「種族……?コッコロ、種族って何なんだ?」
「簡単に申しますと、『共通の特徴を持った者達』という意味です。例えば、主さまは
俺は人間で……コッコロはエルフ?
「えっ、俺とコッコロじゃどっかが違うのか?」
「はい、主さま。では、種族について説明していきますね」
そう言うと、コッコロはペンと紙を用意して何かを書き込んでいった。左から順に、人間、エルフ、獣人、魔族と書かれている。
「ランドソルに住む種族は大きく分けてこの4つ、四種族とも言われています。人口が多い順で言いますと人間、
「人間が一番多いのか」
確かに実際ランドソルを歩いていても、俺と同じ人間が多いよな。なら俺が他の種族と会う機会にあまり恵まれないのは、当然だったというわけか。
「はい。その為、ランドソルの政治は人間の貴族を中心に行われているようです」
「へぇ……他に何か特徴とかってないのか?」
「人間は他の種族と比べると、秀でた能力はありません。ですが、人口の多さが一番の強みですね。大勢で協力する事で様々な事を成してきた種族とも言えます」
なるほどな。人間の特徴は人口の多さというわけか。確かに1人では出来ない事も、色々な人達が力を合わせれば大きな力になると言うしな。
「では次に獣人についてです。先程も言った通り、人間に次いで人口が多い種族です」
「獣人はどんな種族なんだ?」
「それぞれが獣の特徴を併せ持っており、他の種族よりも身体能力が高い種族ですね。獣の耳と尻尾が生えていますから、見てすぐに分かります」
獣……つまり獣人には動物の耳と尻尾があるって事だよな。
「……って事は、キャルとタマキは獣人なのか」
「はい。おそらく2人共、猫の獣人だと思われます」
たぶんコッコロの言う通り、あの姿からして猫で間違いだろう。あー……だから猫に好かれてるのか?
「次にエルフについて説明しますね」
「コッコロの事だな」
「はい。わたくし達、エルフの特徴はまずこの尖った長い耳ですね。その他に、魔法を使える者が他の種族より多いという特徴を持っています」
「そういえば……ランドソルじゃエルフはコッコロ以外会った事がないな」
人口が3番目に少ないと言っていたが、だからと言って一度も会った事がないというのも不思議な話だよな。
「エルフは本来、自然を愛する種族ですから。森で暮らすエルフがほとんどなのです。近年ではランドソルなどの街に定住する者も増えてきているようですが」
「そうなのか?」
「はい。わたくしも主さまに仕える事が決まるまでは、森の中で暮らしていました」
森の中……正直イメージが出来ない。依頼で森の中に入る事があるが、魔物がいるあそこで生活なんて出来ないだろう。それか、何かいい方法でもあるんだろうか?
「それでは最後に、魔族について説明しますね」
「魔族……もしかして魔物と何か関係があったりするのか?名前が似てるが」
「はい。魔族は大昔に人間と魔物が交わり、生まれたとされている種族です。故に共通して頭に2本の角を持っています。魔力や知力、身体能力や感覚など特定の能力に秀でた者が多いのですが……」
「ランドソルで一番人口が少ない、か?」
「はい、そうなのです」
なるほどな……それぞれが何らかの得意分野を持っている代わりに、人口が少ないか。弱い種族ほど多く、強い種族ほど少ないなんて人口のバランスが良いというかなんというか。
そういえば人間と魔物が交わって生まれた種族って言ってたが、交わるとは何なんだろうか。
「ランドソルに住む種族はこれで全てです。人間、獣人、エルフ、魔族……それぞれの種族が協力する事で今のランドソルは成り立っているのです」
「ふむ……ありがとな、コッコロ。勉強になったぜ」
とりあえずこれで種族の名前や特徴は分かった。まだまだ知る事はあるだろうが、一度に覚えるのも難しいだろうし自分でもゆっくりと学んでいくか。
最近、ゲームではムイミ(ノウェム)やアユミなどのキャラクターが追加され、嬉しい限りです。
特にムイミは嬉しかったですね、好きなキャラクターの1人ですから。ストーリーが3話だけというのはちょっと残念でしたが……。
先の話ですが、オリ主とムイミとのストーリーを考えていると、ムイミはオクトーにどんな感情を抱いているのか気になります。自分の中では恋愛感情はなく、大切な相棒とかそんな感じかな~と思ってますが、皆さんは2人の関係をどう思っていますか?