Fate/Grand Order Midsummer night's wet dreams 作:ツヨネーズ
セイバー戦
書いてて思った誰だ(野獣先輩)こいつ!
はぁーあ ほ く さ
とりあえず読んで感想とか書いて欲しいゾ
お気に入り登録してくれた兄貴ありがとナス!
お陰でお気に入り登録者数が50人突破したゾ
洞窟を進んで行くと大きな空間に出た。そこには巨大な魔術炉が鎮座していた。
「何よ…これ、大聖杯は超抜級の魔術炉だったの…。何故こんなところにこんな物が。」
『みんな。大聖杯の前にサーヴァントの反応がある。多分向こうも気付いてるよ。』
大聖杯から少し下に視線を下げるとそこには黒い甲冑に身を包み手には剣を持った少女がいた。
「あれがアーサー王…女性だったのですね。」
『きっと男装していたんだろう。昔は男性の王じゃないと色々面倒だからね。』
「そうなの?」
『昔は女性の立場がとても低かったからね。』
「ま、多少はね?」
アーサー王を警戒しながら話していると
「ほう。面白いサーヴァントがいるな。」
「!?」
マシュを見つめながら剣を構えるセイバー。
「盾を構えるがいい。そこの娘。その守りが本物かどうか私がこの剣で確かめてやろう!」
「マスター!来ます!」
「マシュ!宝具の展開準備を!先輩はカバーをお願い!」
「了解です!」
「うん、おかのした。」
野獣先輩がマシュに小さな声で話す。
「MSU姉貴ならやれるゾ。覚悟決めろー。(先輩の鑑)」
「はい!マシュ・キリエライト行きます!」
同時にセイバーが宝具を解放する。
「卑王鉄槌、極光は反転する、光を飲め!“
「宝具展開します!」
マシュの盾にエクスカリバーモルガンが直撃する。
「ぐうううっ!ああああああっ!」
「マシュ!頑張れ!」
「くっ!もう力が…」
マシュが倒れそうになった時
「なんだお前根性無しだな。」
「せ、先輩なにを!?」
「野獣…先輩…?」
「どうしてそこで諦めるんだよ、そこで!お前はFGMR兄貴のサーヴァントダルォ!?」
(そうだ、私がみんなを守るんだ!絶対に耐えてみせる!)
「む?」
「はあああああっ!」
エクスカリバーの攻撃は徐々に弱まり、遂にエクスカリバーを耐えきった。
「はぁ、やっ、やった…。はぁ、はぁ。」
今にも倒れそうなマシュを野獣先輩が支える。
「野獣先輩、ありがとうございます。もう身体が動かなくて、すみません。」
「生きてる証拠だよ!後は俺に任せて見とけよ見とけよー。(強者の風格)」
「先輩頼んだよ。」
「かしこまりっ!」
セイバーに近づきながら邪剣“夜”を手に持つ野獣先輩。その背中を見た立香は「カッコいい。」と呟いた。一体どんな目で見たらカッコよく見えるのか。セイバーと数メートルの近くまで来た野獣先輩。
「次の相手は貴様か。野獣の様な男。…面白いモノを持っているな。まあいい、行くぞ!」
「114514!!!」
最初に仕掛けたのはセイバーだ。魔力放出で自分の体を後押しして一気に距離を詰め剣を振り下ろすが、「おっぶえ!」と野獣先輩はしっかり受け止めている。
「ほう、やるな。」
「やりますねぇ!次はこっちからイクゾオオオオオ!」
次はこちらの番とでも言いたいのかもの凄いスピードで剣戟を浴びせる野獣先輩。だが流石アーサー王、難なくこれをいなしていく。時に避け、剣で受け、受け流して様々な方法で野獣先輩の攻撃をさばいていく。そしてカウンターを受けてしまい邪剣“夜”を飛ばされてしまった。
「これでお前の得物は無くなったな。私の勝ちだ。」
「おじさんのこと本気で怒らせちゃったね。俺のことね。」
「何?」
すると先輩は“拳”を構えた。
「この私に素手で勝負を挑むか。」
「そうだよ(肯定)」
「そうかなら、やってみろ!」
セイバーの猛攻が始まった。魔力放出を使いながらの全方位攻撃。360°あらゆる方向から攻撃が繰り出されている。だが野獣先輩はその攻撃を紙一重で回避している。時折「ヌッ!?」と汚い声も聞こえてくる。そして何か仕掛けるのか、立香達に聞こえるように声を出す。
「耳を塞いだほうがいいゾ!」
それを聞いた立香達は即座に耳を塞ぐ。セイバーは未だに猛攻を続けている。
「どうした。避けているだけでは私には勝てんぞ!」
そして野獣先輩の背後から全開の魔力放出をしながら突撃するセイバー。
「これで終わりだ!」
「「先輩!」」
その時
「ヌゥン!!!ヘッ!ヘッ!ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ア゛↑ア゛↑ア゛↑ア゛↑ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ!!!!ウ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛!!!!!フウ゛ウ゛ウ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ン!!!!フウ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ン!!!」
