そして手遅れに…………。
あれから三ヶ月が経ち、今は十二月。
この世界ではクリスマスと呼ばれるイベントが近づいてきていた。
そしてこの家でもクリスマス騒ぎが始まろうとしていた。
「霊夢霊夢!クリスマスが近いですね!!」
ユーリがはしゃぎながら近寄ってきた。
「と、言うわけで生クリームプレイかチョコクリームプレイのどっちが良いか、決めてくださいね!」
さらりととんでもない事をほざきやがったよコイツ。
つーか何でその両方しか選べないんだよ。せめて普通のパーティじゃないのかよ!?
「むぐぅううううううううう!!」
そう反論しようにも口に付いてあるギャグホールのせいで発言することすら許されなかった。
目も縛られ両手両足を拘束され、三角木馬の上に居るせいで感覚が麻痺し始めてきている。
しかも、お尻の穴に振動する大人の玩具を無理やり入れられて放置。
放置プレイにも程がある。
「そうですかそうですか、両方が良いんですね!」
誰もそんなこと言ってないよ!
てか何でそうなるのさ!! 僕はただ静かに、だけれど騒がしくて楽しいいつも通りのクリスマスを期待しているのに何でこうなったんだよ!!
「まぁ霊夢も期待しているみたいですから」
どこがっ!?
「心では否定していながらも身体は嫌がってないがな」
ディアーチェはそう言って頬を優しく撫でて、ギャグホールと目に付けていた布を取る。
そしてレヴィが持っていた鏡を僕に見せた。
映っていたのは恍惚の表情、と言うか完全に堕ちてますと言わんばかりの顔だ。
まるでエロゲのヒロインのように―――。
「…………それがどうしたのさ」
「いやぁ、そろそろ堕ちたかなぁって思ってさ」
まるで他人事のように話すレヴィ。
こいつ等本当に鬼だ。鬼以外の何者でもない。
「それでは今日もやっちゃいましょうかね」
シュテルのその一言により、僕は今日も幼馴染達に犯されるのでした。
+++
「はぁ…………」
久しぶりの外への脱走だと言うのに昨日の事を思い出して憂鬱になってしまう。
いや、まぁヤられて気持ち良いのだから別に嫌ではないんだけど…………。
『もう既に手遅れだな』
クラマの言葉を否定しようとする。
だけれど否定する材料が最早無くなりつつあった。
『いい加減認めるんだな。お前は完全に目覚めていると』
「うわぁ………否定する材料が無いよ」
苦笑いしながらクラマの問いに答える。
結局の所、男としてはあまり好ましくはないけれど愛している女の子達から受けるのであるならば許容できる、と言った感じだ。
普通ならドン引きするような好意であったとしても皆僕の事を好いて、愛してくれているのは事実なのだ。ならばそれを受け入れるのも男だ。
『完全に変態じゃねぇか。お前も、あの小娘等も』
「いやはや、自分でもどうかと思うけど、やっぱり大好きなんだよね」
言葉で表すなら大好きの一言で片が付く。
ちなみに実行する愛情としては両腕両足を全て根元から切り落としてお尻の穴に鉄串を刺し、部屋のオブジェにして朝に「おはよう」と言ってキスをしたくなるほどだ。
『あいつ等も変態だがお前も変態か…………ったく、父親はマトモだったって言うのに。通常はまともだがな』
「互いに依存しあっている関係ってのは中々悪くないんじゃない?」
『…………もしかして霊夢。貴様罰を受けるのを楽しみに脱走しておるのではないか?』
「うん」
『駄目だこの宿主。性質が悪い』
そう言ってクラマは落ち込む。
なんか………悪いね、こんな変態で―――。
「だけど、やっぱり受けだけって言うのはちょっとマンネリ化しそうなんだよね」
たまには攻めて見るか。
ヤられる経験は豊富でもヤる方の経験はちょっと無いからなぁ。
まぁ鞭と蝋燭と三角木馬辺りを用意しておけば大丈夫だろう。
『皆さん、忘れていると思いますがこいつ等は九歳です』
一体誰に言っているんだコイツは、そう思いながらジュースを飲み干す。
「さぁて、今日はちょっと遠出でもしようかな?」
遠くに行けば行くほどあの子たちの困った顔が見れるのだから―――。
瞬間、景色の色が反転し、仮面を被った謎の男の二人組みが現れる。
そしてその手に持った本をこっちに向けて一言。
「
そして僕の胸からリンカーコアが現れ、魔力が本のページにへと刻まれた。