ゴブリンスレイヤー・白金の英雄   作:残夏

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ゴブリンスレイヤーの女武闘家ちゃん可愛いですよね〜


2話

「それは構いませんが…ジークさん王国からお出になられるのですか?」

「まぁなここら一帯のドラゴンは狩り尽くしたからな、じゃあその子を頼む」

「お待ちを!もし良ければ!」

軽く頭を下げ王宮から出ていこうとすると、国王に呼び止められ足を止める。

「他に目的がないのであれば我が国の兵になっては貰えないだろうか?」

「悪いが目的ならある」

「目的?」

「あぁ、都で魔神王が復活するらしいんだ。それで悪魔(デーモン)やドラゴンやらが都に集まって来てるんだとか、だから討伐軍を設立してるからな、俺も魔神王退治するのさ」

「そうですか…ならジークさん、この世界をよろしくお願いします」

「あぁ」

片腕を上げ再びあるきだし、王宮を後にした。

 

 

〔数十年後〕

 

「何とか今日中には次の街に着きそうだな、なぁヴェル」

日が少し暮れた森を黒馬のヴェルと共に進んでいく。

「街に着いたら家を買おう、広い家を」

「いいねぇ!、後広い馬小屋着きのを頼むぜ旦那」

「アハハ!それに酒場の近くだなヴェル?」

「流石だぜ旦那!解ってる~」

 

喋る黒馬、ヴェルと何気ない話をしていると長い森を抜けると、何の変哲もない洞窟の入口を見つけ立ち止まる。

 

「どうした旦那?」

「いや…血の匂いがするんだ、人のな…」

先が見えない闇が広がる洞窟の入口を見つめ、ヴェルから下りると背後に気配を感じ振り返る。

そこには革鎧に楔帷子、左右にある角の装飾品は長い間使っていたらしく折れ、まるで洞窟や狭い場所での戦闘に特化させた小さい剣と丸い盾を装備した冒険者が松明をてに立っていた。

「お前も…ゴブリンを狩りに来たのか?」

「ゴブリンがいるならまずいな、人の血の匂いがしたんだ…きっと冒険者だな」

「見ろよ旦那銀等級の冒険者だぜ、何でそんな薄汚い装備なんだ?」

「ゴブリンを狩るのにデカい剣も分厚い盾も要らない」

「洞窟の様な狭い場所ならその方がやりやすい、それに新品の装備にしないのは金臭さを消す為か…あんた相当ゴブリンに手馴れてるな?」

「全てのゴブリンは俺が狩る、その為に色々学んだ…」

「そうかここで会ったのも何かの縁だ、俺も行く。ヴェルここで待っててくれ」

「あいよ」

「喋る馬を初めてみた…別に構わないが、その大剣だとこの中じゃ邪魔だぞ」

「心配ご無用だ、俺もそれなりに知識はある」

マントを捲り、左右の腰に吊るさがる鞘からジャマダハルを取り出す。

「ジャマダハルか、いい武器だ」

「だろ?盾を付けたオリジナルだ、匂いも無臭草で消してある」

「無臭草?」

「こっちには生えてないのか?まぁいい冒険者が心配だ、行こうゴブリンスレイヤー」

「ゴブリンスレイヤー?」

「あぁアンタの事さゴブリンを狩る者だからな」

「まぁいい行くぞ、お前松明は?」

「必要ない、暗くても見える」

「そうか…」

ゴブリンスレイヤーと共に闇の中へ進んでいく。

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