インフィニットビルド New World   作:海老天ぷら主

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「天ッ才物理学者の桐生戦兎は、激闘の末エボルトを倒し新世界を創り上げることに成功したのだが、なんか体は縮んでるし、よくわかんない学園には強制的に入学させられちゃうし」
「なんだ?やはり文句があるのか?」
「いえそういう訳じゃってなんで千冬さんが?!」
「なんでも何も、私もこの作品の登場人物だ。あらすじにいても何らおかしくはないだろう?」
「いやそうなんですけど、なんか調子狂うな...」
「では、第二話を見るといい」
「しかも最後とられちゃったし、最悪だ...」


調べ知る兎

というわけで貸家に行く前にできそうなことをしに来た。

といっても出来ることはこの世界が今どうなってるかってことを調べるぐらいなんだけど。

「というわけで図書館に来てみたけど...」

かなり大きい。これだけ大きいと設備も充実してるんだろうな。

よし!まずはISによってどんなことが変わったのか調べて、あとISの乗り方とかも調べるか。

「貸家が準備できたら連絡するって言われたし、それまでは調べとおすかな!」

 

***

 

「ふむふむ、大体はわかったぞ」

まず、男性の地位が下がってるのは知っていたけど、下がるなんてもんじゃなくて完全な女尊男卑が当たり前になっているらしい。怖いな。

それにより色んな界隈でのトップが女性にはんば強制的に入れ替わっていて、ルールが女性向けに変わっていっているため更に男性の地位が下がっているらしい。

...なんかいろいろ大変そうだな生きてくの。

もし女性にこの席ゆずりなさい!と言われたらゆずらないと警察呼ばれちゃうらしいし...

「でもこれと言ってめぼしい情報はないな」

女尊男卑で女性優先のルールになったぐらいしか書いて無いな。まあそれだけ分かればいいか。

「他に何調べようかな...あっ!そうだ!」

 

***

 

というわけで元の世界にいた人の事を調べてみた

「まずはマスターと美空だな」

マスターと美空は元の世界と同じでnacitaを経営しているらしい。

おちゃらけた性格のおかげなのかお客さんからの人気が高いマスター。

美空は常連客ともなると冗談を交えながら話してくれるらしい。

一番驚いたのはコーヒーがおいしいらしいこと。

ということは、コーヒーがまずかったのエボルトのせいなのか...

まあ地球人じゃないし味覚が違かったんだろうなきっと。

もし入学後行ける時間があったら行ってみるかな。

「次は一海」

一海は、元の世界でも経営してた「俺たちの猿渡ファーム」を経営しているらしい。

作ってる作物は色々あるらしいが、一番売れているのはやっぱりというかジャガイモだった。品名はたしかカズミンマークだったかな。こっちでもカズミンって呼ばれてるんだな。

ファームのホームページには一海やファームの人そして三羽烏の笑顔の集合写真が載ってた。

「この笑顔をもとの世界でも見たかったな...。まっ、しんみりしてても仕方ない次いこ次」

次は幻さんだ。幻さんは父でありこの国の首相である氷室泰山の秘書をしているらしい。

今の世の中でも男性が首相になれるのね。

あと首相秘書兼息子ということもあってか注目の的によくなるおかげで、私服センスがやばいことも世間に知られていた。

こっちの世界に来てもセンスは相変わらずなのね...

「次は難波重工だな」

こっちの難波重工はもともと、重工業の企業として活躍していたのだが、ISの登場により重工業だけではなくISの制作にも携わるようになったらしい。IS制作の企業としては中規模なもので、基本は重工業がメインな為かIS制作ののほうはあまり人員がいないらしい。

それでも第二世代の量産型ISの改良などには成功していて、日本のIS制作の重要な立ち位置にはいるらしい。

あと、こっちでも養護施設は経営しているらしく、最近では体の不自由な人のための補助器具を、IS制作の技術を応用して制作しているとか。

「こっちではちゃんといい会社になっているのね。内海さんとか鷲尾兄弟元気にしてるかな」

内海さんはまだしも、鷲尾兄弟はあんまりよく知らないけど、平和に過ごしてるといいな。

「で、次は葛城巧と葛城忍の葛城親子っと」

葛城親子は二人とも最初は物理化学者であったが、IS登場と共にIS制作に主軸を置く。

そして二人は日本人で初めての第三世代のISを創り上げることに成功したらしい。さすがだ。

そして今では親子二人でIS製作所である「葛城制作」えお立ち上げたそうだ。

一応IS制作、修理以外にも、日用品の修理などもしているらしい。

「こっちの世界では父さんと仲良くやっていけてるのか。よかった...」

正直こっちの世界でも悪魔の科学者とか言われてたらどうしようかと思った。

「最後にあのバカの事なんだけどなぁ、なにもなかった」

筋肉バカこと万丈の情報は何もないのだ。見た目うり二つの長瀬って格闘家はいたんだけどねぇ。

もしかしたら結婚して苗字変わったとか?そんなことないよなぁ...

