インフィニットビルド New World   作:海老天ぷら主

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「てぇんさぁい物理学者の桐生戦兎は新世界にきて、仲間たちの現在を知り今後どうするのかを考えるのだった」
「今回はあっさりしているな」
「ええまあ。そんなに話すことも無いですしね」
「今回はお前のISの初登場か。興味があるな」
「ISってわけじゃないんですがまあこっちの世界だとそうなりますよね」
「ではあらすじもここまでだ」
「どうなる第3話!今回はちゃんと言えたぞ」


are you ready?

というわけで今日はこれ以上することも無いしビルドドライバーの確認でもしよう。

最初確認した時は黒い腕輪で出てきたけど、ボトルがあるってことはベルトもあると思うしな。

「というわけでビルドフォンからベルトと何本かボトルを出すかな」

というわけで腕輪になったビルドドライバーと、ラビットタンク、海賊電車、スマホウルフ、タートルウォッチの8本のボトルを出す。

「さて、ビルドドライバーが腕輪なわけだけど...出でよビルドドライバー!!って、出るわけないよな」

とかおもってたら腕輪が光って無くなったと思ったら腰にビルドドライバーが巻かれていた。

「うおっ、ドライバー出てきた。腕輪を出してドライバーを出したいと思えば出てくるのかな?原理がよくわかんないし色々調べないとな」

まずはドライバーがちゃんと機能するかどうか。

「まずはベストマッチの確認。ラビットボトルとタンクボトル」

     『ラビット!』『タンク!』

        『ベストマッチ!』

「よし、ちゃんと音声はなるな。次は変身だけど、部屋の壁とか壊さないか...?まあいいや、物は試しだ!」

そう言いながら戦兎はドライバーのハンドルを回し、

『are you ready?』

「───変身!」

『鋼のムーンサルト!ラビットタンク!』

『イェーイ!』

戦兎の前後にあるランナーに付いている赤色と青色のパーツ。その二つのパーツを繋ぎ戦兎は身に纏う。

「よし!変身はいつも通り出来るな。壁とか壊れてないし大丈夫そうだ...?なんだこの表示?」

変身者が様々な情報を処理する画面に今までにはなかった情報が表示されている。

「まるでゲームのHPみたいな...っ!もしかしてこの世界に合わせてライダーシステムがISになったとか?」

まさかそんなことがあるわけないと自分でも思うが、今までにない情報がかなりの数表示されているしこの情報群、周りにあるものじゃなくて自分自身の情報って感じがするしなぁ。

「明日にはISの参考書が届くらしいし、その時確認してみますか。さて次はトライアルフォーム」

戦兎はドライバーに差さっていたボトルを抜き別にボトルをさした。

   『海賊!』『ウォッチ!』

「トライアルフォームの時はベストマッチ音声はならないっと。変身はどうかな...?」

そう言いながら戦兎は同様にハンドルを回す。

   『are you ready?』

「───変身!」

先ほどと同様に二つのパーツ、今回は緑色と灰色のパーツを身に纏う。

「よしよし。ちゃんと音声もなるし変身もできるな...ん?」

新しく増えていた表示のうちの一つである数字が少し減っている

「...フォームチェンジすると減るのか?」

少し試してみるか

 

***

 

「ふむ、海賊電車と海賊スマホフォームに変身してみたけど、ベストマッチのほうがトライアルより減る数字が多いな。減り幅としてはどっちも多くはないけどチェンジ多用すると結構減るな」

さてさて、フォームチェンジすると減ることが分かったけどこの数字の正体はわからず仕舞いだな。

なんて思っていたらインターホンが鳴った。

「おっ、食料が届いたのかな」

なんて思いながら俺は玄関に向かった。変身を解除しないまま。

「ハーイ」

「どうも!頼まれたものを届けに来ました山田真...耶...で...」

そしてそこで俺は気づいた。自分が今変身していることを。

「...どうも」

 

***

 

「はぁ、あの姿は戦兎くんが持つビルドドライバーという物で変身した姿だと...。すこし理解が追い付きませんが...」

「驚かせてしまい本当にすいませんでした」

「本当ですよ!もし関係者以外だったらどうするつもりだったんですか!」

「うぅ...」

油断してた。というか織斑先生であってもビルドの事は教えていないしどちらにせよダメだったな...

「まあここでもしの話をしてもしょうがないのでもう怒りません」

「ありがとうございます...」

「で、そのビルド?っていうのはISなんですか?

