異世界は『個性』とともに。   作:異世界行きたい

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異世界への片道切符を手に入れたよ、やったねたえちゃん

 俺の名前は『和泉輝(いずみあきら)』どこにでもいる、普通の高校生…のはずだった。というのも、俺は死んだらしい。他人事のように思えるのは実感がないからだろうか。目の前の神様(?)が言うには、雷を落としたらたまたま人に当たってしまったらしい。しかも、隣にいる彼も同じことがあったみたいだ。

 

「んで、俺らをどうするんですか?」

 

「直ぐに生き返らせる。しかし、元の世界に生き返らせるのは無理じゃ。そういうルールなんでの」

 

「なるほど、死人が生き返るって非現実的ですもんね」

 

「僕も構いませんよ」

 

「…普通は驚いたり取り乱したりするもんじゃがのう」

 

「んじゃ、さっさと始めてください」

 

「その前に、お詫びをさせてほしい。わしの不注意が招いた結果だからのう」

 

 すると、彼ーー望月冬夜が口を開く。

 

「じゃあ、これを使えるようにして貰えませんか?」

 

 彼が取り出したのはスマホだった。

 

「君はどうするかね?」

 

「なら、俺はスマホと『個性(ワン・フォー・オール)』を使えるようにしてください」

 

「では、向こうの世界に送る前に身体能力を底上げしておこう」

 

「あ、『個性』の身体許容上限は5%くらいでお願いします。努力して自分の力にすることに意味があるんで」

 

「そこの冬夜君もそうじゃが、最近の子は変わっとるのう」

 

「え!?僕もですか!?」

 

 意外にも身体能力の底上げはあっという間に終わった。実感もない。

 

「そうそう、君たちがこれから行く世界は魔法が使える。それも魔力で充電できる」

 

「魔法が存在するんですか?」

 

 冬夜は興味を持ったみたいだ。

 

「大丈夫、君たちなら直ぐに使えるよ。それと、君たち同士とわしには電話できるようにしておいたぞ」

 

「ありがとうございます、困ったことがあれば連絡していいですか?」

 

「もちろんだとも。では、そろそろ行くぞ」

 

 イクゾー デッデッデデデデ カーン

 そして、視界が真っ白になった。

 

 目が覚めると、大木があった。冬夜も目覚めたみたいだ。

 

「まさか、異世界転生をすることになるとは…よろしく、冬夜」

 

 俺は冬夜に手を差し出す。

 

「よろしく、輝」

 

 冬夜と握手をする。

 スマホのマップを頼りに、最寄りの街《リフレット》へと向かった。ちょうど道なりに歩けば着くみたいだ。暫く歩くと、後ろから馬車が通過した。馬車がすれ違ったと思ったら停まった。あ、誰か降りた。え、こっちにくる!?

 

「君たち、その服はどこで買ったんだい!?良かったら売ってはくれないか!?」

 

「でしたら、新しい服の用意とお金を頂けませんか?実は、野宿をしてる際に色々盗まれたみたいで今は服しかないんです」

 

「それは災難だったね…この先のリフレットにお店があるから乗って行きなさい」

 

「ねぇ輝、もしかして詐欺したことある?(ボソボソ」

 

「ねぇよ、ちょっと機転が利くだけだ(ボソボソ」

 

 この時、俺たちはこの服屋さんーーザナックさんに下着まで売ってほしいと言われ、後悔しそうになるとは思っていなかった。

 

 




オリキャラの設定です

和泉輝(いずみあきら)
人並みにアニメが好きな高校生。異世界転生には興味があったのでノリノリだった。穏やかな性格だが、煽りスキルが高く腹黒い。(もしかして:愉悦部員)

素人ではありますが、よろしくお願いします。多分、毎回ネタを挟みます。
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