ダンガンロンパ~超高校級の推理小説家?~   作:シロクロパンダ

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ゲームやって触発されたので書き始めました

ダンロン2までプレイしてます


プロローグ

「………ん?ここは……?」

 

目が覚めると、俺は薄暗い部屋の中にいた。

 

壁に背を預けるように寝ており、体の節々が痛むのが分かった。

 

体を起こし、手や足を軽く回し、異常がないことを調べ、辺りを見渡す。

 

「ここは………学校の教室か?」

 

規則正しく並べられた椅子と机、黒板の前の教卓。

 

どうみてもそこはどこかの学校の教室の風景だった。

 

だが、その中に学校には似つかわしいある光景があった。

 

「窓に鉄板……なんだアレは?」

 

そう、窓に鉄板が打ち付けられ、ネジで強く固定されている。

 

近寄り、軽く叩いてみるが、ちょっとやそっとでは壊れないのが分かる。

 

「……そうだ、俺は確か………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

徐々に頭の中が覚醒していき、俺は自分に何があったのかを思い出した。

 

俺は、“希望ヶ峰学園”に入学するべく来たのだ。

 

“希望ヶ峰学園”とは、あらゆる分野で超高校級の生徒のみを集めた学校で、ここを卒業すれば人生の成功は間違いなしと言われている「希望」の象徴。

 

入学の条件は、二つ。

 

“現役の高校生であること”

“各分野において超一流であること”

 

この条件を満たしたうえで、学園側からのスカウトで、この学園に入学できる。

 

「確か、この学園の門を潜った瞬間の記憶はある。そっからの記憶は曖昧だ。…………ここは希望ヶ峰学園なのか?」

 

どうみても学園とは思えない光景に、少しばかり狼狽えて居ると、近くの机の上に、何かがあるのに気づき、手に取る。

 

 

 

『にゅうがくあんない

 

あたらしいがっきがはじまりました。しんきいってん、この学えんないが、オマエラのあたらしいせかいとなります』

 

ひらがなで、汚い字で書かれたそれはまるで子供が描いた悪戯書きに見えた。

 

「しかし、この新しい世界って文面………少し気になるな………」

 

『新しい世界』とは一体何なのか考えていると、今の時間が何時なのか気になり、俺は教室の時計を見上げる。

 

時刻は8:00ちょうど。

 

確か、入学式は8:00からだったな。

 

「……明らかにおかしい状況だが、一応入学式が行われる体育館に向かうか」

 

そう考え、俺は教室を出る。

 

すると、ちょうど隣の教室のドアが開き、身長が低めの男子が顔を出す。

 

「お前は……」

 

「あ、えっと……もしかして、君も新入生?」

 

「ああ、一応な。そう言うお前は……」

 

「あ、僕は苗木誠」

 

「俺は、霞ヶ峰鏡夜だ。苗字は長いから鏡夜でいいぞ」

 

「うん、よろしく。鏡夜君」

 

「ところで、苗木。この状況がおかしいってのはわかるか?」

 

俺が尋ねると、苗木は重々しく頷いた。

 

「だよな。俺は一応、今から、入学式が行われる体育館に向かうつもりだ。お前はどうする?」

 

「うん。僕もそうしようかな。ついて行ってもいいかな?」

 

「ああ、構わない」

 

苗木と共に歩きながら、体育館に向かうと、すでに、ほかの生徒たちが集まっていた。

 

俺と苗木を除いて14人いる。

 

【超高校級のアイドル 舞園さやか】

 

【超高校級の野球選手 桑田怜恩】

 

【超高校級のプログラマー 不二咲千尋】

 

【超高校級の暴走族 大和田紋土】

 

【超高校級の御曹司 十神白夜】

 

【超高校級の文学少女 腐川冬子】

 

【超高校級の風紀委員 石丸清多夏】

 

【超高校級の同人作家 山田一二三】

 

【超高校級のギャンブラー セレスティア・ルーデンベルク】

 

【超高校級の格闘家 大神さくら】

 

【超高校級のギャル 江ノ島盾子】

 

【超高校級のスイマー 朝日奈葵】

 

【超高校級の占い師 葉隠康比呂】

 

【超高校級の??? 霧切響子】

 

それがここにいる十四人の名前と「超高校級」の能力らしい。

 

「そう言えば、苗木は「超高校級」の何なんだ?」

 

「あ、うん。僕は“超高校級の幸運”だよ」

 

「“幸運”?」

 

「うん。全国の高校生の中から抽選で選ばれた一名の高校生。だから、“超高校級の幸運”なんだって」

 

「運とは、随分と曖昧なものまで入学させるんだな、希望ヶ峰ってのは」

 

「だね。それで、鏡夜君は何の「超高校級」なの?」

 

「俺か?俺は…………」

 

おかしい。

 

確かに、俺には超高校級の才能がある。

 

それがなんの才能なのか、分かっている。

 

だが、その才能の後ろに何か、別の才能があった気がする。

 

「鏡夜君?」

 

「あ、ああ。悪い、ちょっとぼーっとしちまった。俺は“超高校級の推理小説家”だよ」

 

「そうなの?でも、霞ヶ峰鏡夜って小説家なんて、聞いたことが……」

 

「まあ、普段はペンネームで出してるからな。ペンネームは山峡三夜だ」

 

「え!?山峡三夜ってあの!?」

 

「“あの”が、どの“あの”を指してるのか知らないが、それであってると思うぞ」

 

「君たち!雑談もその辺にしたまえ!」

 

すると、白い制服を着た男子に怒鳴られ、俺と苗木は謝る。

 

「オーイ全員集まった!?じゃそろそろ始めよっか!!」

 

突如聞こえた声に、俺たちは一斉に前を向いた。

 

そして、教壇の下から飛び出すように、体の中心で色が白と黒に分かれた熊のぬいぐるみが現れた。

 

「みなさんこんにちは!!ボクはモノクマです!!オマエラの…この学園の、学園長なのだっ!」

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