「その事なんですけど、俺にもよくわからないんですよね」

「分からない...?」

「はい。ビルドに変身した時の顔の前に色々な情報が出るんですけど、そこに今まで見たことない情報がいくつかあるんですよね。もしかしたら今回変身した時にISになっちゃったとか」

「ISになっちゃった...?前にも変身したことがあるんですか?」

あっ、やらかした。

「あーその、えっとですね...はい、あります」

「そうですか...ということは記憶がないっていうのは嘘?」

「いえそういう訳じゃないんですけど...分かりました。本当のことを言いますね」

もう言っちゃったほうが信用してもらえそう逆に。

「えっとですね、俺別の世界から来たんですよ」

「へ?」

「本当ですよ。別の世界でこのドライバーを作りました」

「...本当に本当ですか?」

「本当に本当です。急かもしれないですが本当です。念を押すようですが本当です」

山田さんに顔を近づけながら本当だということを主張する。

「ち、近いです!顔が!」

「あ、すいません」

「分かりました!信じます!信じますよ!...はぁ」

「ありがとうございます。正直織斑先生にも言えていないのでどうしようか迷っていたんです」

「えっ、織斑先生に行ってないんですかその事...?」

「はい」

山田さんの顔が少しずつ青ざめていった。

「もしかしてまずかったですか...?」

「とんでもなくまずいですよっ!なんで言わなかったんですかぁ!」

山田さんが泣き始めてしまった。

「い、いや本当は話すつもりだったんですよ!?ただ織斑先生も忙しそうにしてて言いずらかったというか...その」

「...わかりました。ただ織斑先生には自分で報告してくださいね...グスッ」

「うっ、分かりました。ありがとうございます」

「色々理解が追い付きませんが、その年で大変でしたね」

「え」

「他にもいろいろあったんでしょう?いいんですよ大人を頼っても。その年でそんなことに巻き込まれるということは、周りに頼れる大人がいなかったんでしょう?」

「...はい」

たしかに俺には頼りになる仲間がいた。しかしアイツにはいなかった。自分の中で抱え込むしかなかった。だから仲間を信じることも出来ず一人で戦ってきたのだ。

「これからは頼っていいですからね!」

さっきまで泣いていた人とは思えないほど頼もしく見えた。

「...ありがとうございます」

「いえいえ、これでも教師ですから!」

フンッと鼻を鳴らしながら山田さんは胸を張る。でかい...ん?

「教師?山田さん教師なんですか?」

「はい。戦兎君が入る1組の担任ですよ」

「そだったのか、それじゃあ山田先生って呼ばないとだめですね」

「まだいいですよ~、学園に入ってもいませんし」

「それじゃあ山田さん、今時間ありますかね?食材持ってきてくれたお礼に何か作ろうと思うんですけど」

「本当です!?いや~お昼ご飯食べる時間なくてもうお腹ぺこぺこで」

「それじゃあ調度いいですね。ただあんまり自信はないのでそこはご了承を」

「いえいえ、食べさてくれるだけでもありがたいですよ」

 

***

 

 

「「ごちそうさまでした!」」

久し振りに料理作ったかもしれない。

「どうでした俺のハンバーグ。すごい久し振りに作ったんですけど」

「おいしかったんですよ!これで久しぶりに使ったって言われるとすこし自信なくなりますけどね」

「本当ですか!?いや~そう言ってもらえるとうれしいですね」

「ふふ。そうだ、さっき言ってた今までにない情報ってどんなのですかね?」

「あっはい、なんか大きい数字とか目の前にある者の情報とか出てくるんですよね」

「あーそれはISにもある情報ですね。その数字はISのシールドエネルギーですね。簡単に言えば耐久値みたいなものですね、それがなくなった時がISの活動限界なんですよ」

「へー、ってことはやっぱビルドはISになったんですかね?」

「ん~それはちゃんと調べてみないとわかりませんね。IS学園ならそういう設備もあるのでわかるんですけどね」

「じゃあIS学園に入学したら調べてみてもらってもいいですか?」

「はい!おまかせあれです!あっでも、その前に織斑先生には今日のこと言うんですよ?」

「はい、今日はありがとうございました」

「どういたしましてです。何か用事があれば連絡をくれればIS学園の関係者がこちらに来ますからね」

「はい。それじゃあまた今度会いましょう真耶先生」

「はい!」

その会話を最後に真耶先生は学園へと帰って行った。というか今9時半なのにまだ仕事あるのか...大変だなぁ教師。

「さて、今日できそうなことも終わったしもう寝ますかね。その前に風呂だけど」

こうして忙しない一日が終わりを告げたのだった...

 




異世界から来たのは言うべきか迷いましたが言った方が話を広げやすい気がしたので言いました。
あと山田先生は戦兎と仲良くなってもらいます。それ以上はないけどね。
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