俺の名前は『
「んで、俺らをどうするんですか?」
「直ぐに生き返らせる。しかし、元の世界に生き返らせるのは無理じゃ。そういうルールなんでの」
「なるほど、死人が生き返るって非現実的ですもんね」
「僕も構いませんよ」
「…普通は驚いたり取り乱したりするもんじゃがのう」
「んじゃ、さっさと始めてください」
「その前に、お詫びをさせてほしい。わしの不注意が招いた結果だからのう」
すると、彼ーー望月冬夜が口を開く。
「じゃあ、これを使えるようにして貰えませんか?」
彼が取り出したのはスマホだった。
「君はどうするかね?」
「なら、俺はスマホと『
「では、向こうの世界に送る前に身体能力を底上げしておこう」
「あ、『個性』の身体許容上限は5%くらいでお願いします。努力して自分の力にすることに意味があるんで」
「そこの冬夜君もそうじゃが、最近の子は変わっとるのう」
「え!?僕もですか!?」
意外にも身体能力の底上げはあっという間に終わった。実感もない。
「そうそう、君たちがこれから行く世界は魔法が使える。それも魔力で充電できる」
「魔法が存在するんですか?」
冬夜は興味を持ったみたいだ。
「大丈夫、君たちなら直ぐに使えるよ。それと、君たち同士とわしには電話できるようにしておいたぞ」
「ありがとうございます、困ったことがあれば連絡していいですか?」
「もちろんだとも。では、そろそろ行くぞ」
イクゾー デッデッデデデデ カーン
そして、視界が真っ白になった。
目が覚めると、大木があった。冬夜も目覚めたみたいだ。
「まさか、異世界転生をすることになるとは…よろしく、冬夜」
俺は冬夜に手を差し出す。
「よろしく、輝」
冬夜と握手をする。
スマホのマップを頼りに、最寄りの街《リフレット》へと向かった。ちょうど道なりに歩けば着くみたいだ。暫く歩くと、後ろから馬車が通過した。馬車がすれ違ったと思ったら停まった。あ、誰か降りた。え、こっちにくる!?
「君たち、その服はどこで買ったんだい!?良かったら売ってはくれないか!?」
「でしたら、新しい服の用意とお金を頂けませんか?実は、野宿をしてる際に色々盗まれたみたいで今は服しかないんです」
「それは災難だったね…この先のリフレットにお店があるから乗って行きなさい」
「ねぇ輝、もしかして詐欺したことある?(ボソボソ」
「ねぇよ、ちょっと機転が利くだけだ(ボソボソ」
この時、俺たちはこの服屋さんーーザナックさんに下着まで売ってほしいと言われ、後悔しそうになるとは思っていなかった。
オリキャラの設定です
和泉輝(いずみあきら)
人並みにアニメが好きな高校生。異世界転生には興味があったのでノリノリだった。穏やかな性格だが、煽りスキルが高く腹黒い。(もしかして:愉悦部員)
素人ではありますが、よろしくお願いします。多分、毎回ネタを挟みます。