洞窟内部に響く“野獣の咆哮”。それは宝具に匹敵するだろう。案の定セイバーは耳をやられたのか耳を抑えてよろめいている。
「俺って結構…怖いんですよ?(一転攻勢)」
「くっ!貴様っ!」
セイバーに渾身の一撃を叩き込もうと握り拳を作る野獣先輩。
「“その為の右手”」
セイバーの心臓の位置を捉えた拳の威力はセイバーをボールの様に吹き飛ばした。だが、止まった後にセイバーが立ち上がる。野獣先輩が「ファッ!?」と驚くがよく見ると心臓の部分からは血が溢れ出て口からも血が垂れている。
「ふふ、見事だ。まさかあんな攻撃で倒されるとはな。普通のパンチで…。」
「ありがとナス。」
「…私も甘いな、知らずに最後に手を抜くとは。名は?」
「ん?」
「名前を聞いている。」
「田所浩二、24歳、サーヴァントです。」
「田所…浩二か。覚えておこう。意味ないかもしれんがな。それと1つ忠告しよう、グランドオーダー、聖杯を巡る戦いは始まったばかりだとな。」
そこへクー・フーリンが合流する。
「キャスター!」
「おい!どういう事だ!」
「お前もいずれ知ることになる。アイルランドの光の御子よ。」
言い終わるとセイバーは消えていった。するとクー・フーリンの体も消え始めている。
「うお!オレも強制退去かよ!おい立香!次はランサーのクラスで呼んでくれよ!またな!」
クー・フーリンも光と共に消えていった。
「まだお礼も言ってないのに…。」
「はい。でもとりあえずはあの聖杯を回収しましょう。」
「そうね。では早速「全くとんだ邪魔が入ったものだ。」え?」
「レフ教授!?」
『レフ!?レフだって!?レフ教授がそこにいるのかい!?』
「全く人間は何故いつも自分の運命に逆らおうとするのか理解できないね。」
「レフ?レフなのね!?ああ、よかった!生きてたのね!」
オルガマリーがレフに近づこうとするがそれを野獣先輩が阻止する。
「何するのよ!退きなさい!」
オルガマリーの声を無視してレフに問いかける野獣先輩。
「お前は誰だよ?」
「貴様の様な薄汚いサーヴァントに正体を明かす気にはならんなぁ。」
「どういうことなの、レフ?」
「やあオルガ。まさか君も生きていたなんて。いや少し違うか。君の肉体はとっくに滅んでいる。今の君はただの残留思念に等しい。」
「そんな…なんで…。」
「所長!」
ショックで座り込むオルガマリーに駆け寄る立香とマシュ。
「そうだ、最期にいいものを見せてあげよう。」
すると中空に穴が開きそこからは真っ赤に染まったカルデアスが見える。
「カルデアスが真っ赤に…。」
「そうさ。もう人類は存在しないのだよ!カルデアで生き残った奴ら以外にはね!」
『そんな…バカな。』
「さて、そろそろここも危なくなってくる。その前にオルガ、君の宝物に触れさせてあげよう。」
するとオルガマリーの体が宙に浮き上がりゆっくりとカルデアスに近づいていく。
「じょ、冗談よね?超高密度の情報体よ?次元の異なる領域なのよ?そんなもの…」
「ブラックホールとなんら変わらない。いや太陽かな?どちらにしても君は生きながら無限の死を味わうことになる。よかったじゃないか、君の宝物に触れられて。」
「人間のクズがこの野郎!」
「ははは!残念ながら私は人間ではないのでね!」
「嫌々いやぁ!誰か!助けて!」
「所長!」
「マスターダメです!危険すぎます!」
「まだ、誰にも褒められてない!まだ誰にも認められて…」
「…そんなことないゾ。」
「え?」
「オルガ所長の事はみんな認めてたし、褒めてたゾ。立香やマシュは俺にこんな大きな組織を率いてる立派な人って言ってきたゾ。」
「あ、貴方達…」
「所長は、言い方がキツくて遠慮が無くて空気も読めないけど、誰よりも周りを見ていてみんなの為になることを出来る人です!だから所長!俺たちがやってみせます!マシュと野獣先輩と力を合わせて頑張ります!」
立香の目からは涙が溢れている。
「だから、安心してください!」
「わたしもマスターと野獣先輩と一緒にやり遂げてみせます!」
マシュも所長に叫ぶ。
「“オルガマリー所長はすごい人だゾ”。俺からだけど一応英霊のお墨付きだゾ。それ以上は許してください!」
それを聞いたオルガマリーはうっすらと笑っていた。
「なんだ、私は認められてたのね。」
「そうだよ(確固たる意志)」
「その、ありがとう。これで少しは私も…」
言い終わる前にオルガマリーはカルデアスに吸い込まれていった。
「ふん。くだらないな。全くもってくだらない。あれでオルガマリーが救われたとでも?」
「(救えているわけでは)ないです。でも、救済は出来たと思うゾ。」
「人間らしい答えだな。まあいい、この特異点はまもなく崩壊する。私はさっさと退避するとしよう。ではさらばだ48人目のマスター、藤丸立香。」
レフの姿が消えていった。すると洞窟も崩壊を始めていた。
「ドクター!至急レイシフトを!」
『今やってるからもう少し耐えてくれ!』
「っ!間に合わない!」
「マシュ!先輩!手を!」
「マスター!」
「ヌッ!」
瓦礫が3人を飲み込んだ。
書き終わって思った誰だ(野獣先輩)こいつ!
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