もしかしたらあいつもこっちの世界にいるとか?...変な期待をするのはやめておくか、うん。

「さて、これであらかた調べ終わったかな?正直ここまで情報が出てくるとは思わなかったけど、それにこっちの世界にはスカイウォールなんてできてないことが分かったし、それだけでも満足だな」

こっちの世界にはスカイウォールの惨劇もなく、どこぞの異星人が襲撃してきた、なんて情報はなかった。

よかった、ちゃんと世界は創り直せたんだな...

あとISについて調べたらあの黒服の女性の事も出てきた。

名前は織斑千冬、第一回IS世界大会のモンドグロッソとやらで優勝した人物らしい。

しかも公式戦では無敗だとか。怖いし強いのかあの人...

今はIS学園の教師をやっているらしいし、今度からは先生って呼ばなきゃな...

「さて、そろそろ準備できるだろうし会場に戻りますかね!」

連絡は入っていないがそろそろだと思い、俺は図書館を出て試験会場に向かった。

 

***

 

「というわけでやりたいことも終わったので戻ってきました」

「そうか、ちょうどいいタイミングだな。私も貸家の準備が終わったところだ」

おお~、思ってたより早かった。流石に手馴れてるな。

そうだ丁度いいし聞いちゃうか、

「そういえば俺IS学園に入るわけなんですけど、貴女の事なんて呼べばいいんですかね?」

「なんだ、そんなことを調べていたのかお前は」

「いやほんと記憶ないおかげでいま世の中どうなってるかわからないからそのついでにって感じです」

「ふん、まあ先生とつければ何でもいいさ。この場ではまだ言わなくていいがな」

「わかりました。それじゃあ千冬さん、貸家ってどんな感じなんですかね?」

まあ学園内でもないのに先生ってのはな、まあ今は聞きたいことを聞こう

「貸家といってもマンションの一室だぞ。一応男が来そうな衣服と、テレビ、パソコン、エアコン、冷蔵庫、洗濯機はあるぞ。風呂とトイレはちゃんと分かれている」

「おー、凄い豪華ですね。あっそうだ、食べ物って何かありますかね?正直それが一番気になるんですが..」

「それについてだが、お前料理はできるのか?出来るなら調理器具と食材を用意するが」

「一応簡単な物ならできますね.まああんまりバランスはよくないんですけど」

「今が15時半か...ふむ、では今日の20時には最低限のものは用意してやろう」

「ありがとうございます」

昼飯食べれないのは仕方ないな。久し振りの料理だし何創ろうか考えておくか。

「そうか、桐生お前昼食をとって無いのか。ファミレスでも行くか?」

「え?でも俺の顔出ちゃまずいんじゃ?」

「なに。用意した服の中にフードがついているものがある。それでも来ていればバレないだろう」

「思っていたより雑だ...でも千冬さんが目立つんじゃ?」

「私も名前が知られているだけで一般市民だ。ファミレスを利用して何が悪い」

そういわけじゃないんだけどな...まあ折角の好意を受け取らないわけにもいかないしな

「じゃあ行ってもいいですか?今着替えてくるので」

「ああ。着替え終わったら車までこい」

そう言いながら千冬さんは車へ向かっていった。

さて、千冬さんを待たせる訳にもいかないしさっさと着替えますか。

 

***

 

というわけで着替えた。灰色のパーカーにジーンズ。うん、いつも通りの格好だな。

さてそれじゃあ駐車場へGO

「お待たせしました」

「地味だな。よし、では行くぞ」

 

 

というわけでファミレスに付いた。

「いらっしゃいませー。何名様でございましょうっっか!?」

凄い驚いてる。さすがの知名度だなぁ。こんなすごい人が俺なんか連れてて大丈夫かね?

