受け止める事も可能。また視力も非常に優れており、暗闇で撮られた写真の背景から蠅を発見したり、敵がほんの一瞬だけ見せた隙も捉える事も出来るしかし射程距離は2mと非常に短く、スタンドは本体の周辺までにしか行動出来ない。その為、承太郎は飛び道具に関して様々な対策法や工夫をして戦っている。また動体視力も非常に優れている、だかDIO戦で見せた時間を止めるという事が出来なくなっているらしい・・・


スタンド名/クレイジーダイヤモンド/本体/東方仗助(ひがしかた じょうすけ)17歳男子高校生


破壊力A/スピードA/射程距離D/持続力B/機密機動性B/成長性C



メモ近距離パワータイプの人間型見た目はロボットのような鎧を着たマッショかサイボーグの戦士の姿。能力は「壊れた物を直す、生物の傷を治す」こと、しかし病気はなおす事は出来ないし仗助本体の傷もなおすことは出来ない、直すタイミング・範囲・段階まで任意で選べる。なおスタンドで殴って破壊だけに留める事も可能な上に承太郎からの指導により射撃による長距離攻撃も出来る







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