「二名だ。席はどちらでも構わない」

流石になれてるのか千冬さんは淡々としている。

「で、では席までご案内します...」

店員さんが緊張と喜びですごい顔になってる。カズミンほどじゃないけどすごい顔だ。

「ではご注文がお決まりでしたらこちらの呼び出しボタンでお呼びください」

お冷とおしぼりを置いて

店員さんは別のお客さんの注文を取りに行った。

「さて、あまり長く居座ると面倒なんでな、さっさと食べて貸家に戻るぞ」

「わかりました。何食べようかな...」

ファミレスなんて生まれてから一度も来たことないなぁ。

飲食店なんてnacitaしかしらないしあそこメニュー少なかったしなぁ。

「私は決まったぞ」

うそぉん。さすがになれてるといつものメニューだったりするのかね

「じゃあ俺は...このチーズINハンバーグのBセットでお願いします」

チーズINハンバーグ。チーズが中に入ってるってことなんだろうけどどんな感じなのか気になるな。

「お前、ファミレスも来るの初めてか?」

「初めてですね。記憶がある中では言ったことある記憶はないですね」

「ふむ、せかして悪かったな」

「いえ、正直これだけの視線があると食べづらいですしね...」

そう今俺たちはほぼ全てのお客さん達から目を向けられている。

とんでもなく気まずいし食べずらい。しかも俺が男ってわかるから千冬さんのファンらしき人がすごい顔してる。怖い。

「お待たせしました。チーズINハンバーグのBセットと、アボカドクリームパスタ和風風味でございます」

おっ、来た来た。

「「ありがとう(ございます)」」

これがチーズINハンバーグか、見た目は普通のハンバーグだけど...さてさてお味のほどはいかがかな?

「「いただきます」」

さて急いで食べないとな。

 

***

 

「「ごちそうさまでした」」

美味しかったなチーズINハンバーグ。ただあれ早く食べないとチーズが固まっちゃって肉と搦めて食べられなくなっちゃうな。

今度はまた別のものを食べてみよう。

「ありがとうございます。...合計で1856円になります」

そういえば奢ってもらってしまった。まだ合ったばかりなのに。

「ありがとうございます。合って初日なのに奢ってもらってすいません...」

「子供が何を言うかと思えば、金がないのだろう?なら大人を頼れ。子供一人分の食費ぐらいはあるさ」

「...ごちそうさまです」

うーん大人の対応だ。

「さて、では貸家に戻るぞ。さっきに比べて視線を増えているしな」

「はい」

そう、入店した時はまだファミレスの中の人だけだったが、外に出るとかなりの数の人が離れた所からこちらを見ていた。

「本当にすいません、俺のせいでこんなことに」

「さっきも言っただろう、困っているなら大人に頼れ。子供のうちはいくらでも頼ればいいさ。それにお前、まだ私に隠していることがあるだろう?」

「えっ」

「その反応は図星ということだな?まあいい、学園に入れば嫌でも顔を合わせる。お前が話したいと思った時に話せばいいさ」

「...ありがとうございます」

すごいなぁ千冬さんは。簡単に嘘がバレちゃったよ。

 

***

 

「着いたぞ。食材と調理器具以外に何か欲しいものがあれば連絡しろ。出来る限りのものは揃えてやる」

「ありがとうございます」

「それとお前は今日から入学までの1週間外出禁止だ。これ以上目立つわけにもいかないしな」

「それじゃあ食品とかはどうすれば?」

「定期的に職員が渡しに来る。私もそこまで面倒見れるほど暇ではないのでな」

「分かりました。今日は本当にありがとうございました」

「ふん、何を隠しているか知らないがお前が思っているほど大人は無力じゃないぞ」

「...」

「ああ、あと明日にはISの参考書が届くはずだ。入学までに出来るだけ目を通しておけ。それと制服のサイズも明日職員が聞きに来る。偽らずにちゃんと答えろよ」

「そんなところで嘘はつきませんよ流石に」

「それじゃあまた学園でな」

「はい。織斑先生(・・・・)

俺のその言葉を聞いた織斑先生はフンッと鼻を鳴らしながらどこかに行ってしまった。

さて、食材が届くまでにまだ時間もあるし何かしたいけど本もあんまりなかったしなぁ...そうだ!




第二話どうだったでしょうか?
すこし会話が不自然な気がしますがまあこんなもので...
次回はビルドドライバーの現状解説回ですね
感想まってます
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